hirolandの雑記帳

2006年にスイスで結婚。スイス生活5年目で、気付けば3児の母。子育てや日々の生活についての日記です。

お姉ちゃんになる準備

2009-07-30 | スイス生活
安静生活に入って2週間が経ちました、あっという間に。
トイレ、シャワー以外はほぼ横になって、本を読んだりDVD観たりネットしたり。
こんなぐうたらした生活を、誰にも文句言わずにできるなんて、ある意味貴重な時間!かも。

めいはほぼ毎日来て、おなかに向かって歌を歌っては、
バイバーイ!と元気に帰っていきます。笑
今日は「ハッピーバースデー ベイビー♪」って大声で歌って
同室の妊婦さんも助産師さんも大笑い。
まだですから!!
「あかちゃん、ぽんってうまれてくるよー。おっぱい、ゴクゴクってのむねー。」
これも毎回めいが言う台詞。
入院するまでいつも読んでいた本に書いてあることを覚えているのね。
でもまだ生まれちゃ困るのよ~、もう少し待ってもらわなきゃね!

それにしても、めいがこうやって元気に過ごしてくれてるので
私は心配することなく入院生活が送れているのだから、
めいと家族に本当に感謝してます。


昨日まで3人部屋に2人入院している状態だったのが、真ん中のベッドもうまって満室状態です。
でも前の病院より夜はよく寝れます、壁側で落ち着くのかな?
それにローランドの従妹、そしてローランドの友達パトリックの彼女が
この大学病院で働いているので、知り合いがいるというのも安心します。
仕事中にたまに会いに来てくれたりするから。


さてめいさん、日本から戻った5月過ぎからトイレトレーニングを少しずつ始め、
家ではすでにパンパースなしの生活になっていました。
大も小もほぼ失敗無くおまるかトイレに出来るようになって、
夜はパンパースつけて寝てもぬれていないことも多かった。
私が入院しているこの2週間で、外出時にもパンパース外して大丈夫になった!!
すごい!よくやった!!うれしい♪
お見舞いに来て、パンパースしてない姿を見ると、お姉ちゃんになる準備を
しっかりやってくれてるんだなあと感慨深い思いです。


さあ、いつまで入院になるかな。
友達がお弁当持って来てくれたり、本やDVDを差し入れしてくれて本当に感謝です。
病院食はまずくはないけど、やっぱり米が恋しくなる!
それにしても、最近はベビちゃんのキック力がすごくて。
ベビちゃんの体勢によっては膀胱をもろに直撃です、つらい。
この動きでまた頸管が短くなるのでは?と心配な母です・・・。
この2週間でおなかもぐーんと大きくなりました。
ベビちゃん、頑張りましょう!!



人生初の

2009-07-25 | 第二子妊娠~切迫早産~出産
人生初の。
救急車に乗りました・・・。
でも大丈夫、ベビちゃんはまだママのおなかの中ですのでご心配なく。

少し散歩したりしてみてね、と言われたのが火曜日。
水曜日は中庭までの散歩を10分×5回ほどしました。
本当なら医師の内診は金曜日と言われていたけど、木曜日の朝に担当の先生が来て
今日の10時から診ましょう!と。
前回と子宮頸管の長さが変わってなければ退院??と思いながら診察室へ。

しかし、エコーの画面にうつる映像をみて、素人の私でも分かりました。
あ、短くなってる・・・!!
17ミリくらいになっていて、前回より8ミリほど縮まっていたのです。
ベビちゃんは順調、1700gに大きくなってました。
うなる先生。他の医師にも電話で相談した後、結論として
32週以前の出産になればこの病院では対応出来ずに、大学病院に緊急搬送することになる。
緊急搬送は母体にも赤ちゃんにもリスクが伴うし、今のうちに大学病院に転院した方が良い。
すぐに救急車を手配するので、用意出来たら転院しましょう。と。

予想外の展開に驚いて、なんて言っていいのかわからない。
動揺する私を見て先生が手を握ってくれました。
「赤ちゃんも元気だから大丈夫。ただ今は、もしこの週数で早産になったら
一番適切なケアを受けられる場所にいるのが赤ちゃんにとって大切なこと。
もうすぐ31週目に入るところだから、32週までは大学病院で安静にして頑張って
そしてまたここに戻っておいで。そうなると私もうれしいわ。」
と言ってくれました。優しい言葉に泣けてきた。

