Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

銀杏

2009年11月30日 | Weblog

        
        

朝の陽が差し込み、東の窓越しに見える街路樹の銀杏の葉が鮮やかに色づいて辺りを一層明るくしている。
紅葉が遅れていた玄関先のモミジもようやく紅くなり始めたので、外から眺めると赤と黄が鮮やかなコントラストをなして綺麗だ。

        
        

休日は朝がゆっくりできるからウォーキングも7時ころから出かける。それでも田舎道には未だ誰も見えないし朝靄が遠景を乳白色に薄めて、墨絵のような景色に変えている。

        

40分ほどウォーキングして帰ると、玄関で「もも」が散歩に出してくれるのを待っている。綱をつけてやる間もゴロゴロ喉を鳴らして今や遅しと待ち構えていたのが分かる。30分ほど近所をウロついて帰ると、カミサンが「メイ」の墓に線香をあげていた。「もも」はカミサンの傍を離れない。「もも」は一番世話になっているハズの私よりカミサンの方が大好きで、放っておくといつまでも傍にいる。恩知らずなネコめ!

        
        

もうすぐ師走。紅葉が全部落ちたら、庭の枯れた草木と垣根の刈り込みをしようか。また腰が痛くなる厄介な季節だわい・・・

        


不死身の先輩

2009年11月25日 | Weblog

前日(22日)は雨で薄寒かったけれど、23日(祝日)は昼前から一転暖かな日差しが出て気温も上がりだした。来年2月はバイクの車検なので、これから冬に向かって調子を整えておかなければ・・・と、少し充電走行することにした。

スタート・ボタンを押したけれど、例のLCの病気かセル・モーターは回るものの”スーッコン、スーッコン”いうだけでエンジンが掛からない。
クランク位置を少し変えてやって再度挑戦。ようやくエンジン始動。やはり気温が下がった分掛かり辛くなったのかな・・・?

自宅10時出発。本日は適当に距離を稼げば良いだけだから、先ずは成田の大黒屋へ。ANAの割引航空券を換金するつもりで店を訪ねたが、一枚たったの1500円!だという。前回(今年の6月)は5000円で引き取ってもらったので「・・・えっ、ホント?!」
今は引き取り依頼が多い時なので、もう少し後にしたら・・・という店の勧めに従って今回は止めにした^^!

成田市街から佐原へ抜けるには、R356の土手道へ出るよりR51を直進したほうが早い。車の後ろについてノンビリ走行。11時過ぎに佐原到着。前回(6月)は店が夏休み期間に入ってしまったため買えなかった「たい焼き」をゲットするつもりで目当ての店に寄ってみた。店は開いていて先客が数人だけだったので、5,6分待たされただけで、すぐ買えた。義姉へのお土産も含めて12個。早速1個頂く。ここの「たい焼き」は皮が極薄くてパリッとしており、餡が本当に尻尾の先端まで詰まっている。芸術品だ!

        
        

気温も大分上がってきて走っていないと汗をかきそう。そのまま銚子までR356を直進、12時少し前にいつもの君ヶ浜へ着いた。駐車場の一番奥まったところまで行き、停まっていた軽と反対側のスペースにいれてヘルメットを脱いだ。

すると軽から一人年配の方が降りてきて「大きなバイクですね」といいながら話し掛けてきた。初めはバイクの話から始まって、次から次へとセンパイの話は長い。
125ccと400ccの2台持っている、70歳でバイク免許取得、400ccに乗り始めて直ぐこけて怪我、69歳まで働いて今74歳、未だに1升酒を飲む、γGTPなんて上がっても節制して元に戻せる、呑みすぎるな!と注意してくれた人が何人も自分より先に死んだ、7年前直腸癌の手術をしたが今は完治した、4人兄弟だったけれど生きてるのは自分だけ、一生独身で通した、病気や怪我をしても直ぐに治る等、など・・・・延々と話し続けるので、こっちはオシッコも我慢して30分以上立ち話に付き合わされた。

センパイはどうやら不死身の性質らしい・・・(笑)

ようやくオシッコを理由に開放してもらい、「これからどちらへ?」と訊ねたら、海沿いの松林の丘を2,3周して足腰を鍛えてくるとかで、林の小路へ分け入って行った。やれやれ・・・
自分も含めて年寄りばっかり元気になって困ったもんだ!><

        


忘年会のイントロ

2009年11月23日 | Weblog

        

