台風一家の青空

台風はすごい雨が降ったり、すごい風が吹いたり大変な騒ぎになる。でも、その後の青空はすばらしい!(はず・・)

こたつに頭突っ込む

2009-03-31 17:01:13 | 1号と2号
じいじとばあばからの誕生日プレゼントに
そうたは野球盤、りょうは仮面ライダーディケイド DXライドブッカー
を手に入れた。

二人共ずっとほしかったもの。

りょうはなりきってとことん遊んだ。

そうたは・・・
どうも野球盤の調子が悪い。
我が家の子供達は、数ある生産ロットの中から不良品を選んでよく購入する。
今回もそうだった。

「楽しみにしていたのにーー」

とうまく玉がでない野球盤にイライラ。
そして、私がメーカーに電話をすると、盤だけ交換してくれるとのこと。
実家に送ってもらっても入れ違いになると困るので我が家に送ってもらうことに
したのだが、そうたが大泣き。

「ここでみんなとしたかったのにーー」

おいおい泣いていた。
見かねたじいじが、買ったところで交換してもらえるのなら
またお店まで行ってくれるというので問い合わせてみるとO・kだったので
次の日に交換をしに行く。

変えてもらって帰って来たそうたのうれしそうな顔といったらなかった。

りょうと楽しく対戦し、ばあばと対戦し、私と対戦し、
野球盤意外に楽しい。

が、やっかいなことに、楽しいので大人も本気になってしまう。

対戦して負けると、そうた

こたつに顔を突っ込んで泣く。

対戦していて、負けそうになるとりょう

こたつに顔を突っ込んで泣く。

悔しく思うのはいいことだけど、
こたつに顔を突っ込んで泣くのはいかがなものかしら(笑)


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しらなかった特技

2009-03-29 11:13:36 | 1号と2号
何でも分かっていると思っていても、違う場所で違う人達の中に入ると普段見られない姿があらわれて、びっくりすることがある。
りょうとそうたの意外な特技を発見した。

私の実家に帰省すると、家族全員集合になったので、そうたとりょうは
普段私と過ごす世界とは全く違う、にぎやかでのびのびした環境を手に入れた。

人数が多いのでそうたとりょうが何をしているのか全くわからない。
ごはんも何をどのくらい食べているのかさっぱり私は把握できない。
おやつも気づけば食べ放題で、空の袋が彼らの前には山積みになっている。

普段彼らの動向にびしっとささっている私の鋭い視線はここにはない。

私だって息抜きしたいし、ちょっと彼らから離れたい気持ちもある。
そして、たくさんの大人の暖かい視線が彼らには向いていて、
あえて私の出る幕はない。

そうたとりょう、野放し。

私に「○○しなさーーい」「××しちゃだめ!!」
とほとんどいわれない。

自由な世界。

その上、優しいおじさんやおばさん、甘えられるばあば、
大好きな野球を一緒に目いっぱいしてくれるじいじ、
かわいいいとこに囲まれて、愛情をたっぷりもらって
たくさんの欲を満たしてもらっている。

