まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

ATARU CASE 05

2012-05-14 23:53:18 | ドラマ

CASE 05

『本当にあった透明人間事件』





大学で精神科講師・桂井まどかの説明を聞く昇たち学生。

助手の浅尾は手際が悪く・・・

教室を移動する時、昇は資料を忘れ取りに戻る。

資料を取って来て教室へ行こうとした昇は、

階段から転落する植松教授を目撃。

浅尾もその場にいた。



帝都医大で事件があったと連絡を受けた沢は大学へ。

その頃、チョコザイも大学の事件をニュースで見た。


「Mission acccepted」



大学で捜査が始まる。

沢は昇に現場で状況を聞く。

見たのは一瞬で植松を突き落としたとこは見てない。

しかも昇は浅尾の影になってた。



放送で植松が落ちた時間に近くにいた人を呼ぶ。

しかし浅尾は来なかった。

精神科教授の門倉は自分の研究室から107教室へ。

桂井も107教室へ向かっていた。

生徒たちは既に107教室にいた。

昇は実習室から107教室へ向かっていた。

107教室では新薬の説明会があったらしい。

優志製薬のMRの北見が説明会を開いた。

そこへ舞子も登場。


「何しに来た。 まだ捨て山になってないぞ。」


「あ、僕が電話しました。 姉なもので。」



その頃、浅尾はエレベーターの前に。

乗ろうとしたらチョコザイが乗っていた。

浅尾を見て何かを思い出したチョコザイ。

「アタル」と呟き、扉が閉まる時に手を振る。



放送で浅尾が門倉研究室まで呼び出される。

そこへ鑑識が来て、現場の階段の上にあった名札に、

血液反応があったとのこと。

被害者の血か突き落とした犯人の血か。

DNA鑑定をしてもらうことに。

その時、舞子が放送で呼び出された。



舞子が呼び出された場所まで行くと、

そこにはチョコザイが!!

我孫子に電話するとまた逃げちゃったと。

病院に送ると言う舞子に、

また逃げたら一緒だから、病院と話をするとのこと。



浅尾に話を聞く沢たち。

何故放送で呼び出された時に来なかったのか聞くと、

どうやら大学内で迷っていたらしい。

方向音痴なのだそうだ。

植松が転落する時に一緒にいた人を聞くが、

植松は1人だったと浅尾。



昇たち学生の部屋へやって来た舞子。


「こら、何サボってんの。」


「サボってないよ。

チョコザイさん、また逃げて来たの?」


「ああっ! 警察24時敏腕美人刑事!」


「ああ~、どこかで見たと思った。」


「そしてもうすぐ刑事を辞める姉。」


「複雑な姉だな。」


「映画見るのが実習なの?」


「統合失調症のミュージシャンの映画。」


するとチョコザイがあらすじを言っちゃう。

そこへ沢たちも来た。


「おおっ、チョコザイくん!

なんやまた病院から逃げて来たんかい。」


昇に浅尾が植松は1人だった証言したことを言った。

でも確かに階段の上にもう1人いたと昇。


「ブレイン ハルシネーション」


「ブレイン、脳。 ハルシネーション、幻覚?」


「僕の脳が幻覚を見たっていうの?」



1人の目撃者は事故、もう1人は事件。

どちらかが嘘の供述をしているのか?



大学内で聞き込みを行う。

浅尾は同じ研究室の桂井と交際をしているみたいだと。

その桂井は先月教授会で植松から論文を酷評され、

准教授になれなかったよう。

桂井に殺害の動機がある。

そして浅尾には桂井を庇う動機がある。



舞子は学生たちに話を聞いていた。

植松と門倉が揉めていたらしい。

植松の論文は利益相反に問題があると

門倉が言っていたよう。

なんの論文かは分からないと。



桂井に話を聞く沢たち。


「認めるんですね?

