B.LET'S 

「滝本Bログ」滝本祥生のブログです。B.LET'SのHP→http://blets.jimdo.com/

カゼと観光案内

2016-01-18 01:17:09 | 日記

今年は暖冬だからと毛布ナシで眠り、「風邪の予防に」と予めマスクをしている友人を傍観し、何だか喉が痛いけどまあいいかと飲みに行ったり。そんな生活をしていたら案の定カゼを引いた。
こうして自分の行動を思い返すと、収まるところに収まったという感じだ。
でもふだん丈夫な分、ちょっとしたダメージに弱い。

 

日曜日の22時からBS1でやっている「鴨川食堂」というドラマをなんとなく見ていると、実家のすぐ近所が映っていた。
京都の「東本願寺近くにひっそりと建つ食堂」という設定だった。

右下の三角屋根が東本願寺。
ここから烏丸上がって西…と考えると舞台の食堂の位置がだいたい分かる。
私の実家から3分くらいのところで、小学校の同級生の旅館がある辺り。

もちろん、実際にはそんな食堂はない。

本当にあの辺りは何も無くて、仏具店と旅館、あとは民家だ。
さらに上がって東に入ると私の家。

東本願寺の系列(?)の幼稚園に通っていたので、子供の頃からことあるごとに東本願寺へ行った。遠足とか社会見学とかお参りとか。学生の時はデートとか。お堀の水は疎水だから琵琶湖まで繋がっていて、深緑のあまりきれいじゃない水だけど、時々、魚が泳いでいる。
なつかしいな。

その近所には東本願寺の持つ庭園「渉成園」があって…そこは広くないけど人が少なくて、鯉がたくさん泳ぐ池がある、穴場的なお庭。よかったらどうぞ。

なんだか観光案内みたいになってしまった。

 

最近、B.LET’Sでは何度か集まって話しをする機会があって。たった3人だけど公演がないとなかなか集まる機会が無いので、せっかくだからと、私は話すことを紙に書いて持って行った。
もともと思ったとこを話すことが苦手なので、場合によっては、言いたい事を紙に書いて持って行くことにしている。そしてそれを読み上げる。そうすれば話したいことが漏れず、簡潔に話すことができる。
口べたな私には好都合な方法だ。

すると、次の話し合いには私以外の人も紙に書いて持って来ていて、お互いにそれを読み上げることになった。これではまるで作文発表会のようだと、その時は出来るだけ紙を見ないように話した。
だけどおかげで簡潔に、速やかに話すことができた。

私は思ったことを話すことが苦手なので、話し合いも苦手だ。
思ったことは半分も言えないし、何か違うと思ってもその時は何が違うか分からないし、いつも家に帰ってから後悔して辛くなる。しかし、次ではもう遅くて。子供の頃からあまり変わらない。
だけど、それでも話し合うことはいいことだと、話してみて思った。
苦手なら準備すればいい、紙に書けば。
機会があったら、また作文発表会をやろうと思う。


とりあえずカゼを治さないと。
行きたかったお芝居も見に行けなかったし、友達と鍋をする約束も迫っている。
友達の家には小さな子供がいるので、このままじゃ行けない。
とにかく治さなければと、まずは毛布をひっぱりだした。
毛布は、温かかった。


暖冬

2016-01-12 11:23:27 | 日記

暖冬のせいかチューリップの芽が早々と出てきて、とはいえ寒くなるだろうこれからの季節を思うと、ちゃんと咲いてくれるか心配で仕方がない。

 

ブログを更新しなくちゃと思いつつ、もうずっと更新していなかったので書くことはたくさんあるけれど、あまり長くなるといけないので年が明けてからの話を書こうと思う。

年末には故郷の京都へ帰った。

あ、いきなり年末の話になってしまったけど、続けます。

何年振りかに半日だけ帰った去年と違い、今年は4日間京都にいた。義姉の出産に付き添うためだった。

実家は酒屋で、年末は忙しすぎて誰も長時間、彼女に付き添ってあげることができないらしい。

義姉だけど年下で妹みたいな彼女を一人にさすわけにはいかないと、よくわからない使命感を感じた私は、京都に帰ってからもできるだけ病院にいた。出産は帝王切開で、私は使命感に燃えていたので手術室に入れてもらい、姪っ子の誕生に立ち会った。
出産を経験したことがない私にとっては「好奇心」というのが正直な気持ちだったのかもしれないけれど、それは「おめでたい」なんて言葉がほど遠い、アンバランスな、わりと壮絶な空間で…本人に了解を得てないので詳しく書けないけれど、貴重な経験だった。

そんなわけで病院と実家の往復しかしていないので誰にも会うことはなく。それでも時々は町歩きをした。

病院は三条御池にあったので、近所のイノダコーヒー本店へも行った。

実家に戻ると父親が会うたび小さくなっているようで心配になる。いつも怖い人だったから。だけど大みそかに、家中を走り回る兄の娘を「あかん」の一言で泣かしているところを見て、まだまだ元気だと少し安心した。

 
年が明けてからは関わらせてもらっている「らじどらッ!」のシナリオを書いたり、次回公演のことを考えたり、ミーティングもした。

話し合いは楽しいことだけじゃなく相容れないこともあるけれど、人の違う面を発見できるいい機会になる。目の前のことが真剣であるほど、私は客観的になってしまうところがあって、十代のころはこれって二重人格なんじゃないかと人並みに悩んだこともあった。だけど書くためには必要なことなので、今は仕方ないと思っている。

「らじどらッ!」もあと少しで一区切り。打ち合わせから関わらせてもらえるので毎回とても勉強になる。

今週は私は書いていませんが、番組は毎日やっていますのでよかったら聞いてくださいね。

 

そんなわけで、いろいろがんばります!

 

フライングしているチューリップの芽も、大切に育ててあげないと。

ことしもどうぞよろしくお願いいたします(^^)