実写と見紛うような映像!
カーズ
「車なんて無機質なものが主人公でも感情移入できないなぁ」とか
「やっぱり目玉はヘッドライトじゃなきゃ」なんて
ケチをつけていて上映期間を逃してしまった
(何より、夫がまったく観る気ナシだったし・・・)
で、今回,レンタルで鑑賞
うん、面白かった
凄くわかりやすいテーマで、お約束通りの展開で、(ちょっと説教臭い感じもしたけど)しっかり笑ってちょっと涙も出て、たっぷり楽しむことが出来た
最後にきっちり納得できるような、数々の伏線の張り方も気分がいい
それらも含めて、映像はもちろんのこと、キャラクター構成やストーリー展開など全てが"丁寧"で"良質"だった
特に映像に関しては、ぴかぴかに磨き上げられた車体に周りの景色が映り込む部分や、アメリカの大自然、レースシーン等々、ぼーっと観てたらアニメだと気づかないかもしれない、というくらい見事
それでありながら、車達はとても"人間的"でかわいらしく、冒頭に書いたような"無機質"な感じはほとんどなかった
ただ、個人的には、あまりにも"出来すぎ"かなぁ
うまく言えないけど、あまりにも"良く出来た話"過ぎた感じで、できればもうちょっと、ブラックな部分とか、捻りが見たかったのかも知れない
それから、レースで走るのも応援するのもメンテナンスするのも、更には虫までも車だったのも個人的にはかなり気になってしまった
今までのピクサーのアニメでは、人間と一緒に生活をしている玩具や魚やモンスター(←生活してないけど)達が主役で、どこかで「人間の目」があったと思う
それが、この映画では無い
車には車の世界がある、という設定は面白いけど、
「人間がいて成立するモノ」という部分も残しておいて欲しかった
"人間の知らない車の世界"の話であれば、
「私達が気づかないだけで、車だってこんなこと考えているのかも」とか想像を膨らませることができるのだけど、この作品のような設定では、人間の若者を車に置き換えただけのような印象しか持てない
言い換えればレースシーン以外は別に車じゃなくても良かったんだよね、ってコトになってしまう
全体を通してかなり好きなんだけど、その部分だけが気になって、ちょっと残念だった
★おまけ
だってね、車しかいないんだったら、あのおバカなトラクターたちは
畑耕して何作ってるのー
★おまけ2
サリーが40年前を懐かしむシーン
かなり素敵だったけど・・・・ちょっと待って
ラジエーター・スプリングの車たちはみんな40年前からあそこにいるの?
アメリカじゃそれくらい普通?
私のブログにたくさんコメントいただきありがとうございます。
私からのトラバに反応していただきものすごく嬉しい限りなのですが、
無理させているんじゃないかなぁなんて少し心配だったりして
今後も、あくまでもcanさんのペースでお付き合いいただけるようよろしくお願いいたします。
さて「カーズ」ですが、私はかなり高評価です。
でも、ピクサーの盲目的なファンでもあるので騙され始めているのかもですねぇ。
世間(映画ブログ界)では意外と賛否ありますからねぇこの作品。
…とはいえフルCGアニメでは他の追随を許していない流石な作品とは思っております。
では、また来させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
自分で好きでコメント書かせてもらってます
(なので、なかなかリアルタイムに反応せきないのですが・・・)
押し付けがましくなってしまっていたらごめんなさい
私もピクサーの作品はどれも好きなのですが、この作品は他のピクサー作品に比べたらちょっと・・・・
車だと"ぬくもり"が感じられないのが他作品との違いかなぁ・・・なんて今になって思っています
押し付けがましいなんてことは全くございません。嬉しい限りです。
私からのお返事はとにかくボチボチになっちゃいますが、こちらへの挨拶や自分のブログへのコメントも含め、勝手なペースでやらせていただきますので、今後ともよろしくおねがいいたします。