閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

きのことり・その2

2016-09-20 23:37:46 | 日々

斜面の下に見える赤い傘。
あれは、もしかして…

 

 

これだ~。
真打登場、タマゴタケ。それもツインで!

 

 

 

根元の卵の殻も真っ白で新しい。きょう開いたばかりですね。

 

 

軸のうろこ模様もあざやか。

これは食べられるきのこだけれど、見るだけで満足して帰ります。
(なぜかというと、北海道にきのこ狩り遠征中のお隣さんが、
天然本シメジをどっさり送ってくださったので!)

採らずに置いといて、もっと増やしてから食べよう、などと思っても、
そうはうまくいかない。来年は消え失せているかもしれない。 
そのへんが、きのこの面白いところ。

 

マカロン茸。(←また勝手につけた!)

 

 

甘食茸。完全に開くとこうなる。

 

 

 

ムラサキシキブ。
昔、こういうお菓子あったなあ…と、見るたびに思い出す。
前にも同じことを書いたかもしれない。
小さい粒の、舌が染まるような色の砂糖菓子。 

 

雨が小降りになった隙に、大急ぎで栗拾いに行く。
柵の外側に生えている山栗は、もう猪さんのひとり勝ちだ。
それはしかたないが、柵の内側ぎりぎりに3つ4つ落ちているのを、
猪はどうしても取りたかったらしく、幅1メートル近く地面を掘って、
漬け物石サイズの石をごろんごろんと10個ばかり転がし、
ワイヤーメッシュの下に鼻先が入るほどの穴を開けていた。 
土の色の新しさからみて、それはついさっきのことのようだ。
気づかなければ、もっと掘り進んでいたかもしれない。

漬物石10個も動かして、ちっちゃい栗4個。
労力に見合った報酬かどうか、ということは考慮しない。
たまたま目の前に栗があったから、それに向かって掘っただけ。
猪突猛進というとおり、がむしゃらで無計画な性格がうかがえる。
柵をぐるっとまわってもっと掘りやすい場所を探してみようとか、
木に体当たりして栗を落とそうとか、そんなことは考えないのが猪で、
考えてくれなくて幸いです。 
またどこを掘るかわからないので、毎日パトロールしなきゃ。
(埋め戻すのが大変ですよ!) 

 

 

本日の「いいね!」

 

猫の店番・八百屋篇

魚屋は求人がなくてね。どういうわけか。

 

コメント
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