惰天使ロック

原理的にはまったく自在な素人哲学

余興への発言

2010年10月06日 | 他人様の絵貼らぬでもなし
客 どうも「進化思考の世界」の著者がこのblogの書評を見ちゃったらしいんだな。twitterで妙なこと呟いてたけど、読んだか。「書評文は書評者の中身まで透けて見えるコワさがあることを痛感する」だって。ご丁寧に「本日の余興」なんて題までつけてね。きみは評文でこの著者のこと根が健康な奴だなんて書いてたが、どうしてけっこう陰険な奴じゃねえか。一言ないかい。
主 呟きの方はアクセス解析から遡って読んだよ。正直、何のことやらさっぱりだな。いっそこんな画像でも貼ってみるか。

石井 聖岳「つれたつれた」 (エルくらぶ・解放出版社)Amazon

こないだの「ゆのっち」コラ画像でもいいけど、シャレになんなさそうだ。笑いが残るくらいにしておくよ。俺の方から言わせてもらえば、twitterってのは書く奴と書いたものの全部を厨房の捨て台詞にしてしまうコワさがあることを痛感するね。思わせぶりなこと言いやがって。いったい何が見えたのやら、お得意の分類と系統図で解説してもらいたいところさ。

匿名書評に好き勝手書かれたら、著者なんてのは誰だって、また何書かれたって不愉快になるわけさ。こっちはまさか著者が読むなんて思わないわけだけどな。あの書評が、というよりこのblog全体が想定している人間の読者というのは、今まさにメイナード・スミスの古典やワイブルの教科書を読んでたり、ハーケンやプリゴジンの算数と取っ組み合ったり、あるいはデータ構造とアルゴリズムの初歩的な演習課題でうんうん唸らされてるワカモノなのさ。そういう世界じゃダーウィンなんぞただの額縁で骨も残ってねえよ。ましてやこの著者なんて知ったこっちゃないだろう。そうは言ってもたまには読めよと言いたかったのさ。

見透かすも透かされるも何も、こっちは最初から実質匿名で書いてんだ、書いたものに人影が差すのは当たり前だ。でなかったら書く意味ないじゃねえか。
客 なんか変な勘違いされてるのかもしれないぜ。業界内の誰かから匿名で闇討ちされた、みたいな。
主 よせやい。そこまでトンマじゃなかろうよ。でも万が一にもそうだとしたら、それは絶対に勘違いだと言っておかないとな。著者が邪推しなくたって想定読者のワカモノはやりかねないからな。

過去にライターや研究者をやっていたことがあると言っても、今の俺はまったくの素人だし、研究業界にも物書き業界にも戻るつもりはない(それ以前に戻れもしない)。ただその気はなくても書くことや考えることが習い性になってるから、こうしてblogでタダ原稿だヨタ記事だと書きとばしてるのさ。引退した野球選手だって毎日の素振りは欠かさずやってたりするようなもんさ。「中身まで透けて見える」ってんなら、このくらいは見えなきゃおかしいんだよ。
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