千葉市の若葉区にある新内陸最終処分場は大丈夫なのでしょうか。
千葉市は、昨年の3.11以降、放射性物質で高濃度汚染されたの焼却灰を大量に処分場に埋め立てています。
そして、さらに岩手県陸前高田の震災瓦礫を引き受け3つの清掃工場で焼却し、
その灰は新内陸処分場に埋め立てることになっています。
この処分場の排水は鹿島川に放出されます。そしてこの川は印旛沼に流入します。
(印旛沼の水は約6割の1,6億トンは工業用水に、約2,5割の0,6億トンは農業用水に、約1,5割の0,4億トン を水道水に利用しています。 印旛沼への年間「流入量」は約4,4億トン)
もし、大量の放射性物質が含まれた焼却灰などが大雨などでによって、放射性物質が溶け出し流失したらどうなるのか?セシウム137の半減期は30年、毒性がなくなるには200年です。
新内陸処分場の職員の方に先日電話してたずねたところ、
◎セシウムなどの放射性物質が雨水などで溶けて、浸出水に含まれたら、セシウムを取り除く装置はあるのですか?と聞きましたら
「ありません」
◎環境省は、セシウムなどの放射性物質が含まれる焼却灰は雨水と接触しないようにと指示が出ていますが?処分場ではどのような対策をしていますか?
「焼却灰に含まれる放射性物質が雨水などで流れないように、ブルーシートで覆って、その上から土をかぶせる」とのこと。
◎ブルーシートが劣化したり、破れたりして雨水などによって水に溶けやすいセシウムなどの放射性物質が漏れることはないのですか?と聞くと
「検査しているから、もしセシウムが漏れていたら搬入を中止します。」
◎検査しても、搬入を中止しても、雨が降ったら、やはり漏れますよね。川や地下水を、環境を、汚染するのでは。その後の対策は?
「・・・」
◎処分場全体に、雨水が入らないように屋根をつけたりしないと、ダメでは?莫大な費用がかかりますね。
「そうですね」
と、いう返答でした。
以下の群馬県桐生市のある市議のブログに掲載された写真です。千葉と同じように桐生市の焼却灰もセシウム数千ベクレル/㎏含まれています。
秀ちゃんの議会内のつぶやき
下水汚泥を焼却して出たセシウム汚染汚泥で16670ベクレル/キログラムの5月の焼却汚泥と9623ベクレル/キログラムの6月の焼却汚泥がこのように処分されています。
先ほどの数値は、8000ベクレル/キログラムを超えているので、本来は最終処分場には捨てることができません。しかし、捨てられています。法律違反違法だ犯罪だ!
ただ、ビニールシートにくるんであるだけです。
これのどこが安全なのか?
その後7月から現在までの汚泥を捨ててある状態。
この汚泥は、2000~4000ベクレル/キログラムのセシウムを含んだ放射能汚染物質(毒)です。ここには、3mの高さになるまで2000~4000ベクレル/キログラムのセシウムを含んだ放射能汚染物質(毒)をそのまま放置しておくそうです。
まわりにセシウムが風に乗って飛散している。これのどこが安全なのか?
すぐ近くには、高校生が通う桐生西高校がある。セシウムを吸い込めば、内部被爆していく。
セシウムを含んだ汚泥が野ざらしになっていて安全と言えますか、亀山市長!
危険と言うのです。相生の最終処分場周辺と対岸の川内には、絶対セシウムが飛散している。
風が吹けば、捨てられたセシウムを含んだ焼却汚泥や汚泥が風と共に去る。
セシウムが周りにひらひらと舞っている。危険である!
最終処分場の横の堤防には、きれいなセシウム汚染桜が咲いている。
ここで、花見をすれば、風が吹けばセシウムを含んだ灰や土砂が舞い上がる。
それを、吸い込み内部被爆が始まる。
危険ですから、ここで花見はしませんように!
相生の最終処分場に行ってきました。
今日は、放射能に汚染された汚泥の貨物車両からの搬入方法を視察しました。
入口の所ですぐに気づく。前回にない焼却汚泥が捨てられていた。
今でも、このように放射能で汚染された汚泥が放置されたままで、風と共に去り舞い上がり汚染物質を相生や川内地区周辺にまき散らされている。
搬入の貨物車両が放射性物質に汚染された汚泥を運んできた。市内をただの金属のふたで密閉されていな車両で走ってきたのだ。汚染物質を市内にまいてきている。
放射能汚染物質汚泥を捨てるところ!
放射能汚染物質汚泥を捨てているところ!
放射能汚染物質汚泥を捨てているところ!放射能汚染物質汚泥を捨て終わり、そのまま帰るところ!
放置して風が吹けまセシウムが舞う!危険!危険!危険!
このブルーシートの所には、5月19日 16670bq/kg
6月24日 9634bq/kgが保管されています。
しかし、この数字から5月19日以前から3月11日までのものは、もっと放射能(セシウム)で汚染されていることが予想される。それは、どこに捨てましたか?
この写真のブルーシートの手前の土砂だそうである。空間放射線量は、1マイクロシーベルトを超えていた。
貨物車両が捨てていたあたりは、空間放射線量は、0.88マイクロシーベルトであった。
本来なら8000bq/kgを超えるものは捨てられない。そこで掘り起こして再検査して、そこ結果で対処することにさせる。
早急にするそうですので、期待しましょう。現状は、とても危険な状況なので、早急に改善するために対策をこうじるそうです。
市民の命と安全がかかっているのである。至急しなさい水道局長!
千葉市焼却灰の測定表
清掃工場で発生する焼却灰等の放射能測定結果(7月25日更新)
◎調査結果(PDF:208kB)
最高12950Bq/㎏