珍珠茶日記

中国・台湾への旅行記など。

「ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど」を観てきました。

2017年06月18日 21時37分17秒 | 台湾
積極的で前向きな台湾の女の子とちょっと女々しくてウジウジした日本男児の国際恋愛&結婚の映画「ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど」を観てきました。
facebookをきっかけに知り合い、付き合う様になる爽やかで可愛いカップルのお話ですが、びっくりした事に、実話をもとにした映画です。映画を見た後、インスタグラムやウェブページで映画のモデルになった本物の茂木さんご夫妻の写真を見たのですが、映画の俳優さんと同じくらい可愛く、素敵なカップルで思わずファンになりました。
茂木さんのインスタグラムにコメントを書いたら、直ぐにお返事をくださいました。感じの良い方です。

■映画館で撮ったこんな感じの写真しかなく、申し訳ないですが。。。


茂木さんの奥さんが、彼との日常を紹介するfbのページを作ったら、ファンがたちまち20万人を超したそうです。
映画に登場する女優、簡嫚書(ジエン・マンシュー)さんはかなり可愛くて面白く、演技も僕のイメージするまんまの台湾人でグーでしたが、本物の茂木さん太太もモデル並みにカッコよくておしゃれですね。もちろん茂木さんも。

日本人で台湾が大好きという方には、東日本大震災の時に多くの台湾の方が日本を気使い、サポート下さったからという人が沢山いますが、この映画でも大震災の際のFBでの書き込みが出会いのきっかけになっています。僕もそうですが、震災は台湾と日本の関係を考えた時、重要なキーワードになっている気がします。
ストーリーの詳細は敢えて書きませんが、元気がでる映画です。話もテンポよく進みます。
音楽も映像もキュート。ジョークも。台湾好きな人なら、ああ、わかるわかる、と感じる映画ですね。

実は僕も少しプライベートでこの映画みたいな状況になっているので、時々自分たちの事を重ねながら映画を観ていました。なかなか勉強になりました。映画を観終わった後、相手にラインを送って、「面白かったよ」と言うと、「私も観る!」と台湾から返事が返ってきました。

台湾らしいものって何だろう。ー君は朝7時の台北橋のバイクの群れを見たか。

2017年05月21日 17時36分47秒 | 台湾
ふとしたきっかけで台湾に旅するようになって沢山の台湾人に出会い、台湾が好きになって、何年も経過した。
台湾らしいもの、台北らしいものを観て感じて写真に残したい。
以前からそう感じていた。でも具体的に何処に行き、何をすれば良いのか、漠然としていた。
今回のGWの旅行では、ゆっくり時間を取って考えてみた。

幾つか答えを出し、今回実行してみた。今回はその一つについて。

「台北橋」は台湾人にとってバイクの渋滞で有名な場所だ。フリッカーやYoutubeでも無数のスクーターで溢れる台北橋の写真や動画が沢山見つかる。
僕は台湾人の友人JessicaにLineで台北橋について訊いてみた。すると、「めっちゃ渋滞。本当に超渋滞よ」との事。彼女は大きなオートバイに載る人なので、僕はじゃあ、君のバイクでその渋滞を経験させてよ。とお願いしようかと思った。彼女は僕が台湾に遊びにきたら、どこかに連れてってくれると言ってたので。
でも、よく考えたら、わざわざ女の子に会ってそんな事をされるのはちょっと馬鹿げているので、結局自分で現場に出かけて、写真だけ撮って来る事にした。



5月2日火曜日。MRTで大橋頭站へ。駅から少し東に向かい、台北橋を通ってきたバイクが民権西路添いに機慢車専用道を降りてくるあたりが有名な場所だ。着くとすぐにスクーターとそれに乗るライダーの数に圧倒され、胸が高鳴る。
次から次へと流れていくスクーター。信号待ちになると、通りが全部彼らで埋め尽くされる。前方から、後方から写真を撮った後、歩いて交差点付近に行くと、先客が居た。大きな一眼レフを構える台湾人のアマチュア写真家の様だ。僕らはどちらともなく、軽く会釈をした。
結局その日、数百枚の写真を撮りホテルに戻った。





