KAZUの世界へようこそ

自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群:ホームスクーリングや退学勧告を乗り越えて、高専に合格した息子の物語です。

忘れたぁ( ;´Д`)

2015年09月29日 22時31分08秒 | 日記
今週は仕事がとても忙しく、
特に夕方は余裕がありません。

昨日はYUKAのお迎えを
覚えていたつもりなのに
その時間、何をしていたのか
記憶にないくらい忙しかったです。

YUKAがバスの進行状況をメールで知らせてきて
それに合わせて迎えに行くのですが、
気がついたらすっかり時間を過ぎていて
結局自力で自宅まで帰ってもらいました。。。



本日は事前にスタッフのみんなにも伝えて
「絶対に5時に迎えに行くからぁ。。。
一時的に抜けさせてねぇ。。。」
と言っていたので、そこまでは大丈夫だったのですが。。。



その後、KAZUの学校に電話する約束を
すっかり忘れておりました。。。

まだまだ順応できていないので、
絶対に電話するよ!!って約束したのに
これまた忙しすぎて、
気がついたら19時過ぎていて
本日は電話ができませんでした。。。


KAZU。。。
ゴメンよ。。。( ;´Д`)


明後日主治医の受診日なので、
明日午後帰宅予定なのですが、
明日は職業体験日で学校には朝からいないし
連絡の取りようがない。。。

本当にごめんよ。。。

ちなみに明日は夕方に
職業体験場から、バス停まで
先生が送迎してくださり、
バスと電車を乗り継いで
2時間かけて帰ってきます。

木曜日は受診日

金曜日は特別にお休みをお願いし
自宅でお勉強。。。となりました。


昨年合格していたROCKETから
学習教材の提供をしていただけることになり、
勉強道具はあるので
有意義に過ごしてもらいます。(•̤̀ᵕ•̤́๑)ᵒᵏᵎᵎᵎᵎ

一足早く

2015年09月24日 05時30分28秒 | 受験・学校
シルバーウィーク最終日の23日、
KAZUは学校に戻って行きました。

実はお休みが1日短くて、
本日は学校に到着後、すぐに
実力テストがあるのです。

「実力テストだから、復習とかしないで
オレの実力を出してやれば大丈夫!」
って、この連休中は塾以外は
ほぼ何もせず。。。(^◇^;)

でも、休日のタイムスケジュールを書くときは
「勉強」って書いておこうかなぁ。。。
と言っているところを見ると
ちょっと反省しているのかもしれません。







で、帰ったばかりでしたが、
夕方学校に電話してみました。

先生の方からしばらく電話して~と
言ってくださっていたので、
気軽に電話ができました。


「KAZUが家をでてからしばらく
Limが勝手口の前に座り込んでいて、
KAZUの帰りを待っていたよ~」


「えぇ!!じゃ、心配させたらいけんから
オレ帰るよ!!」


「オイオイ。。。
どっちにしても、土曜日にはまた帰るじゃん。
今回は明日と明後日頑張れば、もう帰れるね。」


「うん。。。でも塾がある。。。」


「嫌なん? じゃ、行くのやめる?」


「オイ!!!」

今日のKAZUはちょっと明るめでした。
これなら今週は大丈夫そうです。


寮生活と服薬管理

2015年09月23日 08時08分59秒 | 受験・学校
寮生活をしているKAZUのとって、
毎日の服薬管理が重要なポイントになります。

KAZUの学校では、医療機関から処方された薬と
一部の整腸剤・鎮痛剤に限って持参が許可されています。

薬はすべて学校での一括管理され、
食事の際にひとりひとり配布され、
その場で服用することになっています。

だからKAZUのように多種服用する場合は
事前に薬局で一包化してもらうと便利です。

この一包化は処方箋を出す際にお願いすれば
たいていの場合はその場で一包化してもらえます。

少々手間賃がかかる場合がありますが、
間違えないためには欠かせません。

また、薬ができあがるまでに時間がかかるので
処方箋を預けておいて、後から薬を取りに行くことも
可能です。

で、これがKAZUの今週の1日分の薬です。



常備薬と風邪薬は分けてもらっています。

色分けラインも頼めば入れてもらえます。

印字に関しては、
最新の分包機を取り入れている薬局では
薬品名・処方日・病院名・医師名など
何行にもわたって印字ができるそうですが、
情報が多いにも目にうるさいので
我が家ではこの程度で十分です。


