こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

容疑サル

2019-03-31 05:30:00 | 我が家
お彼岸のお墓荒らしの一味であろう奴らが 土曜日の朝家の裏山にやってきました。

目的はうちのタケノコなのか?鳴き声とともにかなり大きな音をたて 木々を揺すり

騒いでいます。私はこれからこげを連れて 獣医さんに行かなければならないけどこの

状況を見過ごすわけにはいかないと こっちを見ているサルに「お~い、こっちこっち」と

両手を上げ振って見せると、木の中から立ち上がって 「え?俺?」とこっちをみたり

まさか自分の後ろの誰かに手を振っているのか?みたいな 後ろを振り返って確認するような

しぐさをする・・・「おめーだよ!おめー」とと私は持っていた新聞紙を丸めたものを鉄砲を

撃つようにすると、それがわかったのか 足場の木を踏んづけるように揺すりだした。

わかっているのだ、その後ろでもまた別のサルが 木の中で揺すって威嚇している。

かと思うと 私の家のほうの山で 「キキキ…ッ」とまた別のサルが鳴きだす。最近のサルは

二手に分かれて 片方のグループが人間の注意を引いて その間 もう片方が物色する・・という

見事な戦略を繰り広げるようになり、十匹、二十匹は隠れて行動する。カメラを取りに戻って

裏山を見たら 一匹が悠々と急傾斜壁の上を歩いているのを発見。私とサル 両者にらみ合い状態。



画質は洗いが サルをズームで撮影。顔が赤いし、胸が垂れてる。メスか?

子ザルの頃はモンチッチのように愛くるしくても 成長するとこんなに憎たらしい顔つきになるのだ。



私が下にいるため 仲間のほうに行けないと思っている。そうこうしているうちにこげも事態を把握。

下でワンワン吠え、いや、吠えるだけ。高いところにいる敵に いくら吠えても戦えるわけでもないので

吠え続けるだけ。それでもサルは こげに向かって 立ち上がって あごを突き出し「フッ、フッ」と

声を出してくる。「こげ、もういいよ。これからお医者さんに行くんだから血圧上がる」と鎮めさせて

写真を撮った。



そうして この時は サルもいったん山に戻ったのでした。



先日のお墓を荒らしたサルとは違うと思うけど その仲間のおとなのサルだと思う。あまり深追いをすると

ますます悪さをして 瓦をめくったりするのできょうは このくらいにしてやろう・・・なんて心の広い凹さんだこと(笑)
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墓荒らし

2019-03-27 05:30:00 | 我が家
春のお彼岸も過ぎ、昨夜から春の雨が降っています。そういえば 昨日 ツバメがヒューっと

飛んでいました。昔と比べて圧倒的に田畑が減っているのに やって来る・・本能なのか、でも

ツバメだって 昔のように軒下に巣を作っても人間に守ってもらえる、安気に子育てをできる時代とは

思ってはいないでしょうね。ヘビだけでなく カラスや小型の渡り鳥の群れが巣を狙っているうえ、

エサも豊富ではないし。渡ってやって来るという習慣を変えていかなくちゃ大変よ・・とついつい心配を

してしまいます。


彼岸に入ってお墓の掃除におばあちゃんと行ってきました。その数日前には 山にサルの群れが来ていて

騒がしくしていたので またお墓に悪さをしているとは思っていたけど、その後は サルの鳴き声も聞かず

どこかに移動したのだろうと思っていたのです。

お墓に上がっていく階段に目をやると あちこちにサルのフン。そう大きいものではないので子ザルが多かったのだ

なと想像できます。というのも サルの群れが来たときに 家の駐車場から見ていたら 墓石の前で猫サイズのサルが

走り回り 墓石の上にも駆け上がっているのが見えたのです。それに 今までにない白いモノも横たわって見えるから

また 線香立てを動かしているのだなと思っていたのです。おばあちゃんより先にお墓の前に到着。



花筒のびしゃこも見事に引き抜かれ 両端の花筒からもびしゃこが抜かれていました。一体 これを引き抜いて何をするのか?