翌日台中に行った時、現地に住む友達に写真を見せたところ、「ここ、知ってる知ってる。でも平日の7時が最高よ。これよりももっと、すごい事になるわよ。」と言う。
そう言われると、行くしかないので、台北に戻った後、5/5に再チャレンジする事にした。

前回と同じくMRTにて大橋頭站に向かった。現場についたのは予定通り7時。おお、凄い!仕事(?)を始める前に通りのお店で豆漿でも買って朝ごはんを、と考えていたのだが、そんな余裕はなかった。さすがに通勤時間に重なるとバイクの数が違う。
スクーターに乗る人をよく観てみると、サラリーマン風、二人乗りの学生カップル、同じく二人乗りの中年カップル、3人乗りの親子連れ、セクシーなジーンズのホットパンツ娘などが、色んな服装やヘルメットでバイクにまたがっている。
まさにこれが僕が思い描いていた「台湾らしいもの」の一つだった。



信号待ちの時、僕は彼らに近着いて、すぐ真横からカメラを向けた。怪訝そうな顔をするおじさんも居たが、ほとんどは意に介さずといった様子。中にはカメラに向かいピースサインを作ってくれるお兄ちゃんもいる。短い信号待ちの時間でもスマホを触りだす人も結構多くて面白かった。






台北での素敵な午後の過ごし方 -「濱江街180巷 飛機巷」で大迫力で上空を通過する飛行機の写真撮影

2017年05月14日 20時05分26秒 | 台湾
ホテルの人に教えてもらった台北の穴場的スポットに行ってきた。
そこは松山飛行場そばの或る裏道で、飛行場に着陸する飛行機や飛び立つ飛行機が真近でみられるところ。大迫力で上空を通過する飛行機の写真が撮れるので、いつも地元の学生、カップル、家族連れ、高級な撮影機材をもつ写真マニアの人達が集まっている。

■撮影に来る地元の人たち


Google Mapで探す場合は 「濱江街180巷 飛機巷」というキーワードで検索を掛けると良い。

初めて訪れた時は徒歩だったのだけれども、松山機場のMRTの駅から結構な距離なので、20分くらい掛かった。
それで2回目からYouBikeを使う事にした。地元の人達も結構YouBikeで来ているみたい。

松山飛行場に降り立つ飛行機の撮影が一番楽しいのだけれども、1時間に空港に入る飛行機は限られているから、待ち時間が結構出てくる。そのため、多少の忍耐が必要となるが、遠くの空に飛行機の光が見え始めると、見知らぬ人達の間にささやかな連帯感が生まれ、「ほら、もうすぐやって来るよ。そこのカップル、こちらへどうぞ」みたいな会話が聞こえてくるのが結構楽しい。

■カップルが飛行機をバックにラブラブの記念写真を撮りに来ていた。


僕は多少なりとも写真好きな人間なので、飛行機くらい簡単に撮れると考えていたのだが、これが中々難しい。
遠くに見えるうちは近付いてくる速度は緩やかだが、徐々に早くなってきて、フレーミングをしてカメラを構える頃には一瞬で飛行機が過ぎ去っていく。バッチリのタイミングでシャッターを切ったつもりでも、写真を見返してみると、機体が半分途切れていたりする。
このため、「次こそは」と何度も何度もチャレンジする間に1時間や2時間は直ぐに経つ。

■これはまあ、上手く撮れた方


■焦って失敗するとこんな感じ。


何人かの台湾人の友達にここに来た事を話たら、みんなこの場所の事を知ってたから、やはり有名な所みたい。

台湾が恋しくなったら食べたい - セブンイレブンの「台湾麺線」

2017年02月26日 19時48分13秒 | 台湾
今日はちょっと小ネタです。

台湾好きな人なら既にご存知かもしれないが、セブンイレブン限定で日清から「台湾麺線」というカップ麺が発売された。ネットでの評判も上々で、既に「販売が終わらない内に買い占めよう」という意見まで出ている。
僕もインスタグラムで他の人から教えてもらい、早速近くのセブンイレブンまで買いに行き、家に帰って賞味してみた。





