ハイーニャのファッション

　カーニバル優勝の熱も冷め、ようやく普通の生活になりました。カーニバル前の練習中、ブログに書きたいと思っていたのですが、ようやくハイーニャのファッションについて書く余裕ができました。
　練習期間中、我チーム、トルシーダ・ジョーベンのハイーニャ（サンバクィーン）は、毎回毎回全て違う服で練習に参加していました。方や私はその隣で、せいぜい３パターンくらいしかない服を苦肉の策で組合せを変え、着まわしていたのですが、ハイーニャは見事に毎回、細かく言うと、アクセサリーまで違っていました。

　ハイーニャはこれくらいの意気込みでなくてはいけないのでしょう。バテリア（打楽器隊）の前で踊るには、最低でも、チームの色の服を着ていなければいけません。練習で汗だくになるのだから、タンクトップに短パンくらいでいいかと私は思っていた時期もあるのですが、結構みんなどこの店にも並んでいないような、ド派手な服で来ます。スパンコールのブラジャーの日もあれば、セクシー系ロングドレスの日もあります。しかも、私たちのエスコーラ（チーム）に限らず、どのチームも毎年どんどん派手になっていくような気がします。

　大爆音のバテリアの前に立つ人は、それくらい派手でなくてはいけないのだと、ハイーニャから教わった気がします。