読書録「桑の木とおばば様」3
著者 井出二三子
出版 青山書房
p159より引用
“そして女工さんを主力とする工場労働者の
数が増大するにつれ、さまざまな労働問題が
起こり、保護の必要性から政府が工場法の制
定を企図しましたが、資本家の反対により成
立しませんでした。”
目次から抜粋引用
“昭和初期の桑の木とおばば様と子供たち
おばば様と病気の話
桑の木と蚕とおばば様の生活の知恵”
多趣味な主婦である著者による、桑の木と
人との関わりを物語調で記した一冊。
昭和初期の養蚕のようすから蚕や桑の木を
使った民間療法まで、穏やかなイラストを添
えて書かれています。
上記の引用は、富岡製糸場が出来た頃の様
子。使う側はいかに人を安く、上手く使うか
ということばかり考えるものなのかもしれま
せん。最近世界遺産に登録された富岡製糸場
ですが、のんきに観光するような場所ではな
いのかもしれませんね。
桑の木と蚕の有用性が詳しく書かれていま
すが、全部が全部効くかどうかは疑問です。
昔は簡単に医者にかかることが出来なかった
ので、こうした貴重な薬用植物や生物を利用
していたのでしょう。
こうして利用法だけを並べられたら、簡単に
信じることが難しいかもしれませんが、今後
しっかりと研究されたら、その有用性が科学
的に証明されることもあると思います。
私が知らないだけで、もうキチンと証明され
ているのかもしれません。
昔から伝えられていることには、何がしか大
切な事が含まれていると思いますし。
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著者 井出二三子
出版 青山書房
p159より引用
“そして女工さんを主力とする工場労働者の
数が増大するにつれ、さまざまな労働問題が
起こり、保護の必要性から政府が工場法の制
定を企図しましたが、資本家の反対により成
立しませんでした。”
目次から抜粋引用
“昭和初期の桑の木とおばば様と子供たち
おばば様と病気の話
桑の木と蚕とおばば様の生活の知恵”
多趣味な主婦である著者による、桑の木と
人との関わりを物語調で記した一冊。
昭和初期の養蚕のようすから蚕や桑の木を
使った民間療法まで、穏やかなイラストを添
えて書かれています。
上記の引用は、富岡製糸場が出来た頃の様
子。使う側はいかに人を安く、上手く使うか
ということばかり考えるものなのかもしれま
せん。最近世界遺産に登録された富岡製糸場
ですが、のんきに観光するような場所ではな
いのかもしれませんね。
桑の木と蚕の有用性が詳しく書かれていま
すが、全部が全部効くかどうかは疑問です。
昔は簡単に医者にかかることが出来なかった
ので、こうした貴重な薬用植物や生物を利用
していたのでしょう。
こうして利用法だけを並べられたら、簡単に
信じることが難しいかもしれませんが、今後
しっかりと研究されたら、その有用性が科学
的に証明されることもあると思います。
私が知らないだけで、もうキチンと証明され
ているのかもしれません。
昔から伝えられていることには、何がしか大
切な事が含まれていると思いますし。
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