久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

会議、会議の連続です

2014-07-14 14:23:00 | Weblog
 今週火曜日、午後1時から結局延長して6時過ぎまで「福岡市水道局乙金浄水場浄水処理方法検討委員会」がありました。
 行政の審議会や委員会もいろいろあって、任期2年を更新していって10年ぐらい、年に1回~数回の会議、というのもあれば、単発で集中的に2,3か月の間に3回ぐらい開催し終わり、という会議もあります。
 私の場合、前者のが18ぐらいあって、今年はなぜか後者の会議を2,3頼まれて、頼まれた時は年に1回であればとか、ずっとではなく2,3回の会議であれば、と引き受けた結果、日程調整も大変ですし、何しろ毎日のように日程が詰まると、資料読み、勉強だけでも大変なことになります
 今が丁度そのような時期で、毎日やることが多くてバタ狂っています。

 火曜に出た水道の会議は、浄水処理方法が違う乙金浄水場と原町浄水場の視察、そして会議だったので、このような長時間になりました。当日の視察は大変暑い中、今回の検討する内容の参考にしなくてはなりませんので、一生懸命見て説明を聞いてきました。
 そもそも、我々が使っている水道水、福岡市水道局がどのように供給しているのか、ほとんど知らなかったのが実情です。数年前から福岡地区水道企業団の情報公開委員をしている関係で、説明を受け、勉強はしていましたが、福岡市の水供給については、今回しっかりと理解することが出来ました。
 さあ、これからあと2回の会議で、乙金浄水場改修にどの浄水方式を取り入れるか、大学の先生や一般市民の意見を聴いて、水道局が決定するということです。8月、9月会議は続きます。


 水曜日は午後から福岡市の男女共同参画審議会が開催され、これも毎年この時期に3回あります。内容は、前年の重点事業について評価を行い、次年度施策に反映させていくものです。
 この会議は、全体会議が2回と部会が2回開催され、内容も大変関心が高くしっかり審議できるので、とても頭も神経も使いますが、毎年勇んで出席しています。
 部会で話し合うようになって、ひとつの部会の部会長になっている関係から、事前の資料読み、時間管理、どうまとめていくかを考えるのは大変です。
 今年は特に、昨年から女性の大活躍の役をやっている関係で、内容の検討にも力が入り、一昨日の会議もいい部会メンバーで充実していました。またこれから来週、8月と2回の会議が続きます。


 そして、この日は夜も7時から福岡市の会議。福岡市商店街支援施策検討委員会です。これは長くやってきた商店街の支援審査や報告会の会議とは別に、今年単発3回で福岡市の商店街施策について話し合います。
 この委員会は、大学の先生、コンサルの方、NPO.商店街の店主など16名の委員で構成されていますので、いろいろな意見が出ます。2回目の今回の会議は途中からグループに分かれ、しっかりと話し合いました。
 この日うちに帰ったのは9時半過ぎ。さすがに会議続きでいささか疲れましたが、長年やってきた商店街の振興のためでしたらない知恵も絞って意見を出そうと思います。


 ここまで書くのに3日ぐらいかかって、また時間がなくて、とうとう本日月曜14日に続きを書いています。
 13日は朝9時から夕方6時近くまで、糸島市の外部評価の本番でした。1日に7事業を評価するというもので、1日中ではありましたが、また終わるとさすがに疲れましたが、今年で3年目、少しずつ職員の意識もやり取りも変わってきているので、やりがいはあります。
 この日は日曜にも係わらず、朝からたくさんの市民、議員、市職員も来ていて、公開ですので、10人の委員が一生懸命評価に取り組みました。

 そして、今日は午前中は、県の文化表彰の審査会、そして午後からは市の男女共同参画審議会部会の2回目です。
 とてもやりがいもありますし、勉強になりますが、神経を集中するのが大変です。しかし引き受けた以上は頑張ってやろうと思っています。
 では、これから市役所に行ってきます。see you 

博多座で落語?

2014-07-08 10:45:25 | Weblog
 今週日曜日、母と博多座であった落語に行ってきました。落語って好きなんです。浅草や上野の寄席に行ったこともありますが、小さな小屋で落語、漫才、曲芸、紙切りなど盛りだくさんの演芸も楽しいですが、一流の落語を博多座で聞ける、というのはまた違った楽しみがあります

 当日は12時半からと16時半からの2回興業。私たちは昼の方でしたが、3階席まで一杯でした。ほとんど年配の女性達。ちらほら年配の男性も。
 案内には「春風亭小朝独演会」と書いてあるだけでしたので、他にだれが出るのか分からなくて行ったのですが、前半、林家木久蔵、小朝、林家木久扇、小朝、後半は、笑福亭鶴瓶、小朝という出演で、それは楽しめました。
 小朝さんは上手ですねー。他の人もそうですが、その人のお囃子で登場して、座布団に座り、初めは最近話題になっていること、自治ネタなどで引き付け、上手に本題の落語に持っていきます。
 テンポ、声の抑揚、表情などで、話に引き込まれていき、その場面、情景が頭に浮かんできて、物語にすっかりハマってしまうのです

