今日はカミサンから言いつかった重い荷物(ビン・ビール)を川越まで運ぶため車
で来た。不思議なことに、通勤にかかる時間が電車でも車でもピタリ一緒なので
ある。しかも行き帰りもいつも殆ど同じである。途中渋滞があったり道路事情が毎
回異なるはずなのに・・・である。
それにしても、やはり遠い。片道2時間半だ!運転は嫌いな方じゃないのだけれ
ど、最近は目が悪くなったせいか疲れる。到着するとホッとする。ジジイになった。
^^!若い頃は一日中運転してたってヘイチャラだったのに・・・
こう見えても、Edはトラック・ドライバーなのだ。(エヘン^^!) 仕事の関係で大型
と牽引の免許を持っている。但し、持っているだけで、路上で本当に大型トレーラー
を転がしたことは数えるくらいしかない、ペーパー・ドライバーだ!(あまり威張れ
ないのだった・・・笑)
その代り、米国本社や客先(トラック・メーカー)のテスト・コースでは試験車や、不
具合確認の車に乗る機会が多かったから、素人ながら大型の経験はかなり積ん
だ。だから、その気になれば今でも乗れる。
以前、某社の大型車(トラクター)のトランスミッションをイートン製(勤務先の製品)
に載せ替えた。国内トラック・メーカーへ貸し出すデモンストレーション用に一台仕
立てたのである。その車(牽引車両の頭の部分だけ=トラクター・ヘッドと呼ぶ)を
一晩自宅に乗って帰った。
夜、カミサンとまだ小さかった子供を乗せて近所を一回り走った。大型トラックの
大きさと背の高さに子供たちは目をまるくしていた。(笑)
何しろ初めて大型トラックの運転台に乗るときは、”乗る”というよりドアや手すり
を伝って”よじ登る”感じであり、座席に座った時の目線は周囲を見下ろす位置
だから乗用車とはまるで異次元の世界である。
首都高に乗ると、道幅が狭いし高い位置から路外の周囲が見えすぎて、恐怖心
さえ覚える。万一ハンドルを切り損ねて脆弱なガードレールを突き破ったら、十数
メートル下へ真っ逆さまである。普通の小型車では味わえないスリルである。^^!
大型車で首都高速を走ったのは、この時を含めて2、3回だけだけれど、いつも
コワイ!と思って外を見ていた。
アメリカとフランスでは各一回づつ、後ろにトラクターを牽引して一般道路を走っ
たけれど、道は広いし日本のように車が多くなかったから、割合楽に運転できた。
一度、アメリカ本社から運転のインストラクターが日本に来て、ノン・シンクロ・トラ
ンスミッションの運転操作を我々に手ほどきしようとした。ところが走りだした途端
に前をゆく左車線のトラックにサイド・ミラーを引っかけてしまい、即運転中止。
やはり日本の道路事情は、アメリカとは大違いだったようだ。^^!
昨日、帰宅して玄関に入ったら、カミサンが直ぐ出てきて「シ~ッ・・・!いまミーた
ちが来てるから、大きな声出さないでね・・・!」という。
廊下からガラス扉越しに、テーブル下からこっちをジッと見ているノラ猫のミーが
見える。そのまま二階へ上がって着替えを済ませ、下へ降りてきたら子猫がリビ
ングの中で運動会をしている。気付かれないように風呂場へ行き、先にシャワー
を浴びた。
食事は、キッチンからわざわざ廊下を伝って遠回りでリビングのテーブルへ運び、
椅子に座った。ノラ猫に大変な気の使いようである。(笑)
その甲斐あってか、子猫は少し警戒心が和らいだらしく、こちらがなるべく見ない
で無頓着を装っているとテーブルの下に来たり、階段を二階へ上がったり、ロッ
キング・チェアに登ったりして、かなり大胆になってきた。
この調子で安心させ、最終的に我々に抱かさるようになれば良い。^^!
