劇場で観たけどDVDで再鑑賞
ALWAYS 三丁目の夕日
前回は「西岸良平の漫画の映画化」ということしか知らない状態で観た
正直、原作は苦手(あの画風がどうにも馴染めなくて・・・・)で、堤真一以外は何も期待していなかったので、予想以上の面白さに鑑賞後は
「これは思わぬ拾い物だった」と喜んで帰宅した記憶がある
気が付けば、世間でもえらく評判が良いみたいで,興業成績も上々、日本アカデミー賞もほぼ独占状態
やっぱり世の中の人もいい映画だって思ったんだね・・・・
と、思いつつも、心のどこかで
でも、そこまで良かったんだろうか・・・・?
と、思っていたのも事実
なので、いつか、もう一度観たいなぁ・・・・とずっと思っていた
そしたら、たまたま先日観たブラックジャックのDVDに収録されていたこの作品の予告を観た夫が、知らぬ間にレンタルして来てくれた
と言うわけで、再鑑賞
前置きが長くなってしまったけれど・・・・・
やっぱりね、泣いちゃいました
話の展開も泣かされるところも全てわかり切っているのに、前回と同じ所で同じように笑い、同じように泣いてしまった
思い切りベタな泣かせ話
画面いっぱいに不自然なほど散りばめられたノスタルジックな小物
箱庭っぽくて、通行人が多すぎる街並み、等々
全編を通じて、
"その時代"を再現している、というより、
"その時代"を知らない人が、史料で見た"その時代"を作り上げている
感じがして仕方ない
多分、数々の映画賞を受賞したことになんとなく違和感を覚えてしまったのも、そんな印象が原因だったのだろうと思う
今回も、確かに同じように感じた
突然の暗転や大げさなBGM等、そのほかにも気になった点はいくつもある
それでも、やっぱり、
「いいよ、そんなちっぽけなこと」
とヒトリツッコミ入れまくりながら、どっぷりその世界に浸って泣かされてしまったのだ
普段の私はあざといほどの泣かせ話は好きじゃない
でも、この作品については
「あの時代の人々はこんなにも純粋で暖かかったんだ」
と素直に思うことができ、自然に涙が溢れてきた
どれもこれも今の世代に置き換えられないからこそ素直に泣けちゃったのだろう
真っ赤なほっぺたの六ちゃん、そそっかしくも働き者で優しいお母さん、ぶっきらぼうだけど希望に溢れ情に厚いお父さん
(吉岡秀隆は個人的にちょっと・・・・な気がした)
俳優陣の演技と、やり過ぎスレスレの演出が私のツボにはまりまくり、鑑賞後は「やっぱりいい作品だった」と素直に思うことができた
ただし・・・・・
続編は作らないで欲しかったなぁ
2作目で同じ感動を味わうことができるかどうかはちょと不安だ
★おまけ
六ちゃんは、あれくらいほっぺがぷっくりしてる方が可愛いよ
★おまけ2
薬師丸ひろ子、堀北真希、鈴木オートの息子 と丸顔ばかり揃ったのも
なんだかすごく雰囲気に合っていて素敵だった
(私が丸顔だからか・・・?)
(2007/02/17 DVD)387_219
そういえば、数日前「ALWAYS 三丁目の夕日2」のエキストラ募集の案内が会社経由で来ていました。
私の住んでいる北九州市は何故か映画の誘致が盛んですからねぇ。
この映画(最初の「ALWAYS 三丁目の夕日」)、「良いよ」「泣けるよ」と随分盛り上げられた後の鑑賞だったのが悪かったのか(?)、イマイチ感ありでした。変なCGの使い方とか、吉岡秀隆とか、マイナスポイントも多いかなぁ。
ウルトラマンでも泣く私が泣かなかったし。
では、また来させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
確かに、事前に
「泣くよ、泣くよ」って言われるとダメ、ってありますよね~
よくわかります
この作品は、ほとんど事前情報ナシで観たのですっかりハマってしまいました
(セカチューは"をっ、ここで泣かせようとしてるでしょっ"なんてことばっかり考えて全然ダメでした)