 木久扇を除いては、皆さんサービス精神旺盛。木久扇は、風を引いていたのか、声がかすれて出なく、聞き苦しかったのでよかったのですが、小話2つちょこっとして退場。何なんでしょうねー。後で出た鶴瓶が冗談かもしれませんが、「木久扇の持ち時間は25分と聞いていたのに、5分で終わってしまって、何でしょうね」と言っていましたが、ちょっとがっかりでした
 その分鶴瓶が、初めに「ここの会場は素晴らしいですねー。」としきりに褒めて、花道の所まで降りてきて、「これを使ってみない手はない」と言って、走って花道を往復したり、それは楽しませてくれました

 今回充分楽しめたのは、座席が一番前だったこと。表情から衣装までしっかりと見ることができたのも大きいと思います。特に、小朝と鶴瓶はいい着物、羽織を着ていましたねー。小朝は3回出場したのですが、全部衣装を変えていたし、鶴瓶のとても深い品のいい紫色の着物と羽織はそれば素晴らしいものでした
 やはり一流のものを生で見るのは、いろいろな意味でいいですね。そして、その世界に引き込まれ、日常を忘れて笑い転げるのは何とも精神的にいいことか。幸せ、幸せ・・・

人事院の「公務員問題懇話会」に出席しました

2014-07-07 11:10:02 | Weblog
 先週木曜日午後から人事院「公務員問題懇話会」に出席してきました。1,2か月前に人事院九州事務局から依頼があり、毎年全国3か所で行われている懇談会が福岡で開催されるということでお声がかかったようです。
 「公務員人事・・・・?」何を発言できるだろうか、と考えましたが、女性の活躍については発言できるかと思い引き受けることにしました。

 人事院からは、何とことしの4月新聞でも騒がれた初の女性総裁、一宮なほみ総裁が出席、審議官も松尾恵美子さんという女性で何とも嬉しいメンバーでした。こちらの意見を言う方は、新聞社、商工会会議所、大学法学部教授、連合の方、そして私というメンバーで、対面に総裁初め女性2人が中央に、脇に人事院の調査官と人事院九州事務局長が並ばれ、こちらも女性2人という構成で、会議によっては女性1人ということも少なくない昨今、理想的な男女の割合だなーと思って嬉しくなりました

 この会議に当たっては、前もって現在の人事院の動きなど説明にも来られましたが、また資料も大量に送られてき、今まで新聞などで断片的にしか分からなかった国家公務員について勉強させてもらいました。
 会議の中でも発言したのですが、今回の資料の中に「人事院25年度年次報告書」というのがあり、この中に「女性国家公務員の採用・登用の拡大に向けて」という項目があり、その内容がそれはそれはいい内容なので、関心しました。
 特に“はじめに”はこれまでの役所的な書き方ではなく具体的に的が当たった内容になっており、「これは女性が書いたのではないか」と聞くと、総裁が隣の松尾審議官を指して、「彼女が書いたんですよ」と言われました。そうだろうなーと感心しきり
 単なる報告書ではなく、企業へのヒアリング、外国の事情など参考になる内容で、女性の大活躍のメンバーにも是非紹介しなくてはいけない、と思ったほどでした

 初めに松尾審議官から現在の人事院の動きについて説明があり、その後、一人づつ考えを述べます。そのあとはフリーディスカッション。長時間労働の問題、公務員給与のこと、公務員のマナーのことなどいろいろな意見が出ました。
 私は、主に女性の活躍と評価について2点のことを述べました。女性の問題では、長時間労働の解消と意識変革の必要性、そして、人事評価について、上司を下から評価することもできないか、などの意見を出しました。特に長時間労働については、数日前に子育て中の女性官僚が、内閣人事局長に長時間労働を前提とした業務の効率化について提言書を出したという記事が出ていたことなどを評価し話をしました。
 意識の変革については、先の議会でのセクハラ発言などにあるように、従来の女性は結婚して、子供を産んで、子育ては女性の仕事、というような男女共にある固定観念が女性を働き続けにくくしているのだと思います。日本はここを変えないと。そのためには、公務員男性にもっと育児休業を取ってほしいと述べました。

 初めは大変緊張していましたが、とても話しやすい雰囲気を作ってくださり、質問したり、他の方の意見に加えて発言できたりと、活発な意見交換ができたと思います。あっという間の2時間でした。
 最後は皆さんでお見送りくださり、一宮総裁は手を握ってお礼を言われました。

 その後、新聞で6名の女性局長誕生のニュース。嬉しい限りです。さあ、民間企業の女性大活躍推進もがんばらなくては