21日(土曜日)は、12月に大連でやることになったバイク仲間の忘年会の参加者顔合わせ、ということで秋葉原・呉越同舟へ出掛けた。
残念ながら参加者6人中3人しか集まらなかったけれど、飲み会には別に2人参加してくれたので、5人で盛り上がった。

呉越同舟は5時から1時間サービス・タイムでビールが半額。とは云え年寄りは1時間ではそうそう何杯も飲めるものではない。私は一杯でけにして早々と焼酎のお湯割りに切り替えた。
ここはオジンライダーさん「御用達」の飲み屋だから、料理の分量が減っただの、実質値上げだだの、云いたい放題^^!
1時間チョッとでほろ酔い加減になったところでお開き!早い!お一人様2800円也・・安い!せっかちなオジンさんの面目躍如といったところ。

実は、お目当ては次のTRIM LIVE (Beatles Specuial Night)。同じビル1階の万世演舞場(普段はただの喫茶店)でThe Reason と Cueという名の若いグループ・サウンズが生演奏をやっていたので、そこへ移動。2グループともかなり年季が入っているらしく歌も演奏も上手で、”ビートルズ”の生コピーを結構みんな楽しんでいた。
オジンライダーさんとネコ○○○○さんはスッカリ出来上がって狭いスペースで踊り始めた^^!二人とも、まだまだ若い!(笑)
さて、大連での本チャンはどうなることでしょう・・・今から楽しみ!

       
       
       
       
       
       
       


ハクビシン

2009年11月18日 | Weblog

先日、朝まだ暗い5時半ころ「もも」を散歩させていたところ、何かを見付けたらしくジッと我が家の庭の方をみたまま動かなくなった。

やおらして、低く身構えたままの格好で走り出し、急いで玄関口から庭先にまわった。暗くてよく見えなかったのだけれど、「もも」の目の前で何やら動き回っている小動物がいたので吃驚!

何だろう・・・と思いながら近づいて目を凝らしてみたら、暗くて良く見えないのだけれど、身体が子猫ほどで尾が長く、しなやかに動き回る黒っぽい小動物が二匹いた。「もも」が直ぐ傍まで近づいても全く恐れる様子はなく、二匹でじゃれあっているふうである。ただ珍しいことには、鼻筋が帯状に細長く真っ白で、夜目にも鮮やかだったことである。
暫くして垣根の外側にある背の低いブロックの上を東から西端に移動し、「もも」が更に追いかけると、音もなくスルリと隣家の一段低くなっている裏庭に飛び降りて姿を消した。

翌日、ネットで調べてみたらハクビシン(白鼻芯)だと分かった。野生なのか飼われていたものが逃げ出したのか分からないけれど、庭先で見たのは初めてだった^^!

       


       ☆写真は八溝県立自然公園の案内HPより借用


考える力

2009年11月16日 | Weblog

先週土曜日の朝、NHKで「今、東大生に一番多く読まれている本」というをのを紹介していた。御茶ノ水女子大の名誉教授・外山滋比古先生が23年前に書いた「思考の整理学」という本で、軽く100万部を超えているそうである。

           

先生によれば、現在は世の中に情報が溢れていてそれらがPCで簡単に手に入る時代だけれど、我々はそれらの溢れる情報から、つい自分の考えのように錯覚して受け売りの考えに陥り易いという。先生は他からの受け売りでない自分の考え、つまり本当の意味で「考える」力が人間には大切なのだと説く。

著者として、何故今になって23年も前の本が脚光を浴びているのか分からないといいつつ、時代が大きく変わろうとしている今だからこそ、若い人達が「考える」ことの大切さに気付き始めたのではないだろうか、と分析していた。

インタビューアーが、どのようにすれば「考える」力がつけられるのかと訊ねた。先生は、例えば本を読んで面白かったとする。読んだ直後に何故面白かったのか考えてみる。更に半年とか一年後、本の内容もかなり忘れている部分もあるので、再び何故面白かったのかということを考えてみると、最初とは少し違ったものになる。そのようにして一つのことを繰り返し考え続けていくうちに、熟成されて次第に「自分の考え」というものが形作られてくるハズだ、と仰る。
従って「自分の考え」というものを持つためには「時間」がかかる、つまり「熟成」する時間が必要だそうである。