子ザルがチャンバラをしているのか、今回のサルは躾がいいのか 墓石周辺にはフンをしていません。一応 階段で用を足したと

いうことでしょうか。用意していたこげのウンチ袋でサルのフンを回収し引き抜かれたびしゃこを新しいものと交換。

写真でわかるように 線香立ても横倒し。これでも結構重量感はあるもので、サルでも片手では持てないと思います。

前回は 見事に裏返していたけど 今回はこのような状態、サルが小さかったのでしょうか?線香を立てる部分の白いモノが

家から見えた・・私の視力もまだ少しは大丈夫のようです


       右側の花筒(抜魂した古い墓石)


       左側の花筒(抜魂した古い墓石)

今は山に食べ物が無いのか、遊び場なのか 二度とこないでと願うしかありません。それでなくても 野良猫やイノシシが徘徊してるし。


おばあちゃんとしゃがんで 草を引きだしたときに 気がつきました。墓石の前の石でできた花筒が 台座の上で動かされているのです。

台座には毎日の土ぼこりで 花筒のあとがくっきりと残っていて びしゃこを入れかえて水を入れるから石の重みと水とで 私でも両手で

押さないと元の位置には置けません。子ザルのなかの誰かが面白半分に押してみたのでしょうか?サル知恵ってことだな、そんなところで

チカラ自慢したってなにもならんと思うのだけど。(一枚目の写真で右の花筒が内に寄っている)


そして 24日のこと。お墓の裏山で人が動くのが見えたので お墓の上にせり出した枝を伐ってほしいと人を介して頼んでいた人が

来てくれたのか?と思い見に行ったら 違う人で そこに置かれているミツバチの桶を持ち主のひとから譲り受けたので 様子を見に

来たとのこと。前の持ち主のおじさんは 亡くなってしまい、あちこちのミツバチの桶を譲ってもらったんやけど・・と言っていた。

「凹ちゃん、墓、みとかんし。荒らされてるで」と山から丸見えだから教えてくれました。やっぱりそうか・・・今回も駐車場から

見て 「なにかまえとは違う大きなものが横たわっているように見える」と思ったのだ。また線香立てをひっくり返してそれに

太陽の光が反射して見えている・・と思っていました。お墓の階段に行くまでに シカ除けのゲートを作っているので シチめんどくさい

作業をしてあがっていくと、なんと今度は墓石前の右の花筒が横倒しにされ、当然筒の中の水は流れ出て びしゃこもまた放り出している。

幸い 石の花筒も縁石も割れては無いけど 呆れて言葉も出ない。あの重たい花筒を倒して逃げるなんて 何か対策を講じないと

被害がだんだん大きくなってきそう。と言っても サルが来るのを待つなんてばからしいし 家から距離があるので花火も効果はない。

で、昨年 母屋の庭の柿の木に施したアレを置くことにした。そうしようと言ったらおとうさんもおばあちゃんも 効き目はどうか?と

いう顔をしたけど 安価で 一応一時は効果があったように見えたし・・

アレとは 百均で買ったヘビのおもちゃ。サルはヘビが苦手だという 嘘かほんとかわからないようなネットの記事を試してみたんだけど

たしかに 柿の木にヘビをくくりつけて置いたら サルは数日やってこなかった。サルの目に 見えているのか 見えていたら

いっこうに動きもしないヘビは 作り物だとわかると思うのだけど・・・しかし 庭の柿の木にそのまま置いていた百均のヘビは

少々塗料が剥げてきていて おまけに日本に生息しないコブラ型だったりして、私も効果を期待しているほどのものでもないのだけど(笑)





線香立てで 丁半をやっているのか?それとも 「おいらはこれくらい持てるんだよ」とダンベル代わりにでもしているのか?