・・・が、事はそう簡単にはいきそうにない。まだ大分先のことだろう・・・
一夜明けて今朝、そ~っと下に下りてきたら、ロッキング・チェアの上で3匹かた
まって寝ている。初めて家の中で眠ったらしい。子猫だけ目敏く顔を上げて、こっ
ちを見ていたけれど母親のお腹の上で安心しているせいか、また寝てしまった。
出勤するまでの1時間半、いつも通り軽い朝食をとりながらTVを観ていたら、ミ
ーがEdの居る和室にやってきて畳でバリバリ爪を研ぎ始めた。慌ててやめさせ、
押入れに仕舞ってあった猫の爪研ぎを持ち出して床に置いてやった。慣れてくる
にしたがって、段々こういう不都合が増えてくる・・・^^!
ミーは人工の爪研ぎなんて使ったことがないから爪は立てず、チョコンとその上
に座ってこっちを見ていた。飼い猫の「もも」も自然に使い方は覚えたから、ミー
もそのうち使い始めるだろう・・・
ノラ猫ミーの親子が本当に我が家に居つくのかどうかまだ分らない。我々の試
みは始まったばかりなのである。
快適な秋は短く、もう朝晩はすっかり冷えてきた。ノラ猫・ミー親子はどうしている
のかな・・・姿を見せなくなって一週間になる。
カミサンが仕事で家を留守にしていたから、人の気配がないことを敏感に嗅ぎと
っていたに違いない。子猫は可愛い盛りだったから何処かの家に”拉致”された
のではないか・・・とカミサンはいう。
ミーは賢そうな猫で、いつも子を大層注意深く見守っている。ノラが食べ物を手に
入れられるのは不規則だから、親は子に空腹を教えているのかも知れない。鳥
を捕まえるのが上手なので、飢えることはないだろうが、もう乳離れしかかってい
た子猫は今頃母親に食べ物をねだっているかも・・・
野生の生き物は食べ物探しに毎日必死である。田圃でサギを沢山見かけるけれ
ど、朝まだ暗いうちから餌を探し回っているらしく、ウォーキング中に思わぬ近くか
らび立つ大きなサギに出会って、こっちが驚く。野生の鳥は街灯の明かり程度で
も、見えているらしいことが分る。
肉食の動物が他の動物を襲って食べる記録映画のシーンは、一見残酷にみえる
けれど捕食する方だって、必ず捕まえられるわけではないから、必死なのである。
頂点の動物が食べ残した部分は、他の非力な動物たちが待っていて食べるから
野生の世界では無駄になるところがない。
TVでよくグルメ番組をやっているけれど、先日獲れたてのイカやエビをその場で
捌いて食べるところを見ていたカミサンが、「・・・可哀そう・・」と一言漏らした。^^!
生きているのだから、魚だってエビだって捌かれるまえは必死に動き回る。まさし
く我々人間も、他の生き物の「命」を貰って生きている、というわけである。
唯「美味しい!」だけではなくて、他の命に感謝しつつ”食べ物”を無駄にしては
ならないと改めて思う。
事務所勤めの過去何十年は、社外の人との接触があるからスーツ(上下同生地)
にネクタイが定番であったけれど、ある時から普段はダブルのブレザーと別売の
パンツの組み合わせに変えた。ややカジュアルな格好になったけれど、ネクタイは
必ずしていた。
理由は、ブレザー一着に対して何枚かのパンツを組み合わせられるので、経済
的だったからだ。^^!
上下+ベストを一式とするフォーマル・スーツは、そういう訳で冠婚葬祭用の黒一
式と、偶にしか着ない通勤用のもの2、3着だけで、後はブレザー2着と替えズボン
を少し多めに揃えておくだけで良かった。エコのはしりである。^^!
