お気楽風見どり

定年後の第2のライフスタイル。大病以来、一念発起 一眼レフの世界へ

富士・日光・諏訪への旅(4)  

2015-11-23 10:44:47 | Weblog
 富士・日光・諏訪への旅も(4)で最終です。今回は諏訪湖周辺の紅葉が中心です。富岡製糸場から上信越道を通り、佐久南から国道142号線を通り諏訪湖に向かいました。途中の道の駅で休憩をしました。雨は小雨になっていました。この場所も道中と同じように山は紅葉しています。向こうの山には少し霧が立ち込めています。



 この時期に長野や群馬などの道をドライブをするのは初めてです(夏や冬は若い頃に何回も景色を見ている)。目的地に着くための移動日でしたが、山々の紅葉がすばらしくとても目の保養になりました。

 諏訪湖周辺には休暇村はありません。簡保の宿「諏訪」がありましたのでそこの予約をしていました。着いてみて期待以上のことがありました。宿舎は高台にあります。予約が早かったこともあり、上の階の部屋でした。部屋からは諏訪湖が一望できます。
 この日(9日)の天気は曇りです。写真では正面だけですが、諏訪湖の左の端から右の端まで見渡すことができました。



 横にたなびく雲の奥は霧ヶ峰や白樺湖方面です。
 諏訪では有名な諏訪大社(上社、下社など)があります。ここはパスをして諏訪周辺で紅葉している名所を宿舎の方に教えてもらいそこに行くことにしました。
 
 最初に行ったのは諏訪湖の左に隣接している岡谷市にある出早(いずはや)公園です。公園の奥には出早雄小萩(いずはやおこはぎ)神社があります。



 鮮やかな紅葉の景色が飛び込んできます。



       

 フクロウさんもコンパクトカメラでこの景色を撮っていました。このところ、いつもそうですが、撮影中は別行動になることが多くなります。(下の写真はフクロウさん撮影)

 

 黄葉も見事です。





        

 出早公園の紅葉を堪能した後に向かったのは茅野市にある長円寺です。長円寺は諏訪湖の東側にあります。岡谷ICから諏訪ICまで高速道路を使います。20分少々で行くことができました。



 ここのモミジは真っ赤な色をしています。「血染めのモミジ」といわれるモミジと同系統かもしれません。





        

 奥に見えるのは鐘楼、手前には石仏が並んでいます。



 屋根を挟んで左にモミジ右にイチョウが見えます。このイチョウは大木ですが、上も横も刈りこまれていました。知人が鐘楼から屋根を挟んでモミジとイチョウを撮りました。(下の写真は住吉の知人の撮影)



お寺の正面から入口の方に向かって撮っています。

        

 今回が今年一番の紅葉シーンになるかもしれません。このシリーズを美しい黄葉のシーンで終えることができました。今年は関西の紅葉はあまりよくなく、京都はいつも以上の人で撮影には適しません。次回は湖東三山の紅葉狩りです。

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富士・日光・諏訪への旅(3)  

2015-11-20 14:44:06 | Weblog
 旅行から帰って来てから、すでに十日も経ってしまいました。まだ(3)です。
 今回は日光湯元から諏訪に行く日です。朝から雨が降りました。でも、この日の主な予定は宇都宮市にある大谷(おおや)資料館と富岡製糸場の見学と諏訪に向かう移動日です。見学場は屋内で移動は車中ですので雨も大した邪魔にはなりませんでした。

 日光湯元から、いろは坂(いろは坂は一方通行なので行きとは違う道)を下る時に見る山々の紅葉は素晴らしいかったです。残念なのは車中なので写真には残せなかったことです。

 まずは日光市から宇都宮市まで車を走らせました。宇都宮市で最も人気のある観光スポットが大谷資料館です。WWBBさんのお薦め情報で訪れようと思った場所の一つです。



 資料館の近くには上の写真のような岩肌が目立ってきました。
 資料館の中は大谷(おおや)石の地下採掘場跡でした。



 入った瞬間にインディ・ジョーンズの世界を思い起こし圧倒されました。パンフレットにも同じことが書かれていました。大谷石についても初めて知りました。薦めていただいたWWBBさんに感謝します。

 パンフレットにある説明によると、「地下採掘場の広さは2万平方メートル、深さは平均30メートルあり、深いところは60メートルにも及びます。これは野球場が一つすっぽり入ってしまう大きさです」とあります。以下「 」の中はパンフにある文章からの抜粋です。



 「石肌には手掘り時代のツルハシの跡が残り、ずっしりとした年輪の重さを感じさせます。巨大な地下神殿のような景観で、エジプトのピラミッドの内部やインディ・ジョーンズの世界環のような幻想的な空間です」



