私はそれほどたくさんのアニメ映画を観ているわけでもないし、そのジャンルに詳しいわけでもない
でも、そんな私ですら
「なんか、どっかで観たことあるような雰囲気だなぁ」と思ってしまった
ま、自然と仲良くしよう、自然を大切にしないと将来的に大きな罰が下るぞ、って感じのテーマは少なくないし、世の中の受けも悪くないんだろうなぁ、と思う
そう、はっきり言って前半始まってすぐ「風の谷のナウシカ」を思い出してしまった
(なんかタイトルも似てるし・・・"の"ダケだけど)
だけど、なんていうのかな、主人公とヒロインにイマイチ魅力が感じられなくて、彼らの行動にも理解できない部分が多く、あまり感情移入できないまま、終わってしまった感じ
冒頭でアギト達が水を手に入れるのにえらく苦労しているけど、その後でミンカが
「上に登る人は水を運ばなきゃいけないの」なんて勝手(←違ったかも)に水を汲んでいた気がするし、同じ強化隊(体?)でありながら、ヨルダ(だっけ?)とハジャン(かな?)は今も普通に暮らしてるのに、アガシ(のはず)だけが、葉っぱだらけになってしまった理由もきちんと説明されていないし、イストークのエネルギー源が火山のはずなのに空中に浮かんじゃうし・・・なんて、アニメにケチつけるのは大人気ないとは思いつつもなんだか色々ひっかかる部分が多かったのも物語に没入できなかった理由の一つかなぁ
あんまりケチつけたくないけれど、なんだか凄く薄っぺらであまり心に残らない作品だった
(2007/09/22 DVD)