nachtmusik

♪andante...im tempo...rondo...adagio♫

犬山城

2011-09-30 | Photo: Castle
愛知県犬山市の国宝『犬山城』(別名:白帝城)(日本100名城(43番))を観てきました~
              (城郭構造:平山城)(天守構造:複合式望楼型 3層4階地下2階(1620年改築))

『犬山城』は築城当時の姿を今に留める「現存天守12城」の1つです。



木曽川沿いの丘に聳え立つ国宝『犬山城』

  




犬山城天守

  




犬山城内





  
廻縁


天守最上階から木曽川を望む。対岸は岐阜県


犬山城天守最上階から濃尾平野を望む。中央の丘の上に立つのは小牧城(旧小牧山城)。背景には薄らと名古屋市内のビル群が浮かび上がっています。
*1584年「小牧・長久手の戦い」( "豊臣秀吉" vs "徳川家康" 唯一度の直接対決)の際、秀吉公は "犬山城" に本陣を置き、家康公は "小牧山城" に本陣を置きました

  


犬山城天守

  




この木曽川は戦国時代に幾度も繰り広げられた合戦の目撃者です。
そして時が流れ、今は歴史文化遺産となった『犬山城』を眺めていると、そうした歴史への想いが幾重にも脳裏を駆け巡りました...

追記:犬山城は1469年 織田広近公が砦を築いたのが始まりといわれ、1537年 織田信長公の叔父信康公によって現存する天守の2階まで造られ、
   1617年頃 成瀬正成公の改築で現在の天守構造に至ったと考えられています。
   延べ550年近い歴史建築物ということもあり、襟を正す思いで拝しました。
  「現存天守」にはいつまでも眺めていたくなる不思議な魔力を感じます。


清洲城

2011-09-28 | Photo: Castle
愛知県清須市の『清洲城』(1405年築城、1610年廃城、1989年再建)を観に行ってきました~



清洲城模擬天守

  
清洲古城跡の石碑                               織田信長公の銅像  

  
清洲橋から清洲城を望む                            清洲城内の庭園

  
清洲城模擬天守

追記:1560年 今川義元氏との "桶狭間の戦い" の折、織田信長公はこの清洲城から出陣しました。
   そして信長公亡き後、1582年に行われた "清洲会議" もここが舞台でした。
   当時は天守はなく館のみでしたが、こうして再建された模擬天守は信長公の威厳を決して損なうことのない風格を表わしています。

名古屋城

2011-09-27 | Photo: Castle
愛知県名古屋市の『名古屋城』(1609年築城、1871年廃城、1959年再建)
              (城郭構造:梯郭式平城)( 日本100名城(44番))を観に行ってきました~
              *徳川御三家《尾張徳川氏》の居城



名古屋城天守

  
名古屋城天守

  
名古屋城の金鯱


名古屋城天守

追記:1945年5月14日の名古屋空襲により、それまで現存していた本丸御殿、大天守、小天守、東北隅櫓、正門、金鯱などが焼失しました。
   もし無事に今日まで現存していたら姫路城と並んで世界遺産登録の可能性もあったでしょう...


空襲で炎上する大天守(1945.5.14)              撮影:岩田一郎氏

横浜港

2011-09-25 | Photo: Scene
横浜港の夜景と朝焼けを撮って きました~


横浜港の夜景


同じアングルで早朝


横浜港の朝焼け(*右端は氷川丸)


横浜港の朝焼け(*陸地中央右寄りに小さいながらも「東京タワー」と「スカイツリー」が確認できます)

追記:三脚を立てての夜景撮影は初めてでしたので適切な露光時間の設定など戸惑ってしまいました。
   まだまだ修行が必要だと痛感させられました~

Living in the Material World

2011-09-24 | DVD Music♪
数年前から噂となっていたマーティン・スコセッシ監督による ” ジョージ・ハリスン " 伝記映画 を観られる日が遂にやって来ました~





ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』ブルーレイ&DVD 12月23日発売


ジョージについては今更あらためて説明するまでもなく、今日の音楽シーンに与えた影響は計り知れず、音楽一般リスナーは基より、
特にミュージシャン(プロアマを問わず)からのリスペクトはビートルズ4人中、最も高いのではないでしょうか。

今までジョンとポールに関しての書籍、映像などは数多くありましたが、ジョージとなると意外と少ないです。
そうした中、ジョージが遺した功績を没後10年の節目の年に映画という形で辿れる機会が与えられる事はとても意義あるものです。

尚、限定のコレクターズ・エディション盤には未発表音源10曲が収められたCD付きとの事なのでこちらも気になるところです~
 

  

  

  


31年の歴史に幕

2011-09-22 | Diary
『世界で最も重要なロックバンド』と称された《R.E.M.》が、ウェブサイトで解散を発表しました。

正直なところ、何故、今、改まって解散しなければいけないのか...