そして自宅で名前をスタンプします。

このハンコは介護用ですが、文字がはっきりしていて
サイズも数種あるので便利です。

漢方薬はアルミパウチで普通のスタンプでは
インクがつかないので、油性タイプのスタンプを
使います。これもセットされています。

[あさ][ひる][ゆう]のスタンプかわいいでしょう

本来は幼稚園児の名前用のオーダーはんこですが、
[あさ][ひる][ゆう]とオーダーして
このようなハンコが完成しました。

手間はかかりますが、
全体間違って欲しくないお薬のことだけに
手を抜いてはいけないと思います。








ありがたい人間関係

2015年09月20日 06時23分58秒 | 日記
金曜日か土曜日に帰宅するKAZUは、
週末を忙しく過ごします。

昨日は、朝から鍼灸治療
犬を美容室に連れて行って
その後、耳鼻科受診
昼過ぎには、美容院でカット
夕方からは、塾に向かいました。

KAZUのような子には、
このようにスケジュールが
いっぱいになると心に余裕がなくなって
辛い顔をします。

でも、それぞれの場所でお会いする方は
すべてKAZUの様子をよくご存知で、
時間に融通を利かせてくださったり、
様々な配慮をしてくださいます。

鍼灸治療では、KAZUの学校での様子や
体の変化をじっくり観察していただき、
特にKAZUの気になっている筋肉のバランスについて
アドバイスをもらいます。

耳鼻科では予約をしているので
待ち時間はなく、
また喘息の状態も安定しているので
1ヶ月分のお薬をいただいて帰りました。

美容室は事前にシャンプーして出かけ
30分の滞在

塾も特に開始時刻は決まっていないので
勉強を始めてから一区切りするまで
昨日はだいたい2時間半頑張りました。




KAZUと話をしたこと。

今のKAZUを支えてくださっている
病院やその他の地域の皆様や
学校の先生方
療育に関わってくださる皆様

どの方もKAZUの頑張りを
よくわかってくださっていて
いつも応援してくださる方ばかりです。

そして、KAZUが心から信頼している方ばかり。。。

そういう方々に恩返しができる
大人にならなきゃね~なんて
話をしながら1日を過ごしました。






すっきりしたLimです。
すっきりしすぎて、ちょっと寒いのか
布団に潜り込んで寝ています。



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連絡帳

2015年09月18日 22時41分55秒 | 受験・学校
本日、無事、KAZUが帰ってきました。

3時に最寄り駅から直接塾に向かっていると知っていたので、
5時に塾に迎えに行きました。

「あ、お母さん、今日は6時まで頑張る予定です。」
先生の言葉を苦笑いで聞いているKAZUの顔は
随分柔らかでした。

「じゃ、6時に迎えに来ます。( ^ω^ )」
と言って一度帰った私は
再び6時に迎えに行きました。


どうやら、KAZUは、先生が私と電話で話をしたことは
知らなかったようです。


KAZUは普段通り、私に学校から配布された
連絡袋を渡してくれました。

その中には連絡帳が入っていました。



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9月17日 木曜日

今日は2回ほど無断で飛び出してしまって
すみません。
なくすように努力しますので
できるかぎりおねがいします。

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そして、先生のコメントは




ーーーーーーーーーーーーー

大丈夫!大丈夫!
先生達に自分の思いを
伝えてくれてありがとう。
一緒にやっていこうね。

ーーーーーーーーーーーーー

と書かれていました。



「何かあったの?」と聞くと、
「ちょっと、我慢できないことがあったけど
先生とちゃんと話ができたから大丈夫!」
とゲームをしながら答えてくれました。

「ちゃんと話を聞いてくれた。
困っていることを一緒に解決していこうと