浅尾さんとの交際も、植松教授への怨恨も。」


「怨恨って・・・

私の論文を植松教授がって、

そういう噂があるのは知ってますけど。」


「それで准教授になれなかったのに、恨んでないの?」


「教授が会談から落ちた時、

ここから107に向かってたって言いましたよね?」


「はい。」


「それ、証明出来ます?」


「証明って・・・」



浅尾にも話を聞く。

あの時、桂井がいたら流石に分かると浅尾。


「恋人だからって庇ったりしてない?」


「してません。」


「恋人なのは認めましたね。」


「いい加減にして下さい。

植松教授は1人だったんです。」



学食で門倉に声をかけた舞子。

チョコザイも一緒。


「警察だから話すけど他言は無用だよ。」


「分かってます。」


「ノートルプチン、パロキサミン」


「はっ?」


「ゾルゾラム、エムゾラム、フニトラグラムポロクロン」


「凄い。 凄いなぁ。」


「なんです?」


「今、彼が言ったのは、ノートルプチンと

パロキサミンという成分が入っている向精神薬だ。」


「その二つの成分がなんです?」


「その成分は、抗うつ薬の効果を

強めるために入れるのが普通だ。

今、彼が言ったのもその手の薬ばかりだ。

だが植松教授は、その二つの成分だけで

効果があると論文を書いた。」


「その論文で揉めたんですか?」


「忠告しただけだ。」


門倉はその二つの成分だけで

抗うつ薬の効果があるとは思ってないと言う。

その論文通りの薬を優志製薬が売っていて、

植松の講座は殆ど優志製薬から多額の寄付をもらってると。


「彼は製薬会社に都合のいい論文を書いたんだ。

それによって効き目のない薬を買う患者が増える。

それが利益相反だ。

そんなやつはドクターじゃない。」


門倉はチョコザイを見てサヴァン症候群かなと言った。

普通、成分からあんなに薬の名前は出て来ないからと。



製薬会社の北見の話を聞く学生たち。

門倉からそろそろ終わりにと声がかかる。


「ああ、分かりました。

では最後に門倉教授から、

精神科における薬物療法の大切さを一言。」


「どんな病でもこんな風に新しい薬は次々出来る。

でも新しい病が次々に見つかってるのは精神科だけだ。

そういう意味では、人の未来は

精神医学にかかってると私は思ってる。

みなさんには、未来を助けるドクターになって欲しい。」



事件性なしで捜査本部は立たないことになった。

証言の食い違いの裏が取れてないと沢。


「蛯名くんの弟が見間違えた。

よって現場には犯人はいなかった。

そういうことだ。」



沢のところへ舞子とチョコザイが来る。

そこへ北見が声をかけた。


「確かに植松教授の論文のお陰で、

うちのその薬は広く使われるようになりました。」


「門倉教授が言うには、

その薬には効果がないみたいですが。」


「そうなんですか?」


「私の口からは・・・すみません。」


北見のお腹が鳴った。

これから健康診断だからお昼を抜いたとのこと。

桂井は植松の教え子なのか聞くと、

お弟子さんみたいな感じだと北見。



准教授になる道を絶たれた。

もし自分の弟子が他の教授にそんなことされたら

愉快じゃないだろうと沢。


「それが殺害の動機?」


「アンド、薬を売るために論文を書き資金をもらってた。

植松教授を快く思ってなかった。

浅尾さんが庇ったとしても―」


そこへ浅尾が通りかかる。

手をあげる沢。

しかし浅尾は無視して行ってしまった。



学食で浅尾と話をする。

植松の論文を読んだことがあると。

門倉が怒るのも無理ないと言う浅尾。


「もしかして植松教授が転落した時、

その場にいたのは門倉教授じゃないんですか?」


「なっ! 違う。

ホントに、誰もいなかったです。」


そして席を立って行ってしまう。

浅尾のご飯はまだ半分残っていた。

それを見たチョコザイは・・・


「真ん中はどこ?」


そしてネットとチョコザイ。



浅尾に頼んでネットを見せてもらう。

一緒に見ていた浅尾が「このドラマ深いですね」と。

意外と面白いと舞子。


「僕、いつもどんくさいって言われるんです。

注意力散漫なんですかね?

