熱烈的アルビレックス Maximum

今季J1に昇格できなかった。あと3試合勝っていたらのタラレバばかりだけど、来季は必ず昇格してやるぞ。

黒崎采配はYESかNOか

2011-09-25 12:51:33 | Weblog

昨日の後半の選手交代も含めて、同点もしくは劣勢に立った際の黒崎采配はすべて裏目に出ている実状について。
磐田戦ではアンディー、村上、亜土夢の交代で3人枠を使い、結果的にロスタイムでの失点による敗戦。
しかも後半40分で交代した磐田の荒田に決められている。
このパターン、よくありますね。
交替した選手に決められる事。
記憶に残るのはジウシーニョ。彼に替わると嫌な予感がしたものです。
昨日もそう。
後半20分に西に替えてジウシーニョを投入。嫌な流れを醸し出していたのに、アルビの選手交代はそれでも

前向きに突き進む。

ジウシーニョを投入されたにもかかわらず、直後に黒崎監督は要の亜土夢に替わってヨンチョル投入。
右SHにはミシェウがまかなうわけです。
まあミシェウは流動的なので特に右左に特定せずともいいわけですから、ここはヨンチョルの調子も含めて

現状維持というところ。

投入したからといって効果がすぐにでるわけでもない。
昨日の石川の出来からするとヨンチョル1人で持ち込んだほうが少しは・・・というだけ。
ミシェウの中盤よりやや下がってのボールキープがきついので前線でプレスをかけているロペス、アンディーが疲弊する。
したがって終盤に来ると守りが頭をよぎり、前に出れない中盤、疲れる勲、スペースが空いてそこを攻める磐田。
セカンドボールを取るもキレのあるカウンターが出来ず中途半端にミドルを打つミシェウ。
落ち着けない、なぜか焦る。
相手のDFの駒は揃ってないから冷静になれば点が入る体勢にもかかわらずだ。

後半30分にアンディーが堅碁と交代。
ここが一番ポイントだったと思う。
それまで献身的に動き、ロペスよりも効いていたアンディーを下げて堅碁・・・。
これはないんじゃないか?
まあアンディーがダメだししたのなら仕方ないが、その様子は微塵も無かったように感じた。
これで堅碁に必死になって前線でプレスしろと?
ところが奪われ、攻めの起点にされているのは中盤からだ。
黒崎監督の特徴である攻めに行く布陣を敷くのはいいのだが、中盤が緩くなっている以上ここを締めて前線に渡すほうが優先だと
感じた。
となると慶行への交代が先。
この考えよりも前線の活力をパワーアップさせることで点を取りに行こうとする感覚はFW出身ならではの采配ということなのか。

MF、DF出身であれば慶行交代が先、その後に亜土夢とヨンチョル投入でもアリと考えるのではないかと。
アンディーはあくまでも替えるべきではない。
ヨンチョル右でもいいのだ。

そして最後まで村上を引っ張るつもりが村上の足の痙攣で37分に高徳の計算外投入。
それだけ右サイドの裏側を狙われていたわけで。
上がりの多い村上の特徴をよく掴んだ磐田の戦略、成功である。
そして大輔、高徳の若さが最後に出てしまった。
90分目一杯使って1点取りにきた磐田。
最後の最後で守りに綻びが出たアルビ。

クロスバー、ポスト直撃もあるけど、川口が当っていた事も大きい。

が、結果としてもう一歩寄せが甘いのだろう。
攻守において。
これがここまでの結果となっているが、もう気になるのは選手同士でパスを出すのにあんなにトラップミスとか、もらう選手が前に出なきゃ
もらえないパスが多すぎないかということ。
つまりお互いの距離感がぼやけていて足元に、もしくは前を向いたパスがしっかりもらえないということ。
これは練習で修正はするのだろうけど、あくまでも同じチームの中だけでの感覚であって、敵チームとのガチンコ勝負の中での感覚とは違う。
試合の中でしか熟成できないっつーことでしょう。
これは特に中盤と前線の、攻撃の際によく目にする。
今年はシーズンを通して怪我人、代表抜けでメンバー固定できなかった。
これは多分にあると思われ、シーズンを終了する今頃になってようやく機能し始めたのかもしれない。
これが後半途中までのアルビ。
だから黒崎監督は一応手ごたえのあるゲームだったと振り返ったのか。
だとしたら残り試合、自ずと答えは出るのでしょうが・・・。

