ビンゴボンゴ(Bingo Bongo)
『Fever』(1995)
演奏の質の高さを前提として、アホらしい事が出来るバンドです。当然、ビンゴボンゴは好きでした。
所属レコード会社が同じと言う事もあって、モダチョキとは比較されたようで、「西のモダチョキ、東のビンゴボンゴ」と言われたとか。アタクシ的にはテレ東で放送していた「タモリの音楽は世界だ!」に、ゲスト出演した、この阿呆みたいにハイテンションなバンドにアゼンとして、速攻でビールをこぼし、翌日くらいにファースト・アルバムはゲットした(ような気がする)。
バンドの演奏レベルは、間違いない事が聴けば分かります。そんでユースケ・サンタマリアを在籍させたところがアホっぽい。あと、ロス・マリーモスというステキ過ぎる名前のバンド内コーラスチームがあったり、他にもバンド・メンバーの名前とか、ステキな阿呆がテンコ盛り。(例:「キジョミさん」。「さん」まで含めて名前。「YURAサマ」の先駆か?)
あ、さて。
ビンゴボンゴは4枚のアルバムを出しているんですね。
ワタシはそのうちの3枚しか聴いたコトがないので、エラソーな事は言えんのですが、今回取りあげた3rdアルバムの『Fever』は、曲が粒揃いではなくって、あんまり出来がイイ方ではナイと思う。でも、オモシロイから聴いた方がイイです。(なんじゃ、ソリャ。)
つまり、サウンド的にはナカナカ来てて、楽しめるというコト。
例えば、サンタナを実に良く分析して再現したり。(つまりパロディ)
「悪いのは誰」の曲のイントロはスバラシい聴き物。あんまりにもサンタナなんでワタシは爆笑した。で、爆笑したのに、実はカッコいい。エラい話です。
「のるかそるか」もかなりのサンタナ度数。でも、曲自体は全然サンタナの印象がなく、サウンドだけサンタナってトコが偉い。
他にも、けだるい感じでオシャレっぽく迫る「BOOGALOO気分で」とか、一般的な「ラテン」のイメージを「ィヤッホー」とばかりにユウスケがブチかます「SFKISS」とか。なかなか楽しい。
脱力路線としては、最後に入っている歌謡ルンバ「ビアガーデン」。
ゆる~い風が、実にビアガーデンです。(狙い過ぎな感もするけど)
それから、ラテン歌謡ロックの「マリーモスの『涙のONE MORE CHANCE』」も激しく脱力できるなかなかの聴き物。ロス・マリーモスの二人の歌が実にピンクレディな味わいに満ちていて最高。
一曲だけ選べと言ったら、チャチャチャの「ママじゃないのよ」あたりがイイかも。ビンゴボンゴなのに、思わず「チャチャチャってイイ音楽だよな~」と思ってしまう。実に気持ちの良い曲。オススメです。
その他、ジョー・キューバとかからの引用があったりして、まぁ、そのスジの方もニヤリとしたり出来るし、案外イイかも。
とは言うものの、ビンゴボンゴは1stの『Wild Pitch』(1994)の方がエエんじゃないかい?
(ココまで書いておいて『Fever』のオススメ記事では無かったのか?)
『Fever』(1995)
演奏の質の高さを前提として、アホらしい事が出来るバンドです。当然、ビンゴボンゴは好きでした。
所属レコード会社が同じと言う事もあって、モダチョキとは比較されたようで、「西のモダチョキ、東のビンゴボンゴ」と言われたとか。アタクシ的にはテレ東で放送していた「タモリの音楽は世界だ!」に、ゲスト出演した、この阿呆みたいにハイテンションなバンドにアゼンとして、速攻でビールをこぼし、翌日くらいにファースト・アルバムはゲットした(ような気がする)。
バンドの演奏レベルは、間違いない事が聴けば分かります。そんでユースケ・サンタマリアを在籍させたところがアホっぽい。あと、ロス・マリーモスというステキ過ぎる名前のバンド内コーラスチームがあったり、他にもバンド・メンバーの名前とか、ステキな阿呆がテンコ盛り。(例:「キジョミさん」。「さん」まで含めて名前。「YURAサマ」の先駆か?)
あ、さて。
ビンゴボンゴは4枚のアルバムを出しているんですね。
ワタシはそのうちの3枚しか聴いたコトがないので、エラソーな事は言えんのですが、今回取りあげた3rdアルバムの『Fever』は、曲が粒揃いではなくって、あんまり出来がイイ方ではナイと思う。でも、オモシロイから聴いた方がイイです。(なんじゃ、ソリャ。)
つまり、サウンド的にはナカナカ来てて、楽しめるというコト。
例えば、サンタナを実に良く分析して再現したり。(つまりパロディ)
「悪いのは誰」の曲のイントロはスバラシい聴き物。あんまりにもサンタナなんでワタシは爆笑した。で、爆笑したのに、実はカッコいい。エラい話です。
「のるかそるか」もかなりのサンタナ度数。でも、曲自体は全然サンタナの印象がなく、サウンドだけサンタナってトコが偉い。
他にも、けだるい感じでオシャレっぽく迫る「BOOGALOO気分で」とか、一般的な「ラテン」のイメージを「ィヤッホー」とばかりにユウスケがブチかます「SFKISS」とか。なかなか楽しい。
脱力路線としては、最後に入っている歌謡ルンバ「ビアガーデン」。
ゆる~い風が、実にビアガーデンです。(狙い過ぎな感もするけど)
それから、ラテン歌謡ロックの「マリーモスの『涙のONE MORE CHANCE』」も激しく脱力できるなかなかの聴き物。ロス・マリーモスの二人の歌が実にピンクレディな味わいに満ちていて最高。
一曲だけ選べと言ったら、チャチャチャの「ママじゃないのよ」あたりがイイかも。ビンゴボンゴなのに、思わず「チャチャチャってイイ音楽だよな~」と思ってしまう。実に気持ちの良い曲。オススメです。
その他、ジョー・キューバとかからの引用があったりして、まぁ、そのスジの方もニヤリとしたり出来るし、案外イイかも。
とは言うものの、ビンゴボンゴは1stの『Wild Pitch』(1994)の方がエエんじゃないかい?
(ココまで書いておいて『Fever』のオススメ記事では無かったのか?)
ラスト4枚目は阿呆(ホメ言葉)のテンションが若干落ちた
気がして、あまり聴かなかったですね。
私の中では『FEVER』までが最高でした。
いつも、どうもデス。
4枚目は、ワタシとしては曲は結構好きなんデスけど、確かに、阿呆パワーは落ちてますし、ビンゴボンゴらしさは、『Fever』までなのかもしれないですね。あと、4枚目にはタケチ・チャンドラーも居ないですし。
(ワタシ、2枚目のみ未聴デス・・・)