言いたい放題、したい放題

もっと自由に、でも遊ぶだけでいいのか。

整形美容依存症

2007-11-30 23:16:07 | Weblog
私が韓流にはまって以来、継続して契約していたKNテレビを止めてMネットに替えて

しまった。Mネットで「犬と狼の時間」「銭の戦争」などが始まり、KNでは1月に

「愛に狂って」が始まるけど12月は「冬鳥」とか「ブルーフィッシュ」位であまりいい

ドラマがなかったから。

「ブルーフィッシュ」はよくこんな古臭いドラマをコソヨンが選んだなという位ジメジメしたドラマ。

「冬鳥」もあらすじを聞いただけでもういいと避けて通りたいドラマ。

でもKNをやめてよくわかった。なんと言っても朝はSBS、夜はMBCの生ニュース

が字幕付リアルタイムで入ってくるのが魅力だったんだなぁと思った。

韓国の今がわかる。昨日は整形美容の事を医師、街角の女の子達から正直な意見を

取り上げていた。医師側からは「CDが売れなくなったり、人気が落ちたりすると

容貌のせいだと考える。スター達は整形美容依存症にかかっており、何回でもしたが

る。明らかにしない方が良かったと思える事も多い」

女の子達の40%近くは整形をしたいと思っているとかこんなニュースはMネットではない。

私は韓国芸能人は整形のしすぎだと思う。あり得ない顔つきをしている。

見ていてしらける。いくら整形しても生まれてくる子供は見たくない顔の子供でし

ょう?釜山の市役所で研修しているK氏も言っていたが、韓国に行って「ステキな男性

にお目にかかったことがない、背も小さいし、顔も全然いけてない」と言ってい

た。私もそう思う。24.5回位主にソウル方面に行ったが、地下鉄で一回だけ思わず

眺めてしまうほどの可愛い学生に会っただけ。だから韓流スター達のカッコよさは例外中

の例外なんだよねぇ。

これだけは言える。日本の男の子の方が何倍も可愛い。でも日本の若い娘は化粧の

し過ぎでおかしい。この美しいタムドクを丸2日間、ロケ地でずっと眺めていたと超超、

羨ましいブログのお友達からメールがきました。10万なら見に行っても価値がある。
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民族音楽はその生まれた土地で聞きたい。

