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CELLOLOGUE

『鏡』と言えばA.タルコフスキー監督の映画を思いだしますが、今日は姿見のお話です。
現在、我が家では平成30年度チェロ関係備品増備計画(笑)が進んでいます。今回は姿見の購入を実施しました。ご承知のとおり、鏡は楽器の演奏姿勢をチェックするための必須アイテムです。しかしながら、我身を直視するのが恐ろしくて長年封じておりました(笑)。しかし、今度の先生は鏡でのチェックを推奨されています。

演奏の動作を動画でチェックすることもしましたが、労力と時間ばかりかかり限界を感じています。夜間、窓に映すという方法もありますが、見えも悪いし時間も場所も固定されます。そんな折、妻も姿見が欲しい(本来の用途で)と言い出し、これを機に補正予算の裁可がすんなり下りました(笑)。

移動が楽なキャスター付きがよさそうだと思うのですが、基本、姿見はファッションアイテムなので楽器練習用としては目的外使用になります。服装チェックで全身が写るというけれど、ボウイングの軌跡まで考慮しているとは思えません。安い買い物ではないので気になりました。

最悪、使い物にならなければ本来の目的で邪魔にならずに使えるものという条件で一決しました。キャスター付き金属フレームに鏡が付くスタンドミラーというスタンダードなものを選びました。鏡面はW30×H150cmほど、脚はW37×D36cmほどで狭い部屋でも何とか。鏡面もきれいで洋品屋さんが開けそうな一品です。もちろん、飛散防止加工です。

心配していた写影状況ですが、角度によりますが、チェロを構えて坐った頭から足までが映ります。幅30センチの鏡では、弓の運動範囲をカバーするのは無理ですので、見たい側を優先して左右の角度を決めることになります。よって、キャスター付きが必須です。

設置後、早速、自分のボウイングがふらついているのを発見しました。また、気を抜くと指板に近い方を弾いているのも分りました。指板の押さえ方も各指バラバラ。鏡はありのままを教えてくれます(笑)。買ってよかったと思います。
なお、自分の姿には慣れてきましたが、使用していない時に自分の影がよぎるとぎょっとします。

 Panasonic/LUMIX LX9
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