そんな環境は彼らにとってどれほど素晴らしく楽しいことだろう。

そして、そんな環境だったからか、彼らは普段私にはみせたこともないような
姿を見せてくれた。

りょうは、こんなに上手に雄弁に司会ができるのかと私を驚かせた。

私の弟夫婦に入学のお祝いで買ってもらったなぞなぞの本をとても気に入って、
みなんがお茶を飲んでいる時にそのなぞなぞを

「問題です!!」

と読み上げる。
文章を読むのだが、まだ慣れていないりょうはやっとこ一文字一文字をおって
それでも一生懸命に問題を出す。

大人たちは本気でそのなぞなぞを考えて、手をあげて答えを言っていく。
真剣で楽しそうな大人たちの様子にますますりょうの調子もあがり、

「みなさん「がんばってくださいね」
とか
「ヒントをあげます」
とか
「さあ、次の問題は2点です」
とか、その場を一人で上手にしきって、
名司会ぶりを発揮した。

その堂々とした姿は普段の泣き虫りょうとは思えなかった。

私はそんなりょうの姿に驚きと喜びを感じた。
そして、なぞなぞの本を読むというのもりょうにとってはすごい勉強で
この状況に拍手!!の状態だった。

大人たちも頭の体操になって良かったと思う。


そうたは、こんなに「ものまね」がうまいとは思わなかった。

食事の時に、ファンタをコップについだらあわがたって、それがビールにみえたのだろう。いきなり

「じいじがビールのむところ~」

とまねをした。
それがすっごく上手なのだ。
よくここまで観察して特徴をとらえて、そのとおりにまねができる!!
と感心するくらい上手だった。

その後、みんなの爆笑をとったそうたは絶好調になり、

「パパがお茶を飲むところー」

とこれまたじいじ以上に特徴をとらえたまねを披露した。

私は旦那を毎日見ているので、それがすごいそっくりなのが一番にわかり
「つぼにはまった」

あまりに笑いすぎて、夕食の途中だったのに満腹になり御飯が食べられなく
なったほどだ。

その後、WBCにでていた選手のまねを披露して、拍手をもらっていた。


子供はのびのびできる環境に入ると、こんなにも伸びやかに自分の力を発揮するのか・・・
と私は驚いた。
彼らの目はきらきら輝いていたし、表情もいきいきしていた。

普段の環境とは違う、大勢の人の中で過ごすという事は子供にとって大事な
大切な事だと思った。


彼らのあんな姿を見せてくれた家族に感謝!!


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全員集合

2009-03-28 07:19:54 | 家族
まるで、お正月のようだった。

今年のお正月は私は臨月だったため、毎年帰省していた私の実家には
帰らなかった。
なので春休みにはるちゃんも連れて実家に帰ることに。
そうたとりょうは私の実家が大好きでこの日を指折り数えてずっと楽しみに
待ち続けていた。

帰ろうと思っていた日がちょうど高速1000円の初日で・・・
渋滞がかなり予測されていたので、うれしいような困ったような。
なので、早朝の3時半頃に出発した。

子ども達は夜に出発するから早く寝るようにという父の言葉をちゃんときき、
6時前に寝ていた。
そして、早朝に起こされても睡眠十分なので目覚めもよく、興奮は絶頂!という
感じだった。

出発した時はあたりは暗くて、見慣れた近所の信号も点滅になっていて
普段と違う景色に子ども達は大興奮で

「なんか、めっちゃわくわくする!!」

と喜んでいた。

その後、暗かった空が少しづつ明るくなりだし、太陽が出るまでの
空の様子や山などを目にして、自然の美しさを堪能した。
(トンネルを抜けると太陽が顔を出してしまっていて、
のぼるところは残念なことに見れなかった)

とこんなことを経験しながら実家についた。

私達が行くことを事前に伝えると私の弟たちは時間を作ってくれて
会いにきてくれた。
そして、お正月のようにみんなが大集合!!
とてもうれしかった。

にぎやかな食事、みんなの笑顔、とても楽しい時間が過ぎた。

こうやって家族が集まれる事、とても幸せなことだと思った。

子供達のいとこ同士のふれあいや遊びを見守り、
弟達が父と会話をしているのを隣の部屋でクスッと笑って聞き
母や義妹と楽しい会話をして・・・。

こうやって皆が全員集まれることは簡単なようで実はとっても
大切にしないといけない大事なことではないかと思った。

けがや病気をせずに、家族仲良く、いつまでもこうやって集まれたらいいなぁ
と思った。

そうたとりょうの興奮はMAXで制御不能になって、
何度も怒られていたけど(笑)

遠いところ、ほぼとんぼ返りで送ってくれた旦那様に感謝!
ありがとね。

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           赤ちゃんって顔を見せるだけで見た人を優しい笑顔にさせるからすごいって思います、
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優しい会話

2009-03-23 20:20:42 | 3号
はるちゃんは2ヶ月になった。

まるまる太って、顔が四角くなっている。
太もものあたりなんて、何本しわがありますか??というくらい肉付きがいい。
そして、二重あごの奥にゴミがよくたまり、洗うときにも
『どこまで指が入っていくのーー』
というくらい溝は深い。

でも、表情が豊かになって

「はーるちゃん」

と笑いかけると、

「ニコォ」

と笑う。

たまらなくかわいい。
すっごくかわいい。
最高にかわいい。

そしてこの頃、私のことを他の人とは別に特別に母と認識してくれている
気がする。

泣いている時に

「ここにいるよ」

と顔を見せて笑いかけると泣き止んだりする。
そして笑いかけてくれる。

目がよく見えるようにもなっていて、メリーゴーランドが大好き。
(近くのリサイクルショップで580円で買ってきたが、すごくいい仕事をしている)
泣くと家族のだれともなく、スイッチをオンにして、一日のほとんどを
タララ~と音楽と共にまわっている。