言ってもらえた。よかった。。。」


穏やかな表情でした。











実はその後、仕事に戻った私が再び帰宅したのは
午後8時。。。


お腹を空かせているだろう。。。
もしかしたら、冷蔵庫を漁って何か食べているかも。。。

なんて思っていたのですが、

KAZUはお菓子を食べまくっていました。。。





ダイエッターのリバウンドみたいです。


「だって、普段はパッサパサのクッキー2枚とか
ポッキー二本とかしか食べられないから。。。」


明日のおやつはプリンの予定です。

明日はYUKAは学校で文化祭の準備があります。

帰宅時までプリンが残っているかは不明です。。。




命の恩人

2015年09月17日 22時08分12秒 | 受験・学校
先ほど学校から電話がありました。

担任の先生からでした。

私は今日のこの電話の内容を一生忘れてはいけないと思い、
ここに記すことにしました。


今日、KAZUは先生に「退学したいです」と申し出ました。
泣いたり、怒ったりせず、静かに話し始めたようです。

KAZUはその理由をいくつか挙げました。

(1)
この数週間ずっと耐えてきたけれど、
授業中の騒がしさに我慢ができないことがある。

主治医の先生から、我慢ができないことがあれば、
一時的に避難スペースに行って、
クールダウンしなさいと言われてきたけれど、
今までの学校ではそれをやり続けたら
結局は「授業に参加しないなら学校には来る意味がない」と
叱られた。。。結局退学に追い込まれた。。。

現状、この学校でも時々耐えられないことがあり、
このままではここも退学させられる。。。

これ以上、叱られないためには、僕が去るのが一番だ

(2)
僕は高専に進学するための内申点が欲しくて
この学校に編入した。

でも、このままだといつか
パニックを起こしてしまう気がする。

内申点が取れなければここにいる意味はないし、
高専でもやっていける自信もない。

みんなの中で生きていくのは辛いし、
将来会社に入って働く自信もない。。。

(3)
僕は24時間管理された環境の中で
時間をどう使ったらよいかわからない。

高専に行くための学力を身につける時間

ストレスを発散するために
大好きなプログラミングの本を読む時間

筋トレをする時間

限られた自由時間をその配分で使ったらよいか
なにか正解か?わからない

(4)
人との関わりについて

授業中に寝ている子がいる。

授業中に先生にタメ口で話をしたり
授業に関係ない話をする子がいる。

僕はそういう子は間違っていると思うけれど、
今までは僕が注意をしたり、先生に改善を求めると
逆に怒られることばかりだった。

正直、僕は何が正解なのかわからない。。。

先生がなんで僕を怒るのかわからない。。。

生きる意味がわからない。。。




KAZUは自分のことがよくわかっています。

なぜ先生に叱られてばかりだったのか。。。

なぜ退学になったのか。。。

世の中が理解できない自分が
なぜこのまま生き続けなければいけないのか。。。

KAZUは今の日本がKAZUにとって、
生きづらい場所だってことがわかっているのです。






でも、ここからが今までと違いました。

先生はKAZUの話をじっくりと聞いたあとで
ひとつひとつ丁寧に咀嚼するように考え
提案をしてくださったそうです。



学校は4つの避難スペースを用意してくださいました。
それも、KAZUが行きやすい場所ばかりです。
KAZUはいつでも、何時間でもその場所にいることが
可能であることを保証してくださいました。

そして、KAZUの最大の不安要素
授業に参加しないことが、
内申書にどう響くのかといったということについて
「評価の対象となる「関心・意欲・態度」というものは
教室にいることで評価が上がるわけではなく、
その科目にそのものに対する「関心・意欲・態度」を
重要視しています。だから、教室での一斉授業が
無理でも、それに匹敵する努力が見られたら
十分評価に値します。
だから、心配せずに、遠慮せずにSOSを出してください。」
と答えてくださったそうです。