ダブルのブレザーはもう時代遅れになったか、以前のように容易に安いものが手
に入らなくなった。これまで愛用していた2着のブレザーがいよいよ草臥れてしま
い、代わりが欲しかったのだけれど、なかなか見つからない。
一昨日買った紺のブレザーはシングルだけれど、通勤にも使える大人しいデザイ
ン。もう一着は遊び着で裏地がやや派手な色物だけれど、表地は紺だから川越倉
庫への通勤には差し支えないだろう。
もう一着、薄いダブルのダウン・ジャケットをカミサンの勧めに従って買ったのだが、
これは正直どのようにして着るものかEdは分らない。ブレザーの上から羽織るの
か、あるいはシャツやセーターの上から羽織るものなのか判然としない・・・
カミサンはブレザーを着てその上に羽織るもの、という。Edはブレザーを着ないで、
ブルゾンのようにセーターかシャツの上に直接着た方が軽くて良さそうな気がする
けれど・・・店の人に訊けばよかった・・・
着るものは取り敢えず良しとして、先日雨が沢山降った日、会社で作業衣に着替
えようとして靴を脱いだら靴下が濡れている。??・・・と思って履いてきた靴を良
く見たら、靴底と表の皮の接着が剥がれている。濡れるわけだ!
まだ底の減りも少なく、表の皮も傷んでいないけれど、これでは廃棄する他ない。
もう一足ある通勤用の靴は底面の山が無くなってきて濡れた路面は滑り易くなっ
ている。駄目になるときは次々と・・・
仕方ない、通勤靴は安いので2足まとめて買うことにした。2足で11千円だった。
これでも2、3年は履けるだろう。(笑)
図書館で借りてきた本は、本日(土曜日)が返却期限だったから、読み止しの
藤沢周平・隠し剣秋風抄を午前中大急ぎで読み終えた。
何しろ毎土曜は食料買出し日なのだが、生憎今週はEd一人で行かなければ
ならない。それだけなら大したことではないのだけれど、帰ったらカミサンの仕
事場(今回は牛久市)まで6時前に行く約束になっている。突然なのだけれど、
先日「ジャケットがもうヨレヨレなので一着欲しい・・・」と話したら、急遽仕事帰
りに阿見プレミアム・アウトレットに行こうと言い出した。
ま、買ってくれるというなら文句は言えない。食料買出しは午後一から出掛け
て3時半ころ戻ってきた。カミサンの仕事場までの道はうろ覚えで、方向音痴
のEdは自信がない。前日地図を描いてもらい、更に今朝、電話で再確認した
から多分大丈夫だろう・・・^^!
細い田舎道は渋滞するかも知れないので、早めに出発した。夕方4時台の
時間帯だったせいか渋滞はほんの僅かで、予定より小一時間も早く着いた。
今回は陶器の作品展示即売会だった。天候も台風の直後で小雨模様だった
せいか客は居らず、主催者と30分ほど無駄話しをしてからアウトレットへ向
かった。
一度だけ行ったことがあるけれど、道はすっかり忘れてしまったから運転は
カミサンに任せた。夕方6時ころ到着。畑のど真ん中だし、外はもう真っ暗だ
ったけれど客は未だそこそこ残っていた。
目指す店は決まっていて一直線にそこへ。実は数日前カミサンは下見して
あって、買うものも目星がつけてあったらしい。
すぐさま試着、サイズを決めて即決である。大体Edは”吊るし”で間に合う
エコ・ボディーだし、色やデザインに煩くない優良亭主だから、カミサンを困
らせるようなことはない。^^!
店員のおだてにに乗って、安いとはいえ3着も買ってしまった。財布はカミ
サンが握っているから、こういうときは大船にのった気でいられる。^^!
ま、尤もこの先死ぬまでジャケットを買って貰えないだろうが・・・(笑)
今日(25日・金曜日)辺り、台風27号の影響で通勤時雨カッパが必用になるか
もしれないと懼れていたのだけれど、動きが遅くて関東はどうやら今晩から明日
朝にかけて大雨になりそうである。おかげで今日の通勤は傘一本で間に合って
よかった。^^!
