B.LET'S 

「滝本Bログ」滝本祥生のブログです。B.LET'SのHP→http://blets.jimdo.com/

次回公演

2009-06-29 12:07:24 | Weblog
急に次回公演の詳細を決めなければいけなくなって、
こういうとき、劇団員のいない1人演劇ユニットB.LET'Sとしては、
相談する人がいなくて非常に困る。

悩んでいても仕方ないし、まずは予算からと、
劇団制作のベテラン、京都のMONOの事務所にいる垣脇さんに電話してみた。

だけど彼女は留守……モヤモヤした気持ちで台本も手に付かず、
困っていたら垣脇さんから突然電話が。
今、阿佐ヶ谷にいるという。
思いがけず、新幹線で2時間20分の距離が徒歩10分に縮まった。

すぐに彼女のもとへ走って行って、
そんなに気に入っているわけでもないのにすっかり御用達のパンダカフェに来てもらって、
話を聞いてもらって、ずいぶん気持ちが軽くなった。

だけど、考えなくてはいけないことがまだまだたくさんあるのでがんばろう。
次回公演、詳細決まり次第、お知らせさせていただきます!

で、とにかく私は今月中の台本をがんばらないといけないんです。










井の頭公園の午後

2009-06-25 21:15:25 | Weblog
最近お会いした皆さんのことをブログに書きたいと思いつつ、
なかなか更新できなかった。

私がドラマ化したいと思っている本の原作者である小林さん。
「企画を実現化するために…」という名目でお茶したものの、
コーヒー1杯で3時間、仕事以外の色んなことを喋って楽しかった。
小林さんの心の広さに感動し、
力不足の自分がただただ悔しい。

劇作家の高谷信之先生の劇団ギルドの稽古場を見学。
◎7/15~19「十二双川物語」 於: シアターグリーン
この公演には、「箱の中の4人」に参加してくれた
石川理恵さんと長島広美さんと今井徳太郎さんが出演されている。
久しぶりに皆さんの顔が見られて嬉しかった。
稽古場には20人ほどの俳優さんが出演されていて、
それを率いる高谷先生の熱意と、戯曲に対する愛情が凄く伝わってきた。
まだ上演には三週間もあるけど、本番がとても楽しみになった。

茜さんとは相変わらずカフェ探しを続けている。
彼女の自宅から二時間、お目当てのカフェに行くとなぜかいつも休業日で、
その現実がよっぽど辛かったのか、茜さんは自身のブログに、
タイトル 「命名」 
本文 「私を『休業日の女』と呼んでください。」 
と書いていた。何だかいたたまれない気持ちになり、
「一緒に行った私も『休業日の女』です!」と言いたくなった。

群馬から遊びにきた高橋聡子さんは大学時代の友人。
いろんな話を聞いてもらって、たくさん甘えさせてもらって、
またがんばろうと思った。

で、がんばって書いているお芝居は、
半分まで書いて、また頭から書き直しで、
でもこの書き直しは決して無駄にはなってないと、
自分に言い聞かせている。

写真は梅雨の晴れ間の井の頭公園の午後。
全然関係はないのですが、ちょっと落ち着いてみようと思って。





本番中と稽古中

2009-06-21 11:35:41 | Weblog

ウチから自転車で10分ほどのところに「座・高円寺」という新しい劇場があって、
そこで上演中の「ユーリンタウン」というミュージカルを見に行った。
それには京都在住の俳優、石本径代さんが(写真の人)出演されていて、
2時間45分、本日2回目の公演を終えた石本さんはすっかり疲れていた。
稽古期間を合わせると、もう数カ月も東京に滞在されていて、
この公演の後も東京のお芝居に出演されるそうで、まだまだ京都へは帰れないらしい。
ミュージカルの次はアングラ。幅広く活躍されるその頑張りにいつも感心しています。

で、「ユーリンタウン」はとても面白かったんです。
28日までやってるそうです。


夕方にお茶をした吉祥寺に住む俳優、石川理恵ちゃんは
元ミュージカル劇団に所属されていたこともあり、
この「ユーリンタウン」が気になっている様子で、
早速「面白かったよ」と報告しなければならない。

その理恵ちゃんも只今稽古の真っ最中で、
東京でお世話になっている高谷信之先生の主宰される劇団ギルドの次回公演「十二双川物語」に出演される。
こちらは7/15からです。

理恵ちゃんと話していると、いろいろやりたくなって、何でも出来そうに思えてくる。
好きなことを自由にやれる環境と、応援し合える人がいるなんてとても幸せなことだと思う。

本番中と稽古中の二人は疲れているはずなのにとても元気で、
私も早く稽古がしたくなった。


きのうの話と旅行の話

2009-06-20 12:39:22 | Weblog
駅横のマクドナルドで台本を書いていると、
後ろから見知らぬおばさんがパソコンの画面を覗いていた。
「何をしてるの?」と聞かれたので、台本を書いていると答えた。