おそらくこの話しだけで、50%以上不安がなくなったでしょう。



つぎに、時間の使い方についても
細かく提案してくださり、
目標に向かって一緒にやっていこう
(がんばろうと言ってはいけないと思って
一緒にやっていこうという言葉を選びましたとのこと)
と伝えてくださいました。



人とのコミュニケーションについては
ここでは、頭ごなしに否定されることは絶対にありません。
疑問に思ったことはいつでも聞いてくれればいい。
先生はいつでも待っているし、
なにが正解なのか、一緒に考えていこう。


KAZUくん、君は興味のある分野においては
豊富な知識と探究心で
ちゃんとコミュニケーションを取ることができますね。
まずは共通の話題の持てる人を見つけよう。
先輩でも、後輩でも、先生でも、誰でも
共通の話題があれば、対話が生まれるよ!


そのほかにもKAZUが困っていること
悩んでいること
どうしたらよいかわからないこと
大きなことから小さなことまで
ひとつひとつ丁寧に
解決してくださいました。




今朝、寮の前で呆然と立ち尽くすKAZUを見つけた先生は
その後、数回に分けてじっくり話しをしてくださって
KAZUの眉間のシワが笑顔になるまで
ずっと寄り添ってくださいました。



そして最後には
「僕はここで頑張りたい。
高専に合格できるよう、全力を尽くすので
よろしくおねがいします。」
といった言葉で終わったそうです。




先生は見事にKAZUの心を掴んでくださいました。
KAZUの命の恩人です。


「もちろん、楽観視はできません。

これからも山あり谷ありで、
なんども立ち止まったり、
逆走したり、
悩んだり
苦しんだりするでしょう。

今までは教員の言動に怯え、
いつも顔色を伺い、
ストレスを抱えっぱなしの学校生活でした。

障害が起因と思われるコミュニケーション能力の
欠如により、必要以上に叱られた
疎まれ、正当な評価を受けることができないばかりか
パニック時に羽交い締めにされたり
連行されるという人格を否定するような
体験が続き、教師という大人を信じられなくなったのも
当然でしょう。

でも、卒業までの1年半の間に
ここが居場所だって思えるように
人生、生きる意味があるって思えるように
自分の根っことなるものをしっかり育てていきたいと
思っています」

と語った先生は
私の心もグッと掴んでくださいました。


「僕たちはいつもKAZUくんの眉間のシワを
気にかけています。
あのシワが取れたら、
KAZUくんは学校を楽しめるでしょう。

だから、お母さん、
当分の間、週に数回に、学校に電話をください。
KAZUくんと話をしてください。

問題を早期発見し、
一緒に解決していきましょう。」


もちろんです☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

毎日でも電話します。

KAZUが「もう電話してくるな!!」って
苦笑い😅するまで。。。。


1mmだけ。。。

2015年09月16日 20時24分32秒 | 受験・学校
今日は5時に学校に電話をする約束をしていました。



でも、私の肘の痛みが悪化したので
病院に腱鞘内注射をしに行ったり。。。

(先生に注射してみる?って言われ、お願いしたら、
注射直前に「逃げるなよ!!」って言われて、
その後にズキューーーンと痛みがきましたぁ( ;´Д`)
でも、とりあえず、今は痛みなし。。。





その後にYUKAを迎えに学校に行くことになったりで
気がついたら6時でした。

気付いたYUKAが「電話するんじゃないの?」
って言ってくれて、慌てて電話をしたところ、
現在食事中とのことでした。

「では、30分後にまた電話します。」って言って
電話を切り、電話をかけ直しました。






「KAZUくんがお待ちです」って先生に言われ
取り次いでもらうと、昨日より幾分声のトーンの高い
KAZUが出ました。

「いっぱいいっぱいが10として、どの程度?」
という問いに対して、
「12」と答えるKAZU。

でも、確か、昨日は「18」って言っていたから
「ちょっと減った?」って聞くと、
「うん」と返事がありました。

「あと2日だねぇ。。。」
「うん。。。」

「頑張ってるねぇ。。。」
「うん。。。」


ひとしきり話をしたあとで、



「明日は7時まで仕事なんだけど、何時に電話しようか?」
というと、
「だったら、お仕事がんばって。
どうせ、あと2日だし。。。大丈夫だよ。」
と答えてくれたKAZUです。


昨日より1mm順応したかも。。。

1mmでも1ヶ月で30mm

10ヶ月経ったら300mm


それでいいじゃない?