泣くといえば、相変わらずおしっこやウンチをするときに
「ぎゃーーー」
と泣いてくれる。
わかりやすくていい。


そして、一番の成長は、お話をしてくれるようになった。
かわいい声で

「あーうーゴロゴロ(よだれでうがいをする音)あー」

おっぱいを飲み終わった後など、ご機嫌がいいと私の顔を見て
お話をしてくれる。
決して、独り言はいわない。
お話をするのは必ず私の顔を見てだ。

なんてかわいいの。

その言葉はなんていっているのかはわからないけど
すごくかわいくて、そして優しい。

私の顔もきっとこれ以上ないくらい優しい顔になっているだろう。

優しい会話。

今、一番の、私のお気に入り。



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ひいおばあちゃんにこんにちは

2009-03-20 16:41:56 | 3号
初めての事が増えているはるちゃん

今日はひいおばあちゃんに会いに行った。

ひいおばあちゃんの家はちょっと遠い。
三連休の初日だったので、市内は車で混んでいた。
そして、初めての高速も経験。
はるちゃんは車が止まると泣くので大丈夫かと心配したが
ずーーっと寝ていた。
ひいおばあちゃんの家まで、おっぱいとおっぱいの間の3時間ちょうどかかったが
ずーーっと寝ていてくれたので本当によかった。

86歳になるがすごくしっかりしていて、いつもびっくりする。
おばあちゃんとお話すると背中がぴんっと伸びる。

おばあちゃんはうれしそうにはるちゃんを見ていた。

はるちゃんも泣くことなく穏やかに、おばあちゃんを見つめていた。

そして、それ以上に、天井を見つめていた。
(誰か他にもはるちゃんに会いにいらっしゃっているのか?)

おばあちゃんにはるちゃんを見てももらえて私達はうれしかった。

そして、りょうとそうたも本を買ってもらってご満悦だった。

おばあちゃんにはデジタルフォトフレームをプレゼントしてきた。
そうたの生まれた時からはるちゃんの写真までたくさんいれておいた。
30秒ごとに写真がランダムにかわる。

誰が誰なのかわからなくなっていたが、一日見ていても飽きないだろう。
(一日見ていたら一日で飽きるかもしれないが・・・)

おばあちゃんは喜んでくれたのでよかった。

これからもたくさんの写真を追加していきたい。
そして、たくさんの曾孫の笑顔を見てもらいたい。

「5月の連休にはとまりでおいで」

別れ際、おばあちゃんはそう笑顔で言ってくれた。
5月にははるちゃんは寝返りうっているかな?


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にほん村 子育てブログ 男の子育児へかえりも泣かないか心配しましたが、おうちに着くまで寝ていてくれました。
            よかったーー、ということでぽちっ

おめでとう、6歳

2009-03-19 19:28:50 | 2号
りょうの出産は本当にらくな出産だった。

朝の9時から陣痛が始まり11時15分には産んでいた。
あまりにラクだったので疲れもしらず、昼食のうどんをすぐにたいらげ
車椅子をすすめられたが歩いて病室まで移動したほどだった。

なので、はるちゃんはもっとラクに産めると大きな勘違いをして、
しんどい目にあったが・・・。

りょうはとっても育てやすい子だった。
よく笑う子で、その笑い顔に何度私は助けられたかわからない。

そんなりょうも今日で6歳になる。

あっという間だった。


今日ははるちゃんとりょうと三人でお天気もよかったので散歩をした。

「暑くて半袖着てくればよかったよ」

というりょうの言葉の通り、春とは思えないほど陽気がよかった。

私のお花の発表の展示がしてある公民館にまず行った。
かなりの距離があるが、りょうは疲れたとも言わずに
楽しそうに歩いていた。

「たくさん歩けるようになったね。
そんなところもりょうちゃんの成長を感じるよ」

と語りかけるとうれしそうに笑っていた。

ついでに図書館で本を借りて、売店でクッキーを買った。
クッキーはりょうにお金を渡して、りょうが買いに行った。
ちゃんと自分の力で買い物もできるようになっていて、
大きくなったなぁと私が今度はりょうに笑いかけた。

帰りにスーパーによって、ケーキのスポンジを購入して
りょうが食べたいというものを買って帰った。

今日のお散歩は、昼夜逆転しているはるちゃんを疲れさせる
という目的もあった。
なのに・・・私がすっごーーく疲れた・・・。
はるちゃんがどうだったかというと・・
ベビーカーでずっと寝てました。
まったく疲れず。

