☆ JE1CKA ☆

JE1CKA/KH0AMの活動情報

DAIWA 430MHz プリアンプ+アンテナSW

2019-07-29 23:27:24 | リグ・ハードウェア
N1201SAを使用してSWR特性を計測する対象物を探していて、『DAIWA 430MHz プリアンプ+アンテナSW』を発掘しました。アンテナ直下用のプリアンプと2本のアンテナを切替可能なプラスチックケースに入った本体と、コントロールボックスです。

内部構造は、アンテナ切替用の2個のリレー+スルー用のリレー、それにプリアンプ部分から構成されています。


基板上のリレー


基板の裏面


アンテナ接続端子に3GHzまで保証のダミーロードを接続してSWR特性を計測


ダミーロードを直接N1201SAに接続するとSWRはほぼ1.O


つまり、リレー及び内部配線でSWRが1.O→1.2へと悪化しています。ちょっと悪いですね。
簡単にコンデンサで補正出来ない物なのでしょうか?

IC-756ProⅡの電源が入らない(完了)

2019-07-28 19:12:21 | リグ・ハードウェア
1年以上前から電源が入らなくなって、シャックの隅に放置されていたIC-756ProⅡ。いつ故障したのかも不明で、存在も認知されなくなっていました。
シャックの一部整理をしたところ、これが発掘され電源が入らないことが再確認されました。しかし、IC-756ProⅡは販売停止から15年以上経過したために、ICOMでは修理を受け付けてくれません。ツイッターに書いたところJE1JKL/9M6NAから、内部に5Aヒューズが有るので確認してみたら?、とのコメントを貰いました。

マニュアルをヒューズで検索すると、RF基板上に30mm 5Aのヒューズが有ることが確認できました。
上側のケースを外し、更にシールドケースを外すと各基板が見えます


ディスプレー面を下にして、左側がRF基板です。


そしてこれが5Aヒューズ


やはり切れていました。新しいヒューズに交換
本来は、何故ヒューズが切れたのか、その原因を特定して取り除いてから動作試験をすべきともコメントをいただきましたが、1年以上も前のことで原因の特定は不可能です。
またヒューズが飛んだら、その時点でどうするか検討しようと思い電源を入れました。
無事に電源が入り、送受信とも問題が無さそうでした。当分は注意しながら使用することとします。


U5-Link USB Inter Face

2019-07-26 10:30:09 | リグ・ハードウェア
飯能シャックが誘導雷による被害を受けました。
USB I/F(インタフェース)も3台使えなくなってしまいました。
過去に使用していたのは、MicrohamのMK2R(SO2R用)、USB-IF、JN2AMD製USB-IF、ヤフオクで購入した北海道在住の方製USB-IFです。MicrohamとJN2AMD製の物も4-5年前に雷撃でお亡くなりになり、現用はヤフオク購入のUSB-IFの物でした。
ヤフオクで購入した物は6千円~8千円程度で3台購入すると2万円を超えてしまいます。そうだ、ツイッターでフォローしてたBY局がUSB-IFを販売していたなーと思いだし、仕様と値段の確認をしたところ、1台6千円以下でN1MM+で使用可能と分かりました。

U5-Link

7月12日に発注し、22日に到着しました。内部基板


この製品の特長(仕様)は
USBケーブル一本でPCと接続、Icom、Kenwood、Yaesuのリグに対応する製品が揃っています。
FTDIのFT232RLを使用しています
VCP(Vertual COM Port)でCOMポートが1Ch生成されます。
N1MM+では、リグコントロール+PTT+CWポートを1comポートに割当てられるので、CWメモリーとボイスメモリーが使用できます。
未だCtestWinでは動作確認していませんが、仕様を見る限りN1MM+同様に使用できそうです。

COMポートの割り当ては基板上に記載されています
RTS=PTT, DTR=CW, TXd/RXd=CI-V


10台程度を輸入してハムフェアで販売しようと思っています。台数が多いと税金がかかるので販売価格は未定ですが、手数料を上乗せ程度の値段にします。購入希望の方いらっしゃいましたら、 je1cka*gmail.comへお問い合わせください(*を@に変更して)