2007-11-29 21:07:24 | Weblog
今回島歌とサンシンを沢山生で聞いた。

前祝、二次会では「涙そうそう」を全員で歌った。伝統舞踊も格式のある方々の

舞踊とサンシンと歌を披露宴で聞いた。首里城でもイベント会場でかなり長く色んな舞踊を

見せて貰った。

街中ではどこからでも島歌が流れていた。私が島歌をいいなぁと思ったのはNHK

「ちゅらさん」で流れた古謝美佐子さんの「童神」だった。

ドラマで流れたその歌を聞いた時、心を揺さぶられて、NHK沖縄にメールを出した。

反響が大きかったらしく答えはすぐに出た。

古謝美佐子という名前をネットで検索したら、運がいいことに確か一週間以内に博多で

ライブがあった。感激の「童神」を生で聞く事が出来た。その時の上司の部長もドラマ

を見ていて、感激屋だったので、ツーカーで2人は盛り上がった。

いいなぁと思ってもその先に行かない人もいれば私のように猛進するものもいる。

島歌も何枚かCDを買ったがCDでは伝えきれない土や風の匂いがあるんだと今回わか

った。

シサイのアンデスのフォルクローレを聞いて「いいねぇ」と言ってテープやCDを買った人や足を止め

て聞き入った人も演奏が終れば満足したり、CDだけで終わりの人の方が多い中で

私のように韓国やエクアドルや西日本一帯を追っかけまわしたものもいる。

日本で彼らのフォルクローレを聞いて土着性の強い懐かしいような郷愁を呼び起こす私の琴

線に触れたと思った音楽も現地、オタバロの中心地の市場で聞いた音楽を聞いたときの

感激は忘れられない。民族音楽はそこで生まれた土地に行かないと本当はわからな

いと思う。ジャズはニューオリンズ、キューバのソン、韓国ではパンソリだ。ぜひ一度この耳で聞い

てみたい。

画像は守礼の門で観光客に「写真はいかが?」と言っている女の子だが、後ろでおじ

さんが「あの客にアプローチしろ」と目で合図するがお喋りに夢中でそのタイミングを逃し

ている彼女たち。
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殴られても殴られても演技するドンちゃんが好きだった

2007-11-28 12:19:38 | Weblog
イビョンホン氏の今回のファンミについての記事を朝日の夕刊で見た。

秋元康氏が演出をしたらしい。秋元氏は「僕が演出したいのはあなたの汗です。

この日の為に、一生懸命、練習して来たのだろうなと伝わるひたむきさです。

過去のVTRを見せたり、トークで時間をつぶしたりする、もっと楽な方法もあります。

どちらを選びますか?」「アリーナツァーをやる以上、今までにやらなかったことをやらな

ければいけない」とビョンホン氏に言った。

ビョンホン氏は「僕は俳優だ、そのスタンスを崩したくない」と秋元氏の構成案に二の足を

踏んでいたが「頑張ります」という電話が入ったそうだ。

沖縄から帰ってKNテレビを見ていたらキムナムジン氏の大阪ファンミでの様子が流れた。

そんなに大勢のファンではなかったが、精一杯ナムジン氏に出来る事をやっていた。

かれは大学のピアノ科を出ていて演奏はショパンのノクターンだった。

歌はお世辞にもうまいとは言えなかったがその一生懸命さが伝わってきた。

最後に日本語でメモを見ながらだったがかなり長い挨拶をしていた。

ファンは大喜びだった。わかる、その気持。

ナムジン氏が日本のファンに自分の有難い気持を伝えようとしている姿が全体からにじみ

出ていた。これだよ、ドンゴン君。

私があまり興味がなかった頃に開いたファンミがその努力の最高の姿だったようで私は

残念ながら見てない。その後のファンミには何回か行ったけど、いつも不満が残った。

日本のファンに顔は向いているとは言い難く、自分の恋愛に熱中していたとしか思えな

い。一番の衝撃は「B型の彼氏」を彼女、ジヘの為に選んだという自らの言葉にそれ

まで抱いていた幾つかの芸人として姿勢に拍車をかけた。

それからの数々の言動は私を幻滅させるものばかりだった。

公開された映画も自分の殻を破るようなものではなく、パクヨンウ氏に比べたら「ハァ

」とため息の出るような演技だった。映画を選ぶに当って彼が「自分1人

の力よりも4人の中で自分を出した方がいいと思ったから」と言っていたが、勿論

あの程度の演技ではお客を呼べる映画を作ることも出来ず、きっとお蔵入りになっ

ていただろうが、4人の俳優と比べられる事で一段と格差が目についたように思っ

た。映画は自分の持っているムードやフィーリングだけでは到底お客に訴えることは出来な

い。彼がまだ若くて、パワーのある若者ならそれでもいいだろうが、彼もいい歳をし

たキャリアのある俳優だ。ファンの目はごまかせても世間の目は厳しい。

オムジョンファ氏とのラブシーンなんて、甘い、甘い。目がハートになるのはごく一部のファンだ

け。今朝、ミジョンちゃんから電話がかかってきて、「お母さんがキムチを漬けているの

で送りますね、ところで、イドンゴンのファンはまだ続いていますか?」と沖縄で会ったK

氏と同じ質問をされた。私は「良くないのでどこも行く気がしない」と言うと「そ

うでしょうね。韓国でも全然人気がないですよ」と言っていた

「山登り」をしていた頃の若いドンゴンファンから「ファンミに行きますか?」という一言メール

が来て、その人にあれこれ持っていたグッズやドンちゃんがチョイ役で出た映画「ファミリ

ー」を贈った。この中のスペシャルDVDの中でドンちゃんが14.5回頭を殴られるNGが入っ

ている。監督が殴られたドンちゃんの表情が気にいらなくて、何回も殴られていた。

私は殴られても殴られても懸命に殴られ続けながら演技をするドンちゃんが大好きだ

った。このチョイ役ではあるけど、ちょっと頭のおかしい役どころが大好きで私のツボ

にはまって爆笑した。何故彼はハンサム路線を行ったのかな?