いつまでも活動を続けるものだと思っていただけに驚いています...

今となっては2005年3月16日の日本武道館でのライヴを観られたのが唯一の救いです。

こういう今の世の中だからこそ彼等のような真のメッセージソングを放つバンドが尚一層必要でした...

去って行ってしまうのはなんとも忍び難いです...

しかし《R.E.M.》の真のファンならば解散してもしなくても、あるがままを受け入れなければならないのでしょう...




新譜、リマスター盤、名盤デラックス

2011-09-21 | Rock♪
今月から11月にかけて私が気になるバンド&アーティストの新譜・リマスター盤・名盤デラックスが次々と発売されます~

まずは新譜からです~

前作から3年振りとなる現代英国が誇る『コールドプレイ』5枚目の新譜です。
今回もあの広がりのある ”空間サウンド” を聴かせてくれることでしょう~


Mylo Xyloto/Coldplay(2011/10/19 発売予定)



1990年代のマンチェスター・サウンドを代表したバンド『オアシス』のリーダー『ノエル・ギャラガー』待望の1stソロアルバムです。
オアシス突然の解散から2年...ようやくソロ活動開始です~


Noel Gallagher's High Flying Birds/Noel Gallagher(2011/10/18 発売予定)



前作から実に13年振りの復活となるジュリアン・レノンの新譜です。
今も父親譲りの感性が健在であることを信じています~


Everything Changes/Julian Lennon(2011/9/26 発売予定)



前作から6年振りの新譜です。
フランス人シンガー:ドミニクの清楚な歌声が心を癒してくれることでしょう~


All Hours/Ivy(2011/9/20 発売)



続いてリマスター盤です~

上記4タイトルの新譜も勿論楽しみなところではありますが、これから紹介するバンドは別格の存在です!

1990年代のマンチェスター・サウンドは前述の『オアシス』、そして先輩の『ストーン・ローゼス』が代表格ですが、
この2バンドをさかのぼる1980年代のマンチェスター・サウンドといえば...
それは『スミス』を於いて他には思い当たりません!
その『スミス』のオリジナル・アルバム&コンピレーション・アルバム&ライヴ・アルバムの計8タイトルが一挙リマスターされます。
しかもリマスター作業にあたっては『スミス』の元ギタリスト:ジョニー・マーが全面アシストしていると言うではないですか!
もうこの事実だけでも嬉しいかぎりです~

『スミス』最大の魅力は全ての楽曲に漂う青春期の憂いです。
人は誰しも青春期にはこうした思いを経験しているものです。
そこにはただ物哀しさや儚さだけが存在するのではなく、眩いばかりの美しさも存在しています。
それを見事なまでに音楽作品として確立したのが『スミス』です。
他のバンド・アーティストでも1曲や2曲こういった曲はあるでしょうが全曲となるとまず思い当たりません。
デビューから解散するまで一度もブレず、そのポリシーを貫き通した意志の強さには感服します。
『スミス』は、その ”時代に選ばれた者” だけに与えられる称号の代名詞にほかなりません。

 
Complete/The Smiths(2011/10/1 発売予定)



最後は名盤デラックスです~

ビーチボーイズの1967年未完のアルバム『スマイル』の豪華BOX仕様『スマイル・セッションズ』です。
全9枚組(CD5枚、LP2枚、EP2枚)

このアルバムがもし1967年に完成していたら、あのビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』と
並び称されていたことでしょう。実際のところ1967年当時『スマイル』をレコーディング中のブライアン・ウィルソンのスタジオへ
ポール・マッカートニーが表敬訪問し「ヴェジタブル」という曲にゲスト参加しています。
あれから44年経った今日、ようやくその全貌が明らかにされる時がやってきました~


Smile Sessions/Beach Boys(2011/11/1 発売予定)