先生はまた、日本の教育では「考える」ということを誰も教えていないとも指摘しておられた。学校では教科書に従った知識だけの教育に偏り
学生達は「自分で考える」ということに慣れていないという。
戦後処理で活躍した白州次郎が英国ケンブリッジに留学したとき、教授から意見を求められ教わった通りの回答をしたら、それは貴方の意見ではないでしょう、貴方はどう考えるのか自分の意見を述べなさい、と言われて彼我の教育の違いに驚かされるエピソードがあった。

云われてみれば確かに、自分の意見などといっても所詮は誰かの受け売りというのが殆んど全てのような気がする。本当の意味で「考える」というのは凡人には出来そうもない。これからもきっと他人の受け売りを自分の意見みたいに、臆面もなく喋っていることだろう^^!
(トホホ・・)

         


化け猫

2009年11月14日 | Weblog

        

私が北海道へツーリングに出かけていた8月の中旬、カミサンが知人のN女を自宅に招いた。夕食とお酒でもてなし、鬼の居ぬ間に女二人でお喋りを愉しんだ。N女は猫好きで彼女の家んでは6匹も飼っている。カミサンが支度中N女はわが家の「もも」を抱き上げた。「もも」は抱かれるのが嫌いで、抱かれると気が向かない時は我々飼い主にさえ抵抗するので、N女に「咬むから気をつけてね!」と一声注意した。
彼女は「大丈夫、猫は慣れているから・・・」と、気にもかけない様子だった。そのうち彼女が「もも」を仰向けに抱いてお腹をなでていたところ、案の定「もも」にガブリと咬まれて手に軽い怪我をした。カミサンが慌ててオキシフルで傷を洗ってカットバンを張ってあげたけれど、傷といっても軽い擦り傷程度だったらしい。
一月半ほど経った9月末N女からカミサンに電話があった。何でも、あれから大変だったというので、聞いてみると「もも」に咬まれたところが腫れて、手の筋も傷め、手の自由が利かなくなって仕事も出来ない・・・云々、とひどく大袈裟な話を延々と続けて電話を切らない。
最初のうちはカミサンも「それは大変、知らなかった、すまなかった・・・」と
丁重に応対していたけれど、同じ話を延々と繰り返すので最後のほうは草臥れて気分が悪くなってしまったらしい。
私は、「そんなのは放っておけ。どうせたかりだから!」と取り合わないようにカミサンに云っておいたのに、カミサンは翌日お菓子を買って一万円ほど包み、「心ばかりのお見舞いです」とN女に送った。

それから更に一月半後、N女から書留で郵便物が送られてきた。幸い留守だったので郵便は持ち帰って配達通知だけがポストに入っていた。その夜、カミサンがN女に電話を入れると、送ったのは怪我の診断書だという。それからまた延々とカミサンは大袈裟な愚痴をクドクド聞かされ、嘘ではないことを知ってほしくて・・・とこちらが頼みもしない診断書などを送りつけた弁解まで。

第一、カミサンが消毒したとき手の傷はホンの掠り傷ていど、そして一月半も経ってから「大変だった」と大仰に言ってくる怪しさ、到底信じられない。今のところ向こうからは「いくらよこせ!」とは流石に云ってこないが、
明らかに「たかり」である。こういう手合いには一切取り合わないに限る。書留も受け取らないし、カミサンには電話にも出ないように云っておいたが、ほんとに腹が立つ!!

N女を知るカミサンの友達は、「N女は猫好きが高じて自分も猫になったのよ。化け猫よ。放っておきなさい」と面白いことをいう。それでもカミサンはお金でも請求されたら・・・とか、裁判になったら・・・とか心配している。
私が電話をとったらドヤシつけてやる!!

           


ばっしゃぁ~ん!

2009年11月10日 | Weblog

        

関東は今日から3日連続で雨模様の予報。朝目が覚めたらポタポタとベランダで雨垂れの音がする。ベッドでストレッチを始めると「もも」が寝室のドアを押し開けて入ってきた。散歩の催促である。

身支度をして外を見たら雨は霧雨状態。不思議と「もも」の散歩の時間になると雨が止むことが多い。晴れ猫か・・・?
いつも通り綱をつけて20分ほど近所をウロウロ。朝はまだ暗いし、カエルもスズメも見当たらないから玄関の扉を開けると「もも」は早々と散歩を切り上げてしまった。

昨夜から今朝にかけて九州、四国地方では大雨だったらしい。雨雲はこれから関東地方へ移ってくるので今日は本降りになるだろう。
自宅から小林駅までと南古谷駅から勤め先までは夫々10分ほど歩くので、こういう日は厄介である。ショルダー・バッグに防水パンツと折りたたみ傘を入れて出勤。