それにしても何度も言うけど次節菊地の欠場は痛い。
上手くいっていない現状が菊地を苛立たせるのは理解できる。が、セルフコントロールできない事も修正してもらわないと。
チームに迷惑をかけるのだ。
累積警告も今後の大きなトラップになるので、それを含めたスカウティングをどう黒崎監督が行うのか、それをもってYES、NOを突きつけねば
ならんのだけど。

一番怖いのは土壇場でスタイルを変えること。

コレが最もブレるんだけどね。

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2 コメント

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大宮気迫勝ち! (北陸道)
2011-09-25 16:55:12
監督に手応えがあっても、結果が伴わ無ければ、選手が自信を失い、肝心なところで勝ちを失うことに。
(ポイチ代行ならスタイルはそのまま、ベンチワークだけポイチ采配かな?)
今のアルビはフロント、選手、監督、サポファンの方向性がばらばら。。
05、08シーズンのようにJ1にしがみついて格好悪くても絶対残留させるとの明確なメッセージが誰からも出されていないため、広報さんの弁明コメントで次は一丸となってと言われても誰もピント来ていないのでは?
選手も兄やんのように大観衆の後押しで120%の力を出したいなんて選手はいなくなり選手気質も変わったようだし、監督も得点源に期待した選手らが全く点をとっていない大誤算もあったろうが相手から研究されるとそれを上回る手も打てない状況が続く。

とにかくやれることは全部やってほしい。。
最後までじたばたしてほしいな。。
マリノス戦はアルビの原点回帰で招待券大量配布、地元マスコミの残留大キャンペーンによる旧サポファンの掘り起こし、市や県に頼み込んで、臨時駐車場の確保や県市職員様&スポンサー企業社員家族様の大動員。
選手(特にブラジリアン)には人参作戦、監督スタッフには選手達のモチベーションを最高にもっていけるようにあらゆる方法(選手により喝を入れたり、褒めあげたり、感情に訴えたりジャイキリみたいにね。。)をとってほしい。

これでたりなければ、神主を呼んで神頼みかな?

最終戦にチェンダイさんから「浦和(の敗戦)を信じたボクがばかでした。」なんてコメントが出てこないように早目早目にじたばたして動くべし。。
5年もかけて、サポの後押しでやっと上げたJ1。簡単に諦めたら絶対に許さんぞとの気迫がサポファンからほしいが。。(チェンダイさんは昇格戦の時は中国でしたか?)

しかし大宮の気迫を感じられる勝ちかただった。
北野PK阻止や選手の運動量も往年のアルビみたいでしたな。
アルビ15位確定後がないよチェンダイさん。
返信する
監督は (だいちゃん)
2011-09-25 22:42:12

黒崎監督は元々
フォーワードですよね

なんで攻めのパターンが1つとか2つしか
ないのか 不安です

黒崎監督の采配は否定はしませんが
もっとバリエーションを増やしていかないと
ヤバいと思います いまもヤバいですけど

私も磐田戦のアンディーはいいと思いました
変えたことが疑問です

大宮勝っちゃったし
浦和に得失点差で負けてるし
荒田にロスタイムに決められるし
ギリギリのところで負けてるようでは
不安でいっぱいです

あと7試合 甲府、福岡との直接対決を
勝たないともうダメだし
ガンバや名古屋も川崎も柏もマリノスも
倒して残留しましょう

そのためにも私たちサポーターが
応援して残留しましょう

アルビを最後まで信じて
応援しましょう


長文失礼致しました
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