◆せいらいさんからのご質問です。
>最近気付いたのですが、私がダボッとした上着やボーダーの服が好きなのは
>サンゴロウのおかげかも…なんかかっこいい気がして。(笑)
>サンゴロウの服にボーダーが多いのは、何かあるんでしょうか?
>彼はそういうの無頓着そうだと思いますが…
着ていて気分の良い服というのは、価格や流行に関係なく、
「良い服」であります。
ボーダー(横縞)シャツを好む黒猫、じつは遠いご先祖が
しましま猫だった・・ということは、ないか(笑)
ボーダーというのは、作者の設定にはなかった部分です。
1巻の「帽子」と、ときどき出てくる「黒い防水コート」などは、
文字でそう書いてあるんですけど。
意図的に書いてあるのは、他に、ナギヒコ先生の白衣とか、
カイの「ゆったりしたうすいシャツ」とか・・その程度かな。
あ、シーナさんの衣装はわりと詳しく書いてあるほうですが、
たぶんこれは、イカマル視点の部分だからで、
サンゴロウは、彼女のブーツくらいしか気にとめてないらしい。
つまり、何を着ているかは、着る人の趣味をあらわすだけでなく、
見る人の価値観をあらわす、ともいえます。
じつをいうと、登場人物が猫ということもあって・・
服を着て立っていること自体が、そもそも現実的でないので、
着ているものの描写はあんまり具体的にできないのですね。
詳しくリアルに書けば書くほど不自然になっていく。
でも、何も書かないと、つかみどころがなさすぎるので、
「帽子」とか「ブーツ」とか、印象的なものは書いてあります。
そうすると、読んだ人は、それを核として、そのキャラクターの
年齢職業性格習癖その他いろいろと総合し、自分なりに
アイテムを集めてきて、ビジュアルイメージを作り上げるでしょう。
そこには、その人の好みや知識や経験がさまざまに反映されます。
その人が画家であれば、得たイメージを、さらに2次元化して
(つまり自分で描きやすいようにして)絵に描く。
その過程で、偶然かつ必然的に「ボーダーのシャツ」が出てきた。
・・というようなことではないかと、わたしは想像しますが、
えーと、実際はどうなんでしょうか、描いた人?
「描いた人」は、ストライプとボーダ―の違いを最近知ったくらい
服装に関し無頓着なので、なにもありません。(すぐ忘れるし)
絵的には、タッチが活かせるのと、模様として具体性が無く、
形や動きがだしやすい表現、というのはあるかもしれません。
・・だそうです。なるほど。
つまり無頓着なのはサンゴロウではなく画家であったと(笑)

「えーっと、つまり、ボーダーっていうのはですね・・」
「そっちはマドラスチェックだろ」
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