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シャックの改装(ロフトベッドの製作)

2018-08-30 17:42:31 | リグ・ハードウェア
全市全郡コンテストでは、3.5-1200(2400)MHzの、9/10バンドを運用しなくては勝てません。(過去勝った経験が無いけど(笑) 昨年は11名(パート参加者2名を含む)の参加で、狭い空間で椅子にきちんと腰掛けられず、コンテスト後腰痛に悩まされたオペも居たと聞きました。
今年のACAGにも参加するが、椅子周りの十分な空間を確保すること、という条件がつけられました。彼はシャック内のセミダブルベッドの撤去をすることを提案して来ました。しかし、真冬の運用を考えれば、ベッドはシャック内に置かないと凍え死んでしまいます(いや、冗談ではなく本当に)

私の解決策は、セミダブルベッドをロフト形式に持ち上げ、その下に2バンド用のデスクを配置しようと言うものです。大まかな設計図を書き、手持ちの2バイ4材を使用して製作することにしました。
飯能シャックは、築30年程度のロフト付きの山小屋に15年ほど前に増築された25m2の平屋で、増設された建物は鉄骨作りで断熱材も入っていないかなり雑な造りで隙間だらけです。しかも、基礎工事がちゃんとされていないようで、歩くと建物が揺れます。又既に床がかなり傾いています。

改装手順
1.現在のブルーシートによる隙間風防止を、防湿シートに張り替えた上で、シートタイルを張る
2.ロフトベッドを製作し、ベッドを持ち上げその空間を運用デスクとして活用する

建築用の防湿ビニールシートが購入してあったため、それをタッカー(ホッチキスのでかいやつ)で留め、その後でシートタイルを並べ必要があれば動かないようにタッカーで固定する。
言うのは簡単ですが、シャック内は机+椅子がぎっしり押し込まれた状態で、机の上には各バンドのトランシーバー、アンプ、PC等が乗っています。これらを動かして作業空間を作るだけでも大変です。何も無い空間でしたら数時間で終わる作業も、狭い空間を片付けながらの作業は時間ばかりかかりました。

おい! 部屋が直角ジャー無いぞ!!
上下方向に傾いていることは分かっていたけど、水平方向にも歪んでる


タイル同士に隙間が出来ても仕方が無い、タッカーで留めてずれないように


ロールの防湿シートを必要長さに切ってタッカーで留めます


何とか、ベッドのサイズ+アルファの床にタイルを並べ終えて、ベッドを分解してロフトの製作作業開始です。ベッドの高さをどれくらいにしたら良いのか?ここで秘密兵器の登場です。
中華製の安いレーザーポインターです。自動で垂直と水平(レベル)を表示してくれます。
わずか1.5mの間に床が4cmも下がってる! これは、基礎工事をやり直して、建物のレベルを出さないと色々まずいですね~


こんな感じで水平と垂直のクロスが任意の場所に表示できます。これを基準として、建物傾きなどを測りました。


いつの日にか基礎工事をして建物を水平に直すことを考慮して、ロフトベッドの足は全て同じ長さにしました。寝てると傾いているのが分かります。

狭い作業空間の中で、物をどかしてから次の作業をするという効率の悪いことをしていましたが、空間は拡張できないので時間がかかっても片付けながら作業をするしか有りません。延べ3日間かかってロフトベッド(の基礎)完成、ベッドがピッタリロフトの基礎枠に収まったときには、私の工作精度も満更ではないな、と一人悦に入っておりました。

これで全市全郡で10バンドの同時運用が比較的ゆったりできそうです。現在オペレータをリクルート中ですが、マルチオペで運用したい(運用経験がある)方を広く募集しています。2アマ以上の資格を有する方で興味のある方は熊谷までメイルを下さい。

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