Parole de flic (1985)
この作品は日本では当時劇場未公開でしたが、
1988年の日曜洋画劇場で『復讐のビッグ・ガン』という題名で初めて日本に上陸しました。
その数年後に『凶悪の街』という題名でヴィデオ発売されました。
(どちらの題名もB級映画のようであまり好きになれません。)
TV初放映時の故淀川長治氏の番組冒頭の解説を、
ヴィデオを見ながら書き写しましたので、ここに再現いたします。
“この映画はアラン・ドロン(以下AD)の製作、3人の脚色の1人がまたADなんです。
そして主演がAD、まあADが揃いましたね。
それもそのはず、この映画は1985年の新しい日本未公開の作品です。
で、この新しい映画、実はちょうどこの年、ADは満50歳、
それで50歳を記念して、自分の50歳を祝っての野心作、これに命を懸けて作りました。
だからADは見事に張り切ってますよ。
タイトルが済むとバッチリADが出てきますよ。
終わりの方でADは英語で歌を歌いますよ。
まだその他にADはおもしろいことにサーカスのクラウンのメーキャップを
皆さんの前でお見せしますよ。
まさにADのサービス100%でございます。
~中略~
しかし共演がいいんですね。ジャック・ペランなんですね。
あぁ珍しいなあジャック・ペランとアラン・ドロン!
ジャック・ペランと言えば~出演作の紹介~がありましたね。
そういうわけで“ジャック・ペランとアラン・ドロンが共演してる”ゆうのが、
今日の粋な本当の配役の面白さですね。
原題は『刑事の約束』といいます。
この新しい日本未公開の作品、さあ皆さんじっくり今晩はADを楽しんでくださいね。
さあそれではご覧下さいね。”
こうやって書き写してみて、短時間でこの作品の醍醐味を全て言いつくしている事がわかり、
改めて故淀川長治氏の名解説の素晴らしさを感じ取りました。
この作品は日本では当時劇場未公開でしたが、
1988年の日曜洋画劇場で『復讐のビッグ・ガン』という題名で初めて日本に上陸しました。
その数年後に『凶悪の街』という題名でヴィデオ発売されました。
(どちらの題名もB級映画のようであまり好きになれません。)
TV初放映時の故淀川長治氏の番組冒頭の解説を、
ヴィデオを見ながら書き写しましたので、ここに再現いたします。
“この映画はアラン・ドロン(以下AD)の製作、3人の脚色の1人がまたADなんです。
そして主演がAD、まあADが揃いましたね。
それもそのはず、この映画は1985年の新しい日本未公開の作品です。
で、この新しい映画、実はちょうどこの年、ADは満50歳、
それで50歳を記念して、自分の50歳を祝っての野心作、これに命を懸けて作りました。
だからADは見事に張り切ってますよ。
タイトルが済むとバッチリADが出てきますよ。
終わりの方でADは英語で歌を歌いますよ。
まだその他にADはおもしろいことにサーカスのクラウンのメーキャップを
皆さんの前でお見せしますよ。
まさにADのサービス100%でございます。
~中略~
しかし共演がいいんですね。ジャック・ペランなんですね。
あぁ珍しいなあジャック・ペランとアラン・ドロン!
ジャック・ペランと言えば~出演作の紹介~がありましたね。
そういうわけで“ジャック・ペランとアラン・ドロンが共演してる”ゆうのが、
今日の粋な本当の配役の面白さですね。
原題は『刑事の約束』といいます。
この新しい日本未公開の作品、さあ皆さんじっくり今晩はADを楽しんでくださいね。
さあそれではご覧下さいね。”
こうやって書き写してみて、短時間でこの作品の醍醐味を全て言いつくしている事がわかり、
改めて故淀川長治氏の名解説の素晴らしさを感じ取りました。