30dBカップラー

2019-07-01 09:38:36 | リグ・ハードウェア
多分ハムフェアで買った物だと思う。
この手の物は必要な時にはなかなか見つからないことが多い。



上部のN型コネクターは直結されていて、その裏側のコネクタに物理的距離で30dB(1000分の1)に減衰された信号が出てくるもの。
内部構造



アルミのミーリングケース 1.2GHzまでは使えるんじゃないかと思います。



UTV-2400(1200)

2018-11-01 10:21:28 | リグ・ハードウェア
UTV-2400 取扱説明書

UVバンドプラン


コンテストで使用される周波数:2424.80-2425.20MHz
 TX MHz    1.2G IF   430 IF(*Bch)
 2427.00 ← 1285.00 ← 437.00 呼出周波数
 2427.10 ← 1285.10 ← 437.10
 2427.20 ← 1285.20 ← 437.20
 2427.30 ← 1285.30 ← 437.30
 2427.40 ← 1285.40 ← 437.40














シャックの改装(ロフトベッドの製作)

2018-08-30 17:42:31 | リグ・ハードウェア
全市全郡コンテストでは、3.5-1200(2400)MHzの、9/10バンドを運用しなくては勝てません。(過去勝った経験が無いけど(笑) 昨年は11名(パート参加者2名を含む)の参加で、狭い空間で椅子にきちんと腰掛けられず、コンテスト後腰痛に悩まされたオペも居たと聞きました。
今年のACAGにも参加するが、椅子周りの十分な空間を確保すること、という条件がつけられました。彼はシャック内のセミダブルベッドの撤去をすることを提案して来ました。しかし、真冬の運用を考えれば、ベッドはシャック内に置かないと凍え死んでしまいます(いや、冗談ではなく本当に)

私の解決策は、セミダブルベッドをロフト形式に持ち上げ、その下に2バンド用のデスクを配置しようと言うものです。大まかな設計図を書き、手持ちの2バイ4材を使用して製作することにしました。
飯能シャックは、築30年程度のロフト付きの山小屋に15年ほど前に増築された25m2の平屋で、増設された建物は鉄骨作りで断熱材も入っていないかなり雑な造りで隙間だらけです。しかも、基礎工事がちゃんとされていないようで、歩くと建物が揺れます。又既に床がかなり傾いています。

改装手順
1.現在のブルーシートによる隙間風防止を、防湿シートに張り替えた上で、シートタイルを張る
2.ロフトベッドを製作し、ベッドを持ち上げその空間を運用デスクとして活用する

建築用の防湿ビニールシートが購入してあったため、それをタッカー(ホッチキスのでかいやつ)で留め、その後でシートタイルを並べ必要があれば動かないようにタッカーで固定する。
言うのは簡単ですが、シャック内は机+椅子がぎっしり押し込まれた状態で、机の上には各バンドのトランシーバー、アンプ、PC等が乗っています。これらを動かして作業空間を作るだけでも大変です。何も無い空間でしたら数時間で終わる作業も、狭い空間を片付けながらの作業は時間ばかりかかりました。

おい! 部屋が直角ジャー無いぞ!!
上下方向に傾いていることは分かっていたけど、水平方向にも歪んでる


タイル同士に隙間が出来ても仕方が無い、タッカーで留めてずれないように


ロールの防湿シートを必要長さに切ってタッカーで留めます


何とか、ベッドのサイズ+アルファの床にタイルを並べ終えて、ベッドを分解してロフトの製作作業開始です。ベッドの高さをどれくらいにしたら良いのか?ここで秘密兵器の登場です。
中華製の安いレーザーポインターです。自動で垂直と水平(レベル)を表示してくれます。
わずか1.5mの間に床が4cmも下がってる! これは、基礎工事をやり直して、建物のレベルを出さないと色々まずいですね~


こんな感じで水平と垂直のクロスが任意の場所に表示できます。これを基準として、建物傾きなどを測りました。


いつの日にか基礎工事をして建物を水平に直すことを考慮して、ロフトベッドの足は全て同じ長さにしました。寝てると傾いているのが分かります。

狭い作業空間の中で、物をどかしてから次の作業をするという効率の悪いことをしていましたが、空間は拡張できないので時間がかかっても片付けながら作業をするしか有りません。延べ3日間かかってロフトベッド(の基礎)完成、ベッドがピッタリロフトの基礎枠に収まったときには、私の工作精度も満更ではないな、と一人悦に入っておりました。