全く田舎ならではの 墓荒らしだ・・・
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暖か

2019-03-20 05:30:00 | いろいろ
もう彼岸の入りとなりました。月日の経つのは早いもの、こういうことでいいのか?と自問自答。



こうやって こげとの散歩も寒風の中を歩く日も少なくなって 帽子も春物、耳あてもとり払い、ジャンバーも着たり着なかったり、

毛糸の手袋ももちろん 片付けました。タイトルの≪暖か≫・・・気候のゆるみも 自身のゆるみも兼ねてかな・・

タイトルが思いつかなかったので 俳句の新歳時記から探し出しました(笑)


                        ツクシ

ツクシをみつけました。いや、数日前に見つけていたけどカメラを持っていなくて そうしたらもうこんなに成長してしまって。

もう 寒い日もないだろう・・・と思っていたら この翌日の早朝 ヒョウが降りました。



雨粒の大きいものか?と思っていたら どうもパランパランと突き出したポリカ波板の屋根に当たるので もしやと外に出たら

白い粒が降っていて カメラで撮影。これって朝6時前だからまだ辺りは暗くて うまく写せないと思いフラッシュにしてみた。

フラッシュ無しと二枚ずつ写してみたけど 今となったら「え~、どっちがどっちやった?」とまさに ≪まんぷく≫の福ちゃんの

あのチョットしつこい感のある「え-!!」です。ヒョウは数分で引上げ 降ったという私の証言も信用してもらえない感じですね

山にはサクラも咲きはじめ 春に一直線だったのに でもこれも春の前ぶれだということでしょうね。



一月に 大きな雷が鳴って停電になりそれ以来 固定電話の留守電を一から設定し直すことになり ピピピっと適当に日付を入れても

できません。やはり うろ覚えの操作ではなくちゃんと説明書を見てやらないとね・・と 電話の下に電話帳やら説明書が積み重なった中から

電話機の説明書を取り出した。表紙にはPanasonicと書かれ「これだこれだ」と日付の入力を試みるも 出来ない。書かれている通りの順で

やってもできないということは、これは電話機の留守電機能自体が崩壊したのだと理解し、どうしようかと思ったけど どうやら留守電のボタンを

押したら、それ自体は働くようで、ようは日付設定ができないだけらしい。まぁ用件を吹き込んでくれたら 日時はさほど重要じゃないな、

だから義母が二月に留守電に入れてくれたものが「一月三日三時何分です」となっていたので まぁ仕方ないか・・と思っていたのです。

しかし それ以外にも子機で話していたら相手の声がだんだん小さく、遠くなっていくのです。車検に出した車屋さんから電話があったときも

長男君の同級生である彼が親しく話してくれているのに、声が聴きとりにくくなって終いにはもう適当に返事をし、「よろしくお願いしますね」と

電話を切ってしまいました。

一昨日、時間が空いたので 暇つぶしにもう一度留守電設定をやってみようと再度 説明書を手に電話の前に立ちました。

その前に 子機の声が小さくなる・・という項目を見たら≪子機が耳から離れていませんか。ちゃんと耳に当たるようにしてください≫と

なんて言い草!!子機を耳以外にどこに押し当てるんじゃい!と鼻の穴にでもあてるのか?と私はマジで怒りましたよ。それ以外の項目は

無いので これは子機のどこかがおかしいのだろう。できるだけ 電話は親機でとろう・・と思ったのでした。



「なになに 機能/決定ボタンを押して♯ボタンを押す・・・」電話機本体を見たら機能/決定ボタンというのが無い。無いことは無いだろう・・

老眼鏡をかけて見直しても本体にあるのは 録音/機能の文字。おかしいやない?そうか最近は 同じ型番でチョコッと仕様が違うのでも

一冊の説明書に載っている場合がある。その類いか!全く大会社でも そんなところで経費削減をしているのか・・とブツブツ言いながら

この説明書じゃないのか?でももう一冊あるのもPanasonic。 明らかに手にしているものより古い。それとも この前 ここを掃除した時に

古い電話帳やら捨てた中に 電話機の説明書らしきものがあったような・・・まさかそっちだったのか?と不安に。で、何気なしに

電話機本体を確認した。数字が並んだ上にはPの文字。Panasonicやなぁ・・え?PはPでも 文字数が少なくないか?眼鏡を掛け直し

見たらPioneer・・・パイオニア・・・・そ、そんな・・・そんな説明書あった?私が見ていたのは 前のと、その前の電話機の説明書だった?

