社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

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歴史模擬授業も展開中♪

京都に行ってきました

2008年11月19日 16時57分50秒 | おすすめ☆歴史スポット

11月には更新が滞ってしまい申し訳ありません。

 

11月は学校ごとに期末テストの時期がずれてしまい、長い間忙しいうえに、イラスト関係の用事も入っていて、なかなか更新できずじまいでした。

申し訳ありませんでした。

 

先日は、所用で、京都に行ってきました。

用事のある場所の近くに平安神宮(写真)があったので、用事の前に寄りました。

 

 平安神宮は、明治28年(1895年)に平安遷都1100年を記念して創建されたものらしいです。なので京都の中では新しい方でしょう。

御祭神は、桓武天皇(794年平安京に遷都した天皇)。孝明天皇(幕末の天皇。近代日本の礎を築いた。皇女和宮の兄。)も合祀(ごうし)されています。

簡単にいえば、時代の基礎を作った桓武天皇と孝明天皇が神様としてまつられた大きい神社だと思っていただければよいでしょう。

社殿は、平安京の朝堂院(国家の重要な儀式が行われたこところ)という宮殿を約8分の5の規模でつくったものらしく、平安時代の面影をしのぶことができます。

 

平安時代の雰囲気が再現されているから歴史の勉強もできまずし、雛壇(お雛様)の形式も学べそうな感じ♪

もし、修学旅行で京都に行く小中学生の方がいらっしゃったら、一度足を運んでもよろしいかもしれません。

 

 また、京都のおみやげ屋さんを見て気がついたのですが、

他の地域に比べて、おみやげ品が安い

もちろん、その分小さかったり量が少なかったりはします。

 

おそらく、京都は修学旅行先にもよくなるので、小中学生でも買えるように金額を定めているのでしょう。

また外国人も多いので、安価でたくさんの種類を買えるようにもしてあるのかもしれません。

 

このように、おみやげ屋さんだけ見ても、その場に応じて小さな変化をさせることはとても重要だと思います。

 

授業でも、根本は変えずに生徒さん次第で細かいことの変化をつけることは大切なのかもしれませんね。


歴史☆模擬授業1(歴史を学ぶ意義)

2008年11月05日 11時53分52秒 | 歴史☆模擬授業

今回から、1か月に数回「歴史模擬授業」という記事を更新していきたいと思います。

実際の授業形式を文字であらわしていこうというものです。

劇の台本みたいな感じになると思います。定期的に内要がまとまったら、「しゃかしゃか★ぶりっじ」にて改定してアップする予定です。

読むときに、

先生

→生徒その1(ひなちゃん)、 →生徒その2(はむちゃん)、→生徒その3(ねこちゃん

 

だとだと思って読んでください。(みんな、びっくりするぐらいいい子ですが、そこはご勘弁を・・)

また、設定は、私立中学入試をひかえた小5の授業(塾)だと思ってください。

それでは始めます。

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キンコーンカンコーン

 

(先生)「みなさん始めまして。本日から歴史の勉強をしましょう!」

(生徒)「はじめまして。よろしくおねがいいたします!」

「みんなは今日が初めて歴史を習うんだよね。そこで、まず質問!」

「?」

「歴史ってどういうイメージをもっているかな?」

「ややこやしそう。お姉ちゃんが、漢字を覚えるのが面倒って言ってたよ。」

「マニアックそう?オタクのための教科?」

「イメージ?初めてだからよくわかんない!」

「みんな、すなおな意見ありがとうね。みんなの意見をきくかぎり、あんまりいいイメージがないのを、感じたよ。確かに、漢字はいっぱい出てくるし、深く勉強しようと思えばどこまででも追及できるから、マニアがいるのは確かなの。でも、ここで習う歴史というのは、みんなが生きていくための知恵を教えてくれるものだと思って。」

「え~、そうなの?もう終わったことを記したのが歴史なんだから、そこから知恵なんて学べるの?」

「ひなちゃんは、今までに失敗した経験ってある?」

「うん、あるよ。この前、おねえちゃんが大切にしていたガラスの置物を落としてわっちゃったの。すごく怒られたし、悪いことしたな・・と思うよ。親友からもらったものだったみたいでおねえちゃん泣いてた・・。」

「そのあと、もう二度としないようにしてる?」

「うん!もちろん!だってもう二度とおこしたくないもの。」

「みんな、ひなちゃんが二度とそういうことを起こさないようにするにはどうすればいいと思う?」

「割れやすいのは下に置いておけばいいんじゃない?」

「・・・。昨日、下に置いておいたおもちゃを踏んで壊しちゃった・・。」

「あ・・」

「いつもは、入らないような場所に箱に入れて保管しておけばいいんじゃない?倉庫とか、クローゼットの中とか。万が一、踏みそうになっても、箱があれば守ってくれるし。」

「たしかに!ねこさんありがとう!私それをやってみるよ!クローゼットの中に入れてもらうようにする。」

「ふふふ。これが歴史を学ぶ意義なのよ。」

「?」

「きみたちが習う歴史というのは、失敗した歴史もいっぱいなの。そして、その失敗を起こさないように、当時の人々はいろんな対策をたてるわけ。そのときに、その対策が失敗するときもあれば成功することもある。」

「ああ、その歴史での失敗や成功をこれから学んで、自分たちがこれからどうしていけばいいか考えればいいんだ。」

「一個一個失敗してから対策~対策~やってたら時間がかかるもんね。今のうちに、過去の失敗例は勉強しておけ!ということなんだ。」

「そうそう!ひよちゃんが失敗して対策をたてて失敗し、そして新たな対策~ということをしように、未来をつくるのに失敗例を見ていくことが必要なの。」

歴史を勉強することは、未来をつくっていく力をつくるってことなんだね。」

「そうそう!」

「そう考えると、楽しそう。でも難しそう・・。」

「わからなかったら、気楽に質問してね。どんなささいなことでもオッケーよ。」

「はーい!」

「では、歴史の基礎を来週から教えるので、地図帳・教科書・資料集・ノートを必ず持ってきてね~。ではまた来週!」

 ーーーーー起立!礼!

(次回は、年代の表し方から。)