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UPS APC Smart-UPS SU500のバッテリ交換

2023-01-09 18:15:54 | リグ・ハードウエア

JE1CKA 飯能山頂シャックではマルチ・マルチでコンテストに参加しています。しかし、電源容量が10KVA(200V-50A)しかないため、6バンド同時に1KWで運用すると確実に10KVAの容量を超えて屋外ブレーカが瞬時に落ちてしまいます。そのため、その時のコンディションで1KWでの運用を2バンドに制限して、他のバンドはベアフットか500W程度に減力しています。
しかし注意していても、時として10KVAを超えてブレーカが落ちてしまいます。当然ロギングソフトが動作していたPCも電源が切れてしまいます。N1MM+は常時データのバックアップを取っていますが、OS自体に不具合が発生する場合も有ります。そのため、PCの電源バックアップとしてUPS(Uninterruptible Power System)を使用しています。常時使用ではないため、時として完全放電してしまう場合も有ります。何回か完全放電させてしまうと上手く充電出来なくなり、バッテリの警報回路が働きUPSとしての動作が出来なくなってしまいます。そうなったらバッテリの交換しかありません。
使用しているのはAPCのSmart-UPS SU500で、内部には12V/5AHのバッテリが2個直列(24V運用)になっています。オリジナルは1個1万円を超えています、検索した結果『LONG WP5-12』というバッテリが使用できることが分かりました。

Smart-UPS 500(SU500J)の交換バッテリー(RBC20J)に互換バッテリー(LONG WP5-12)を利用  2012.10.18

アマゾンで1個税込み2555円でした

2022年12月26日に発注し29日配達され、2023年1月9日に交換作業を行いました。
作業工程
1.フロントパネルを開けます。
  多少力が要りますが、爪で引っかかっているだけですので、引っ張れば下側を支点に開きます。

2.リボンコネクタを傷めないようにパネルを外し、ビス2本を外して金属パネルを開けます。

3.バッテリーを引きずり出し、プラス端子への接続線を外します。
更に引き出すとマイナス端子への接続線が見えてきますので、これも外します。
バッテリは固定されていませんのでゆすりながら引っ張れば出てきます。

4.プラスチックの上蓋を外します。両面テープでがっちりバッテリーと固定されていますので、隙間からマイナスドライバーを差し込み、蓋を引っ張ります。バキバキ音がしますので、慎重に!

5.互換バッテリをテープで一体化します。ケースに収納するまでの強度が有れば良いです。互換バッテリとオリジナルのサイズ・容量もほぼ同一です。

6.オリジナルバッテリーに付属していたジャンパー線を、互換バッテリに同様に接続します。プラスチックカバーを両面テープでバッテリーに接続します。物理的に正常方向にしかカバーがはまらないようになっています。ケースに収めてしまえば力はかからないので、多少グラグラしても大丈夫です。

7.バッテリーをケースに収め、マイナス端子を接続します。更に押し込み、プラス端子を接続して完全に収納します。


8.金属パネルをねじ止めし、フロントパネルを押し込んで作業完了です。
バッテリはフル充電されていないと思いますので、電源コードを接続し、フル充電すれば使用可能となります。

他にも3台のUPSが有り、いずれもバッテリエラーが出ていますので、互換バッテリを探して交換しようと思っています。

 



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