Paris brle-t-il? (1966)
『パリは燃えているか?』のサントラ盤です。
音楽の担当はモーリス・ジャール。
私がこの作品の中の主要テーマである『パリ・ワルツ』を初めて聞いたのは確か中学生の頃で、
その豪華絢爛かつ華麗なメロディーの洪水に打ちのめされ、
映画音楽の醍醐味をその時初めて知らされました。
当時この映画自体についての予備知識は全くなく、
アラン・ドロンはじめ豪華キャストのオールスター映画であることを後日知りました。
この作品でのドロンは前半にしか登場せず、見所としてはあまりないのですが、
ほんの数十秒だけベルモンドと共演する場面には否応なく引き込まれます。
まだ『ボルサリーノ』で本格共演する以前に二人の共演が実現したことは
当時の映画ファンの方々の間でどれほど話題になったのでしょうか?
ドロンや他のメンバーが話し合っている席にベルモンドがおもむろに登場しますが、
その瞬間ドロンの顔つきがそれまでの穏やかなものから
突然険しく変化するのが明らかに見て取れます。
そして最後はにこやかな笑顔でベルモンドに挨拶をして立ち去り、
ドロンのこの映画での登場場面は全て終了します。
当時のベルモンドに対するドロンの敵対心のようなものが感じられる瞬間でした。
『パリは燃えているか?』のサントラ盤です。
音楽の担当はモーリス・ジャール。
私がこの作品の中の主要テーマである『パリ・ワルツ』を初めて聞いたのは確か中学生の頃で、
その豪華絢爛かつ華麗なメロディーの洪水に打ちのめされ、
映画音楽の醍醐味をその時初めて知らされました。
当時この映画自体についての予備知識は全くなく、
アラン・ドロンはじめ豪華キャストのオールスター映画であることを後日知りました。
この作品でのドロンは前半にしか登場せず、見所としてはあまりないのですが、
ほんの数十秒だけベルモンドと共演する場面には否応なく引き込まれます。
まだ『ボルサリーノ』で本格共演する以前に二人の共演が実現したことは
当時の映画ファンの方々の間でどれほど話題になったのでしょうか?
ドロンや他のメンバーが話し合っている席にベルモンドがおもむろに登場しますが、
その瞬間ドロンの顔つきがそれまでの穏やかなものから
突然険しく変化するのが明らかに見て取れます。
そして最後はにこやかな笑顔でベルモンドに挨拶をして立ち去り、
ドロンのこの映画での登場場面は全て終了します。
当時のベルモンドに対するドロンの敵対心のようなものが感じられる瞬間でした。
ドロン氏の出演場面は少なく残念ですが、ベルモンドと同じ画面に写っただけでも嬉しかったです。
ドロンさんとベルモンドの共演場面だけでも観る価値はある作品ですね。
ブログでの作品評読ませていただきましたが
とてもわかりやすく読みやすい文章に感服しました。