りょうのお誕生日のお祝いの準備をしないといけないのに
疲れてできない。

「いつケーキ作るの~」

というりょうの言葉がどんどん遠くに遠くに聞こえていった。

しばらくするとさすがにりょうが痺れをきらして
(一時間たっていた)
「おきてーーー」
と体をこれでもかというくらいゆすぶられて、私お目覚め。

ケーキつくりに入ったが、ほとんどをりょうが作る。

自分の誕生日ケーキを自分でほとんど作ったが、りょうはご機嫌だった。

りょうの大好きなハンバーグをつくり、
フルーツをたくさん入れたフルーツポンチも目をこすりながらつくり
なぜかあさりの味噌汁も作り、
とりょうの好きなものをつくった。

皆でおめでとう!!と乾杯をして、楽しくお誕生日をお祝いした。

何気ない、特別なことがあったお誕生日ではないけど
こんなふうに1歳1歳、歳を重ねて大きくなっていってくれることを
願ったお誕生日だった。

りょう、お誕生日おめでとう



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にほん村 子育てブログ 男の子育児へ『6』というろうそくにしたけど、やっぱりろうそくは『6本』たてるのがいいな
             と思ったケーキの『ふーー』でした。
             たくさんのろうそくを消す事で、大きくなったなぁってやっぱり感じます
          、ということでぽちっ

朝から晩まで

2009-03-18 09:31:12 | 1号と2号
『楽しいだろうなぁ』

ってみていて思う。

朝から晩まで友達と外で遊ぶ。

りょうは卒園式を終えたのでずーーっと春休み。
春休み、長い!!

そうたは小学校が卒業式で、マンモス校なので卒業式には参加できず
今日はお休みだった。

朝起きてトイレに入って出てくると、

「○○君が外で素振りしていたから俺も行くわ!
はやく朝ご飯作って」

「待っているんじゃない。朝ご飯の前にちょっと素振りしてきたら」

「ううん、待っててくれるって言っていたから」

ってあなた、早朝からトイレの窓ごしに大声で会話をしたってことですね(笑)

と7時過ぎにそうたは出かけていった。

そして9時に帰って来て、ちょっと休憩して
すぐにまたりょうを引き連れて出て行き、WBCを見るために家に帰って来て
昼食をとり、2時に約束をしたとしばし休憩。

「2時から『おやつパーティー』みんなでするって相談してきてん。
おやつを持って、レジャーシートひいて、みんなで食べるんやで。
めっちゃ楽しそうやろ!!
おやつと紙皿とお茶とレジャーシート用意してください。お願いします。」

そんな時はちゃっかり敬語。

ちゃんと用意をしてあげた。
うれしそうに大興奮して二人は2時に出て行った。

そして、暗くなる6時過ぎまで帰ってこなかった。

本当に朝から晩まで外で楽しそうに遊んでいる。

それでいいんだよ。
今はたーーーーくさん遊んだらいい。
それが、大きくなってきっと宝になる。

部屋の掃除をしていたらこんな紙が落ちていた。
掃除をすると楽しい物をよくみつける。
これもそう。



大笑いした。
秘密基地、よく作っているよね。
でも、大人には
『子供がまたガラクタ集めたな。危ないなぁ。』
っていうふうにしか見えないんだよね。

♪ぼくらのひみつきち
ぼくらのひみつきち
つくるのたいへんだけど
たのしいな たのしいな

ぼくらのひみつきち
ぼくらのひみつきち
つぶされちゃってもひみつきち♪

これにメロディーをつけて、皆で歌いながら
ひみつ基地で遊んだらしい(りょう談)

今日は朝から晩までどんなワクワクがあったんだろう。
体一杯で遊んだらいいんだよ!!



