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パク・ヨンハ、「The Memory」 (追悼)

2010年10月10日 | Actor




パク・ヨンハ(박용하)の「The Memory」、発売を知ってすぐに注文して、今月の5日には手元には届いていたのだが、ゆっくり落ち着いて聴こうと思ってジャケットの開封は今日になってしまった。

彼を知ったのは、やはり「冬のソナタ」である。そして、彼に注目し始めたのは「オールイン」の主題歌「처음 그 날처럼:初めてその日のように」を聴いたからである。その歌声、歌心には、いま聴いても新鮮だ。
(いや、いまはただ悲しく聴こえるだけだろうか)
それからすぐに彼のアルバムをチェクしたが、2003年1月に1集をリリースしただけで、もちろんその1集も手には入らなかった。

この「The Memory」、2枚のCDに、それぞれ12曲づつ24曲収録されている。


       パク・ヨンハ(박용하) Best 「The Memory」


1枚目のCDには、キム・ヒョンソク(김형석)がプロデュースした1集のリードトラック「便り/消息(기별)」、そして「オールイン」の主題歌「처음 그 날처럼:初めてその日のように」が収録されている。
キム・ヒョンソクとは、あの日の3日前、27日に酒を酌み交わし、時期作品(歌か演技かは分らない)について話したりもしたようなんだが。
そして、日本でシングルシングルリリースされた「Truth in 394's」も収録されている。この曲、知らなかったが、玉置浩二が作曲した曲に、パク・ヨンハが歌詞を付けた曲のようだ。玉置浩二はパク・ヨンハの声に魅了されてこの曲を書いたということだ。

2枚目は、2004年に日本でリリースされた「カジマセヨ(가지마세요)」や「Fiction」などが収録されている。作曲家兼プロデューサーのイ・ギョンソプ(이경섭)がパク・ヨンハを日本での歌手としての位置づけをした曲のようである。
(日本でのことはよく知らないが)。
2枚目のディスクでは、バラードだけでなく、テンポの速いダンス曲「Just Feel」や、イ・ギョンソプと歌ったデュエット曲「幸運が一緒にするのを(행운이 함께 하길)」なども収録されていて、いろんなパク・ヨンハの魅力を聴くことができる。

「カジマセヨ(가지마세요)」のミュージックビデオは、この時新人だったキム・テヒ(김태희)が出演してイシューになったりもしたらしい(これも知らなかった)。
この「カジマセヨ(가지마세요)」のミュージックビデオをYouTubeで探してみたが、見あたらなかったのでNATE動画で載せる。

   「カジマセヨ(가지마세요)」 MV -1
   「カジマセヨ(가지마세요)」 MV -2


  
                     
  
        
                       
  
                                 
                            
  


最近、彼が始めて日本ファンたちの財源でアフリカのチャドに設立されたヨナスクール(요나스쿨)の校歌を録音した話題があがっていた。

   「パク・ヨンハがアフリカに建てた学校」のために芸能人が集まった!


  


   20101005 故パク・ヨンハのアフリカ慈善活動同僚らが仕上げ (エキサイト翻訳)


彼の志は遂げられたようだ。

なお、このパク・ヨンハの善行の話は、映像として10月22日夜8時50分にSBS「希望TV(희망 TV)」3部で、1時間に渡って特集「美しい青年パク・ヨンハ(아름다운 청년 박용하)」として放映される


 
      
                  
      


話は戻すが、このパク・ヨンハの「The Memory」、追悼、追慕というだけでなく、音楽的にベストアルバムとしても、最高にいいアルバムだ。


しかし、この記事に載せるために彼の写真を拾っていると、いくつもいくつも、どうしても葬儀に来た人たちの写真を見ることになる。その彼らの写真を見てしまうと、とくにジソプ(소지섭)の泣き顔を見てると、また目頭が熱くなってしまう。まったく、残念で、悲しい話だ。



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