慌てて今度はテレビの下の 家電の説明書のまとめて置いている箱を見たら ありました。パイオニアの説明書。

じっくりと文字を読んで 再度日付を設定し直しましたが、子機の声が小さくなる・・という項目は親機や子機の 受話器マークを押していくと

音量が変わるとあるので そこなのかな・・・と。なんでも テキトーに理解し、きっちりとしない私の気のゆるみは ≪暖か≫い気候と

同じなような感じで、ユルユル・・・おぉ!≪ゆるゆる≫を変換したら 緩々・・・≪暖か≫と似てるじゃん・・と思ったのでした。


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ドキッ!

2019-03-14 05:30:00 | 和歌山県
いやはや、昨日の地震にはドキッとしました。

いきなりだもんなぁ。。。。いや、地震はいきなりなものなんだけど、それまで地震は

ほとんど無かったので、油断してました。

私は お昼からのCS放送での≪救命病棟24時 第5シリーズ≫を見終わって チャンネルを

地上波に替えたときでした。2時になったらこげと散歩に行こうと思い それまであと15分ほど

ワイドショーを見て、と思った時にユラユラっというか天井がガタガタと音がして「あ、地震や!」と

立ち上がってテレビ画面をみたけど 民放はなにも表示しません。こんなときはNHKだとチャンネルを

替えてみても 和歌山県南部で地震とあるだけで 震源地がどこか 震度がどれだけかとは出ていません。

地震は小さい揺れが 止まったかなと思うと、揺れ戻しのようにまた揺れるということを二、三度くり返し

止まらへんのか?もっと大きく揺れるのか?不安になり天井を睨んでいただけで、いまのうちに玄関の障子を

開けておいて、飛びだせるようにしておきました。待っていても 震度は出ないし 揺れてこないようだから

こげを散歩に連れて行こう、そのまえに母屋に声掛けて・・と母屋に行きかけたときに

役場からの放送が「和歌山県南部で震度4の地震が起きました」と放送されたので

「いまのが震度4ってことないよねぇ」と母屋に行っても返事はない。真っ暗だし おばあちゃんは外に

いるのかと見渡してもいないし畑にもいない。それで また母屋に入っていくと 居間で布団を敷きっぱなしで

いるおばあちゃんを発見。モゾモゾ動いているから心配はなさそうだ。「南部で4と出ているけど」と

起き上りもせずに声がするので「散歩に行ってくるわ」ともう一度言ってこげを外に連れ出しました。

しかし、動物って地震のまえになにかしら反応すんじゃなかったの?こげはぼーっと横になっていたように

思うわ。

いつもの散歩コースでは ふだんと変わらず人っ子ひとりいません。あれが 震度4ってどうなんだよ・・

私の疑問と文句が頭に渦巻いていたら ちょうど川向こうを歩いてくる人が・・・

あれは 消防署を退職した人だ。こげがコースを替えたので その人の歩く方に行って聞いてみた。

「あれは震度4ってないよねぇ」「僕は外に居て知らんかったけど家に入ったら そんなふうに言うし、

和歌山県南部って出ても、白浜・田辺で4が出たら和歌山県南部が4というふうに出るんや」と教えて

くれました。たしかに 帰宅してネットで調べたら 串本は震度3となっていました。が、私の家の

揺れ方は震度2より少し揺れたかどうかという感じ。第一 震度計のある場所も知らないので

我が家と串本や潮岬とでも揺れの差はあったんだろう。しかし、ものの数分でお嫁ちゃんから

「和歌山県南部で4と出ています。大丈夫ですか、心配です」と速攻メールが来ました。

だけども私は散歩で外にいるし こげが早足で歩いているからスラスラと打てません。

なんとか打ち終えようとしたときにまたメールが。今度は舞鶴から大学時代の友人です。

「ありがとう!大丈夫です」と打って心配されているんだ・・と思うと、なにか申し訳なく思いました。

今回は 南海トラフの地震ではなく紀淡海峡あたりのフィリピンプレートの奥のほうでの地震だというので

津波も起こらず事なきを得たのだけど、東日本大震災の記憶もまだまだ鮮明に残っているのに

自分の油断にこの先大丈夫かと不安になりました。非常持ち出しリュックも今年は見直してないし

