nachtmusik

♪andante...im tempo...rondo...adagio♫

夢の祭典のあと...

2010-07-12 | Sports
1ケ月間に渡り様々なドラマを魅せてくれた南アフリカW杯が閉幕しました。
大会期間中の私の生活サイクルはW杯中心に回っていましたので今日から寂しくなりますね...
1994年のアメリカ大会からW杯を観始めましたが、4年毎を振り返りますとその時その時の
自分自身に起きた出来事も同時に思い出されます。
多くの人にとってサッカーW杯は様々な思いが交錯する祭典でもあるのではないでしょうか...
4年後のブラジルW杯... 楽しみに待ってます~

ペリー来航と戦艦 〈三笠〉

2010-07-09 | Photo: Historic Spot
ペリー黒船来航で有名な横須賀市浦賀湾と日露戦争・日本海海戦でロシアのバルチック艦隊と戦った戦艦《三笠》を観てきました~



浦賀湾


浦賀のペリー公園


浦賀湾


横須賀港に記念艦として保管されている『戦艦〈三笠〉』


東郷連合艦隊司令長官の銅像と戦艦〈三笠〉


戦艦〈三笠〉艦首


甲板


甲板


戦艦〈三笠〉艦橋の図


戦艦〈三笠〉艦橋の図に描かれた立ち位置のプレート
東郷連合艦隊司令長官(上)、加藤参謀長(右から2番目)、伊地知艦長(右)、秋山参謀(左)


戦艦〈三笠〉の大砲


艦内


艦内


東郷連合艦隊司令長官専用の階段


戦艦〈三笠〉

追記:明治の大きな海戦を今に伝える戦艦〈三笠〉
   歴史の舞台に踏み込んでみますと遠い昔の出来事も一本の糸で繋がっているという事を実感しました。

W杯 準々決勝

2010-07-04 | Sports
7/2と7/3にW杯準々決勝が行われ、大方の予想を裏切って王者ブラジルが敗れる波乱、
優勝候補だったアルゼンチンがドイツに大敗を喫すなどW杯にかかる重圧を物語る試合結果でした。

今大会は審判団の誤審が目立つ中、大一番の『ブラジル vs オランダ』で日本人では初めて
準々決勝で笛を吹いた西村主審の試合運びは見事でした。もうひとつの日本代表が見れた思いです。

あと『ウルグアイvs ガーナ』での延長後半終了間近でのウルグアイ選手のハンド...
あのハンドがなかったらガーナのゴールで試合が終了し、アフリカ勢にとってW杯史上初のベスト4
進出だったわけですが、ハンドの判定後ガーナに与えられたのはPK、そしてそのPKを外してしまい
そのまま試合は両者PK戦決着へ...

結果、ウルグアイがベスト4に勝ち残ったわけですが、冷静に考えてあの決定的局面でのウルグアイ
選手のハンド行為はレッドカードだけで済ませられる内容なんでしょうかね~?

過去の大会にも歴史に残る疑惑のゴール、あるいは判定で結果ゴールと認められないものはありましたが
その中でも今回のハンドは後々まで人々の記憶に残るのではないでしょうか...
サッカーW杯はオリンピック同様、全世界が注目する大会でもあるので今後波紋を呼びそうですが...

次戦の準決勝 『ウルグアイ vs オランダ』『ドイツvs スペイン』目が離せません~


写真と動画

2010-07-01 | Sports
ベスト8も出揃いワールドカップはこれから一番面白いと言われる準々決勝トーナメントへ突入していきます。
でもある意味、日本代表が去った事でひとつのワールドカップが終わった感も否めないのは私だけでしょうか...

昨日はワールドカップにおける日本代表の戦いぶりを写真と映像で振り返りました。
そこであらためて感じたのは同じ場面でも『写真』と『映像(動画)』では受けとる印象がまるっきり
違うということです。

Webで調べてみると...
「写真(スチール)=動きのない写真。ある一瞬を撮影したもの。静止画」
「映像(動画)=動いている画像」

決勝トーナメント『日本 vs パラグアイ』の映像はTVで何度も放映されているのでもういちど観ました。
またWebにUpされている写真もたくさん観ました。

人によって感じ方はそれぞれでしょうが、私は映像よりも写真の方に感動を憶えました。
映像と違って写真は絶え間なく流れ行く時間の一瞬を捉えたものです。
そこには音は無く、被写体はただ止まっているだけです。
でもだからこそ、そこから浮かび上がってくるメッセージは無限大なのではないでしょうか...
それは絵画にも言えることだと思います。

もちろん映像(動画)には音も入っていて生の実況をそのまま伝えるリアリティさがあり
サッカーのような動きのあるスポーツには映像(動画)は絶対不可欠です。
その点、写真だけでは全体的な流れや臨場感を把握するのは確かに困難なので、まず前提として
映像(動画)を観たうえで写真を観るのがベストです。
そうすれば映像(動画)とは別の感動が写真から感じられるのではないでしょうか。

『日本 vs パラグアイ』PK戦終了後、真っ先に思い出したのが、あの1994年アメリカ大会決勝戦の
『ブラジル vs イタリア』です。あの試合も90分間、そして延長戦でも決着がつかずPK戦へ...

PKを外してしまいブラジルの優勝が決まった瞬間、下を向くイタリア代表ロベルト・バッジョの姿を捉えた
1枚の写真...この瞬間のバッジョの心境すべてをこの写真は表現しているのではないでしょうか...



『これまでの数多あるスポーツに関する写真の中でも最も美しく、最も儚い写真である』
                          -この写真に対して評する声-