これで全市全郡で10バンドの同時運用が比較的ゆったりできそうです。現在オペレータをリクルート中ですが、マルチオペで運用したい(運用経験がある)方を広く募集しています。2アマ以上の資格を有する方で興味のある方は熊谷までメイルを下さい。

DM-330MVを200V仕様に変更

2018-06-06 11:33:53 | リグ・ハードウェア
http://www.cqcqde.com/shop/30_2061.html
に具体的な方法が記載されていたのだが、リンク切れとなっていて確認できません。
いくつかのWebでの情報を併せて実際に改修作業を行ったので記録として残しておきます。



後のパネルの留めネジ(各4個)を外します。


底面の後方2箇所のネジを外します。


この状態で、リアパネルを少しずらして、底面パネルを後方に引き抜きます。
硬くて外しにくい場合は、前面パネルの底面側のネジ2個を外し、ケースを少し広げる力を加えながら引き抜いてください。


ケミコンの横にシーソースイッチ(基板上にはSWはこの1個のみ)が有ります。


シーソーSWを切替えます。
この段階で、動作を確認してください。


後は底面パネルをはめて2箇所アースラグと共締め
リアパネルを4箇所ネジ止め
して完了です。

メーカは200Vでの動作を保障していません。
この変更により動作異常、故障が発生しても自己責任でお願いします。

ヘッドセットの購入

2017-11-20 10:59:54 | リグ・ハードウェア
=== 2017-11-20  マイクピンアサイン (JK6SEW)
ICOMのマイク端子限定の話です。
3ピンのマイクプラグの接続は
先端(チップ):マイク出力端子
中間(リング):ECM用電圧
根元(スリーブ):GND
となっていて、本来は回路図のように、ECMにかかる電圧を3.3V程度に下げ、マイクの負荷抵抗として2.2KΩを付加するのがゲインとマイクの寿命には最適なのですが、チップを直接ピン1(MIC)、スリーブをピン7(GND)としても動作します。
私は、8ピンマイクコネクタ内部に抵抗とコンデンサーを詰め込んで、この回路構成にしています。

   

=== 2017-11-06追記
実際にACAGコンテストで使用してみました。
MOP環境なので複数の方が使用しました。誰からも、『これいいね』とも『駄目』とも言われませんでした。
ICOMのマイク入力はECM(エレクトレットコンデンサマイク)なので、8Pコネクタから3.5φステレオジャックに変換するアダプタを製作し、そこに直接接続します。マイク感度もヘッドフォン感度も問題ありませんでした。ただ、完全密閉型ではないので、M/M環境では他のオペの声が多少邪魔になります。締め付け感はそれほど強くないので、3~4時間程度は問題ありませんでした。
お奨め、という程ではありませんが、2年間補償+1000円以下なので移動運用等に1基購入しておくと良いかもしれません。

=== 以下10月3日記述


JE1CKAでは、マルチオペレータ用に設備を揃えています。最大11バンド(3.5-5600MHz)で運用します。そのため、ヘッドセット(ヘッドフォン+マイク)も11セット用意しなくてはなりません。
リグはほとんどICOMなので、マイクはECM(エレクトレット・コンデンサ・マイク)で大丈夫です。つまり、PC用のヘッドセット(SKYPE用など)を使用することが可能です。
経費節減のため、AliExpressから様々な(安い)中華製ヘッドセットを購入してきました。
それらの評価は、総じて
1.$10以下のものは構造が弱く、1~2年で半分程度が物理的に壊れてしまいました。
2.なぜかRFIに弱く、1kw環境下では送信した自分の信号のみならず、他のバンドの信号がマイクラインに回り込んで使えないものが有りました。マイクラインにチョークを入れたりしましたが、完全には解消しませんでした。しかし、国産のヘッドセットに交換すると、全く障害が発生しませんでした。
3.フィット感が悪かったり、イヤパッドが1年程度でボロボロになってしまう
安かろう、悪かろうですね。