彼はむしろギャグ路線か3枚目で行くべきだったと思う。でも彼は自分の事を2枚目

だと思っているからね。

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アルベルト城間のライブとむじ汁定食

2007-11-27 22:05:03 | Weblog
アルベルト城間さんのライブが本拠地那覇のライブハウス「パライソ」であった。

23日がアルベルトさんで、24日がディアマンテスとアルベルトさんで2日予約をしていたが、24日は

結婚式の前祝が入り、1日だけになった。

素晴らしいの一言だった。伸びやかな歌声と日系だが生まれて育ったペルー

のリズム感が体中に染み付いていて心地よい。

このリズム感は普通の日本人には体得出来ない。エクアドルのオタバロと言う村でシサイのセサル

の妹のマティコの誕生パーティがあった時、ダンスは全てサルサだったが、独特な腰のひねりに

感心した。サルサは腰が大事。上半身は動かさないで腰が動いて足が動くと思う。

サルサを習いに行っていた時、うまいなァと感心した人達はお決まりのようにキューバに

はまり、聖地キューバ詣でに行った。サルサは土地土地で好きなように変化している。

ニューヨークサルサを見た事があるけど、その激しさに口があいたままだった。

アルベルトさんのライブは途中休憩を挟んで3時間だった。

オルケスタデラルスから今は熱帯ジャズ楽団のリーダーであるカルロスさんが全曲アレンジをしている

日本の歌が見事にラテンの熱くて陽気で楽しくて弾ける歌に変身していた。

アルベルトさんが客席を回り「いらっしゃいませ、ようこそ」と握手をしていたが、

「昔から大ファンでした」の一言が言えなかった純情ぶりの私だった。トホホ。

1人で行ったが、合席をした沖縄の人達がフレンドリーで気軽に話しかけてくれ、自分達

がオーダーした料理も食べろ、食べろと薦め上手の話し上手なので楽しかった。

「あなたは栗原小巻にそっくりですね、言われた事ないですか?、私は会った事あり

ます」と言われ、一度も言われた事はありませんと答えた。大竹しのぶには似てい

るとよく言われるけど。

画像は三越のファミリー食堂で一番まずそうでわけがわからないものを食べてみようと

思って食べた「むじ汁定食」。

この灰色でドロッとした不気味な汁の正体はどうも里芋の種類のようだった。

居酒屋に行ったらこの芋を練ってお団子にして揚げていた。

帰って調べたら「田芋」でずいきだった。草のようなものは茎だったのか。

これに砂糖をいれてデザートにしているのが上の方にあるでしょう?

「むじ汁」は胃に優しいみそ汁で見た目より美味しかった。

大体沖縄料理は日本料理や中華料理のように目が飛び出るような、アゴが外れるよう

な美味しい料理はない。「ウーン、体によさげな、お肌によさげなコラーゲンタップリだから

とりあえずここでいっぱい食べておこう」という料理が多い。
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日本ではないみたいな沖縄