自宅を出るときは、雨は殆んど止んでいたので助かったが、南古谷に着いたらかなり大粒の雨。しかし風がないのでそのまま傘だけさして歩き始めた。県道に沿って凡そ10分の距離だけれど、ご他聞にもれずここもお粗末なインフラ整備のお陰で歩道にも車道にも大きな水溜りがあちこち出来ていて、なるたけ車道から離れて歩かないと、車に情け容赦なく水をはねられる。

幸い途中からは歩道を離れて、大きなショッピング・センターの駐車場内を歩けるので車道からの飛沫を心配する必要はない。やれやれ、と思って残り10mほど先の勤め先入り口に向かって歩道を歩き始めた途端、猛スピードで脇を通過した黒い日産キューブに頭から大飛沫(シブキ)を浴びせられた。

一瞬のことで、「この野郎!」と罵声の一つも浴びせるヒマさえなく、呆然と車を見送った。忘れていたけれど、その場所は側溝に落ちる水の吸い込み口が詰まっているらしく、少し雨が降るといつも水溜りになるところだったのだ。・・・チクショウ!

そういえば、遥かむかし車を運転していて水溜りに気付かず、歩道を歩いている人に今日と同じように頭から水飛沫を浴びせてしまったことがあった。天網恢々疎にして漏らさず・・・ヤッパリ天のお仕置きが待っていた(泣)・・・
                 


鳥の目線

2009年11月09日 | Weblog

         

7日(土曜日)の朝、NHKハイビジョンで天空の旅人「多胡輝純」さんが撮影した日本列島紅葉前線の放映を観た。
モーターパラグライダーで地上1mから上空3000mまでを自由に鳥のように飛びながら、北海道から九州まで紅葉を追って小型ハイビジョン・カメラで撮影した、まさしく鳥の目線で捉えた美しい自然である。

あの映像を観る感覚は、自分のなかでは何処か懐かしいような、むかし夢のなかで飛んでいる時に感じた浮遊感に極めてよく似ていて、何とも云えない心地よさを味わった。
鳥のように空を飛びたい、というのは長い間人間の夢であったけれど、ジェット機や宇宙へ飛ぶロケットが実現してしまった今でも、鳥のように飛んでみたいという気持ちは残っていて、気球やグライダー、軽飛行機には大抵の人が一度は乗ってみたいと思うのではないだろうか。

高所恐怖症の人は「とんでもない!」と思うかもしれないが、高いところから下を見下ろす快感は自分にはある。

以前タイのプーケットへ行ったとき、ボートで引っ張られて揚がるカイトに乗った。精々十数メートルの高さだと思うけれど楽しい数分間の空の旅だった。
そのあと、パタヤ(?確か)のリゾート公園に行き、高さ20mくらいのタワーから斜めに張ったワイヤー・ロープを滑車で滑り降りる遊びもやった。一緒に行った人は最初誰も手を挙げなかったのだけれど、自分がいの一番でやったら、後から数人続いてきた。結構鳥になりたい人間は多いのだと思った^^!

バンジー・ジャンプには余り興味はないけれど、パラグライダーとか軽飛行機には今でも興味がある。経済的なゆとりがないから出来ないけれど、宝くじが当たったら是非やってみたい遊びである。

 

 

 


紅葉ツーリング2009

2009年11月04日 | Weblog

秋に気温が急低下する年は紅葉が一層鮮やかになるらしい。
今年は一旦低下した後に再び暖かくなってしまったので、木の葉も戸惑ったとみえ、平野部の紅葉はどこもイマイチの感がある。

31日から1日にかけて秋のAAM(Ageless Age Meeting)があり、関西組と安曇野で合流して飛騨山脈沿いに糸魚川まで走る一泊ツーリングを楽しんできた。

今回は女性3名、男性5名の8人。青空のもと爽やかな空気の中を紅葉を眺めながら糸魚川街道を凡そ100キロほど流し、途中大王わさび園、道の駅小谷、道の駅親不知ビアスパークでのんびり時間を過ごす。

宿は朝日町(富山県)の温泉ホテル地中海。温泉に浸かって老骨を労わり、6時半から夕食。日本海で獲れたての新鮮魚介中心の和食。舟盛りも用意されていて刺身を堪能した。自分が初めて食したのは、ウマズラ(カワハギではない)の刺身とブリのしゃぶしゃぶ。どちらも酒の肴にいける!やはり日本酒がよくあう。