国産メーカのヘッドセットと言っても、製造は中国の事が多々あります。多分、中国製であっても、国産基準の設計と製品管理がしっかり行われているため差が出るのではと思っています。

今回、購入したのは『Logicool ロジクール H111』\998円
安かろう、悪かろうという値段ですが
 ・ロジクールはトラックボールを長年使っていて、その製品には信頼が置ける
 ・無償2年間保障
の2点で決めました。


スマートフォン用の4ピンのプラグがついているので、
変換アダプター『KINGTOP ステレオ ミニプラグジャック 変換ケーブル 3.5mm 4極
を購入して、デスクトップPCで使用できるようにしました。


スマフォでは問題無く使用できました。
実際に1kw環境下で問題なく使用できるかどうかは、全市全郡コンテスト終了後追記します。

Juma PA1000 MOSFETアンプ

2017-05-26 22:23:13 | リグ・ハードウェア
未だ日本での知名度は低いが、MOSFETを使用した1KWのリニアアンプです。


詳細はこちら Juma PA1000

主な仕様は
- 出力: 1000W PEP(入力5-25W)
- BAND: 1.8-50MHz (WARC含む)
- RS232Cによるバンドチェンジ(BCD, RS232, CI-V and Icom band voltage)
- サイズ: 幅261 x 高135 x 奥行300 mm
- 重量: 5.5 kg !!

DX'peditionにTokyo Hi-PowerのHL550fxを使用しています。
重量9Kgほどで、ぎりぎり機内持ち込みできます。しかし、1.8MHzで使用するには500Wは少々パワー不足です。SPE-1.3Kの評判が良いし、JR4OZRが昨年入手していて高評価です。問い合わせたところ、注文殺到で製造が間に合わない状態とのこと、まぁ~2017年暮れにはなんとかなりそうかなーという返事。
取り敢えず注文はしたものの、いつ届くか不明。そこで、JI1AVY小口さん(4Wに2回に同行してもらいました)がJUMA PA1000を既に入手済みと聞き、彼に確認するとなかなか良さそう。

PayEasyにて払い込むものと思っていたが、5月24日に配達され、その場で1万2700円の通関関連費用を払って受領。

経過
- 2017年2月24日 見積もり依頼
- 2017年3月16日 正式発注
- 2017年4月26日 あと1週間で完成する連絡あり
- 2017年5月 3日 PayPalにて€2,515.00(¥322,255 JPY)送金
- 2017年5月 4日 発送
- 2017年5月11日 国際郵便局から通関手続きに関する郵便到着
- 2017年5月12日 通関代行依頼郵送
- 2017年5月22日 FAXにて通関に関する書類受領
- 2017年5月22日 FAXにて商品に関する宣誓書送付
- 2017年5月24日 配送

郵便局の通関手続きにほぼ10日かかりました。
正式発注から、受け取りまでほぼ2ヶ月。受注生産なので、随分早いと思います。

5月28日
内部を撮影しました。
未だ動作確認をしていません。
回路図が公開されていないので、RF部分の小さな8個のコアと大きな6個のコアの機能については明確ではありません。推測するに、小さな方が入力同調、大きな方が出力同調と思われます。50MHzに関しては出力トランスに直巻の同軸ケーブルでチューニングしてるのではないかと思います。

本体上部の蓋を開けるとRF部が見えます。非常にシンプルです


下部の蓋には、電源部分が直接固定されています。サイズは中華製の300W電源程度です。


基板中央の箱は、上部のLD-MOSと接触したヒートシンクが収納されているようです。
心配なのは、ファンで吹き出したヒートシンクの熱がキャビネット内にこもらないか、ということです。


注意;上下のケースを外す時にはハンドキャリー用の両端固定ネジを『緩める』必要が有ります。
しかし、完全に外してしまうと内側の固定用ナットがフリーになってしまい、再度固定する際に苦労する事になります。