2007-11-26 23:15:13 | Weblog
4泊5日の沖縄の旅だった。結婚する2人は沖縄の有名な居酒屋「ウリズン」のカウンターで知

り合ったらしい。友人はすごくお酒が強い。鉄の肝臓と言われている。酒好きには

沖縄の泡盛はこたえられないらしい。連日の酒宴だったが皆、うまい、うまいと言

って呑んでいた。

口惜しいので私も試しにちょっと口に含んでみたがブランデーのような香りと味がし

た。情けないが酒が美味しいとは思わない。オリオンビールとかチンタオビールなら美味しいと

思う。

沖縄の印象は日本語を話すからここは日本だと思うが、そうでなかったら、ここは

まちがいなく東アジアのどこかの外国だ。

日本ではない。首里城に行ったが、日本の城のような血なまぐさい匂いがしない。

日本の城は常に敵がどこからやってくるのかを見ていたが、首里城が見ていたのは

海の向こうから沢山の貿易品を積んで帰ってくる船だ。

明や清と貿易をし、中国へは10日で福州に着いていたらしい。

でも私が不思議に思ったのは、何も残ってないということだ。

その当時の衣装や宝物などいったいどこに消えたのだろう。

画像は泡盛をこのカメの中に入れて封印し50年後に開けて呑む儀式をしている新

郎・新婦。

釜山の市役所に研修に行って1年7ヶ月になるK氏。この結婚式のためにチマチョゴリを

あつらえたらしい。彼女から「まだイドンゴンが好きなの?」と聞かれ「もう飽きまし

た」と答えたら「そうでしょう?よくないでしょう?」と言われた。

彼女からは最初「エッー、なんでイドンゴンなの?」と言われていた。

「本当にステキな人は年を取ればとるほど魅力的になるのよ」と言っていた。

彼女は15年前から韓国が大好きだった人で10年位アジアの映画を紹介する企画・広

報・実行委員をやっていた。、この頃韓流になった新婦のオンマと3人で謎にみちた韓

国について色々質問やお喋りをして楽しかった。
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那覇公設市場の豚の顔

2007-11-23 08:45:56 | Weblog
ココは沖縄の国際通りにあるゲストハウスのフラミンゴ沖縄だ。

まぁ1500円だから贅沢は言えない。住めば都。すぐになじむ。殆ど若い子ばかり。

女子専用でここから働きに行ってる子もいる。長期滞在らしいけど、朝早く起きて

ちゃんとお弁当も作ってた子も昨夜は「マジ、働きたくない」と言っていた。

沖縄って始めてだけど、全体がユルイ。しかも暑い。島歌がずっとどこでも流れて

いる。公設市場で豚の顔のスモークみたいなものや伊勢海老のでかいのを「フムフム」と

見物しながら、那覇でただ一軒の温泉に行った。なかなかよい。
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ドンゴン君、会場が越谷サンシティホールに変更だって。

2007-11-22 00:47:10 | Weblog
今、メールをみたらドンちゃんのファンミは会場が変更になるらしいね。

越谷サンシティホールという場所らしい。幕張では席によっては映画が見えない人がでて

くるって書いてあったけど、そんな事最初から気がつけよっていうかんじかな。

全てチケットは払い戻して又新たに買って貰うらしい。

行かない人が増えなけりゃいいけど。

「象の背中」のテーマ曲「最後の川」を聞いて温泉チングが泣いたと言っていた。

「ちょっと前の私なら歌を聞いて泣く事はなかった」と。

お姉さんが10年来ガンと闘ってこの度何度目かの手術をして、もういよいよ最後の

時らしい。自分ひとり、この川を渡っていくと最後に歌ってる。ケミストリィが歌って

いるのをテレビで見た。この頃こんな映画が多い。サーファーの「ライフ」もそうだし。

そういえばパープルヘアの温泉ハルモニが昨日、火の玉を見たと言っていた。

温泉の近くに葬儀場があるんだけど、すごくきれいな緑色のフワァーとしたものが海の

向こうに流れて行ったと言っていた。初めてみたらしい。

友達から「HIT」を借りて2話まで見た。

「魔王」以来の大ヒットだ。女子デカと科学捜査官の女子の2人だけであとは全て男性。

韓国の男性役者の層の厚い事といったら驚く。このドラマも個性的で味がある役者が

たくさん出てくる。まるで一話・一話が映画のようだ。

全てにムダな会話もないし、場面がない。注目のハジョンウが出てる。

沖縄から帰ってから見るのが楽しみだ。



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ヒーリングの強い場所

2007-11-20 21:28:17 | Weblog

http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=4&ai_id=78642
シギョン君は生まれて初めてファッションモデルになるようだ。