SOS続きます。。。

2015年09月15日 18時09分34秒 | 受験・学校
今週に入り、2日連チャンでSOS電話がありました。

今週は駅で送る際もあまり気乗りしない様子だったので、
放課後、先生に頼んで電話をさせてもらってと伝えました。

「ムリ。。。」

第一声がこんな感じでした。

どうやったらイライラせずに居られるのか?
一向に順応できない自分が許せない。。。

今までの中学だって
順応するのに随分時間がかかったし、

今までは大好きなクラブがあったけど、
今回はそれもなく。。。

しかも寮生活で自由も少ない。。。


頭ではわかっているんです。
自分の置かれた立場と
将来の進路を考えたら
現状が一番の近道だってこと。。。
でも、今がいっぱいいっぱいなので
先のことまで考えられないのが現状です。





毎日10分程度話をしています。





週末はシルバーウィークですね。


それまでもうちょっと頑張って欲しい。。。
祈るしかない私です。

二度目の運動会

2015年09月14日 21時33分15秒 | 受験・学校
週末の二度目の運動会、無事参加できました。

小さな学校なので、
生徒・保護者・生徒・保護者。。。
といった感じに次々と種目があり、
全校生徒の何倍もの方が
地域の敬老会、町内会から参加される
楽しいイベントでした。



【全校生徒のでやる綱引き】



準備は中学生担当なので、
なんどもなんどもグラウンドを往復します。

テキパキとした行動に感動でした。

「あ、KAZUが旗持ってやってきた!!」

「あ、ちゃんと行進してる!!」

「ソーラン節、ちゃんと踊ってる!!」

ひとつひとつ、興奮しながら見ました。
ウルウルきました(ノ_<)

そして、KAZUを盛り上げるために、
保護者競技に私とYUKAも積極的に参加しました。






借り物競争。。。

私と同じ組の方は男性ばかりだったので、
ビビっていましたが、話を聞いていると
敬老会から参加の70代と80代に挟まれる感じで。。。

私は「60歳の女性2名と手をつないでゴールする」
という指令をこなしました。

「70代の男性2名と手をつなぐ」60代の男性とか。。。
「鼻眼鏡の先生をさがしてくる」とか。。。
「ウサギの耳をつけてゴールする」とか。。。
笑いっぱなしの借り物競争でした。


有志参加のリレーでも、60代の女性や
お子さんをおぶったお母さんとかもいて、
「窓際のトットちゃん」にでてくるような
記憶に残る運動会だったとおもいます。





なんとか無事終えることができた運動会。。。


その後のBBQに参加せず、
そそくさと帰ろうとするKAZUに
物足りなさを感じながら。。。
でも、前日のSOSからすると、
すっごくすっごく頑張ったんだから、
肉を買ってお祝いしなくちゃね。。。

祝、新たな1年!!

2015年09月13日 18時41分03秒 | ごあいさつ



この写真を絶対に使おうと決めていたのですが、
バタバタしていたら、日にちが過ぎてしまいました( ;´Д`)



実は、このgooブログにお引越しして
1年が経過した記念日であります。



先ほど確認しましたら、今までに訪問したくださった方が
13000名以上でした。

本当にありがたいことです。



この【◯◯◯クマ】、触りごごちが良くて
衝動買いしたのですが、
ちょっと普通と違う子なんです。。。
気付いた方います?



