中華製600W DC電源

2017-04-25 23:32:37 | リグ・ハードウェア
ヤフオクで良く300WのDC電源を見かけます。
私も過去に4台購入し(ブランド、型名は色々)、1台は最初から電圧が10V程度しか出ていなくて、電圧調整用VR回しても変化せず放置。それ以外の3台は、予備用として1台、2台は現用しています。

2016年11月『室外防雨直流安定化電源/600W/スイッチング電源AC100V→12V50A』600wを見つけたので試しに落札してみました。

サイズは300W電源とほぼ同じ、これは室外防雨と銘打ってあるため、一応それらしきアルミ製の箱に入っています。でも、実質的にはとても室外で使用できるような構造にはなっていません。

左が常用の300W、右が600W


600W電源の内部 ファンが2個ついています


心臓部


出力電圧は調整VR回す事により13.8Vに設定できました。
AC入力電圧の切替は自動ではなく、内部基板上のスライドSWにより110/220Vの切替をするようになっています。

実際600Wの負荷で問題無いのかは未だ確認していません。
2台のリグを接続し、RTTYで2波同時送信の繰返し耐久試験で確認してみようと思っています。

TS480などのハイパワーDC電源としては、コストパフォーマンスおよび重量の点でよいと思います。

2017年4月25日追記
IC-756Pro2とIC-7600に並列に電源供給をしてコンテストで48時間運用しました。電源容量は大丈夫みたいです。この時はノイズは気になりませんでした。
 しかし、強烈なノイズが発生します。50MHzで8EL八木を接続した状態で、S1がS5のノイズにカバーされます。これは使えません。
他のバンドでのノイズ発生状況は追記します。

VX5R用アンテナ等到着

2017-03-22 18:52:29 | リグ・ハードウェア
3月11日にBANGGOODに発注したVX5R用のオプション類が到着。

UT106 SMA Female Dual Band 10W アンテナ US$3.99
アンテナは、アナライザーで特性を見てみないと何とも言えないが、500円弱ですから余り文句も言えません。マグネット基台になっていて、水平に接着しても落ちないが、接触面積が少ないので走行時使用には不安を感じる。


Antenna変換器 S021A SMA-F to SO239 US$3.19
変換コネクタは、絶縁素材は不明だが(白いのでデルリン?)安物という感じはしない。
車用バッテリアダプタは、バッテリを外してこれを装着し、シガーライタープラグに挿して使用する。


12V Car Charger Battery Adapter US$5.15


アマゾンからは、コントロール用のUSBアダプタ+CD-ROMが届いたので、周波数制御を近々やってみます。

UV-5R保障認定改造

2017-03-11 17:12:27 | リグ・ハードウェア
関連情報(暫定)

1.UV-5R回路図、ブロック図、設定プログラム、USBドライバ等に関しては
ひろくんのUV-5Rページ

2.保障認定自体に関して
2012年頃にはUV-3Rという機種により保障認定を受けた人が出始めています。
この頃は、ブロック図、指定周波数以外の送信をソフト的に出来なくした宣誓を資料として添付して認定が許可されていたようです。
その後、UV-5Rの発売に伴い、かなりの数が輸入され、保障認定にて許可を受けるようになりました。しかし、実際には送信禁止改造をしないで申請する者も居て、TSSあるいはJARDとして、指定周波数以外の送信を出来なくした『物理的証拠』の提出を求めるに至っています。

指定周波数のみに設定した後で、以後送信周波数の変更が出来ないように、3極マイク端子の中点(TxD)からMCUへの回路を切断(パターンカットあるいは表面実装抵抗の除去)、あるいはマイク端子その物を物理的に潰した写真の提出が要求されます。
つまり、100Wトランシーバの50W改造に要求される、物理的改造の証拠写真提出と同じレベルだと思われます。
ただ、TxD線をカットしてしまうと、メモリの設定などをUV-5R本体のキーパッドだけで行わなくてはならなくなり、とても面倒そうです。レピータ毎のトーンの設定、オフセット周波数の設定、良く使うメモリCHの設定を前もってしておく必要があります。

3.分解方法
3-1.バッテリーを外します
3-2.6本のビスを外します
  ビス1/2、5/6はT8のヘックス。ビス3/4は+


最近購入したばかりの24本組み特殊ドライバーセット
(Banggood $5.88 DANIU 25 in 1 Screwdriver Wallet Set)