187cmとは驚き。

船でお隣同士だった一人参加の女性の話がとても興味深かった。

その方は霊感が少し強いようだ。

2回目の熊野古道に樹齢900年の杉があり、大人6人が手をまわしての大きな幹だそう

だ。その杉に抱かれていて何か非常なパワーを貰ったと言っていた。

少し風邪を引いていたが、考えられない位の青ばなが出た後は頭がスッキリして一週間

体中にエネルギーが満ち溢れていたそうだ。

いわゆるヒーリングというものだろうか。違うかな?

その方が言われるには南小国の中原地区に「押戸石」があり、その場所は磁石の針

がクルクル回って方向がわからなくなる磁場の強い場所だそうだ。

南阿蘇といえば私たちは年に10回位その近くまで行っている。

ぜひ行ってみたい。その方が言うにはしめ縄をした石よりもその横の小さな石に

パワーを感じたそうだ。近所の人達はパワーを貰いにこの場所に時々来るという。

山に行っていると時々、とんでもなくすごい巨岩やほこらに出会う。

私は何故こんな巨岩がこんな位置にとある種の怖れをもって見てみないふりをして

いたが、やっぱりパワーを浴びていたのかな。

セサル君はマチュピチュに行くと素晴らしいパワーを感じると言っていた。

彼ら達は霊感が強く、北九州で一軒屋を借りていた時は、その家は建ててまが無い

のに誰も借りてが無く、彼ら達が格安で借りていたが、幽霊がでるとセサルや兄のルイス

が言っていた。

よく遊びに行っていたが「ホラッ、今あなたの後ろをその人が通りましたよ」とか平気

で言う、彼ら達は。

「怖くないの?」と言うと「この人は悪い人じゃありませんよ」と言っていた。



写真は「伏拝王子」の茶畑に咲いていたお茶の花です。NHKの朝ドラの「ほんまも

ん」のロケが行われた場所だそうです。

お茶畑は良く見るけど、花は初めて見ました。香りは甘くもなく、スッキリでもなく

渋い匂いでもないし、紅茶かな?