知らない人に話しかけられることは時々ある。

以前、外国を一人旅した時、お財布を盗まれて途方に暮れていた私に、
陽気なポルトガル人のおじさんが、「誰と来たの?」と話しかけてきた。
仕方なく「アイムロンリー」と答えると、おじさんは少し戸惑った顔をして、
私を自宅へ連れて行ってくれた。
「一人です」と答えたつもりが、「私、寂しいの」と答えていたみたいで。
その家がたまたま旅行者を安くで泊めるユースホステルの様な所だったので、
そのまま数週間いさせてもらった。今となってはいい思い出です。


「台本なんて凄いわねぇ…どこから来たの? …おばさん蒲田に住んでいるの…
娘が一人いて…ええ…東京にも親戚が大勢いるし…おばさんいくつに見える?」
いい思い出になるかなと、話を聞いてみたものの、
それからグチと自慢話が続くので困ってしまい、
そんな気持ちを察したのか、30分ほど一方的に話した後、
「今夜は駅前のサウナに泊まるのよ、邪魔してごめんね」と、マクドナルドを出て行った。

あれほど我が家自慢をしていたのに、この近所にも親戚が住んでいるらしいのに、
何でサウナに泊まるんだろう…
そう思うと、何となく申し訳ない気持ちになって、もう少し話を聞いてあげれば良かった。
あのおばさんのことだから、きっとまたサウナで誰かに話しかけてるだろう、
でもやっぱり、もう少し話を聞いてあげれば良かったな。

週末の駅周辺は、深夜近くになっても人通りが絶えなくて、
時々、この町の人の多さに、知らない人の多さに、呆然となることがある。

でも台本が少し進んで良かった。









 

東京カフェめぐり

2009-06-17 12:04:16 | Weblog
女優の茜小雪さんと、下北沢、阿佐ヶ谷、渋谷をめぐった。
先々、ちょっとした公演を企画している私たちは、
一日かけて適した会場を探していた。

待ち合わせをした阿佐ヶ谷駅のコンビニの前に、
奇妙な動きを、静かに繰り返す人がいたので見てみると、
それが茜さんだった。

二週間後の踊りの稽古に備えて、昨日教わった振りのおさらいをしていたそうだ。
私は一度しか見たことがないけれど、
大衆演劇で活躍される茜さんの独特の踊りは、とても上品で感じがいい。
恰好は芸子さん風の色気のある和装なのに、いやらしさがなくかわいらしい。
彼女が年配の女性に人気があるのは、「自分の娘の様にかわいいから」ではないかと思う。


そんな茜さんと私は、実際に組むのは初めてで、
各地の色んなカフェをめぐり、何杯目かのお茶を飲みながら、
楽しみだなーと思っていた。

実はこの企画もカフェで上演しようかと思っていて、
実は今、知り合いに頼まれているお芝居もカフェ公演の企画で、
どうも最近はカフェづいている。
制限された空間での一幕劇が好きで、
そんな環境での上演が自分の原点だと思っている。
でも、カフェ公演の専門家にはなりたくない。


次はもっと違うことを、せっかくだし、
もっと思い切ったことをやらなあかんなあ…
などと考えながら、ゲリラ豪雨の中帰途につき、
今日、5杯目のお茶を飲んだ。







打ち合わせに不向きなカフェ

2009-06-12 23:30:46 | Weblog
今書いてるのは、男性4人女性1人の、男性中心のお芝居。

いつも女性中心の芝居を書いてきたので、
今まで避けて通ってきた様な気もするし、
こんな機会もないとずっと避けるかもしれないし、
せっかく知り合いから声をかけて貰ったお話なので、
挑戦のつもりで取り組んでいる。

男性も女性も同じ人間ですし、
基本的には変わらないと思っているけど、
まだ最初の数ページしか書いてないので、なんとも言えません。

とにかく昨日、いつもの阿佐ヶ谷パンダカフェで打ち合わせをし、
公演詳細や締め切りが決まった。
もう先へ進むしかない。

しかし……パンダだらけの環境での打ち合わせはどうも緊張感に欠ける。
誘った私の選択ミスだ。

今日は晴天

2009-06-07 12:36:19 | Weblog
降り続いた雨のせいで、「オマエ」がやって来なくなった。
「オマエ」というのは二つ前に書いたネコの名前。
あ……名前つけちゃった。

6月も気付けば7日目、
気付けば今年も半分過ぎ。

6月中にお芝居を一本書こうとしていて、
今は相変わらずプロットに頭を悩ませている。
これで行けると思って書き始めて、
途中で飽きてまたプロットに戻る、いつもの感じ。
自分で主宰する企画でない場合は、
モチベーションの置きどころにも難しいところがあって……
まあ何を言っても、がんばるしかないのです。

