2月25日で、父が天に召されて10年が経ちました。
なので先週末は、実家名古屋へ帰省しました。姉の通っている実家近くの教会で、父の召天記念会を礼拝の中で行っていただける事になったからです。
父のお姉さんにあたる伯父・伯母夫婦も東京から参加してくれました。
とても感謝な会となりました。何より驚いたのが、昔はあんなに父のことを嫌っていた姉が、もちろん父が亡くなる前にとてもいい関係にはなっていたのですが、姉の中で父への感謝がたくさん沸き起こっていて、本当に感謝に溢れた様子だったことです。昔は父のマイナス面しか見れていなかったけど、もっとプラスの面を感じられるようになったと言っていました。
昔の記事にも書きましたが、父は亡くなる2週間ほど前にホスピスでバプテスマを受けました。父は本当に平安に、天に召されたと思います。
教会の方々も、父のことを「○○兄弟、○○兄弟」と、とても親しみをこめてホスピスにお見舞いに行ってくださったことなどを話してくださったり、会ったこともないけれど天国で会えることを楽しみにしているとおっしゃってくださったりしていました。
クリスチャンではない方には不思議に聞こえるかもしれませんが、教会ではみんな神さまの家族だからと、男の人のことを○○兄弟、女の人のことを○○姉妹と呼んだりします。
私の主人もそしてYも、私の父には会ったことはないけれど、天国でいつの日か紹介できるかな。
私も父とはどうしても喧嘩腰みたいになってあまり会話できていなかったのですが、教会の方は父はとても話題が豊富でもっと前から親しくなっていたかったとおっしゃってくださっていました。私も天国へ行ったら、父といろいろ話してみたいな。
教会での記念会のあと、お墓にも行ってきました。写真はYがお墓の掃除をしているところです。名古屋での2日間、Yは5歳のいとこMちゃんと、本当に楽しそうに遊んでいました。
そうそう、このお墓のあと東名高速道路を使って帰宅の路についたのですが、この日は津波の影響で高速道路も一部通行止めになり、夜の8時半には帰宅できるかなと思ったら、なんと夜中の2時半の帰宅となりました
高速道路を走ればきっと30分ほどでとおりすぎてしまうところを、6時間もかかって迂回したことになります。自然の前では、人の作ったものはなんともはかないものなのですね。