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にほん村 子育てブログ 男の子育児へ先日はボールが空き部屋に入って寮長さんにとってもらったといってました。
          もちろん御礼のお電話をかけました。
          私は楽しく遊べるようにフォローするのが役目です。
          、ということでぽちっ

ありがとう、幼稚園

2009-03-16 09:57:39 | 2号
『大きくなったなぁ』

と感無量で涙が止まらなかった。


今日はりょうの卒園式だった。



りょうが入場してきた時点で、いろいろなことが思い出されて
涙が止まらなくなっていた。

りょうは3月生まれの上、平均よりも体は小さい。
入園した時なんて、小さい制服を着せているのに、
ぶかぶかだった。

それが、今ではサイズもワンサイズ大きくなり、その制服も小さくなった。



そして、心も大きく成長した。

何を言っているのか???な状態で幼稚園に入園したのに
今では相手の気持ちを考えての言葉かけさえできるようになった。

しっかりとした顔つきで幼稚園の園歌を歌っているりょうをみて
たのもしくさえ感じた。
そして、何度も聞いたこの歌もこれが最後と思うと
寂しさがこみ上げてきた。



卒園式では一人一人が卒園証書を園長先生からいただく。
もらう前に名前を呼ばれて返事をする。

「はい!!」

壇上でピシッと立ち、りょうの大きくしっかりとした返事がホールに響く。

それだけなのに、涙があふれる。

その後、園長先生の祝辞で涙し、
保護者会の会長さんの祝辞で涙し、
在園児のお祝いの言葉に涙し、
卒園児の掛け合いで涙し、

「さよならぼくたちの幼稚園♪」
の歌で涙し、

どれだけ涙したかわからない。

うれしさと寂しさの涙。
ここまで大きく育ってくれたことへの感謝の涙。

そんな涙、涙の卒園式だった。


でも、もしかしたら今日流した涙の中で一番私の心に残りそうな涙は
卒園式の前にあった。

幼稚園に向かうりょうは絶好調だった。
なのに、りょうは教室に入っると冴えない顔で、ついには手で目をふくしぐさ。

「どうしたの?」

という私の問いかけに

「写真とるのいやなんだよ」

と。
園庭でたくさん写真をとってきた。
そして、教室でも写真をたくさんとった。
そう今日は、卒園式だけど、写真をとる日でもあるのよ(笑)


おきまりの記念撮影


めーちゃんと一緒


たくさん遊んだ中庭


でも、写真はいやだからとやめたのに
グスングスンいって私のところから離れない。
会場に入る時刻が近づいていたので

「もう行くね」

といっても、

「いかないでーー(涙)」

と泣く。

どうしちゃったの?
写真がいやなわけではないんじゃない?
卒園式寂しいのかな?
なんか感じることあるのかな?
と最後の日にこんなふうになっちゃったりょうに
くすっと笑って困っていると

大の仲良しのけんちゃんが来た。

けんちゃんは年長になってから仲良くなったお友達。
幼稚園の話の中で、どれだけ『けんちゃん』がでてきたかわからない。
でも、私はけんちゃんをよくしらない。
顔は参観日の時に確認してしっていたが、まだ話をしたこともなかった。

けんちゃんはりょうと手をつなぎ

「どうしたんだよ。(小さい声で)なんで泣いてんだ。
ほら、いくぞ。」

とりょうをひっぱっていった。

りょうものりのりというわけにはいかないが、けんちゃんに連れられて
私のもとを離れた。



さるのように柵によじ登る二人の姿を見ていたら、
涙が出た。

りょうはきっとこうやって、けんちゃんに何度も助けられて幼稚園生活を送ったのだろう。
そして、もしかしたらこんなふうにお友達を助けてあげたことも、
あったかもしれない。

小さくても友達。
友達って素敵だ。

親の私の力ではどうにもできないことでも、
友達の力ならすーっと解決してしまう。

けんちゃんの手が魔法の手のように素敵に思えた。

その後二人は(多分いつものように)たわむれて、
楽しそうに体を寄せ合って笑いあっていた。



残念なことにけんちゃんとは小学校は別で、今日でお別れだ。
でも、友達は永遠。
そう願う。

たくさんの経験をさせてくれて、たくさんの宝物をりょうにプレゼントしてくれた
幼稚園。
それは友達だったり、頑張ることのすばらしさだったり、自信だったり・・。

そのたくさんの宝物を大事に小学校に行っても
目を輝かせて毎日を送って欲しいと思った。

りょう、お母さんに
たくさんの笑顔をありがとう。
たくさんの経験をありがとう。
たくさんの涙をありがとう。
たくさんのプレゼントをありがとう。

素敵な幼稚園生活でした。

みんなありがとう!!!




