LE REGARD D'ALAIN DELON

アラン・ドロンさんの魅力を探ります。

『LE LION』

2005-04-26 | THE SOUNDTRACKS
Lion, Le (2003) (TV)

『LE LION』(公式サイト→http://lelion.france2.fr/index.html)

今のところアラン・ドロン作品の最新のサントラ・アルバムです。

このCDはフランスのサントラ雑誌CINEFONIAのレーベルから発売されており、
こちらのサイトから注文して購入することが出来ます。
           ↓
http://www.cinefonia.com/shopmanager/catalog/product_info.php?products_id=96

音楽を担当しているのは、
Serge Perathoner & Jannick Top
のコンビです。
(二人の公式サイトはこちら→http://www.1212.com/a/top/english/index.html)

ドロンとジョゼ・ピネイロ監督が組んだ前作
『FABIO MONTALE』(『アラン・ドロンの刑事物語』)
に引き続いての登板となりました。

『FABIO MONTALE』のときと同様、一度聴いたら耳から離れないテーマ曲
(上記リンクの公式サイトの“VOIR LE GENERIQUE”から聴けます。)は、
1曲目の『序曲』から始まり、3曲目(アコースティック・ギターのソロ)
10曲目(アコースティック・ピアノのソロ)、13曲目(アコースティック・ギターのデュオ)
14曲目(シンセとアフリカン・コーラスとアコースティックピアノ)
16曲目(アコースティック・ピアノとアコースティック・ギターのデュオ)
とアレンジを変えてたびたび登場します。

この曲だけでも買う価値はありますが、その他の曲も打楽器を中心としたアフリカ音楽や、
ゆったりとしたシンセで朗々と奏でられ、アフリカの大地を思わせる雄大な曲で構成されており、
1枚のアルバムとして非常に完成度の高いものとなっていました。

ただアルバム最後の曲は映画(TVドラマ)の中では使用されなかったボーナストラックで、
尺八の音色が使われた不思議なアレンジで、これには若干違和感を覚えました。

ジャケット写真も素晴らしく、音楽の中身も聴き応え十分な、
ファンとしては必ず押さえておきたい1枚と言えます。
この勢いで『FABIO MONTALE』のアルバム化も望みたいところです。




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