診察室に看護士さんが迎えに来てくれ車椅子で病室へ戻り、荷物の整理。
1週間お世話になって顔見知りの看護士さんも増えたから、
みんなが優しく声をかけてくれてまた涙。
入院生活にも慣れて来てたから、転院することが不安だった。
救急車を待つ間、ローランドが家族に連絡。
お見舞いに来てくれる予定だった友達にも連絡。

12時に救急車到着。看護士さん達が私の荷物をまとめてくれ、部屋を出ると・・・
救急隊員3人が登場。
たんかに乗せられ、体を固定されるというこの状況があまりに物々しくて思わず笑えて来た。
私も赤ちゃんもすごく元気だから余計に実感が湧かないのです。
救急隊員の若いお姉ちゃん、お兄ちゃんが、私の荷物の量を見てびっくり。
旅行中?なんてジョーク言ってました。
だってこんな風に転院なんて予想してなかったから、本とかDVDとか着替えとか
とにかくたくさんあったんだもん。。。

救急車搬送といっても、緊急ではない患者の移送?だから
サイレンを鳴らして走る訳ではなく、15分ほどで大学病院へ到着。
ローランドが会社を抜けて、もう待っててくれました。

それから午後はまた内診。
この時はなぜか子宮頸管20ミリ。ちょっと伸びた!?
子宮口はしっかり閉じてるけど柔らかい。これは同じ。
内診の後張りを測定してみると、ちょっと張ってました。
これは前回もだけど、きっと内診による刺激のせいだと思われます。
張り止めの薬を飲みました。

出産ラッシュだったようで医師もバタバタしていて、
隣の部屋からは女性の雄叫びが聞こえます。
もう無理よ、出来ない!!というすごい叫び声が2時間ほど続き、
赤ちゃんが産まれた声が聞こえたときは
私達まで拍手しました。出産ってすごい。


とりあえず、ここでも出来る事は安静にすることのみ。
張り止めの薬を一日2回飲み、後は特になにもありません。
入院しているこのフロアは、すべて早産の可能性がある妊婦さんばかり20人以上。
同室の妊婦さんはすでに1ヶ月入院中。
そして多分予定日の10月まで退院出来そうにないということ。
ほとんどの人が24時間点滴をしています。
私はおなかの張りも内診後だけなので、今のところ錠剤だけで大丈夫みたいです。

前の病院で少し歩いて、と言われなかったらきっと頸管は前回と同じ長さのままで、
そのまま退院→自宅安静ってことになってたかもしれません。
家に帰ったら絶対に病院よりは動いていただろうし、
そうなると来週の検診までに短くなって来てるのに気づかず突然、、、!!
なんて事を想像すると、こういう結果になって良かった気がします。


最近胎動がすごい、グニュグニューっとよく動くし、
一日2、3回はしゃっくりしてるのがよく分かります。
一日でも長くママのおなかにいて下さいね☆



病院での過ごし方

2009-07-22 | 第二子妊娠~切迫早産~出産
入院生活に入って6日経ちました。
子宮頸管の長さは長くもなっておらず、でも短くもなっていないので
まあ現状維持で先生は安心している様子です。
週末にまた内診をするから、それまで少し病院内を歩いたり庭を散歩したりするように言われた。
ここ何日間かの安静生活レベルをちょっと下げて、
それでも頸管の長さが変わらないかどうかと診て、自宅安静で大丈夫か判断するらしい。
でも私の場合は、短いだけじゃなくて柔らかくなってきてるので微妙なところ。

ここでは7時くらいに起きて、7時半に朝食(パン、コーヒー、フルーツ)が運ばれてきます。
だいたい午前中に医師の回診があり、お昼は11時半くらい。
スイスはお昼をしっかり食べるので、昼はお肉がメイン。まあ、味は悪くはない。
夕食は17時半。ハム、サラダ、スープとパンという簡単なもの。

入院した日は4人部屋に4人と満室状態だったけと、
翌日には2人退院、翌々日にはもう一人も退院して今は広い部屋に一人!
パソコンで音楽流して、ゆっくり本を読んだりDVDを観たり、
慣れてくるとかなり快適な生活になりました。笑
医師や看護婦さんもみんな親切でとてもよくしてくれます。
受付はちょっと愛想悪いけど、それ以外はこの病院に満足。
第一目標は34週に入ることだから、それまでは必要であれば入院していたほうが
精神的にも楽かなと思えるようになりました、赤ちゃんのためだから。

でも、やっぱり一番気になるのはめいのこと。
入院して翌日、会いに来てくれた時、今までにない泣き方で泣いてた。
くすん、くすんって。実家で元気にしてるとはいっても
やっぱり何か違うって感じているんだろうなと思うと私も泣いて、お義母さんも泣いてた。
それ以降は泣く事はなく、帰りには「ママ、またねー!きをつけてー」
と言いながら帰っていきます。笑
まだ2歳4ヶ月なのに、精一杯頑張ってるめいの為にも、元気な赤ちゃんを生みたい。
今週はローランドが実家から出勤してるので、夜はパパと一緒だからもう少し頑張ってね!