3-3.VRのツマミを引き抜き、VR固定用およびアンテナコネクタ固定用のナットを外す
先の細いラジペン等が適当なのでしょうが、試しにピンセットで試してみたら回り、簡単に外す事が出来ました。




3-4.底面(5/6のビスが止まっていた部分)にマイナスドライバー等を入れ、基板をケースから浮かす。
後はVRやアンテナを中に押し込みながら基板を持ち上げると抜けるそうです。
しかし、私のUV-5Rは、どこかが引っかかっていて外れません。無理するとどこかを壊す危険があります。youtubeの関連動画を見たり、ブログを書いていた方に質問したりじたばたしましたが、結局6本のビスを外せば基板は外せると確信して、どこが当たっているのか詳細に確認しました。
結局、写真のようにマイクジャックの縁がほんの少し出っ張っていたため、これがケースに当たっていて外れないことを確認しました。


小さいマイナスドライバをマイクジャックとケースの間に入れ、イヤフォンジャックをケースの上まで引き出したら、ちょっと抵抗は有りましたが基板の引き出しに成功しました。


外してみて分かったのですが、LCDディスプレーと保護ガラスの縁に両面テープが張ってあり、初めて外す時はかなりの抵抗になると思います。ゆっくり、少しずつ持ち上げれば剥がれます。


4.TxDのパターンカット
どちらがCだかRだか分からないし、黒いほうがR93(Tks to JH4VAJ)です。こんな小さなSMDを外すなんて私には無理そう。


4の関門をどうやって越えるか、それが問題だ
ステレオプラグをマイクジャックに入れて、TxDラインをパターン上で探しそれをカットする』、というアイデアを上記同様JH4VAJ局から教えていただきました。
拡大鏡を使いながら該当箇所を探してみます。(追記:2017年3月14日)

BAOFENG UV-5R

2017-03-11 11:15:48 | リグ・ハードウェア
Banggoodで注文した『BAOFENG UV-5R』が届きました。
(URLがエラーになるので、検索してください)

購入日時:2017年3月6日 18:41:52
発送日時:2017年3月8日 01:47:58
受取日時:2017年3月11日 11:05

US$29.99(11%オフ $36.33)
送料:US$18.01(DHLで日本→佐川急便で、3日で届きました。)
合計:US$48.00

既に多くの方が輸入され、保障認定で免許を受けて使用されています。 『UV5R 保障認定』で検索してみて下さい。
50Wを越える送信機の50W改造と同様に、E2PROMの送信周波数範囲を修正しアマチュアバンドのみ送信できるようにした後、修正用のスイッチを接着剤等で固定して撮影。それを資料として提出する必要が有ります。
保障認定して使用できるようになるまでを報告していきます。

1.白いクッションで包まれ、ビニールの発送袋に収納。それがDHLのビニール袋に入れられて佐川急便により配達されました。


2.製品収納ダンボール UVシリーズ共通で使用しているためか、機種名は印刷されていません。



3.下に充電器、上にバッテリーと本体が2段重ねで収納



4.本体とバッテリー


5.充電器セット


6.本体のアンテナコネクタ(オス)


7.アンテナコネクタ(メス)


追記
アマチュア無線帯専用にするためには、PC経由でアクセスして内容を書き換える必要が有り、専用のケーブルが必要となる。
Banggood, Aliexpress, Amazonで探したところ、アマゾンの
Baofeng プログラミング ケーブル BAOFENG UV-5R/5RA/5R Plus/5RE, UV3R Plus, BF-888Sに対応! (64ビットのWIN7にも対応可能)
が最安値(¥241 関東への配送料無料 )

スピーカマイクもついでに
『BAOFENG スピーカーマイク 手持ち トランシーバー/アマチュア無線機に対応 UV-5R 』
¥285円 関東への配送料無料
2点を発注

Banggoodにて以下3点追加発注
UT106 SMA Female Dual Band 10W Antenna HIYG US$3.99(送料無料)
Antenna Adaptor S021A SMA-F to SO239    US$3.19(送料無料)
12V Car Battery Adapter          US$5.15(送料無料)