a lively time

ハラハラドキドキ、ワクワクソワソワの毎日。

音楽ファンです

2009年01月26日 | No Live,No Life
結局ぼくは「向上心はなくはないが、行動が伴わない」タイプ (by 内田樹)そのもの、
とは認めたくはないので、あえて言わせてもらえれば(行動が実らない運を背負った)タイプ?と言いたい。(笑)
特にこと趣味の領域においては、自分に出来得ないことをとやかく言うのは相手に対して失礼と思うと同時に自らのうしろめたさを感じてしまうタイプなもんだから、野球やサッカーなども見るけどファンになりきれなかった。(・・・つい最近も言われた「アンタ、真面目すぎるんだよ」)。
ただただ「スゴイね!」を連発するしかないのです。
大好きな音楽にしてもそうです。

好きだと言う情には大雑把二通りあるのではないか?
自分に備わっていないものへのあこがれと「下手の横好き」。
前者はいわば「片想い」の情であり後者は(うぬぼれをふくむ)自信。
人間の永遠のテーマでもある恋愛に白黒つけろとは言わないまでも
その情の形成過程にも少なからず影響する観念ではないだろうか、な?

そこで、ぼくは悟ったのです(今更ながら)。
誰とでも勝手に出来る片想い (宮本佳則@万能川柳)
ぼくの音楽に対する「片想い」が実らないのであればファンに徹しよう!(笑)

1/25 2009ニューイヤーコンサート@川口総合文化センター「リリア」
飯森範親(指揮)・仲道郁代(ピアノ)
新日本フィルハーモニー交響楽団(管弦楽)


お目当てのチャイコフスキー:「ピアノ協奏曲1番」はまったくの不発。
「スゴイね!」を連発するお隣のお客さんに(ぼくは欠伸が出て居眠りしちゃいそうでしたよ)と言いたくなるほど。
カーテンコール2回だけアンコールなし。さもありなんの感。
仲道郁代のベートーヴェンのソナタは魅力的だけど、このチャイコフスキーには何の感動もなかった。
ぼくが想うチャイコフスキーらしくない・・・というのもあるけど、それだけじゃない。
言うまでもなく技巧的には「スゴイね!」だけど、何と言うか、曲想の統一感?がなかったんじゃないかな、と。
実らぬ片想いを悟った、チャイコ「ファン」端くれのつぶやき・・・(笑)

ムソルグスキー:「展覧会の絵」はラヴェルのオーケストラバージョン。
これは興味津々もあって実に面白かったし素晴らしいかった。
随所に入る鳴り物と管のソロ、弦の低音部を生かしたメリハリのある演奏には身を乗り出してしまいました。

いずれにしても、今日日の相場としては破格のお値段(2F後部中央3,000円)で楽しませてもらいました(^_-)。

マジ!?ほんと!?

2009年01月23日 | 病状経過
新年初、術後3ケ月目検診のエコー室。「どうですか、体調は?」
「おかげさまで異常なく・・・で、正月はちょっとハメをはずしまして
・・・スキーなんか行ったりしたもんですから・・・」
「えッ!スキーって・・・滑ったんですか!?。すごいなぁ~、2ケ月位じゃ痛くて動くのもイヤだというのがフツーですよ。」(確かにぼくも前回その頃はまだ痛み止めのお世話になってたかな)「え、まぁ緩斜面を軽く・・・ですけど(笑)」
「データは異常ないですからいいですけどネ・・・はい、エコーも変わってないですね。切ったところが当たり前に窪んでるだけで、大丈夫です」
血液検査も、肝機能・腫瘍マーカーともに正常値。
12/111/22
GOT 2525
GPT 2220
G-GTP1615
A_FP34
PIVKAⅡ1111
更に12月に調べてもらった「HBV-DNA」の結果に我が耳をを疑った。
「0。未検出なんですよ」「・・・?」「自分で追い出したのかな?免疫細胞が追い出したってことかな・・・」「・・・肝炎ウィルスがいない・・・んですか?」「検出されない、ってことなんですよ。少なくとも活動してない、ということです。それで肝機能が安定してるんでしょうね。いずれにしても抗ウィルス剤の治療は必要ないですね」との説明。。。

ウィルスが消えた!
「 幸運か?・・・それとも破滅の罠か!?」(クロトワ@風の谷のナウシカ)
またまた突然こんなセリフが浮かんだ。
ホントぼくって根っからネガティブだなぁ~!(笑)

「生」-Part2

2009年01月23日 | つぶやき
我が混乱と焦燥など意ともせず生きてること自体の意味深さを
殊のほか切々と含蓄する出来事が続いた。続いている。

仕事始めの翌日に村の班長さんの訃報。
松が明けた8~9日と通夜・告別のお手伝い。
10~11日は村の仲間と(新年恒例の)スキー@尾瀬岩鞍。帰って12日と14日、ご近所ゆかりある方2軒の通夜参列。

15日は知人が登場する「歌会始の儀」をテレビで見してから(月例の)飲み会。仲間がひとり入院中とか・・・。18日は左門オールスターズのJazzコンサート@埼玉県障害者交流センター。いつ聴いても(見ても!)楽しいビックバンド♪
その間、歯医者さんに2回通院。(笑)

我が家では睦月にして今年の重大ニュースが続発\(◎o◎)/!
次女の大学進学が決まり、倅は自動車免許合宿入りを決意(ついでに外遊まで決めちまったようだ)
極めつけは去年の節分に家を出た長女。なんと今年の節分には入籍すると言う・・・親父としては混乱の極み(1年早いじゃないか!)
だが、よんどころない事情に至った二人が(カミさんまでも)明らかな確信犯であったのだから、むしろ喜んで祝ってあげよう(^o^)/
決まれば早い。来週はご両家ご対面で段取り調整中だ。心配の種はつきねど、目出度きを今年の運としたいものだ(^^)v