今週末は、めいのゴッティカップルと一緒に
友達のリタがこの夏働いている、アルプ(山の上の農家?)に行く予定だった。
リタは一度やってみたかったというアルプでの仕事を、この夏4ヶ月間体験中。
主な仕事は牛の世話とチーズ作り。
朝4時起きで牛を放牧し、ミルクを絞ってチーズを作っているのです。
ゴッティの彼女も予定日が近い妊婦さんだから、
一緒に山小屋でお泊まりするの楽しみだったけど。
本場のハイジの世界、めいにも見せてあげたかった光景なのに残念・・・。
来年もリタがそこで働いてくれる事を願います!



と、書いているうちに2人の患者さんが同室に入院。
一人のお気楽時間は終了してしまいました・・・残念~。
2日間も一人でいれただけ感謝ですね!



入院

2009-07-20 | 第二子妊娠~切迫早産~出産
突然ですが、、、ただ今入院中です。
早産になってしまうかもしれないという診断で、ベッドの上で安静に過ごしてます。

妊娠8ヶ月に入っているとはいえ、特に気になるようなおなかの張りや痛みもなく、
通っている近くの産婦人科で通常の定期検診を受けたのが火曜日。
いつもの様にすぐ終わるだろうとおもっていたら、内診で先生がちょっと“あれ?”という顔。
子宮頸管が短くなっていて、しかも前回よりだいぶ柔らかくなってるって。
エコーで長さを測ってみると、通常ならこの時期4センチほどあるはずの子宮頸管が
2センチちょっとしかない・・・。
出血や痛みもないから、そんなに心配しなくてもいいよと言いつつ、
先生は出産予定の病院にすぐ連絡して
午後から診察の予約を入れてくれました。

一旦家に戻り、午後からめいと二人で病院へ。
めいを出産した病院じゃないから不安だったけど、
急な予約にも関わらず迅速に対応してくれました。
やはり子宮頸管は2センチちょっと。
陣痛と思われるおなかの張りは確認できなかったから、とりあえず1日安静にして
木曜に再検診に来て下さいとのこと。もしかしたら即入院かも、とも言われる。。。
ということで、水曜日はすべての予定をキャンセルさせてもらい、
お義母さんがめいの面倒を見にうちまで来てくれて、私はベッドで横になって過ごしました。


そして木曜日、ローランドはお休みをもらい、入院の準備をして病院へ。
子宮頸管は2.5センチ。先生の反応は、悪くないねという感じ。
しかし内診で、やはり子宮頸管が柔らかくなってるのでそれが気になるという先生。
この日は陣痛?と思われるおなかの張りもあって、
総合的にみて切迫早産の可能性があるので入院することとなりました。
張り止めの薬を飲み、万が一早い段階で早産となった場合に赤ちゃんの肺の機能発達が
間に合ってないかもしれないということで、発達を促進する薬を打ちました。


元気妊婦だったから、こんな展開になるとは。
私もローランドも全く予期していなかったけど、めいの世話のこととか
周りの人たちに支えてもらいながら過ごしています。
めいは週末初めて、ローランド両親のところに泊まる予定にしてたのに
こんな事になってしまったので、すでに木曜日からお泊まり開始になりました。
何がつらいって、めいと離れてる事。
でもベイビー、ベイビーといつも声をかけてくれているめいのためにも、
私は今はただただ安静にして、赤ちゃんを一日でも長くおなかの中で育ててあげないと。

病室にネット環境が整っているし、日本語で早産に対する情報とかも調べられるので
入院生活もあまり不自由してません。
24時間ドイツ語という毎日にも慣れてきました・・・。

今出来る事は、とにかくひたすら安静にするということのみ。
予定日まではまだ後2ヶ月くらいあるし、
ベビちゃん、そんなに急がずにまだおなかの中でゆっくり大きくなってくださいね。




森でグリルランチ

2009-07-05 | ごはん
フェデラー、おめでとう!!
長い戦いになりすぎて、我が家の夜ご飯が20時になってしまったよ・・・。
でも対戦相手だったロディック選手の脱力感いっぱいの顔を見てると
何だか切なくなってしまいました、4時間以上の死闘の末だもんね。
去年はフェデラーがナダルに負けてしまったから、
どんよりした気分のままご飯食べたのを思い出しました。
それにしてもフェデラーの奥さんのミルカさん、あんなに長い時間ハラハラさせられて
絶対に胎教に良くなかったことでしょう。
産気付かなくて良かった良かった!


