「楽しく生きる」~あなたに和みのひとときを

日々のつれづれ・アート・音楽・衣食住。好きな言葉はゲーテ「いきいきと生きよ」デグジュペリ「大切なことは目に見えない」。

米国出張★成田~ロサンジェルス 映画「あなたへ」

2012-11-11 | 旅行・出張

成田からロサンジェルスの便の機内食(和食)、会席膳みたいでステキ目が喜ぶだけでなく、味も良くてさすがJAL
デルタ航空ユナイテッド航空の和食も悪くないと思っていたけれど、JALはまた一味違いますね(ANAのは頂いたことがないですが)

まずアミューズが出てきました。


シャンパンは私の好きなジョセフペリエ(キュヴェロワイヤルブリュット)。美味しいなあと思い、メニューに乗っていた2つの種類のどちらか聞いたらこちらでした。あまり飲む人がいなかったのか、銘柄を聞いてくるくらいだから酒飲み認定されたのかしょっちゅうCAさんがおかわりはと勧めてくださるので3杯も飲んでしまいました・・。ウェルカムドリンクの時を入れたら4杯か・・。飲みすぎな気がしますが、チーズはスナックメニュー(好きな時に頼める)に入っていて食事のコースにはなかった、かつデザートワインはJALにおいていないようだったので今回はチーズ+デザートワインはないからまあいいか。



このジョセフペリエが、アミューズのニンジンムースとウニ、コンソメゼリー添えとよく合うこと
(お隣は鶏の照り焼き)。ニンジンムース・ウニ・コンソメゼリーの組み合わせはいろいろなレストランで目にしますが、どこが最初なのでしょうね。

その次が一番上の写真の、小鉢9点セット(旬味彩菜という名。元治元年1864年から続く「京料理 わた亀」監修だそう)。太刀魚の焼き霜作り梅肉おろし(真ん中)、青蓮芋と根芋、レンコンの山葵おろし和え(右奥)などとてもおいしかった。機内食でなく普通に食事に行っていただくようなものでした。

私は後ろの方の席だったので、オーダーを取りに来てくれる前に和食がなくなってしまわないかしら(米系だと時々ある)・・・と思っていたら、和牛フィレグリル山葵クリーミーソースがさきに終わったようです。周囲はほぼ100%日本人のように思われましたが、和食がそれほど好きでない方もいるでしょうしね・・。

↓主菜は牛肉ロール。ネギを巻いた牛肉に出汁餡をかけてあります。美味しいのですが、しゃぶしゃぶ肉が余った時に自分でよくこういうのを作るので家庭料理っぽく感じました。





↓デザートは洋ナシムース&マロンブリュレでした。これはまあ、ふつうの機内食の味ですね。デザートをスキップしてチーズを頂いてもよかったかも(夫の「いつも食べ物のことばかり考えて・・・」とからかう声がどこからか聞こえてきます・・・)。



機内で見た映画は日本映画「あなたへ」と米国映画「TED」。
「TED」のあらすじは「友達のいない少年が願いをかけたらぬいぐるみのクマに命が吹き込まれ少年の親友になった・・そして少年は成長して・・」というもので、かわいらしいファンタジー&コメディと思っていたら大違い。このクマが悪くて悪くて。麻薬を吸って前科持ち、無軌道な女遊びと手がつけられません。下品、かつ人種・民族差別など政治的によろしくないなジョーク満載で、R指定だそう。全米で大ヒットしたそうです。クマの外見が可愛いのが妙なおかしさを醸し出すのと、それぞれの登場人物がほぼ全員いい人で、結構楽しめました。

「あなたへ」は降旗康男監督作品。今78歳。お元気ですね~「駅 STATION」「鉄道員」など降旗作品によく出てくる高倉健主演。脇を固めるのは田中祐子、ビートたけし、長塚京三、佐藤浩市、余貴美子、大滝秀治(この作品が遺作)らうまくて味のある役者さんたち。浅野忠信が最後までどの役で出ているか分かりませんでした(ちなみに警官役です)。森沢明夫によって小説化もされています。

田中裕子ふんする妻をなくした夫(高倉健)が、妻の遺言を受けて長崎に散骨に行くために車で富山から旅をする、そこでいろいろな人の人生に触れるというストーリーで、脇役のことも含め途中から話がだいたい読めるのですが、それでもジーンとしみじみするいい映画でした。いろいろな夫婦のあり方があり、人の生き方があると改めて思いました。まだ上映中の映画館もあるようなので機会があればぜひ。

↓到着前の朝食も和食をいただきました。くるみ豆腐のあんかけと鮭の塩麹漬。
夜もでしたが、朝もご飯が炊きたて(しかも固め)でうれしい~
「炊きたてごはん」を売りにしているだけあり、洋食のときパンの代わりにご飯も頼めるようです。

JALは食事は充実していますが、アメニティのポーチなどは用意されていません。
スリッパは支給、他のグッズはかごに入れてCAさんが回ってくるので、欲しいものだけもらうシステムです。不要なところでコストをカットしているのでしょうね。スリッパは底がビニールではなく不織布に変わっていましたがそれなりにしっかりして使い心地も良く持ち帰って今ホテルの部屋でも使っています。
「出張の三種の神器」のなかにスリッパも入っていますが、機内でもらえるだろうと思い今回は持参せず。米系航空会社とおなじふにょふにょ靴下に変わっていなくてよかった~
素朴な疑問ですが、一度はいた靴下を次の日もはく人はいないと思いますが、スリッパの場合、なぜ連日はいても気持ち悪いとは特段思わないのでしょうか(私だけ?)。素足で履いたら同じですよね・・。

JALを下りると、一転してアメリカンイーグル航空(アメリカン航空系列のちびっこ飛行機。座席が小さくしかもちびっこで怖い。二人席が両側一列ずつ)に乗り換えてソルトレイクシティに飛びます・・。


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