ちなみに麺線とは、台湾ではとてもポピュラーな麺の一つで、屋台などで気軽に食べられる麺。
日本人好みのかつおダシが効いたとろみのあるスープに、素麺の様な細い麵。それに具として豚の大腸やカキなどが入っている。細かく刻まれたニンニクが入る事も多い。薬味にはパクチーが乗せられる。
一見食べ難そうだが、クセになる味。台湾の麺料理やワンタンスープなどは全体的に薄味なものが多く、塩辛い食べ物に慣れている日本人にとっては、やや物足りないと感じられるのだが、麺線にはきっと多くの人が満足すると思う。

■下が台湾の麺線(左)



さて、カップめんの麺線に話を戻す。

お湯を入れて待つこと5分。
カツオだしが効いて、想像よりも本場の味に近い。パクチーの味はそれほどきつくないので多くの人が抵抗なく食べられるのではないかと思う。
欲を言えばもう少しスープにとろみが欲しい気もする。ネットでは「お湯をかけてから5分以上待って食べた方が良い」という意見も結構見かける。僕も次回は待ち時間を延ばしたり、片栗粉を入れてみたりして、色々試してみたいと思う。

なお、台湾で食べる細麺はあまり熱くなく、プラスチックのレンゲですくって食べるので、少し冷まして、レンゲを使って食べる方が気分がでるかもしれない。


イラストがほっこりする可愛い台北紹介本 -わくわく台北さんぽ

2016年12月11日 21時01分54秒 | 台湾
色々あってずっと更新をさぼっている間にかなり時間が経ってしまった。。。

台湾ブームのおかげだろうか。こんなブログでも毎日色んな方々が読みに来てくださっている様だ。

色んな台湾旅行の本や雑誌が出版されてますね。次の年末年始に台湾旅行は行けないけれど、昨日いい感じの台湾本を買ってきたので紹介。

「わくわく台北さんぽ」著者オガワナホさん 誠文堂新光社 1300円+税





写真は一切なく、イラストでお店やおすすめスポットを紹介してる本ですが、おしゃれでいて和み系のイラストがほっこりさせてくれます。
流行りのお店だけでなく、いい写真が撮れる飛行機撮影スポットなどもあります。実はこの飛行機場所は、僕がよくお世話になっているHotel 73のスタッフさんたちからも教えてもらった事があり、地元では知る人ぞ知る場所みたいですが、本で紹介されているのは初めて見ました。
僕の好きな場所も沢山書かれていました。
VVGや華山などの定番の場所に加え、小路地Dear Deerとか、このブログでも紹介した「吉印」など、結構マニアックな感じ。次回の訪台が楽しみになりそうです。。


台湾カフェの新たな革命?ー吉印

2016年07月03日 16時26分14秒 | 台湾
マンションにある秘密の小空間。

これはもしかしたら、台湾のカフェの歴史の中で、革命的なお店の出現かもしれない。
吉印。この店について知ったのは、半年程前。ホテルに設置されていた無料の雑誌の記事から。
中国語を全部読むのが面倒だったので、写真と掻い摘んで得た情報からだけれども、マンションの一室にある隠れ家の様なお店で、写真やアンティークな小物が好きで、珈琲にこだわりのあるマニアックな若い老板が開いたお店、そんな感じに紹介されていた様に思う。

ネットでの少ない情報を頼りに場所を調べて、直ぐに訪問してみたのだけれども、営業時間のはずなのに店は開いてる様子ではなく、あきらめて帰ってきた。おまけに店はGoogle Mapをつかっても極めて分かり難い場所にあった。