土、日は大雨らしいから家に降りこめられそうだけれど、休日だから良しとしよう。
尤も東に向きを変えて北上し始めると、速度が急に早くなって一日で低気圧に変
身してしまいそうだから、日曜は陽がでるかもしれない。
このところ毎週、規則正しく(?)台風が襲ってくるから未だ安心できないが、来週
はどうやら晴れが続きそうで良かった。本来なら今日は友人と一杯やる積りでい
たのだけれど、大雨という予報だったから予定を来週末に変更した。
一晩や数時間で200mmとか300mmという雨量がどれだけ凄いものか、これま
で余りピンとこなかったけれど、前回の台風26号のときEd地方の水田が、まるで
田植え前の時みたいにすっかり水が張った状態になって驚かされた。あの時は確
か一晩で100mmから150mmだったから、今回もし予報通りであれはあの時を
超えてしまい、もしかして田圃も用川路も溢れてしまうかも・・・
これほど集中的に短時間で大量の雨が降ることは、Edが子供のころは無かった
ような気がするのだけれど、ニュースで大型台風が引き起こす大水害や崖崩れ
が屡あった事も覚えているから、自分が偶々そういう目に直に遭っていないから
そう思うだけかも知れない。
明日は独りで買い出しに行かなければならない日だから、昼間、土砂降りだけ
は収まっていて欲しいけれど・・・さて
今年ももう年賀ハガキ売り込みの季節になり、郵便会社からはしばしばチラシが
来たり、配達人からも口頭で注文書の催促をされたりする。
今年は1月に兄が亡くなったけれど、生計を一にしていた訳ではないから年賀状
の辞退はしない。その代りEdの親戚には賀状を出さないので、例年より少し用
意する枚数が少ない。
毎年”無駄なことをしている”と思いながら、辞める切っ掛けも決断も出来ないま
まズルズルと年賀状交換を続けている。裏も表もプリンターで印刷してあって、
一字の添え書きはおろか、宛名さえも手書きでないものが増えてきた。^^!
本人が自ら手で書いた字を見るのは懐かしく温かい。それにたった一言でもよい
メッセージが入っていると自然と顔がほころんでくる。この頃はハガキや手紙を書
くことが少なくなり、PCを使っていない友達に飲み会の連絡をするくらいである。
世の中便利にはなったけれど、お互いに相手が”書いた生の字”を見る機会が無
くなってしまった。
卒業以来、あるいは退職以来もうすっかり逢う機会がなくなってしまった友人も
何人かいる。そういう方達と年に一辺だけ賀状をやり取りすることに、あまり意味
がないような気もするのだけれど、毎年続けている限り相手から来なければ「ど
うしたのだろうか・・・」と気になる。
そういうことも、一つの止められない理由かもしれない。海外の知人とのクリスマ
ス・カードの交換も、その意味で同じである。滅多なことではお互いもう逢う機会
は殆どないけれど、数人とは毎年欠かさず交換している。
こちらは年賀状と違って全て手書きなので、特徴ある筆跡も懐かしく、大抵何が
しかのトピックが書いてあるので貰ってとてもうれしい。(笑)
さて、来年の年賀状には何を皆さんに書こうか・・・思案中である。^^!
今朝、武蔵野線を降りる際、70前後と思しきオバサンから「降りるときは声を掛
けましょうね」と、やんわりたしなめられてしまった。^^!
いや~、その方に触る積りは毛頭なかったのですが、出口に近付こうとして彼女
の後ろをすり抜けたとき、Edの体が触れたのを咎められたわけです。
最初何を云われたのか一瞬分らず、彼女を振り向いたら「男の人は、女のひとに
接触しないように(・・注意しなさい・・みたいな)」小言が聞こえたので、あ~、叱
られたんだ、と初めてわかった。
車内はそれほど混み合っていた訳ではなく、その人の背後を抜けられると思った
のだけれど、電車が減速に入っていたせいもあって少しヨロケたかもしれない。
押しのけたり強くぶつかったりした訳ではなかったけれど、一応「スミマセン」と謝
った。
戸口に立ってドアが開くのを待っていたら、未だ何か小声でブツクサ云っている
のが聞こえた。確かに一声かけておけば、もし弾みでぶつかっても文句は云わ
れずに済んだな・・・と思う一方、それほどいつまでも騒ぐほどのことでもなかろう
に・・・と少々腹が立った。
なので、振り向いてもう一度「スミマセンでしたね!」と大きな声で謝っておいた。
しかし多分、そのときのEdの顔は「スミマセン」にはなっていなかったと思う。
(苦笑)
片手を付いて、反省・・・!