実は。。。



















こっちが普通の子です。









耳の縫製ミスです。







でも、この子は私に安らぎと温かさを与えるという仕事を
立派にこなします。



そして、私の元にやってきたことに
私はなにか特別な意味を感じています。











ちょっと普通と違っていてもいいでしょう。

この子はいつも私のそばにいてくれる大切な存在です。

2学期最初のSOS

2015年09月13日 10時35分28秒 | 受験・学校
金曜日の夜、KAZUから電話がありました。

「今から迎えに来てくれない?」

SOSです。。。



電話は職員室から掛けているようで、
先生の声も聞こえてきました。

「どうしたの?辛いの?」

「うん。。。」

「やっぱり眠れないの?」

「うん。。。」

「帰りたいの?」

「うん。。。」

「なんで?」

「・・・・・・・・」

「言えないこと?」

「来てくれたら話すから。。。」

「友達関係?」

「ううん。。。」

「先生?」

「ううん。。。」

「自分の気持ちの問題?」

「うん。。。」

「苦しい?」

「うん。。。」

もちろん、いきなり来いといっても無理なのはわかっている様子で
しばらくこのやり取りをしていると、KAZU自身で提案をしてきました。

「明日、8時半頃に来てくれない?」

翌日は運動会で、どちらにしても応援に向かう予定でした。

だから、予定時刻より少し早いですが、
がんばって早起きして学校に向かいました。






学校に8時に到着した私は寮で荷物の整理をしたあと
教室に向かいました。

先に先生とお会いできたので
昨日の電話について説明を受けました。



辛さの原因は感覚過敏でした。

一つは運動会で披露するソーラン節を裸足で行うということ。

素足を極端に拒むKAZUは、サンダルでも靴下を履きます。
素足でグラウンドに入る痛みと、
万が一怪我をしたらという恐怖で
どうにもならない様子でした。


そして、もう一つは言葉の暴力。。。

KAZUは人を傷つけるような言葉を耳にすることに対して
人一倍反応します。

自他の境界線がはっきりしていないというのが
KAZUの特性のひとつでもあります。

今までも、自分に向けられた言葉ではないけれど、
他人が他人に発する言葉も
すべて自分が受け止めるところがあって
それを聞いているだけで
針が全身を突き刺すかのような感情になり、
やがて痛みに耐えきれなくなるのです。

虚栄心が強かったり、
自己顕示欲が強い人の中には
他人を貶めることによって
自分の位置を相手より高めようとしたり
対話中の相手に相手が傷つくような言葉をぶつけ、
さらにそれで相手が傷ついていることに
気付いていない人がいます。

KAZUはそういう人のそばにいることが
耐えられないのです。

ひとつひとつの事象は些細なことでも、
それを1週間聞き続けると、
KAZUは完全に疲弊してしまうようです。
心が汚れていく気がするといいます。
それが辛いのです。


運動会前の慌ただしい時間でしたが、
30分以上じっくり話をして
その後、先生に報告に行きました。

私たちの新生活

2015年09月11日 08時05分37秒 | 日記
KAZUが新しい学校に通うようになって
2週間になります。

KAZUも寮生活は初体験ですが、
私たちの家族もKAZU抜きの生活初体験です。

もっとも、KAZUの場合は、
毎週帰ってくるわけですが、
そのON・OFFも私たちにはよい方向に
働きつつあります。

KAZU抜きの生活を始めてみると、
思わぬ発見があります。

【食 事】
世のお母さんはわかると思いますが、
お父さんがいない日の食事は
ちょっと違いますよねぇ。。。
私とYUKAだけになった我が家の食卓は
かなり質素になりました。
(二人ともコッテリは苦手です)
一方、KAZUのこだわり特有で今まで一緒に
食べられなかったキムチなどが
気軽に食卓に上がるようになりました。

【洗 濯 】
これが一番違いますよ。
KAZUは着替え大好きな清潔少年で、
朝・帰宅後・トレーニング後・就寝前と
1日に4~5回は着替えます。
その度にシャワーを浴びるので、
タオル・下着・シャツ・ズボンと
KAZUの洗濯だけで洗濯機を
一回まわすこともしばしばでしたが、
帰宅時の洋服だけ洗えばよいので
助かっています。