 「戦争中は、地下倉庫や軍需工場として、戦後は政府米の貯蔵庫としてお米を預かりました。なお、鉱内の平均気温は8℃前後で、地下の大きな冷蔵庫といった感じです」



 「この(未知なる空間)を、一般の方々に公開しています」と記されていました。



 この資料館は1980年代以後、さまざまな映画の舞台、コンサート、バレエ公演、美術展などに利用されてきたことも書かれています。1981年には映画「セーラ服と機関銃」の撮影とあった。薬師丸ひろ子のデビュー作です。
 映画では「ウルトラマン・ティガ」や「仮面ライダー」のシリーズも載っていました。2009年には渡辺純子フラメンココンサートというのがありました。たくさんあるので詳しくはネットで調べることができます。





 資料館の出た所には以前、採石場で活躍してたであろうと思われるトラックがオブジェのように置かれてありました。




 この日はたくさんの高速道路を使いました。日光道路を経て宇都宮市へその後、東北自動車道、北関東自動車道、関越自動車道、上信越道を経て富岡市に至りました。

 富岡製糸場は2年半前に世界遺産になった所です。この日も雨でしたが日曜日ということもありたくさんの人が見学に来ていました。多くはバスによる団体客です。一度中に入ってから音声ガイドを借りようとしましたが、受付の所は人だかりであきらめました。

 大勢の人でしたが、一瞬のスキを狙って撮影です。

        

 東置繭所(ひがしおきまゆじょ)です。西置繭所や操糸場とともに国宝になっています。この建物の中富岡製糸場を紹介した映像を見たり、製糸器の実演を見たりできました。



 天井を見上げました。30年前まで操業されていて、その後も保存には色々と手を尽くされているようでした。



 西置繭所です。保存のための修復でしょうか? 立ちいることはできませんでした。



 検査人館です。生糸の検査などを担当したフランス人技術者の住居として建設されたそうです。団体客にはガイドがついています。後ろの方でガイドの説明に耳を傾むけます。



 操糸場です。



 女工の住まいと思われる建物(寄宿舎)です。ここも保存するための工事でしょうか?中には入ることはできませんでした(下の写真は同行の知人が撮った写真です)。

 

 次回(4)は諏訪湖周辺の紅葉で、このシリーズの最後になります。     

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富士・日光・諏訪への旅(2) 

2015-11-16 19:04:15 | Weblog
 旅の二日目は休暇村富士を出発して日光に向かいます。河口湖ICから中央高速に乗り八王子JCから首都圏中央連絡道を通ります。ただこの道路は全線は開通していません。当方たちが通りたい所は未開通でした。ところが、10月末にその箇所が開通していました。その箇所は遠回りをするかその区間だけ地道を走るかの選択でしたが、開通1週間目の道を通ることができました。

 日光ではまず東照宮に行きました。駐車場を東照宮のそばで止めたため昼食を食べる店がありません。おばあちゃんが一人でまかないをしていた茶店のような店で湯葉そばを食べました。

 東照宮の正面から参道を見下ろしている所です。



 参道のそばではモミジが紅葉していました。

           

 東照宮の中は人人人です。当方たちのような個人の客、団体の客、外国人の客も大勢来ていました。

 お堂の屋根にもモミジの葉がかかっています。



 入ってすぐに三猿(見ざる、聞かざらず、言わざる)が出迎えてくれました。当方が撮った写真はフクロウさんが写っているため、同行した知人が写した写真を使わせてもらいます。



 東照宮は広いのですが、人が多くてゆっくり見学ができませんでした。陽明門や眠り猫の彫刻、その背面にある鳥の彫刻なども写しましたが、ゆっくり撮ることができずブレてしまいました。

 東照宮の傍には輪王寺があります。その中には入っていませんが、その庭(逍遥園)に紅葉している木がたくさんありました。





      



 日光は標高は600mを越しています。ここではまだ紅葉している木も多かったです。日光から二日目の宿泊地の奥日光に向かいました。奥日光は1400mを越します。日光が生駒山の上、奥日光は金剛山の上以上の標高になります。

 奥日光へはいろは坂(行きは第二いろは坂)を通ります。道中はいろいろな広葉樹の紅葉を見ることができました。残念なことに道の途中で止める所はありません。
 奥日光の中禅寺湖や華厳の滝を見渡せる明智平からの景色です。



 中禅寺湖や華厳の滝のある場所は1000mを越えているのでそのあたりは全部落葉しています。華厳の滝は間近で見ました。滝の上で見る。それからはエレベーターで100m下りて下から見上げます。

        

 明智平から撮った写真の右側には男体山が見えました。



 この男体山は富士山のように奥日光ではどこからも山を見ることができました。


 宿舎は休暇村の日光湯元です。日光湯元は全国にある休暇村の中で乗鞍に次ぐ標高の高い所にありました。休暇村の目の前が田貫湖があったように日光湯元の目の前にも湯の湖という小さな湖があります。湯の湖に写った男体山の夕景です。上に雲がかかっているのが残念です。



 中禅寺は仁王門の他にも風神、雷神の像もありました。

        