今年のGWに再チャレンジ。
今度は地元のカフェ事情に詳しい台湾人の友達からも情報を集めての訪問。地元の友達とは、元旅々台北のレポーターをしていた女の子Yoyoで、「吉印は小さいけれど素晴らしいお店。あなた絶対気に入るわよ」というのが彼女のコメントだった。吉印は、元々学校がだったところをカフェにしたのだという事も教えてくれた。


台湾のカフェの歴史の中で、初めの革命は「極簡」や「猫花園」「Zabu」等、猫の居るお店の出現である、といのが僕の勝手な意見だ。今ではカフェに限らず猫、犬の居るお店は台湾のそこら中にあって、多分カフェならチェーン店を除いたら3件に1つくらい猫の居るお店なのではないか、という気がするが、10年ほど前はこんなに多くなかった。今では、動物とともに家で寛ぐようにカフェでゆっくりするのが台湾スタイルだろう。

2度目の革命は吉印のスタイルで、人知れずマンションで店を開き、老板の世界に共感する人達だけ訪れる空間をつくる事ではないかと思う。台湾の若者の夢は、「しばらく働いてお金を貯めたら、自分のカフェを開く」事。でも現実的には小さなお店をつくるのにもそれなりに資金や決断が必要。マンションを借りて、外装に大きなお金を掛けず、友達中心に営業するのであれば、ハードルはぐっと下がる。今後こんな感じのお店が静かに広がるのではないかと、僕は期待を込めて予想する。

僕が訪問したのは、昼の2時頃だったか。店の扉を開けると、タングスデンの明かりの中、アンティークな家具や装飾物が飾られた空間の中、老板がお客さん用の席で一人で自分の淹れた珈琲を飲んでいた。
「どこでも好きな席に」と言われ、僕は窓側の場所を選んだ。窓側だけれども、窓は擦りガラスで外が見えなかった。

■店の扉。初めて店を訪れる時は、入るのにすこし勇気がいるかも?




僕は珈琲を注文した。老板は珈琲には見識とこだわりがあるらしく、当日飲める数種類の珈琲について違いや特徴を説明してくれ、匂いをかがせてくれた。とりあえずガテマラを選んだ。台湾デザインの美しいカップで運ばれてきた珈琲にはミルクも砂糖もなかった。多分、店ではブラックしか出さないのだと思う(以前僕がよく通っていた師大そばのZabuでも、珈琲にかなりこだわりをもつスタッフのおにいさんが居て、時々珈琲を飲ませてくれたが
それも必ずブラックだった)。






僕はいつも持ち歩いているカメラ、FUJIのX-Pro1とスマホで一通り店内の写真を撮った後、本棚へ歩いて行った。
森山大道、アラーキーの写真集。手に取ってみる。中は中国語。森山大道なども台湾でとても人気だ。ちょうどその頃蜷川美花の写真展示が華山で開催されていた。

トイレに行ってみた。実はトイレは一つのポイントだ。居心地の良いカフェはトイレにも色んな工夫がされている。極簡、Zabu、Flugel...トイレや手洗い場にも気配りやセンスを感じるお店達だ。

吉印のトイレの壁には大きな写真が掛けられていた。女性のアーティスティックなヌード写真。それに男性のもあった。モノクロ写真の中で笑顔で写っている男性は老板の様に見えた。

知らない間にお客さんで席が埋め尽くされていた。やや年齢層高めで、清潔な服装をした女性やカップルたち。
台北の中心から少し離れた場所にあるマンションの2階にあっても、好きな人たちの間ではすでに知られた存在のお店の様だ。




何年か後に台北を訪れた時、「マンションの一室」は、カフェに最適な場所の一つになっているかもしれない。そう考えなから、店を出た。

■店の入り口 見つけにくい場所にあるので、この店のボードを見印にして探す。


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吉印

營業時間 / 下午 14:00 - 晚上 23:45
店休日 / 星期二

台北市信義區忠孝東路五段492巷14號2樓
(捷運板南線永春站4號出口)

