僕の周りはなんて平和に包まれているんだろう。
夜になればカエルの鳴き声が聞こえる。
朝は虹色の空が広がる。
えっと、橋を渡る女子高生と、橋をくぐる僕のタイミングがバッチリ合えば、スカートの隙間から虹色の空が広がりそうになる。
会社に行けば「ミシャライさん、大阪の梅田さんからお電話です。」だって。
いやいや、マンガじゃないんだから。
上田さんね、上田さん。
なんてツッコミを入れることができる。
あぁ、なんて平和なんだ。
スイッチを押せばテレビが別の世界を知らせてくれて、それに負けずにパソコンはなんでも教えてくれる。
車は僕をどこにだって連れて行ってくれるしね。
一般的と言えるような生活を送れるだけのお金もなんとかある。かな?
・・・よし、大丈夫だな。
えっと、パスポートもある。
通帳もある。
あとは・・・
そうそう、印鑑もある。
よし、無くなったものはなさそうだ。
・・・
・・・
今日、家の鍵かけるの忘れて仕事にいってました。
奥さんは不在中。
丸一日、玄関オープンでした。
風呂の窓は閉めたのに。
風呂の窓からじゃ、人はなかなか入れないっつーの。
いやね、朝車の中で気付いたんですけどね。
なんか閉め忘れた気がするなぁって。
大抵そんなときは、確かめに戻ると閉まってるもんなんですけどね。
まさか本気で開いてるとは。
大学のときなんかは一時期常にオープンなんてときもあったんですけどね。
そのときとは家にあるものが違いますからね。
テレビも大きくて新しいし、パソコンも立ち上がるのに3分もかかるようなものじゃないですからね。
通帳に入っている金額も違うし、印鑑なんかも僕1人分じゃないですし。
で、色々チェックしてみたんですけど、特に無くなったものはなさそうな気がします。
一応重要なもの、取られそうなものは全部ある。
・・・はず。
郵便受けに手紙が何通か入っていたので、人は来ていたみたいですが、インターホンを鳴らした人まではいないようでしたね。
危ない、危ない。
日本が平和な国でよかった。
夜になればカエルの鳴き声が聞こえる。
朝は虹色の空が広がる。
えっと、橋を渡る女子高生と、橋をくぐる僕のタイミングがバッチリ合えば、スカートの隙間から虹色の空が広がりそうになる。
会社に行けば「ミシャライさん、大阪の梅田さんからお電話です。」だって。
いやいや、マンガじゃないんだから。
上田さんね、上田さん。
なんてツッコミを入れることができる。
あぁ、なんて平和なんだ。
スイッチを押せばテレビが別の世界を知らせてくれて、それに負けずにパソコンはなんでも教えてくれる。
車は僕をどこにだって連れて行ってくれるしね。
一般的と言えるような生活を送れるだけのお金もなんとかある。かな?
・・・よし、大丈夫だな。
えっと、パスポートもある。
通帳もある。
あとは・・・
そうそう、印鑑もある。
よし、無くなったものはなさそうだ。
・・・
・・・
今日、家の鍵かけるの忘れて仕事にいってました。
奥さんは不在中。
丸一日、玄関オープンでした。
風呂の窓は閉めたのに。
風呂の窓からじゃ、人はなかなか入れないっつーの。
いやね、朝車の中で気付いたんですけどね。
なんか閉め忘れた気がするなぁって。
大抵そんなときは、確かめに戻ると閉まってるもんなんですけどね。
まさか本気で開いてるとは。
大学のときなんかは一時期常にオープンなんてときもあったんですけどね。
そのときとは家にあるものが違いますからね。
テレビも大きくて新しいし、パソコンも立ち上がるのに3分もかかるようなものじゃないですからね。
通帳に入っている金額も違うし、印鑑なんかも僕1人分じゃないですし。
で、色々チェックしてみたんですけど、特に無くなったものはなさそうな気がします。
一応重要なもの、取られそうなものは全部ある。
・・・はず。
郵便受けに手紙が何通か入っていたので、人は来ていたみたいですが、インターホンを鳴らした人まではいないようでしたね。
危ない、危ない。
日本が平和な国でよかった。