ブライアンとはいろいろあったけど、結構、時間を割いて一緒に観光してくれたし、その点は感謝してます。ただ、しばらく(あと1年くらい)ブライアンに会う気はしないけれど・・・。
一緒に回ってくれたブライアンがあきれるくらい写真も撮りました。それもこれも、このブログに掲載して皆さんにお見せするため。さすが(?)ニューヨークは自意識が高い人が多いのか、写真を撮ってると、こっそりしてるはずなのにすぐにバレて目線がばっちりカメラのレンズに向いてる人が何人か写ってる。。。チェルシーのレストランで撮ったときは、カメラの視界から外れようとテーブルの陰に隠れてる人もいるし・・・。ニューヨークです。
この左の人↓
まず、初日、地下鉄内でみかけたクラーク・ケント(スーパーマン似の)サラリーマンを激写。
久々にニューヨークに戻ってきて気がついたことがいくつか。
1. まず、夏の間って、ニューヨーカーの多くはバカンスなんだなぁっていうのを思い出した。特にジム通いを欠かさないような「チェルシー・タイプ」は、ゲイ・ビーチで知られるファイアー・アイランドに行ったり、フロリダのサウス・ビーチに行ったりすることが多い。マンハッタンも、どことなく閑散としてたような・・・。土曜の夜にイーストビレッジのゲイバーにいってみたけど、そこもお客の入りはイマイチだったし。
2. ニューヨーカーのファッションって、やっぱユーロ系。南カリフォルニアのビーチ、ジョックファッションとは全く違うねぇ。どんなに蒸し暑い夏でも、ピッタリ・ジーンズをはいてるあたりが、とてもニューヨーク的だなと。半ズボン、サンダルの人もいるけれど、上半身はポロシャツだったり、カジュアルシャツだったり、どこかユーロ。
そもそも、このピッタリパンツってーのは、最近の流行なんですかね?パンツが悲鳴をあげてるようなムチムチを何人も見かけた。
チェルシーを歩いてるときに見かけた男性。筋肉なのか、脂肪なのか、オシリがプリンプリンの人。
こんな人でもピチピチパンツで闊歩。歩くたびにチークがプルプルなので思わず写真を撮ってしまいました。このほかにも、「あんたにそのジーンズは無理やでー」って言いたくなる肥満児ですらピチピチジーンズをはいてる姿を見かけました。南カリフォルニアじゃーありえないファッション。
3. Hells Kitchenと呼ばれる地区(タイムズスクエアの西側。シアター・ディストリクトと呼ばれるブロードウェーの劇場が密集する地区の真西)は、かつて(ラテン系)貧困層が住み犯罪発生率も高い地区だったけど、新たなゲイタウンに生まれ変わってました。初日の夜は、このヘルズ・キッチンで夕食。僕がNYに住んでた頃、ヘルズ・キッチンにゲイバー1号店が誕生したってのがニュースになってた。それが今じゃ、この賑わい。ニューヨーク、というよりアメリカの街ってどこも常に変化が激しいね。安全・高級だった住宅街が移民の流入ですっかり様変わりなんてこともあれば、犯罪多発地帯にゲイや芸術家たちが住み始めておしゃれなお店やレストランができて都市開発されるっていう、まさにヘルズ・キッチン現象が起きることもあるし。
初日の夜のディナーは、ヘルズキッチンにあるfilm center caféで。
635 Ninth Ave
New York, NY 10036
www.filmcentercafe.com
やっぱりゲイのお客さんが多かった。メニューはボリュームがあったので、一人25ドルくらいでお腹いっぱいに。
オニオンスープ
ワカモーレ
キノコピザ
チキン・ダンプリング
夕食後は、これまたヘルズキッチンにあるゲイバー
The Ritzへ。
369 W 46th St
(between 8th Ave & 9th Ave)
New York, NY 10036
手前がバーカウンター、奥がディスコになってるけど、木曜夜9時という時間帯でお客さんの数は20人程度。中に入ったらブライアンのテニス仲間のアジア人がいた。「初めまして(nice to meet you)」と挨拶したら、「オンションテ」とフレンチで返事。「な、なんやねん、こいつ?!」。こうしたクイーンが多いのもニューヨークです。
この日は雨がずっと降っててビチョビチョになったし疲れてたので、早めにブライアン邸に帰宅。
2日目