急に涼しくなって、もう夏の半袖では寒くていられない。長袖シャツを出してくれと
カミサンに云ったら「Yシャツが沢山あるじゃないの!」と仰る。夏物と冬物の入れ
替えが済んでないから、きっと面倒臭いのだろう。
以前のように事務所勤めだったらYシャツにネクタイ締めてスーツを着たら、それ
なりに防寒になるのだけれど、今はノータイでジャケットだから襟首がスース―し
て具合が悪いのだ。それに年取って身体の温度調整機能が劣化したらしく、暑さ
寒さに弱くなった。
それでも昨日少し厚手のシャツだけは出してくれたから、昨日からそれを着てい
る。半袖より少しはましだけれど、朝と晩はまだ薄ら寒いのでウールのチョッキが
欲しくなった。出がけに時間もないし、暫く躊躇した。
頼んでも、どうせ今すぐという訳にはいかないだろうと観念して、自分で押入れの
中の茶箱を探してみた。カミサンのセーターやら冬物のシャツの下の方に、見覚
えのある黒いウールのセーター様のものが見えた。無理やり引っ張り出してみた
ら、運よく探していたチョッキだった。ラッキー・・・^^!
早速それをシャツの上から着てジャケットを羽織ったら、暑からず寒からず丁度よ
い具合である。
秋口から初冬にかけて着られるハーフ・コートか厚地のウィンド・ブレーカーが欲
しかったのだけれど、去年買いそびれた。なので今年は是非探して手に入れる
つもりである。真冬はダウン・ジャケットがあるからいいけれど、季節の変わり目
にチョッと上に羽織れるアウターが欲しい。
懐具合との兼ね合いだから、気に入ったものを探すのは結構難しい。女性はそ
ういうことを楽しむ風であるが、Edはつい面倒になって適当なところで妥協して
しまい、後悔することが多い。手頃で良いものが見つかるといいのだが・・・^^!
元首相の小泉純一郎が”脱原発”を主張し始めた。その裏で何を考えているのか
本当のところは判らないけれど、表向きは「使用済核燃料(核廃棄物)の処分施
設が無い」ことがその最も大きな理由だそうである。
ま、理由は何であれ”脱原発”の主張そのものは大歓迎である。但し、そんなこと
は今更わかったことでもあるまいし、現在世界で唯一建設中のフィンランドのオン
カロ地下最終処分場を見学してきたのは、自分の主張の重み付けなのかも知れ
ない。
彼の真意がどこにあるのかは別にして、高レベル放射性廃棄物の”処理”という
のは実際上その方法は存在しないのであって、唯単に地中深く貯蔵して放射能
が無くなるまで待つしか手はない。その期間は10万年という気が遠くなるような
長さであり、無害化というのは事実上不可能と云ってよい。
こういう状況下で今尚、原発再稼働を叫んでいる石原慎太郎やその他自民党、
民主党の無能・無責任な国会議員たちは、どうせ「そのうち何とかなるさ・・・」と
いった程度のお粗末な考えしか持っていないに違いない。
ドイツは福島の事故をみて、国の方針を一早く脱原発に舵を切ったし、米国でも
政府は正面きって言い出せないけれど、既に企業はこれからは原発という危険
な装置に投資することに躊躇い始めているという。時代の流れは変化し始めた
のだ。
世の中の流れを読むこと敏な小泉純一郎は、恐らく世界の潮流を利用して名を
あげ、息子の進次郎がいづれ総裁選に出る時のために強力な布石を打ってお
こうとでも考えたのかも・・・
君子豹変す。小人は面を革むる。どうか君子であって欲しいものである。^^!
2日ほど姿を見せなかったノラ猫(ミー)の親子が昨日(土曜)夕方やってきた。
お腹を空かせていたらしくミルクも固形の餌も夢中で食べている。ミーは例の
如く子どもが食べている間は傍でみているだけ。彼女も空腹なのだろうけれど、
その間はジッと我慢しているかのよう・・・
今までは、子猫はガラス戸を開けて我々が傍で見ていると餌にも近づかない
ほど警戒心剥き出しだったのだけれど、この日はよほど空腹だったと見えて、
直ぐ傍で見ていても夢中で食べている。
食べ終わって暫くしたら母猫のミーが家に上がりこんできた。彼女はこれまで
も自分独りのときは、何度か上がってきて部屋の中を偵察するかのように歩き
まわっていた。昨日はミーに付き従って子猫が二匹とも上がってきた。初めて
のことである^^!
