cahors日記

美味しいものを求めて東へ西へ

佐賀の旅1~呼子・有田焼・伊万里焼~

2013-06-02 | 旅(国内)

------------------------------------------------------------

寒くなると水炊きやモツ鍋が恋しくなり
むしょーに惹かれる福岡・博多。
けど、なかなかタイミングが合わず
季節は春から初夏へと移り変わり。。

やっと予定が調節でき
数年前に初めて足を運んで、とても思い出深い佐賀も合わせて
2泊3日で旅してきました。



旦那はJALマイルで、私はそのJALのおともdeマイルで
びゅびゅっと福岡空港へ

空港で予約していたレンタカーに乗り込んだのが10時半すぎ。
早速、佐賀の呼子へ移動!!
呼子といえば何といってもイカ。
イカの活き造り発祥の店、河太郎は予約できないので
1時間待ちは覚悟の上で。



12時半に到着。
広い駐車場の奥は呼子大橋を臨むロケーション。




私は2回目だけど、こんな立派な建物だったけなーー?
違うお店だったのかな、、と記憶が曖昧に…。

HPで確認すると平成21年に
旧呼子フェリー発着所跡地に移転&新装開店したそうです。



ちなみに以前の外観。




行列、とまではいかないけど
20人以上は待っている様子なので
番号札をもらって、しばし港を散策。

集魚灯を吊り下げたイカ漁船がお馴染みの光景。



朝市も有名ですが道路脇にも
干物を売るお店がずらり。




        とにもかくにも港中、イカだらけなのであります。       

       

       

       

       

       



結局、50分ほど待って、ようやく店内へ。
1階には巨大な生簀。イカ様がゆらゆら。
 
生簀を真横のテーブル席がよかったけど
私たちは2階の座敷へ呼ばれました。



もちろんいか活き造り定食

モズクやイカシュウマイをつまみながら。



活き作りキターーーー今が旬の剣先イカ。

注文が入ってから生簀のイカが刺身にするまで
わずか20秒!あしがまだ動いてます。
キラキラ光る半透明の美しい身、甘い♪



刺身を食べ終える頃を見計らって
おばちゃんが天ぷら用にあし部分を下げてくれます。



そのゲソの天ぷら。もちろん熱々。

これがまた柔らかくて
お造り以上に感動するのだーー



呼子をあとにし
旦那リクエストの湊の立神岩へ。
 
九州でも屈指のサーフポイントらしい。



さーこれから本腰入れて
有田を目指し南下します。約1時間半。

有田焼といえば柿右衛門

窯元は只ならぬ風格を感じずにはいられません。
ピンと張りつめた空気に自然と背筋がのびます。



濁し手を呼ばれる乳白色の地肌に
赤系の絵を焼き付ける確率した柿右衛門。
  
大小さまざまな器が並びますが、どれも芸術作品のよう。
前回の訪問時に中皿を買い求めたのですが
芸術性の高さゆえ、たまに桐箱から出してきては眺めて楽しんではいるものの
日常的に楽しむところまでは到達しておらず。
なので、今回はたっぷり鑑賞させていただき。それだけで満足。




        池にはハートが隠れています。さて、どこでしょう
     



柿右衛門のおとなりが井上萬二窯。
人間国宝の井上萬二氏は御年84歳のいまでも現役で活躍されています。

艶やかな白磁が醸し出す凛とした表情。完璧なまでの滑らかなフォルム。
前回、その作品を目にして本当に感動して
旦那にもここを見てほしくて再訪を誓ったものです。
実は、前回、なんとご本人がいらっしゃって
小さい作品を買っただけなのに、桐箱に入れてくださりサインまで。



記念の1枚。

優しいお人柄が器に滲み出ています。



今回は、名古屋の個展に出向かれているそうで(お元気!!)
息子さんである井上康徳氏と奥様が対応してくださり。
その康徳氏のお皿を購入。自ら釜から出してきてくれ。

以前買い求めたワインカップをもったいなくて
仕舞ったきりなことを伝えると
器は使わないことが一番もったいない
投げない限り(笑)丈夫だからどんどん使ってね、と。
とても気さくで素敵な方でますますこの窯のファンに。



せっかく有田まできたので
伊万里焼の窯元がところ狭しと連なる大川内山へ。
 
前回もそうだったのですが
巨万とある器を見ても、心が揺るがなくて。
旅の記念に1個でも、と隈なく見てまわったのですが
結局、何も買わず。



ここから1時間かけて唐津に戻ります


最新の画像もっと見る

コメントを投稿