ブライアンは一人ジムに行くというので、その間、チェルシーに新しくできたHigh Line Parkと呼ばれる公園に行ってきた。今回のニューヨーク訪問で一番の収穫がこの公園デビューだったかも。ブライアンによると3ヶ月ほど前に一般公開されたばかりの新名所とか。使われなくなった高架式の線路を公園に改造している。マンハッタンの景色が見渡せるし、都会の喧騒を忘れさせてくれるくつろぎの空間になってます。
地下鉄駅からチェルシーの繁華街を抜けてハイライン・パークまで徒歩で。
その途中で見かけたチェルシーの名所(?)チェルシー・ホテル
金持ちのゲイが通うという高級スポーツクラブ
DavidBartonGym
商業地区のチェルシーも、一歩角を曲がれば閑静な住宅街
公園そばのレストラン。ゲイタウンだけあり、イケメン率が高い
そしてようやく到着。ハイライン・パークの入り口
ただ、観光客が押し寄せてるので、そこまで静けさを味わえる空間にはなってないけれど・・・。ニューヨークって、やっぱ人口密集地域。ちょっといい場所だとすぐに人で埋まっちゃう。東京と同じだ。LAは土地がだだっ広いこともあり、空間と自然美だけは贅沢かも。
公園からはこんな景色も。エンパイヤーステートビルの天辺がのぞく
さながら空中散歩
アジアンとコケージアンのカップルも
一人たたずむイケメン。前から撮りたかったんだけど・・・
この丈の短さは、完全にユーロトラッシュ!
High Line Parkでの散歩を終え、ブライアンと合流してチェルシーにあるカフェ、
Vynlで昼食。
Vynl, 102 8th Ave. (☎ 212-400-2118; www.vynl-nyc.com), at 15th St.
ここのターキー・バーガー($10)が最高においしかった。ハーブがきいてて、炭火焼?したような香ばしさがありました。
こちらはブライアンがオーダーしたチキンサンド
レストランを出て、チェルシー界隈を散歩し、コーヒー通のブライアンがお勧めというコーヒーショップ、Café Grumpyへ。
224 West 20th Street, Manhattan
www.cafegrumpy.com
木彫りされたドア枠の入り口が、すでにおいしいコーヒーを連想させる。縦細の狭い店内に入るとコーヒーのにおいが充満してた。数席しかない椅子もすべて満席。とりあえず列に並んでコーヒーを注文。だけど種類が多いし、何をたのんでいいかわからない。当たり障りのないところでカプチーノかカフェラテにしようかなとブライアンに話していたら、Flat Whiteというオーストラリア発祥のコーヒーがお勧めだとか。
こちらがFlat White
見た目カプチーノだけど、ミルクの量がカプチーノより少ない。なので濃いエスプレッソ・コーヒーの味がミルクで損なわれず、本当に深いコクのあるコーヒーの味が堪能できる。このカフェに来たら、是非Flat Whiteを注文してみて。
こ洒落たコーヒーショップはイケメンのたまり場でもあります。数分間いただけで、こうしたニューヨークっぽいオールタナティブ系が何人も入店。こういうタイプは南カリフォルニアにはなかなかいません。
夜は、イーストビレッジにあるタイレストラン、
The Holy Basilへ。
149 2nd Ave
New York, NY 10003-5760
(212) 460-5557
昨晩、ブライアンとフックアップしたジャスティンのお勧めだとか。彼、イーストビレッジに住んでるだけのことはあり、いろいろとこの界隈のいいお店をブライアンに伝授してる模様。
僕らが頼んだのはダック春巻きとパッタイ。
パッタイは普通だったけど、ダック春巻きは美味。あと、満席だったのでバーカウンターで食事を取ることに。タイ人のバーテンダーがカクテルを作りながら話しかけてきた。長身でハンサム。最初はブライアンに興味があるのかと思いきや、後半、僕のほうに質問攻め。「どこから来たの?」「何人?」などなど。あと、僕がたまたま頼んだタイ・ビールChang。
ダック春巻きとChangは、このタイ人バーテンダーのお気に入りなのだとか。タイビールとして有名なSinghaよりもコクのあるラガービールでおいしかった。
レストランを出て、ブライアンは開口一番、「he’s sticky rice!」。ブライアンって大人気ない、、、。