研修医時代に現場で失敗ばかり繰り返して、

医師になるのが怖くなりました。

それで、僕には研究の道しかないと思って、

大学院に進んだんですけど、それでもやっぱり・・・」


「ブレイン ハルシネーション」


「確か・・・脳と幻覚?

浅尾さんの脳が幻覚―」


「だから僕は誰も見てません!!」



昇は自分が見間違ったのかもしれない。

警察の人にそう言っておいてと。


「ホントに見間違ったの?」


「だって浅尾さん何も見てないんでしょ?

何も見てないなら僕が見間違ったしかない。」



渥見に話を聞く沢と舞子。

名札についていた血は被害者の血ではなかったらしい。

DNAに前科はなかったと。

でも特徴的な成分が検出されたと言う。

高血圧や狭心症の薬と高コレステロール症の薬の成分。

犯人はこの手の薬を飲んでいる人物。

舞子が門倉が薬を飲んでいるのを見たと。

その時、隣の部屋から「ああっ!」との声が。


行ってみるとチョコザイが机の上に

カレースープを零していた。


「真ん中はどこ?」


舞子は我孫子に連絡。

舞子の所に戻っちゃうなら、

舞子の所から検査に通わせようって案が出たと。


「ただその場合、あなたが保護主任者になって、

それとは別に、身元引受人の第三者が必要なんですがね。」


舞子は沢に身元引受人を頼む。



門倉に薬のことを訊ねる沢。

飲んでるのは血圧とコレステロールの薬だと。

薬を預かる沢。



浅尾にポリグラフの検査を受けてもらうことに。

被害者の名札から第三者の血痕が出たから、

浅尾の証言の信憑性を探れと中津川が言ったらしい。

その検査に立ち会わせて欲しいと頼む舞子と昇。

検査するが嘘は言っていないよう。

やっぱり自分の見間違いだと謝る昇。



渥見のところへ行くと、

門倉が飲んでいた薬の成分は、

被害者の名札から出た血と一緒だと。


「この血は門倉教授の血の可能性があるってことか。」


「現場にいたんですよ、門倉教授も。」


「でも浅尾さんは誰も見ていない。」


「それが分からない・・・」


「アムロジンピン、スタチン、まだありません。」


「うん? まだありませんって何が?」


「これからまた健康診断なんで。」


「ああ、あの製薬会社の人言ってたよな。」


「それでご飯食べなかったって覚えちゃったの?」


「ご飯食べなかった。」


「落ち着いて。」


「半分食べなかった。 真ん中はどこ?

ご飯食べなかった。

真ん中はどこ? 真ん中はどこ?