今は大雨状態ですが、今日も昼間は良い天気だったので
近くの森に散歩がてら出掛けて、グリルランチを楽しみました。

ローランドが築地で買った「鮪」Tシャツについては、見逃して下さい。笑


この森は近所の人しか来ない様な場所だから、今日はグリルの場所にも先客なし。
まずは木の枝を集めて、持って来た新聞紙に火をつけて準備します。
めいも木を拾って来るお手伝い。張り切って働いてくれました。



ソーセージを木に突き刺して焼き、いただきます!
おにぎりと一緒にめいもたくさん食べました。

近くにこんな場所があることだし、スイスの夏は短いし、
この夏は後何回かこうやって森でのグリルを楽しみたいと思います♪



七夕

2009-07-04 | スイス生活
週末もとても良い天気で、土曜日の午前中にローランドとめいはプールへ。
私はつかの間の一人の時間を楽しませてもらいました♪
昼からは街へ買い物に出掛ける予定にしていたら、
お友達からのメールでチューリッヒの美術館の庭で、七夕の催しがあるとの情報が!
ということで、こちらにも行く事にして街へ出掛けました。

まずは韓国食材店で日本のソーダアイスを買って食べ、少し涼しい気分に。



丘の上にある美術館。
初めて行ったけ緑に囲まれたとても静かな場所にあって、気持ちのいい空気!



庭には浴衣や甚平姿の人達が参加していて、ローランドも甚平で来たかったとつぶやいていました。
短冊に願い事を書いて笹の葉につるしたり、ヨーヨー釣りをしたり、お茶会で抹茶をいただいたりと
気がつけば終了時間の18時になっていてビックリ。


いい天気の中、日本を感じさせる催しのおかげで楽しい午後となりました!

日本はもうすぐ夏祭りの季節がやってくるんだなあ。
来年の夏は里帰りして、花火大会に行きたい!!
ローランドはめいとカブトムシやセミを採りに行くのを今から楽しみにしてるみたいです。
日本の夏は暑さ&蚊との戦いになるだろうけど、楽しいイベントもいっぱいだからうらやましい。
スイスは、、、いつでもどこでもソーセージくらいしかないしね・・・。
でも、妊婦の私にとっては湿気の少ないスイスの夏に感謝感謝。





夏到来!

2009-07-01 | スイス生活
先週は天気が悪く、寒い時はジャケットも必要か??ってくらいの気温だったのが、
今週また夏が戻ってきました!
バーベキューのお肉もアイスも、今週はじゃんじゃん売れることでしょう。

さて、みなさんはどんな時に夏到来を感じますか?
我が家は、というか私は毎年この風景を見ると「ああ、夏がやってきたな・・・」と感じます。

女王アリを捕獲した親子↑の様子。
はい、毎年恒例のこの風景。 2006年 2007年
暖かくなると分かった今週、きっとありの結婚式だと予想したローランドは
試験管をバックに入れて出勤、これも毎年の事。
きっと、ずっと下を見て歩いているのでしょう・・・。
学校帰りに街で待ち合わせて一緒に帰った昨日、案の定道にはたくさんの女王アリが。
早速2匹を家に持ち帰ったのでした。
森のアリが欲しいというローランド、今週はきっと仕事から帰ったら
めいを連れて森へ行く日々になるのでしょう。
っていうか、何匹まで増えるの?????


雨の多かった先週は、家でたくさんパンを焼きました。

日本に里帰りした時に大好きだったアンパンマンのパンにチーズパン。
卵黄ぬりすぎてちょっとこげちゃいました。
そしてCOOKPADで見つけたレシピのぶどう型パン。これはよい!
小さいパンにいろんな具材を入れて、くっつけて焼きます。
チョコクリーム、カスタード、ジャムを入れた甘いのを一つ。
それとハム、チーズ、ツナをいれた惣菜パン一つ。
いろんな味がちょっとずつ楽しめて、めいもたくさん食べました。


ベビちゃんのキック力も力強くなってきました。
今週は天気も良いしまた出掛けてばかりの毎日。
でもそろそろ妊娠8ヶ月に入るので、あまり無理して動かない様に気をつけないと。