【関わり方】
正直、KAZUのような子を育てるには
パワーがいります。
社会のルールや人との関わり方を
学ばせるため、何時間も話をしたり
療育や通院など私の時間も拘束されます。
勉強もやり方を理解できるまでは
つきっきりでした。
だから、YUKAはかなり不満
抱えていたと思います。
障害や病気を抱える子を兄弟に持つ子は
みんなそう感じていることでしょう。

しかし、今回のことで、YUKAは
平日は私を独占できるようになりました。
私たちは毎日沢山会話をするようになり
夜の大半の時間を一緒に過ごします。
優花のリビングでする勉強時間も
随分増えました。
一方、私とバトルする時間は減り、
将来の話や人生についてじっくり話をする
時間が増えました。
KAZUに対する優花の考えも少し変わってきて
KAZUが家にいるときはKAZUのケアを
重要視してくれるようになりました。

日常生活に大きな変化があり、まだまだ慣れませんが
それでも確実に毎日前進していることを
実感している私たちです。

初帰省を終えて

2015年09月08日 19時40分00秒 | 受験・学校
入学後、初の帰省を終えて
本日無事学校に出発しました。

この週末は学校に持参した勉強道具を
すべて持ち帰ってきたので
ちょっと期待をしましたが、
塾に2日各3時間行った以外は
勉強はせず。。。
プログラミングとゲームと読書と
スポーツジムに没頭していました

重たいだけなので、次回からは置いて帰れば?
というと、
そうする( ^ω^ )と答えていました。

学校では空き時間や放課後に
教科書の違いからくる学習内容の不足を
補習していただいたり、
塾の教材(英検や入試問題の過去問)を
先生に質問したりして過ごしたそうです。
個を大切にする学校なので、
やる気のある子にはしっかり教えてくださいます。

週末に行った塾では先生との話し合いの結果
入試に必要な分野に絞って勉強を初め、
3年の夏までに受験勉強を完成させることを
目標にしたそうです。

そうですKAZUには行きたい学校が
明確にあるのです

前の学校には通っているときから
高校は内部進学せず、
やりたい科目が専門的に学習できる
高専への進学を希望していたので、
どちらにしても高校受験は
視野に入れていたのですが、
学校を変わったことで気持ちもリセットし、
1年半後の入試に向かって
猛ダッシュをすることにしました。

宙ぶらりんだった夏も近県の高専を見学し、
より明確な志望を持つことができたKAZUは
塾の先生に自ら説明し、
高専合格に向けて特別プログラムを
組んでいただきました

自宅から通学できる高専はないので
どちらにしても寮生活

青天の霹靂と思えた今回の転校も
結果的には高専生活(もう受かる気でいる。。。)の
準備と思えば神様が勧めてくださった道とも思えなくもない。。。
(違いました。青天とは言えませんでした

話が大きくそれましたが、
とにかく寮生活に入ったKAZUが
帰省に求めたのは。。。







山奥の学校で、
自分たちで畑を耕したり
田植えもするので、
とてもヘルシーな食生活ですが、
やはり成長期の中学生は
肉=牛肉を欲するらしく
私は安くボリュームのある肉を求めて
スーパーにダッシュしました。

祖父も気を使って
KAZUの大好きなマグロの赤身をプレゼント
してくれたり。。。

ちょっと最初におもてなししすぎたかしら?
と思えるくらい好物を食べさせて送り出しました。

通い始めた学校ですが、
来週末はなんと運動会

さっそくロングドライブ
行かなくちゃいけません。。。

そして、帰りはを買って。。。

第1週目、終わったよ。

2015年09月05日 06時31分03秒 | 受験・学校
昨日、無事第1週目を終えて帰ってきました。

結局連絡は何にもなく、帰りに塾に行ったのかどうかもわからない。。。

で探してみると、
使っている形跡はないので、自宅には帰っていないのでしょう。。。

どの後、YUKAを迎えに駅に行った時に
こっそり塾を覗いてみると、靴があったので、
そのまま一度帰りに、塾開始後3時間経った頃に
改めて迎えに行きました。

「あぁ、お母さん、KAZUくん、とても集中していました。
来週から学校に宿題も持っていきたいというので
今、用意をしています!!」



あんなにイライラしていたのに、
ちゃんとしているじゃん???