食後は部屋に戻って呑みながら皆で恒例のお喋りタイム。今回初参加のBaikunoriさんがいるので、順番に自己紹介。もう知ってる人は知ってるのだけれど、とりあえず彼女のために夫々何か喋る^^!
こういう時間が何時とは無しに仲間意識を育て、親しさを生む。

翌日は朝早く起きて、食事の前に目の前の海岸へ散歩に出た。地元の男性が一人下を向いて波打ち際をあるいている。声を掛けて暫く話しながら一緒に歩く。毎朝こうしてヒスイ探しを楽しんでいるそうだ。我々素人には普通の石と見分けがつかないけれど、ヒスイの見分け方をあれこれ教えてくれた。折角だから、2個ふつうの石だけれど記念に持ち帰った^^!

明日は仕事なので、帰りは北陸道の朝日ICで皆さんと別れ、単独で千葉まで一気走り!給油と小休止だけで午後3時帰宅。2日間の総走行距離は計920キロ。もう直ぐオドは6万キロだ!

         
         昼食後、RHの前で・・・3人娘?

         
         
         大王わさび園(安曇野)

         
         道の駅小谷の恐竜モニュメント
         
         道の駅親不知ビアスパークにて・・Vさん

  
 刺身、蛍イカの塩辛、ブリしゃぶ、蟹、野菜炊き合せ、天婦羅、
 卵とじ、たら汁(銘々) + 舟盛(右)

         
         ヒスイがよく出る宿の前の海岸
         
         
         宴のあと、出発の朝


林檎

2009年11月02日 | Weblog

3年前の秋、紅葉狩りがてら南アルプス西側の信州松川までりんご狩りに行った。りんごは一日一個食べていれば病気知らずと言われるほどの健康食品だそうであるが、我が家では殆んど食べない。その代わり、姉夫婦がりんごが大好きなので買ってきたりんごの殆んどは姉に持っていってもらった^^!
薄切りにして砂糖で煮ておけばジャムのようにして美味しく食べられるし、長期保存も利くから・・・と云われて、2.3個やってみたけれど、誰も食べず結局残ってしまった。

           
           

真っ赤に色づいたりんごが、背丈の低い木に鈴なりになっているのは見ても綺麗だし、自分では食べもしないのにツイ手が伸びてしまう。
前回は中央道だったので今年は関越で沼田へ行くことにした。吹き割りの滝もあるしR120で日光へ抜ける定番ルートは紅葉の名所だから、りんごは兎も角、紅葉は期待できる。

午前10時半ごろネットで調べておいた沼田IC近くの桑原農園に到着。ウィークデーだったせいきあ客は我々だけ、丁重にもてなしてくれる。陽光、名月、群馬名月(新種)など数種類をもいできて兎に角試食してくれといい、一番美味しいと思うものを選ばせてくれた。 しかし残念ながらりんごの味が判らない「ズブの素人」なので、どれも余り差がなく、それに最初に食べた陽光(四分の一)だけでお腹が膨らんでしまった(笑)。15個ほどで2,900円というのは市販のものより割高だけれど、「もぎたて」ということで良しとしよう^^!

           
           
      (桑原農園の駐車場に咲いていた紫式部とピラカンサスの実)

りんご狩りが終わって11時半。お昼までは未だ早いので吹き割りの滝へ。階段を下りてゆくと、いつもとは違って遊歩道ギリギリ、川幅いっぱいに水が押し寄せている。何度か来ているけれど、これほどの水量は今まで見たことがない。滝つぼからは水煙が立ち上ってくる。気温20度、空は青く空気は乾いて爽やか。周囲の紅葉が映えて想像していた以上の景色だ。

           
           

30分ほど散歩してお腹も空いたので、いつもの釜飯屋へ。案の定狭い駐車場は満車! 奥の道端に車を突っ込んで停め、店に入ったら席待ちの先客が2組。それでも1時近かったので割と早く順番が回ってきた。鳥釜飯と五目釜飯を注文して二人でシェア。出汁が同じらしく具が違うだけで味は大差なかった^^!

期待の金精峠は既に紅葉は終わってしまって葉の落ちた冬の枯れ木だけ。辛うじてヒマラヤ杉の金色だけが少し残っていた。日光は中禅寺湖の周りと男体山は色づいて綺麗。時計は既に2時半。秋は日が短いので早々に帰路に着いた。