大英帝国の雄『ザ・フー』が1973年に発表したアルバム『四重人格』のデラックス・エディションです。
数多くある『ザ・フー』のアルバムの中でも私が最も好きなアルバムがこの『四重人格』です。
今までアナログ盤から始まり、CDは3度(初CD化の時、リミックス&リマスター盤、紙ジャケ)購入してきました。
そのくらい私にとって『四重人格』は、かけがけのないアルバムです。
そして今回のデラックス・エディションで遂に最終章を迎える日がやってきたのだと思います。


Quadrophenia -The Director's Cut Super Deluxe Edition/The Who(2011/11/16 発売予定)

駿府城

2011-09-05 | Photo: Castle
静岡県静岡市の『駿府城』(1585年築城、江戸時代初期に徳川家康が入城し改築、1869年廃城、1989年 巽櫓 復元)
(城郭構造:輪郭式平城)( 日本100名城(41番))を観に行ってきました~

『駿府城』
徳川家康が将軍職を二代目:秀忠に譲り、江戸から駿府に大御所となって隠居後、亡くなるまで過ごした城です。
現在天守は残っておらず復元された巽櫓のみですが、この広大な城跡(現:駿府公園)を見学してみますと
往時の偉容を偲ぶことができました。



駿府城 巽櫓(1989年復元)


駿府城 巽櫓


駿府城 巽櫓前の「弥次喜多」像





東御門(1996年復元)


東御門 高麗門 表(1996年復元)


東御門 高麗門 裏(1996年復元)


東御門 櫓門 表(1996年復元)


東御門 櫓門 裏(1996年復元)


東御門 櫓 全景(1996年復元)


二ノ丸 東御門 巽櫓


駿府城 本丸跡地に起つ「徳川家康」公 像


駿府城 巽櫓の「鯱」と静岡県庁


駿府城 巽櫓と静岡県庁

追記:徳川家康公ゆかりの地といえば、生誕地の「三河」、29歳~45歳まで過ごした「浜松」、徳川幕府の「江戸」、そして最晩年の「府中」...
   家康公はこの駿府城(別名:府中城)から雄大な富士山を眺めながら波瀾万丈だった自身の人生を万感の思いで回想したのかもしれません...

掛川城

2011-09-03 | Photo: Castle
静岡県掛川市の『掛川城』(1621年天守築城、1871年廃城、1994年再建「木造復元天守第一号」)(城郭構造 :平山城)
(日本100名城(42番))を観に行ってきました~



掛川城天守


いざ天守を目指して


天守下門跡から天守を望む


複合式望楼型3重4階天守(*写真中央3階:軒唐破風 (ときからはふ) と火燈窓 (かとうまど) )


石落とし(*写真中央付近)


霧噴き井戸(*1569年 徳川家康が掛川城に攻め入った際、この井戸から立ち込めた霧が城をつつみ、城を守ったという伝説があるそうです)


掛川城 二ノ丸御殿(*1861年に建築され今日まで現存。当時の暮らしぶりを観て感じることができる貴重な文化遺産です)


二ノ丸御殿から天守を望む


天守


天守と太鼓櫓


城門と天守

追記:あいにくの曇り空でしたが復元天守とはいえ凛とした風格が漂っていました。
   時代劇映画の撮影にもよく使われています。

Celibidache Edition

2011-09-01 | Classical♪
芸術の秋が近づく中、素晴らしいクラシックCDが発売されます。

以前発売された時はその真価がまだわからず見過ごしてしまい気付いたら数タイトルが廃盤となっていて
その後、中古盤で入手したブルックナーの交響曲第5番と第8番...

最晩年のチェリビダッケは作品によっては解釈が大胆過ぎる場合があり、人によっては好き嫌いが分かれるところですが
私はその解釈に惹き付けられ他の演奏も聴きたいと思うようになりました。
その最晩年の演奏をプライスダウンのボックスセットで再発売されることは悦ばしいかぎりです。

来年2012年は指揮者セルジュ・チェリビダッケ生誕100周年のメモリアル・イヤーということもあり
このセットをじっくり聴きながらお祝いしたいと思います。

EMI チェリビダッケ・エディション》 全4集 (2011/10/17発売予定)

   

左から 第1集/ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブラームス:交響曲集(14CD)
    第2集/ブルックナー:交響曲集(12CD)
    第3集/フランス、ロシア音楽集(11CD)
    第4集/宗教音楽、オペラ序曲集(11CD)