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          そんな日に、とっても素敵な光景を目の前で見ることができて
          私すっごく幸せ!!に思いました、ということでぽちっ

ちょっとはやいけど・・プレゼント

2009-03-14 08:49:02 | 2号
「なんにしよっかなぁ」

りょうはだいぶ前から決めてはやめ、悩み・・・。
欲しい物は次から次へとたくさん出てくる。

もうすぐりょうはお誕生日。

クリスマスとお誕生日はりょうにとって最大のイベント。
何を手に入れるか・・悩む。

でも、りょうが欲しがるプレゼントがそのまま手に入るかというと
残念だが我が家はそこまで寛大ではない。

「DSにしたいなぁ」
「それはあかん!小学生になってから。」
「・・・・」

「シンケンジャーのシンケンマルがいい。」
「えー、あの剣みたいなやつでしょ・・はるちゃんいるし・・
それに、もうすぐ一年生なのにぃー?剣~?」
「えーーいいやんかぁ・・・あかんの?」

って悩んで決めたものを親が「あかん」といって
ふりだしにもどっているだけ???

「おれなぁ、仮面ライダーディケイドのベルトにするわ!!」
「ベルトー?!」
「もう、おれの誕生日のプレゼントなんだから、好きな物にさせてよ!!!
ベルトがいいの(怒)」
「はい。」

ということでベルトに決まった。
日曜日にディケイドは放送される。
どうせならそのときにベルトがあっら、楽しいだろ・・
という旦那の思いから、土曜日に3人でベルトを買いに出かけていった。

ベルトを手にしたりょうの興奮といったら・・。
ただでさえもおしゃべりなのに、いつにも増して大音量でずーっとしゃべっていた。

そして、ベルトも
『ディ・ディ・ディ・ディケイド』
とか、うるさい。

ベルトをして狭い家をあっちにこっちに走り回り、
すべてのカードをさして満足していた。

でも、そんな満足顔のりょうをみているとやっぱり親も
『満足』な気持ちになる。

ちょっとはやいお誕生日プレゼント。
喜んでもらってよかった。



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黄色いバス

2009-03-13 21:39:50 | 2号
「いってらっしゃーい」

そう言って何度もバスを見送った。


そして、何度もバスを待ち

「おかえりー」

と笑顔でりょうを抱きしめた。

黄色いかわいいバス。
りょうの大好きだったバス。

そして、今日が最後の幼稚園バス。

りょうは、いろいろな顔でいろいろな気持ちで、バスにのったね。
母もいろいろな顔でいろいろな気持ちでバスを見送って、待ったよ。

幼稚園に行くのがいやで泣いて逃げて、バスに引きずり込まれて
行った時もあったね。
母も泣きながらバスを見送ったよ。

りょうが笑顔で運転手さんに「おはようございます!」っていえるように
母は心がけていたけど、たまにおこっちゃって・・
シュンとしてバスに乗り込んだこともあったね。
そんな時は母も反省して見送った後にシュンとしたよ。

でも、だいたいの日がうれしそうに楽しそうにバスに乗り込んだよね。
そんなりょうを見て、母も元気をもらって「一日がんばるぞー!」
って思えたよ。

そうそう、一番最初に乗りたくて、いつもバスがくるとささっと並んでどうにか
一番確保したりしたよね。
おかしくて後ろからクスってわらって見守っていたよ。

りょうはいつも母が見えなくなるまで手を振ってくれたよね。
でも、笑顔でない日は下を向いて出発しちゃう時もあった。
でも母は、りょうがどんな顔でもバイバイは笑顔でって決めて、
バスが見えなくなるまで手を振っていたんだよ。

雨の日も、風の日も、晴れの日も黄色いバスはお迎えに来てくれて
りょうを幼稚園まで連れて行ってくれた。

そして、無事に家まで送り届けてくれた。

一日思いっきり遊んできたりょうは、年少や年中の頃はいつも
バスでお昼寝していたみたいで、ふらふらして降りてきたよね。
疲れて泣きながら降りてきた日もあった。
降りてきて急にわけもなく怒り出したりした日もあった。

でも、年長になると体力がついたのかそんなこともなくなり、
降りてきてすぐに幼稚園で何があったのか話してくれたりしたね。

時にはバスの入り口をやっと通過するくらいの箱の作品を持ち帰って
得意げに見せてくれたりもしたね。

バスから降りてきたりょうはいつも幼稚園で楽しんで頑張ってきたことが
わかる顔だったよ。

そして、そんなりょうを母は「おかえりー」っていつも笑顔で抱きしめる事を心がけていたんだよ。

たくさんの顔を毎日届けてくれた黄色いバス。
今日でお別れするのが本当に寂しい。

黄色いバスさん、今までありがとう。


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           最後の「おかえり」のぎゅーはいつもより力が入りました
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