真ん中はどこ? 真ん中はどこ?」


「何か伝えたいんじゃないのか?」


マジックを持ってあちこちに線を書き、

真ん中はどこ?と言い続けるチョコザイ。



現場の近くにいた人たちを集め、

紙に何本か書いてある線の真ん中に印をつけてもらう。

すると、浅尾の真ん中の印が左に寄っていた。

けど浅尾自身は分からないよう。


「ブレイン ハルシネーション」


浅尾を指しながら言うチョコザイ。

門倉が浅尾に脳梗塞や脳溢血の経験があるか聞く。

それはないけど、脳挫傷になった時、

脳血腫の摘出オペをしたよう。

桂井が脳外科の先生に連絡してくると・・・

その時、沢の部下が来て驚くべき事実が分かったと。



北見に話を聞く沢。

北見はアムロジピンとスタチンが主成分の

自社の新薬の治験を受けていた。

これまでバラバラに飲んでいた

血圧とコレステロールの薬をひとつにしたものらしい。

市販される前の薬だったからチョコザイも知らなかった。

新薬の薬の主成分の二つが

被害者の名札に付着していた血液から出たと言い、

浅尾の血液をDNA鑑定させて欲しいと沢。


「MRで治験する人って珍しいそうですね。

自社の薬品開発に熱心なんですね。」


「MRの仕事で一番大切なのは

薬の売り込みじゃないんです。

自社の薬の有効性と副作用を医師に示し、

医師からは使用した時の

有効性と副作用の情報を収拾する。

そうやって、やっと薬は、いいものになっていくんです。

なのに、効果のない薬に、

まるで効果があるような論文を書かせて、

代わりに多額の寄付をする。

そんなことをするためにMRになったんじゃない!!」


あの日、植松に論文の訂正を頼んだ北見。

しかし植松は拒否。

北見が掴んだ腕を振り払おうとして、

植松はバランスを崩し転落。

浅尾に見られたと思って咄嗟に逃げてしまったと。

けど捕まるのは時間の問題だと思ってたのに、

浅尾は誰も見てないと言った。

何故自分を庇ったのかと北見。



沢と舞子は話を聞きに行った。

浅尾は庇ったのではなく、

見えてたけど見えてなかったのだと。

浅尾は半側空間無視だと言う。

脳の右側を損傷した場合は左、

左を損傷した場合は右に示された

視覚、聴覚、触覚などの刺激を

認識出来なくなる症状とのこと。

浅尾の場合は左の視覚に特化されている。

左の視覚にその症状が出た場合、

本人がその症状を自覚してないことが多いと。

そして見えていない訳ではなく、

大切だと認識したものはちゃんと見えるらしい。



浅尾と話す沢と舞子。

チョコザイと昇、桂井も一緒。


「僕は、この生涯に気づかずに、

見えないはずのものを補って

誤魔化して生きていたんですね。

でもこれでハッキリしました。

僕はもう、ドクターにはなれないんだなって。」


そこへ門倉がやって来る。


「何故ドクターになれないんだ。

君のその症状は、君の研究に生かせないのか?

君は半側空間無視という症状を抱えながらも、

私の助手としてちゃんとやって来たじゃないか。

それは、君が持つ能力だ。

このまま、私の研究室にいなさい。 いいね。」


頷く浅尾。

門倉を追いかけた昇。


「門倉先生。

僕もいつか先生の研究室へ行っていいですか?

未来を助けるドクターとして。」


「待ってる。」


「Mission accomplished」


涙を流すチョコザイ。


「泣いてるの?」


「ああ、前もそうだった。」


「もしかしたら、

誰よりも人の気持ちが分かるのかもね。

特に事件関係者の気持ちが。」


「チョコザイくんの身元引受人、

俺で良かったらなるよ。」



舞子の自宅でみんなで夕食。


「なんで医大を目指したのかやっと分かった。

時々思い出すんだ。

あの日、出かける前に母さんが、

自殺する直前になんであんな笑顔が出来たのか。

それがずっと気になってた。」


「それ、警察に話したか?」


「いえ。 でも僕の単なる印象ですし。」


「まだ小学生だったしね。」


「聞いてないよ・・・」


そう呟く沢。


「昇、それで医者になろうと思ったの?」


「今思えばね。 姉ちゃんもでしょ?」


「えっ?」


「だから刑事になったんでしょ?」





舞子の母親のこと、沢が何か関わってる?


きっと自殺じゃないんだろうね。


チョコザイが解決するのかなぁ~。





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2 コメント

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こんにちは~ (ルル)
2012-05-19 11:49:12
>浅尾は半側空間無視だと言う

ドジにしては、、だったけど
ドラマの短い時間だけでは
何だろう?と思う内に種明かし。
実際に見たら明らかに
おかしそうな気はしましたが。

沢は舞子・母の件を
何か知ってそうですよね~。
あと
チョコザイの父の件とか
後半ですかね~。
返信する
>ルルさん (マカ)
2012-05-19 21:00:30
こんばんは~。

浅尾は何かしらありそうでしたよね。
まさか見えてなかったとは思いませんでしたが・・・

>沢は舞子・母の件を
何か知ってそうですよね~。

ですよね!!
何を知っているんでしょう。
凄く気になります。
返信する

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