こんなことではいけないと痛感したのでした。※串本町串本 潮岬 は震度2だったそうです

幸い県内でも被害もなかったようで 何人かはけがをしたそうだけど 不意を突かれたというか

慢心を抜かりなく突いてくる地震は 不気味だ。


                     ツルニチニチソウ

どうか、皆さんにも被害がないよう願います。

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ヤマザクラ

2019-03-10 05:30:00 | 和歌山県

                      3月1日

前回の記事で載せたつもりが忘れていたようです。その時のサクラがこのような状態でした。

同じサクラを少し離れて写したのがこちらです。↓


                      3月5日

3月に入って 新聞、テレビではあれから今年8年になる・・・あれから、というのは東日本大震災のことです。

もうそんなになるのか。。と思っていたのですが、たまたま偶然CS放送で≪救命病棟24時 第3シリーズ≫が

放送されていて、とても胸に来るものがありました。地上波で放送されていたのは東日本大震災の起こる

だいぶ前だと思うのですが当時は私は観ていません。、最初は「えッ、私の小栗旬が出てたんや」と観ていました。

彼は父が町医者で兄は優秀な研修医、自分も医学生、しかし兄が優秀すぎて少し卑屈なところもあり 爪には黒いマニキュア、

金髪でハードロッカーの様相です。そんなときに 東京で直下型大地震が起き、兄の勤める高度救命医療センターは

病院も大被害を受け診療はとても無理だという状況に 江口洋介扮する進藤先生がてきぱきと指示をし 運ばれてくる

患者を受け入れそれこそ、戦場のような状況で終わりのない医療現場の様子に ぽか〰んとしていた小栗も少しずつ

何かを手伝おうとボランティアのリーダーとして動き出します・・・

10数年前のドラマですから 映像も確かにちゃちなところもありますがしかし地震での街や 病院内の様々な

医療器具が飛び散るシーンには こういうことなんだと地震の恐ろしさに驚きました。

この時は 阪神大震災の教訓から学んだことを踏まえたドラマだと作り手側の意図と 医療現場の過酷な状況を

知らしめるものだとおもうのですが、津波が起きる・・というシーンはありません。

ただ救命の優先順位 トリアージというものがあるということや 災害ボランティアに参加するということなど

日本では遅れていた分野を教えてくれています。ぽか〰んとしていた医学生小栗も 最終話では研修医となって

この高度救命センターに戻ってきます。その前には みんなが大都市東京の復興など無理だと思い始めたときに

進藤先生が神戸の新聞社から 阪神大震災直後の神戸の街の写真と、その同じ場所の十年後の写真を取り寄せ

壁に貼り、東京も復活・復興できると頑張るのです。医療関係者だけでなく 私のようなおばさんでも何か

できるのかな・・と思いました。

このドラマの数年あとに 東日本大震災と大津波に日本は襲われるわけです。


3月11日が近づき 関西のテレビ局でも毎日のように南海トラフの大地震と引き起こる大津波にどう対処するのか

各地の自治体に取材し放送しています。私の住む串本町でも 役場を高台に移転する計画があり、いまは町立病院と

消防署が高台に、そしてそこにつながるように高速道路の工事が始まっています。町内で高いところは潮岬とサンゴ台

しかし、それ以外の土地に住む町民は家の近くの少しでも高いところに避難するしかありません。

海に面しての防潮堤も 海岸全部を囲いきることはできず 土地のかさ上げなどもできません。

ある番組では町民の方が「津波が起きたら逃げなくてはいけないけど 高いところが無い。国も町も高いところに

移り住んでくれというけど、それはムリや。お金がある人は高台に土地を買って家を建てられるけど、な。

国や町が家を建ててくれたら移れるけど」と言っていました。まったく トルコトルコという前にもっとなんとか