2009年仕事始め

2009年01月06日 | つぶやき
「まったくたいしたものだ。君のような日本人が数多くいるかぎり、日本はきっといつかこの敗戦の混乱から立ち直るだろう。しかしこのソビエトは駄目だ。残念ながら見込みはほとんどないね。皇帝時代の方がまだましなくらいさ。少なくとも皇帝陛下はややこしい理屈についていちいちない頭をひねる必要はなかったものな。我等がレーニンはマルクスの理屈の中から自分に理解できる部分だけを都合よく持ち出し、我等がスターリンはレーニンの理屈の中から自分に理解できる部分だけを・・・それはひどく少ない量だったが・・・都合よく持ち出した。そしてこの国ではな、理解できる範囲が狭い奴ほど大きな権力が握れるようになっているんだ。それは狭ければ狭いほどいいんだ。いいかマミヤ中尉、この国で生き残る手段はひとつしかない。それは何かを想像しないことだ。想像するロシア人は必ず破滅する。私はもちろん想像なんかしないね。私の仕事はほかの人々に想像させることだ。それが私の飯のたねだ。そのことは君もよく覚えておくといい。少なくともここにいるあいだは、何かを想像したくなったら、私の顔を思い出すんだな。そしてこれはいけない、想像するのは命取りだって思うんだよ。これは私の黄金の忠告だ。想像するのは誰か別の人間に任せることだ」
( 村上春樹・著『ねじまき鳥クロニクル』新潮文庫・・・下線部は筆者傍点・・・ )
突然こんな断章を思い起こしてしまった。
お得意先数社への年頭のご挨拶周りのさなかに!
ひどいものである。
恐怖すら感じてぼくは混乱してしまう。
身の丈を知るぼくにとっては、どこの話しも絶望的・・・とまで思えた。

臨機応変伸縮自在
・・・我が座右の銘の実体が問われる年になりそうである。

DNAの流れ

2009年01月05日 | つぶやき
「共通の起源神話を持つ家族では・・・自分がある長い歴史を持つ集団の中に統合されていて、その時間的空間的なネットワークの中に『余人をもっては代え難い』一人のメンバーとして含まれているということを感じ取れる」(内田樹@疲れすぎて眠れぬ夜のために)
要するに昔話ですよね、家族・一族の・・・父母がいて祖父母がいて・・・その綿々たる生命の歴史の中に(たとえ一瞬であれ)確かに存在してる今の自分。個々勝手気ままに生きていようと(決して悪いことではない! が)自らの生を実証する裏付けはきちんと知っていた方が良いと思うし、継続して伝えていくべきだと思うのです。

盆と正月に家族(=核家族化した家庭ではない)が我が家に集まる。父が生きていた頃からそうしてきた。ただし、義務、ではないのです。来られる人だけ。。。
子らも大きくなるに従って多忙となり全員集合は叶わなくても、ぼくも父と同じようにそうゆう場があるというだけでも大切だと思っているのです。
今年はぼくの長女と3人の姪、1人の甥が来られなかったけど、すごい盛り上がりだった。
なんつったって甥姪の中でも一番年長の姪の(婚約寸前!の)彼氏が来ちゃったんだからぁ~(*^_^*)

仲良きこと・・・

2009年01月02日 | つぶやき
「夫婦喧嘩はしません」 と、かぐちひなこさん(笑)が去年、NHKのトーク番組で話されてた。
「夫婦喧嘩をしないわけ」 は「夫が喧嘩が嫌い」 だから。「お互いに感じる(癪に障るとかアタマとにくる)ところが違う」 ということをお互いに分かっていて、必要以上の論争になる前に糸井重里氏は「仲良く。仲良く。」 と言って議論を中断してしまうとか。
ソレを聞いた時の自分の笑い声が、まるで音叉に共鳴する楽器の音のように心にとどまっているのです。

大局的見地からして夫婦が(そこそこ無難に)夫婦であり続ける為の必須条件は価値観とか方向性じゃないかと思うんだけど、そのどこまでを「価値観の相違」と認識するのかが大きな問題なんですよねぇ~。

今日は新年のお買い物。
カミさんが年賀用品の探しに行ってる間にぼくはメンズ売り場に・・・お~このコート、ジャストフィット。こんなパンツもいいかな?と試着。戻ったカミさんの目が、どうもぼくの価値観とは違うような色・・・
結局、カミさんオススメのセーターとベストだけは(素直に喜んで)買ってもらったぼくでした。
我ら夫婦の大局観からして今日の我が意など些細なことなのです・・・多分(笑)。「仲良く。仲良く。」とつぶやいたのは言うまでもありませんが!(アハッ)

今日のBGM・・・祭りのあと♪ by 桑田佳祐

朝日

2009年01月01日 | つぶやき
朝7時前に枕元の電話がけたたましく鳴った。
ウィークリーマンションに泊りがけで4日連続のカウントダウンライブに行っていた姫のご帰還なのである。顔を洗うまもなく駅までお迎えにでる。

2009年は雲ひとつなくおだやかに明けていた。
寝ていない割には多弁な姫を乗せての帰路、田んぼから昇った初日がフロントガラスの真正面にあった。一直線に太陽に向かっていく感じだ。
眩しすぎて明るすぎて先が見えない・・・先が見えない?まるで今年の・・・いやいやイカン!連想するのはよそう。(笑)

でもって元旦の音楽は・・・Softly, As In A Morning Sunrise♪