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米国、金利上げ後の動きは

2017-06-17 10:57:12 | 株式
「毘沙門天の招福相場塾」 米国金利上げ後の動きは 2017.6.17
藤井4段(14) 26連勝ですね。まさに将棋界のスパースターの登場です。将棋は読みが重要です。株式投資も実態経済に3か月程度先行すると言われており、先を読むことが大切ですが、なかなか難しいものです。

■相場展望
今週は日米で大きな金融イベントが行われましたが何んとか波乱なく通過しました。予想通り米国金利は利上げされましたが、その先どうなるのかがすでに話題になっています。米国長期金利が予想と違い上がってこないため先行きの景気観にいろいろ思惑が交差しだしています。先読みの難しい局面かもしれません。関連して為替も 108~111円と方向感の定まらぬ動きに終始しています。

日本の株価は業績が下支えで底堅い動きに終始しており、週末は一時20000円を回復しましたが引けは19,943円で引けています。騰落レシオは98.8 RSI30.5 CME日経先物は19.930円で帰ってきています。ちなみに現在の円為替は110,80円近辺です。
来週はイベント通過後強含の動き予想され19,800円から20,440円のレンジが想定されます。注目業種は建設、食料品、半導体製造関連です。



気がかりは外人投資家の動きです。

●海外投資家が10週ぶりに売り越す一方、自己売買と個人信用が買いに回る

 東証が15日に発表した6月第1週(5日~9日)の投資部門別売買動向によると、英国総選挙など重要イベントを前に手控えムードの中、日経平均株価が3週ぶりに反落したこの週は、海外投資家が10週ぶりに売り越した。

海外投資家は4月1週から9週間合計で1兆9500億円強を買い越していたが、354億円の売り越しに転じた。個人投資家は3週連続で売り越したが、売越額は前週の3217億円から43億円に急減した。個人現物は864億円売り越したものの、逆張り志向が強いとみられる個人信用は820億円買い越した。投資信託部門は3週ぶりに売り越し、売越額は1663億円と部門別トップだった。  一方、日銀のETF買い注文を信託銀行経由で受けるとされる証券会社の自己売買部門は3週ぶりに買い越しに転じ、買越額は1963億円に膨らんだ。※東証の発表はタイムラグがあり注意は必要です。

■重要なテクニカル指標 これさえマスターすれば十分です
チャートと別に重要なテクニカル指標があり今回2つについては解説してみます。
●騰落レシオ投資家は、安い時に買って、値上がりしたら売るために、株式市場が上昇から下落に変わったり、下落から上昇に変わったりするタイミングを探しています。
騰落レシオ(%) = 値上がり銘柄数 ÷ 値下がり銘柄数 ×100
ということは、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が同数の場合は100%になります。
一般的には、株式市場が上昇を続けて騰落レシオが120%を超えてくると、過熱しすぎのサインと見て、間もなく下落傾向に変わるという兆しになります。株式市場が下落を続けて騰落レシオが80%を切り始めると、下げは落ち着いて、間もなく上昇に変わるという兆しとして使われます。毎日の騰落だけでなく日数の平均を取り傾向を見ます 5日騰落レシオよりも25日騰落レシオのほうが、より中期的な相場の傾向が分かります。

●ボリジャーバンド
ボリンジャーバンドの中心となっているのが移動平均線です。
株価は上昇と下降を繰り返しますが、移動平均線あたりで株価が推移していることが多く、移動平均線から極端に離れることは少ないといえます。この考えに基づいているのがボリンジャーバンドです。
つまり、移動平均線からの乖離が大きくなり、行き過ぎた状態の時に、高い場合は売り、安い場合は買いという逆張り投資によく使われます。
ボリンジャーバンドの中央には移動平均線がありますが、統計学的にその移動平均線の上下の線の間で株価が動く確率が、それぞれ想定されています。※移動平均線から
一番近い上下線の間で株価が動く確率(1次標準偏差、1σ)=約68.3%
二番目の上下線の間で株価が動く確率(2次標準偏差、2σ)=約95.5%
三番目の上下線の間で株価が動く確率(3次標準偏差、3σ)=約99.7%
目安として活用ください。

●将棋はまさにクールジャパン。藤井4段の新記録を応援しています。
キラリ成城」も、いろいろ企画があり宜しくお願いいたします。

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2017.1 成城の情報ポータルサイトオープン予定。