することもあったと思うよね、と観ながら思ったのでした。東北の復興の様子も遅々として進まず、私たちが得た教訓は

逃げることだけ。東北は 原発の放射能の影響もあり 除染した土が山積みになりどうもこうもできず そりゃ被災地の

人からすれば 東京五輪は 復興五輪と言われても期待もできないだろう。どこか 忘れられているような気がする。





こうしてのんびり、こげとの散歩もいつ何時避難生活に変わるかもしれません。



ヤマザクラも満開に近く 夜になれば カジカ?か声の良いカエルが鳴いているし、この間は「テッペンカケタカ」とホトトギスが

鳴いていました。そういう風景が 日本のどこにもあるはず。そんなありふれた毎日の 過ぎていく時間をもっと大切にしていきたいと

思うのです。

東北のみならず 日本中にはヤマザクラや桜の花を楽しみにしている人がたくさんいて その昔からの風景が

大地震や自然災害で崩壊してしまうのは残念だけど そういうことを繰り返して今になっているし、

そこから学んでいかなければと思う。遠い先もこのサクラを見たいというより 自分もこげも高齢化になって来たから

そうだなぁ、とりあえずまた来年も見られたらいいね・・・
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春が来た

2019-03-03 05:30:00 | 花・植物など
季節は三月・・・日差しも緩やかになって一月二月とは全然違います。

こういう時は こげとの散歩もカメラをポケットに入れて出かけます。

庭では バイカオウレンの花も咲いていて もっと早く気がついてあげればよかった。


                     2月20日

暖かい日が続くので もうそろそろ道端のアマナの花も咲いている頃・・と 目を凝らして探すと

待っていたよというように 小さい花が咲いていました。この花は晴れている間しか開いていません。

曇っていたら咲いてくれません。おまけに だんだん咲いている数も少なくなっているような気がします。




                     2月26日

こげを連れて「今年もアマナの花を見つけた」とウキウキしながら歩いていたら 大きく風が吹いてきました。

振り返って「うわッ」となりました。ちょうど 杉林の大きく育った杉が揺れて 一気に杉林が薄雲ったように見え

「花粉だわ!」たぶん 私の周りにも花粉が飛んでいるのだろうけど 遠くに見えている部分しかわかりません。

カメラカメラ・・と構えたら こげが歩きだし写させてくれない。ちょっとストップ、ストップ・・・



私は幸い花粉症ではないのですが、体の花粉許容量がいつなんどき超えるのか・・とこの季節心配になります。

こんなスギ林、ヒノキ林に囲まれ親が林業を営んでいたんですから 免疫があると言えばそうなんだけど・・・

春の花は 道端だけでなく 母屋の裏にも見つけました。薄緑かな・・と思ったけど 数日後には当たり前のピンク系の花に

なっていました。


                     2月25日 ジロボウエンゴサク

ジロボウエンゴサク・・と言いながらも この名前は シンボウジロウみたいだと毎年のように思います(笑)

畑にも花が咲いています。このスイセン、色は白系でしっかりとかたまって咲いてブーケのようにも見えて姿はいいのだけど

香りが・・香りというか 匂いがキツイ!きつすぎて トイレの芳香剤のような感じに思えてとても部屋に飾ろうとは思えず

ザンネン?なスイセンなのです(個人的な感想です)

1月にはまばらだったピンクネコヤナギも 忘れたころに見に行くともう全部帽子を脱いでしまっていました。


                     1月


                     2月27日

そうして 3月1日。散歩コースで数ある桜の木のなかで一番先に咲く桜。川の上にせり出して咲き始めていました。

いまは 紀南地方では 昨年公表された新種のヤマザクラの クマノザクラが話題になっています。咲き始めたら一度見に行きたいと

思っています。





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