思い返せば、去年の暮れに立てた今年の目標は「演劇をがんばる」だった。
だから、迷わず今年は演劇をがんばろう。
イヤ、「演劇もがんばる」。出来ることは何でも。

ともかく目の前のことをひとつひとつ、
きちんと丁寧にやって行かなくては、
お芝居は一人ではできないのだから、
と、大雑把な自分に言い聞かせている。
今年の後半は演劇をがんばろう。
イヤ、演劇も。

そのうちに、きっと「オマエ」も戻ってくるだろうし。















雨ふり

2009-05-30 02:47:17 | Weblog
雨が降り続いている。

休みの日の雨が好きで、
それは部屋にいることがあまり苦にならないし、
雨音は落ち着くから。

でも、こうも雨が降り続くと洗濯物が溜まって困ってしまう。
景観が悪くなる為、私は部屋の中に洗濯物を干すのが嫌いで、
だけど仕方無い。思い切って洗濯をした。

おかげで部屋中、洗濯物だらけだ。
湿気と柔軟剤の匂いでムッとしている。
でも、きっとこんな日はどこの家でも、
部屋の中にTシャツやくつ下がぶら下がっているのだろうな
と思うと、会ったことのないお隣さんにもなんだか親近感がわく。

今日は渋谷で知り合いの自主映画の上映会があった。
きれいな映像の洗練された作品だった。
んー、やっぱり大切なのは作品を最後まで作り、
それをお客様に見てもらうことだなぁ
などともっともらしく考えながら玄関の扉を開けると、
部屋中、湿気と洗濯物だらけで、
雨の日に部屋にいるのは苦にならないけど、
こんな部屋にいるのは全く苦になる、と思った。



めざまし

2009-05-29 03:29:22 | Weblog

毎朝ネコに起こされて、迷惑している。

迷惑なので名前は付けていない。
呼ぶときは、「オマエ」と呼んでいる。
うるさいのでごはんをあげると、他のネコがやってきて喧嘩を始める。
もっとうるさいので、仕方なく二匹分のご飯を用意すると、
毎朝二匹がやってくるようになり、毎朝喧嘩をするようになった。

ご飯をあげていることが知れたら、きっと誰かに怒られるだろう、
そう思うと
私は気が気ではなく、
「静かにして!」 「ニャー!」
「静かにしなさい!」 「ニャー!」
と、毎朝一緒に騒いでいるのだから、誰かに怒られるのはきっと時間の問題。
……
でも、かわいい。

秋に企画がいくつかあって、
自分の企画を進めつつ、それに向けての台本を書く予定で、
秋だからまだ先だと思っているけど、
このままだときっと大変になるのは目に見えていて、

最近は、とりあえず最初の台本のプロットを考えている。
プロットを考えているときは、なぜこうも気が滅入るのだろう。

……大丈夫かなあ……大丈夫よねえ」
と、やってきた「オマエ」に尋ねると案の定、ニャーと答えた。



……
木村さん公演お疲れさまでした。

そして、
「箱の中の四人」舞台写真アップありがとうございます。


最近会った人

2009-05-20 08:15:11 | Weblog
先日、久しぶりに茜小雪さんとゆっくりお話する機会があった。
茜さんは私が書いた「ひまわり海に咲いた」というお芝居を
二月に上演された女優さんで、
数日前に出演されている舞台を、石川理恵ちゃんと一緒に見に行ったばかりだ。

その時、石川理恵ちゃんは、
主役の俳優さんと、「みんなが写真を撮っているから」という理由で写真を撮りたがり、
「同業者の意地はないのか?」という私の言葉も聞かず、写真を撮ってもらっていた。
それがかわいい笑顔のこの一枚。
確かに魅力的な俳優さんでした。

そうして、続いていた舞台がようやく一段落し、私と茜さんは数カ月ぶりに会い、
次の企画の話をした。
一つのカンパニーを引っ張り公演を終えた経験からか、最初に会った時よりずっと、
茜さんは前向きで、謙虚で、自信に満ちてる印象をうけた。


そして数日前には宇都宮へ行く機会があった。

大学の後輩から「一度宇都宮へ遊びに来ませんか?」とお誘いを受け、
安易に「いいよ」と答えた私は、携帯の「乗り継ぎ案内」を見て初めて、
東京から二時間半以上かかる、栃木県の餃子のおいしい街だということを知った。

そこではお笑い芸人になった大学の後輩と同級生が仕事をしていた。
最近ではすっかり慣れてしまった14年ぶりの再会……。

なぜか二人のラジオ番組に出演させてもらい、
しかし男性主体のハレンチな内容にほとんど参加できず、
餃子じゃないものを食べ、旧交をあたためて帰って来た。

職業柄ふざけてばかりだけど、根は変わらず真面目な人たちだ。
と、こんな風に書くときっと「営業妨害だ」と怒られてしまうだろう。
企画されている演劇公演についての相談だった。


企画はいろいろあるけど、実現するまでは難しいこともある。
ともかく地力をつけたい私は、書く機会をもらえることがとてもありがたくて、
出来ることを出来るだけ、やって行きたいと思っている。