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熊野古道、一回目をキャンセルしてよかった。

2007-11-19 10:47:30 | Weblog
最初に予備知識を得て旅や山に行く事はあまりない。

山の仲間達はネットで調べつくしているようだ。彼ら達のお陰で私はついていくだけ

だ。感謝している。彼ら達から色んな事を聞いて「で、結局どの山に行くの?」と

聞いてとされた事もあった。

何も先入観がないままそこに行って初めて知って興味があれば帰ってからネットや本で

調べるし、そこで得た知識や体験で充分だと思えばそれで終わりだ。

知識より体験がものを言う場合の方が多い。「百聞は一見にしかず」

北アルプスのルートや高さを知らなくてもあの時見た壮大で遠大で雄大な風景は今でも

目に焼きついているし、切り立った槍ヶ岳の矛先を目指して登った面白さは覚えて

いる。

しかし熊野は今まで何も知らなかったし「謎」だらけで思わずネットサーフィンしてしま

った。院政時代に後鳥羽上皇は28回、後白河法皇は34回も熊野詣をした。

貴人達のブームが去った後はあるサイトから抜粋によると

        **********************

熊野はあらゆる人々を受け入れる聖地であったがため、日本中のあらゆる階層の

人々がこの道を歩きました。「蟻の熊野詣」と、蟻が餌と巣の間を行列を作って行

き来する様にたとえられるほどに、大勢の人々が列をなして、この道を熊野を目指

して歩きました。

上皇や女院や貴族が歩き、武士や庶民も歩き、盲人やハンセン病者など社会の底辺

に生きる人々も極楽往生や現世利益や治癒の奇跡を求めて歩きました。
 
さまざまな人々がさまざまな思いを抱いて、さまざまな願いをこめて歩いた祈りの

道。それが熊野古道なのです。

             **********************
だそうだ。語り部さんの話の中で一番印象的だったのは、紙に自分が死んでも誰に

も連絡はするな、と袖にお金を縫い付けてそれで埋めてくれと書き付けて熊野詣を

したという話を聞いた時だ。

約一ヶ月食物も水も満足にある訳ではなく行き倒れになった人達が思いを遂げるこ

ともなくゴロゴロと死んでいたそうだ。

私が参加した3回目は比較的楽なコースだったらしいが1回目は15キロをいきなりの山越え

1時間を歩く事が出来なくて何でもバス2台分の人達の内14.5人がリタイアしたそうだ。

レスキュー隊があちらこちらにスタンバイしていて、脱落した人達を連れて温泉に連れて行っ

たそうだ。(それもよい)何しろ温泉で初めて世界遺産に登録された「湯の峰温

泉」があるのだ。3回目は4時間コースなので温泉に入れるが何しろ70人からいるので

その温泉には行けない。「わたらせ温泉」に行った。お湯の質がちょっと九州とは

違い優しい。

しかし1回目を当日キャンセルして釜山に行ったが正解だった。

血尿が出て最悪なコンディションで1回目に参加していたら私も間違いなくリタイア組だった

釜山で座ってスター待ちしていた方が楽で楽しかった。コマスミダ、チングヤ


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熊野古道

2007-11-18 23:31:16 | Weblog
熊野古道から今朝帰ってきましたが、船から降りてみると冬でした。

このコースは3回で完結するようになっていて、旅行会社も予想に反して3回目まで歩い

た人達が多かったと言ってました。

それだけ魅力のある古道なのでしょう。

四国88所巡礼コースも毎月1回あり10回コースで、来月がその10回目だそうです。

船は乗っている時間が長いのでそういう人達の話がたくさん聞けます。

四国だけでなく西国33所とか色んな巡礼の旅があるそうです。

ハマル人達はハマルようです。

熊野古道の3回目は時間では4時間、7キロなので私としてはたいした事ないなと思いま

した。色んな方に何回目が良かったかと聞いてみましたが、人それぞれでした。

2回目が良かったと言う人もいたし、温泉に入れた3回目が良かったと言う人もいるし。

私の感想としては3回目の古道は古道とは言えない様な整備されつくした道でした。

語り部さんの説明を受けながら歩きますが、とに角夜8時の泉大津発に乗らなければ

いけないので、沢山の古人がこの道を歩いたのだなと感傷に浸るひまがありませ

ん。ゆっくり歩く事が出来ません。説明を受けて写真を撮ったらすぐに次に向かっ

て歩きます。語り部さんも大変です。時々添乗員からペースをあげてと無線が入りま

す。山歩きになれてない人達から「もっとゆっくり歩いて」と悲鳴があがりますが

仕方ありません。この日も高速で渋滞にあったのでフェリーの出航、15分前にバスが

滑り込みました。

登山をしていると色んな歴史上の人物が歩いた古道を歩きます。

特に山口県は明治の維新の志士たちが通った道が結構あります。

ザビエルの通った道もあるし、九州の山奥に行くと逃げ延びた平家の通った道もあり

ます。小さな国の大名が籠から降りて歩かねばならない厳しい峠もあります。

5月は西郷隆盛が負け戦でひたすら逃げ延びる山も歩きました。

どんな思いで家来や主はこの道を登って行ったのだろうかと想像しながら黙って

モクモクと歩くのもいいものです。

画像は3回目のスタート地点発心門王子です。王子とは熊野の子供の神様です。









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