川口市の社会福祉協議会には、産前産後の家事支援サービスというものがあります。
私は産前産後の滞在先が自宅で、親には1週間ずつ来てもらう事になっていたので
産後にお願いしておくと、心と体に余裕が出るかな?と、依頼をしました。
他のヘルパーさんを調べると、一番安価です。
プロのヘルパーさんではないことと、子どもの面倒は見ない、という決まりがあります。
たまたま近所に登録しているヘルパーさんがいないと利用は難しいのですが
無事に見つかりました。
社会協議福祉会のヘルパーさんとの顔合わせの予定のちょうどその日に、うちの息子が産まれたんだよね。
分娩台に上がる本当に直前にやっと9時になり、もう産まれそうな陣痛の中、
友人にキャンセルの電話をお願いするメールをしたんだっけ。
本当に命からがらメールした、という感じでした。
その10分後には産まれていますから!
そんなこんなで、結局顔合わせは産後になってしまいました。
家事支援の内容は、掃除をお願いする人が多いようですが、私は食事作りや買い物をお願いしました。
週に2回、2時間ずつだけ来てもらう事にしました。
食事と言っても、それぞれの家庭で味は違うから、どんな感じになるのか、
私もヘルパーさんも不安になっていました。
それにうちは、幼児がいるから硬いと食べられないとかあるしね。
産後で集中力があまり無いと言われている時期なのもあり、
献立まで指定できず。こんな感じのものを・・・なんて、はっきり依頼もできませんでした。
でもさすがは主婦歴○○年。
依頼もはっきりしないのに、ちゃちゃっと作ってくれますね。
そして、買い物も主婦目線で買ってきてくれます。
子どもたちは酢の物から煮物まで、私が日頃使わない食材でも食べて、発見もいっぱい。
人様の食卓を垣間見られるって、日々のマンネリ食卓には、とても参考になりますね!
ただ、私の想像よりも高齢の方で、しかも自転車でいらっしゃるんですよね。
坂道の多いうちの近所、梅雨時、、、
車じゃないとお買い物も頼むのは申し訳ないし、力仕事はお願いしづらいですよね。
私がヘルパーやった方が良いんじゃないかと思っちゃいます。
義母が来てくれた時は、急な出産になった私の、冷蔵庫にある残り物を食べてくれたり
食材を使ってくれたりして、助かったという以上に、尊敬しました。
他の誰かが作った残り物のお惣菜を食べるのはなかなか勇気が要りませんか?
何が入っているか分からないからね。
しかも、お嫁さんとなると、味付けも想像できないものだろうし・・・
お義姉さんは、私が退院した後、食事を作って持って来てくれましたが、
それがごはん味噌汁おかず、とフルコース!
しかも、幼児向けの、栄養たっぷりな優しい味付けのものばかり。
しかも大量に!
嬉しくて涙が出ました。
実の両親は、我が家と庭のメンテナンスから、上の2人の相手まで、
いろいろ理解してくれていないとできない事をしてくれ、
カーテンのすそ直しとか、キッチン周りの修繕などなど、後回しになっていたけど気になっていたところ、
がいっぱいあった・・・
私の通院のためだけに車を出してくれたりもしました。
近所の無人野菜直売所用に、父が10円玉をいっぱい集めて缶に入れて持って来てくれた時は笑えました。
こんな感じで、ようやく産後4週間を迎えました。
皆さん、お世話になっております。