我々が知らん振りして反対側のテーブルで食事をしている間、子猫は開いて
いるガラス戸に近い方で、絨毯に爪を立てたり家具の後に廻って偵察してい
る。段々部屋に慣れてきて、そのうちカミサンが与えたハタキにじゃれ付いたり
、カーテンにぶら下がって二匹で遊びまわっている。
我々も食事が終わったので、奥の居間に移ってTVを観ながらそれとなく観察
していた。子猫はすっかりカーテンが気に入ったようで二匹でいつまでも暴れ
まわっている。
9時になって人間も眠くなってきたので、二階に上がることにしたのだが、さて
どうしようか・・・と相談。戸を閉めようとすれば恐らく逃げ出すに違いない。
なので、少しだけ開けたまま電気を消して寝ることにした。
カミサンが二階に上がる前にみたら、遊び疲れた子猫がミーの乳を吸いなが
ら3匹固まって絨毯の上でリラックスしていたそうである。
朝5時、Edがそ~っと下に降りてみたが、何時出て行ったのかミー家族の姿
はもう無かった。そのうち我々に慣れて触らせてくれるようになったら、親子に
避妊手術を受けさせなければ・・・
学生時代の同窓会などにEdはこれまで殆ど顔を出したことがない。大学時代
の同窓とは年一辺だけそれもたった二人と年賀状を交換しているだけで、顔を
逢わせることは滅多に無い。
高校時代の同窓とは、それでも数人の極親しい仲間とだけは年に何回か逢っ
ている。仲間内ではミニ・クラス会と称して、全員で集まるクラス会とは区別して
いる。全員でのクラス会には還暦のとき一度だけ参加した。
中学の同窓の方も、45年ぶりに還暦で参加して以降何度か顔を出したけれど
、毎年2月に集まる例会は遠慮させてもらっている。
地元から遠く離れてしまったせいもあるけれど、大勢で集まる会はどうも苦手
である。人前で近況報告などさせられるのは特に御免被りたい。何十年ぶりか
で逢う親しい友人ならいざ知らず、去年も会っていて、波乱万丈の人生を歩ん
でいるわけでもないEdの近況など、誰も興味は無い。^^!
けれども、しゃちこばったところがない気楽なミニ・クラス会だけは、もう何十年
も続いてきた。少人数だから纏まりやすいし、もうお互い気心が知れているの
がいい。
そのミニ・クラス会に去年異変が起きた。Tさんが11月に入院してしまい、今
は自宅で療養生活しているけれど、まだ会には参加できそうにないらしい。
なので、今年はまだ一度も集まっていない。
猛暑の夏が過ぎたら・・・という声もあったけれど、彼女抜きにして皆さんに召
集を掛けるのも少し躊躇われ、どうしようか考え中である。
以前、勤め先近くの洗濯屋のオジサン・Kさんのことを書いた。変なひとで、毎日
Edが近くを通りかかるのを待っていて、勤務先の倉庫まで高々300mほどを付
いてくる。もう彼是1年近くも・・・である。
最初のうちは世間話を何やかや喋りながらだったから、別に気にもしていなかっ
たのだけれど、それが半年~1年ともなると別段特に親しい間柄でもないし、少
々鼻についてきた。看板や建物の陰に隠れていてEdが近くまで来ると出てくる。
電車が遅れたりしたときなどは、”今日は居ないだろう”と思っていると後から急
ぎ足で追いかけて来たりして、ウンザリさせられる。”今日は居ないな”と思って
ホッとしているのに、急に物影から現れると、ドキッとさせられる。
流石に”温厚”なEdも近頃は彼が近づいてきても、ムッとして自分からは話しか
けない。するとEdには関係のない彼の隣人の詰まらない話などを持ち出してく
るけれど、相変わらずEdは反応しない。
そんなことが2、3日続いてからある日、「何で毎日付いてくるの?・・・もう私に
構わず独りで歩きなさいよ!」と云ってやった。「第一、健康のためにと云うなら、
これっぽちの距離でなくて、もっと先まで歩いたらいいじゃないの」と重ねて云う
と、何やらニヤついて「・・・自分がないもんで・・・」などと訳の分らない言い訳が
返ってきた。^^!