        

 華厳の滝は中禅寺湖から流れ出します。湯の湖から中禅寺湖の方に流れている滝があります。湯滝です。すぐ、近くで見ることができました。

         
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富士・日光・諏訪への旅(1)

2015-11-11 13:24:07 | Weblog
 先週末から今週の初めにかけて日光方面に行ってきました。今回は知人夫妻との当方とフクロウさんとで出かけました。日光へは一気に行くのは疲れるので1日目は休暇村富士に泊まりました。休暇村富士は二度目です。数年前に行った時は5月でした。富士さんの頂上には雪がたくさん積もっていたことを覚えています。休暇村は田貫湖畔に建っています。どの部屋からも風呂場からも富士山が真正面に見えます。全国の休暇村の中で一番人気の高い所です。

 休暇村に行くまでには白糸の滝や音止の滝があります。





 平日でしたので観光客はそれほど多くはありませんでした。

         

 戻る途中に振り返ってまた撮ります。

 

 白糸の滝の横には白糸の滝とは趣の違う滝があります。音止の滝と言います。

         

 流れでる水量が多く、ゴーゴ-という音をたてて流れていました。右には虹が見えました。



 駐車場の近くでは柿を干していました。大きい柿です。

        

 以外と速く休暇村に着いたので近くの小田貫湿原に行きました。この時期は湿原に花はありません。木道の下の方に紅葉した葉がほんの少し見えるほどでした。

 夕方になって休暇村の前にあるデッキから富士山の夕景を撮りました。富士山は初冠雪はずいぶん前にありましたが雪は全然ありません。この所、暖かいので雪は積もっていませんでした。

        

 時間が経つにつれて雲に覆われてしまいました。雲に覆われる前には富士山が赤く染まります。葛飾北斎などの赤富士は想像の世界と思っていましが夕日や朝日に照らされると富士山が赤く染まることがわかりました。雪の無い時も富士山は見ごたえがあります。

        

 次の日の早朝も休暇村のデッキから朝焼けの富士山をねらいます。日の出は6時15分でした。この時期は富士山の右の方から朝日が登ります。頂上付近に陽が当たって来ました。

        

 少し上の方に陽が上がって来ました。湖面の近くはブルーの色になって来ました。



 富士山の右の林から太陽が見えます。



 近くの湖面には水蒸気が立ち込めていました。



 最後に富士山を色温度を変えて写しました。ホワイトバランスを蛍光灯マークに合わせるだけでこんな写真になります。



 前回、5月に行った時は雪がたくさん残っていました。今回も雪がのっていると思いましたがそうではありませんでした。富士山の雪の量が年によって全然違うようです。3月でも雪が少ない時もあるようです。でも、雪のない富士山の朝焼けや夕景を見ることができて良かったです。ちなみに富士山の北側にまわると北側の斜面だけには雪が積もっていました。

 次は日光に向かいます。次回に更新する予定です。       
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コスモスin鶴見緑地&法起寺

2015-11-02 13:53:24 | Weblog
 今回は紅葉ではなく秋にかかせない花、コスモスです。ただ、コスモスそのものは写真に撮ってもあまり変わり映えがしません。そこでコスモスそのもの写真はほどほどにして、コスモスのある風景が中心です。

 前半の写真は10月20日の鶴見緑地で写した写真です。鶴見緑地は咲くやこの花館を含めて年に1、2度は訪れています。風車の前の花壇には四季折々の花が植えられています。今回はコスモスでした。そのボリュームはあまりありません。でも、青空には恵まれていました。

          

 幼稚園の遠足でしょうか。子どもたちが風車の前のベンチに座って何やら話しています。



 コスモスの花びらを透過光(逆光)で撮りました。題をつけるとしたら三姉妹です。



 マクロで撮っているので後ろの背景は適当にボケてくれます。この写真も透過光です。



 風車のある場所から少し歩いた所にバラ園があります。

          

 後半は奈良の法起寺のコスモスと夕景の写真です。法起寺の東側や南側はコスモス畑になっています。この日(10月27日)は風が強くコスモスがじっとしてくれませんでした。



           

 手前3分の1ぐらいの所にピントを合わせて撮りました。法起寺の三重塔や手前の白い花はボケて塔の前に見える赤い花だけがはっきり写りました。




 法起寺の撮影のメインは夕景です。法起寺の三重の塔の法輪を横切るように夕日が落ちて行きます。


 まだ、太陽は高い位置にあって明るさが残っています。

        

 法輪を横切りました。

       

 日が沈んでいきます。空には上の方から雲が出ます。日の沈む方にも雲があります。

       



 空が少し焼けましたが、沈む頃に見られる夕焼けは残念ながら見ることができませんでした。今日は午後に家をでました。大阪は雲に覆われていました。雲が、かかっている方角が大阪です。太陽が沈んだ直後の夕景までは撮れず、下の写真を撮った所で終了です。

          


     
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