アオバズクの不妊治療日記

不妊治療を始めて数年、体外受精でようやく第一子を授かりました。心配性の妊婦です。

採卵1回目

2017-05-29 09:14:15 | 体外受精(終了)
不妊治療専門院Bに通い始めて2周期目に初めての採卵をしました。

生理3日目から排卵誘発薬のクロミッドを服用し、
同時に1日おきに卵胞刺激ホルモン(FSH)のゴナールという自己注射をしました。
ゴナールの針は本当に細くて小さいのですが、
血が苦手なので自分で自分のお腹に刺すのはけっこう怖かったです…
1周期では結局慣れませんでした。

採卵日の2日前にGnRH誘導体製剤の点鼻薬スプレキュアを使用。

錠剤の服用、自己注射、点鼻薬、と色々と忙しかったです。

そして採卵は痛かった。
片方の卵巣が子宮の裏側に回ってしまっていたとかで、
お腹をぎゅうぎゅう押されながら採られました…。
局部麻酔もしましたが、
麻酔自体がまず痛かったし、採卵する器具を刺されるのも痛みがありました。
エコーの画面を出してくださって、
「がんばって目を開けて見てるほうがいい」と言われたので
必死に見ていましたが、
お腹は痛いし、エコーは何がどう映っているのかもわからないしで
なかなか大変でした。

採卵前には、AMHが平均よりも高いことから
「5~10個は採りたい」と言われ、
実際の採卵中にも「11個採れましたよ」と言われたのですが、
けっきょく空胞が多く、中身があったのはたったの3個。
しかもそのうち2個は未熟なたまごでした。

「採卵」するときに採るのは「卵胞」で、
実際に中身(卵子)が入っているかはまた別なんですよね…。
施術中に痛みに耐えていたので、この結果には正直がっかり。

AMHが高いのに空胞が多いのは、
以前の不妊治療でhcgの投与を受けていたのがおそらく原因とのことでした。
(この件についてはまた後日書きます)

その後、ふつうに育っていたたまごは体外受精(いわゆる「ふりかけ」)、
未熟だったたまごはさらに少し育てたあと、顕微授精をしていただきましたが、
受精卵まで育ったのは体外受精をした1個だけでした。

この結果を受けて、
移植をするか続けて採卵するか自分で決めていいと言われました。
看護師さんに相談したら、
年齢がもう少し上の場合は
もう採卵しなくても十分、といえるくらいの数までたっぷり採ることもあるそうですが、
どのくらいたまごを「貯める」かは人それぞれだそう。
「まだ若い」と言われましたが
すでに35歳だったので、不妊治療では特に若い年齢でもないことは自覚していました。
たった1個というのは心もとないので
もう少し続けて採卵しようかとも思いましたが、
夫から「一連の流れを見ておいたほうが安心するんじゃない?」と言われ、
だめもとで移植することに。

5細胞まで育った時点で凍結されていたたまごを
翌周期に融解し、7細胞まで育った状態で移植しました。
そして移植後12日目に陽性反応が出ました。

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