綺麗な女性ならイザしらず、草臥れた小太りのジジイに毎朝付き添われて通勤
では、気持ち悪いだけである。(苦笑)
そこまで云われないと気が付かない彼の鈍感さにも腹がたって、Edにしては珍
しくキツい言葉を浴びせてやったせいか、昨日も今日も付いてはこなかった。
ヤレ、ヤレ・・・
札幌の孫(真ん中・6才と末4才)から誕生祝いの手描きカードを貰った。^^!
毎年忘れずにカミサンとEdにカードや手紙を添えた写真などを送ってくれる、よく
出来た嫁で、とても有難い。我々G、Baはいつも孫たちの成長ぶりを遠くから安
心して眺めている。
真ん中は兄の影響を受けたらしく、自分もサッカーをやり始めたそうである。上は
今中学2年で来年はもう高校受験を目指す歳になった。久しぶりに電話口に出て
きたので少し喋ったが、声や話しぶりがすっかり大人びてきて驚かされた。
末は女の子だから、カードも塗り絵とかお人形の顔を描いてくれた。ひらがなで
何か書いてあるのだけれど、何遍読んでもEdには分らない。
電話で「Gは目が悪くなって良く読めないんだけれど、何て書いてあるの?」と訊
いたら「こんど、”でねプール”に行こうね、って書いたの!」という。
「プールで泳ぐの?」と云ったら、「・・ううん、泳ぐんじゃなくて、水の上で乗るの」
・・・Gには、ますます分らなくなったけれど、今度一緒に行くと約束した。(笑)
そういえば暫くスカイプで話してなかった。顔を見ながらの方がお互い相手の表
情が読めていいのだけれど、つい段取りが面倒で電話になってしまう。
どうやら来年の夏はまた一週間札幌で過ごすことになりそうだな・・・^^!
台風26号は、昨晩から今朝方にかけて房総沖を掠めて足早に駆け抜けてい
った。午前中は成田線も武蔵野線も川越線も動いていなかったので、勤めは休
むことにした。
昨日の晩はノラ猫の親子が庭先の軒下で、降りだした雨の中3匹身を寄せ合っ
ていたから、ガラス戸を半開きにして家の中に入れてやろうとした。しかし家の
中まで上がってくるのは母猫だけで、子猫は警戒して上がってはこない。
そのうち子猫の姿が見えなくなって、母猫だけが建物の隅、戸袋の下で丸くなっ
て雨を凌いでいる。段々雨も強くなってくるし風も出てきたけれど、如何ともし難
い。止む終えず11時頃ガラス戸を閉めて我々も寝た。
朝方目が覚めて、二階の窓から外を透かして見たら横殴りの雨が瀧のように屋
根や道路に降り注いでいる。今頃3匹揃って家の隅で、ズブ濡れになって震えて
いるのではないかと心配になった。が、一方でノラは外で身を守る術はあるはず
だ、という思いもあって再び眠った。
台風の様子をTVで確かめようと6時に起床。相変わらず木は撓り大粒の雨も
横殴りのままである。中心は千葉県の沖辺りで、少し速度を速めて北東に向か
っている。あと数時間はこの状態が続くという。
ノラを思い出して、ガラス戸から外を見たらカミサンがビニール袋で防水対策した
ダンボール箱の中に母猫の尻尾が見えた!
なんだ!ちゃんと中に入って雨風を凌いでいたのだ。幸い箱は強風で吹き飛ば
されもせず、中も濡れていない。よかった^^!
雨も止んで風も大分収まってきた9時頃、子猫は庭で元気に飛び回っていた。