そうです。。。
それがKAZU。。。
周りが慌てていることには本人は
落ち着いていて、取り越し苦労。。。



帰宅後、連絡帳を見せてもらうと、
事件のあった木曜日にKAZUは
「今日は感情を爆発させて、
不適切な行動をとってしまい、
すみません。」
と書いていました。

それに対して、先生が、
「いいんだよ。しんどい思いがあれば
溜め込まないで、教えてね。
1週間がんばりました。」
と書いてくださっていました。

「いいんだよ」というコメント、
初めていただきました。


KAZUの居場所がここだとはっきりわかった瞬間でした。


そういう心から安心できるコメントを言ってくださる
先生がいるこの学校なら、卒業まで無事通えるのではと思います。


そして、それがKAZUの人格形成にとってもプラスになることだと思います。

第1週目

2015年09月04日 06時02分41秒 | 受験・学校
第1週目が半分過ぎました。

KAZUからは一度も連絡はありません。

連絡がないのはよいことなのかどうなのか。。。

いつものようにハラハラしながら待っていました。

そして、昨日、学校から電話がありました。

「ちょっと様子をおしらせします。」といった感じで始まった会話。。。

火曜日に出かけて、金曜日に帰る予定なので、
電話があった木曜日は折り返しで、あとたった1日でした。

でもKAZUは数学のテストの時間からなんだか硬い表情。。。

表情が豊かなので、誰に目にも明らかな様子をだったそうです。

先生はこう考えました。

もしかして、数学のテスト、失敗した?
授業中、何かあった?
友達とのトラブル?
寮生活が辛くなってきた?

私でもそう思います。
いろいろ考えてもこのくらいしか思い当たりません。

だから、先生はその4点についてKAZUに声を掛けました。

最初、KAZUは黙って何も答えませんでした。

ただ、リュックにいつもより多めの荷物を入れているのを発見し、先生は少し気になったようです。

まさか脱走?
こんな山奥で?

次の時間は運動会の練習でした。

先生は、リュックには触れず、
「今日はちょっと疲れているようだから、
木陰で休憩しよう( ^ω^ )」と声を掛けると
本人も素直に従ったそうです。

そして、隣に寄り添う先生には、ぽそっと話した内容が。。。


「せっかく帰れるのに、帰りに塾に行かんといけん。。。
しかも3時間も勉強せんといけん。。。」


∧( 'Θ' )∧!!



学校の話ではない????


そうです、先生、それがKAZUです。。。


学校には何にも関係ないことでも、
一度悩んだら、周りを巻き込むくらい
情緒不安定になるのです。。。( ;´Д`)





「確かにそのような計画になっていますが、
疲れが酷いようなら一度帰って休憩を取ることも、
お休みすることも可能なので、帰りに電話して来なさいと
説明をしてください。ε-(´~`; )」




塾は絶対に必要なものではないし、
それがストレスになるなら、今は行かなくてもよいと考えているのですが、
さすがにお月謝が高いので、自分のためになるなら続けるけれど、
辛いとか、面倒とか考えるならやめればいい。。。
でも、行くって宣言したのに、毎回グズグズいうのはやめてくれ!!って
私が言っているから、言い出しにくいのでしょうね。



でも、塾がストレスになって
学校の先生を振り回すような言動や行動をくりかえすようなら
きっぱりやめるのもアリかなぁと考えています。



これがまた不思議なところで、
一旦行ってしまえば、結構楽しくやるんですけどね。。。


さぁ、今日は一体どうするでしょう