(02) 2759-6500

*MRT永春駅から徒歩7-8分だが、ちょっと分かり難い場所にある。


台湾と日本をつなく美味しい目玉焼きカレーのお店 -寅樂屋

2016年05月29日 21時29分45秒 | 台湾
蔡英文 が総統となったことで、台湾と日本の関係が強くなっていく事を願っている。
最近日本で台湾はちょっとしたブームで、台湾特集を組む雑誌を見る機会も増えてきた。
台湾に興味を持ち、これから台湾や日本と台湾の関係について調べていきたいと考えている人がいたら、小林よしのりの漫画、台湾論なんか良いんではないかと思う。この本は台湾では大学の講義でも使われたりするそうだ。(以前僕が中国語を習っていて先生談)

実際に台湾を訪問したら、歴史書やガイドブックなどに載っている名所を見て周られるかと思うが、時間があれば今日ここに書くお店でお昼ご飯などを食べられるのも面白いと思う。
台湾の人、特に若い人々が日本に親しみを感じている事を感じる事ができる。

お店の名前は「寅樂屋」。日本式のカレー屋さん。
もし、2泊3日とかで初めての台湾旅行に出るなら、台湾料理を楽しみたいと思うが、もう少し時間がある場合や、2回目以降の旅行ならここはおススメ。

色んな方がブログに書かれているが、僕の好朋友yoyoがレポーターをしていたサイト「旅々台北」の文書を参考にしてみると、

「寅樂屋のオーナー、小高さんと日本式カレーとの由縁は、オーナーの母方のお爺さんが、熊本県に移住し食堂を経営していたことにあります。数年後、オーナーのお母さんはお爺さんの味を台湾へと持ち帰り、父方のお爺さんが残した家で美味しい日本式カレーを作り続けることにしました。その後、コーヒー職人である小高さんの技術を活かし、カレーとコーヒーを提供する食堂をオープンさせました。」
(http://www.tabitabi-taipei.com/more/2015/0831/index.php より引用)
とのこと。

僕は今年のGWにこちらにお昼ご飯を食べに行った。MRT信義安和駅から歩いて5分程で延吉街と光復南路の交差点付近にある。
小さいお店ながら満席。カウンターとテーブル席がある。
お店の外見は居酒屋風、内側は少し日本の地方のスナック風でもあり、下町のお店の様な親しみを感じる。









相撲の絵や古いオーディオセットのチューナー、日本語で書かれた表彰状、セピア色の古い家族写真、ウイスキーや梅酒のボトル、台湾で若者に人気の日本の写真家「川島小鳥」のポスター。さりげなくお洒落で、日本への親近感を感じる。
その時はお客さんの殆どが若い人々。若い人々が日本のものに興味を持ったり、好きでいてくれる事に心が温かくなる。








メニューには日本語も書かれていたが、若いお店の服務生のおにいちゃんが、「ちょっとスパイシーです」とか、簡単な日本語を使って説明をしてくれた。
殆どのお客さんが、カレーに目玉焼きをトッピングしていて、僕も同じように目玉焼きカレーにすることにした。珈琲などの喫茶メニューもある様だが、僕は食後に他のカフェに行くつもりだったので食事だけにした。

カレーは我々日本人には馴染みのある味で、喫茶店などで出されるカレーに感じは近いが、程よくスパイシーで美味しかった。

店を出るとき、大学生ぐらいの台湾の女の子のグループ店の前で席が開くのを待っていた。



夜は21:00まで、金曜、土曜は23:30まで開いていて、台湾では珍しくビールやウイスキーなども飲める様だ。

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寅樂屋
住所:02-2325-7874
電話:台北市延吉街294號
営業時間:日曜~水曜:11:30 - 21:00 / 金、土曜:11:30 - 23:30
定休日:木曜

インスタグラムで見つけた素敵なカフェに行ってみた。台北駅近くにある犬、猫好きの楽園 - 浪浪別哭

2016年05月25日 21時33分13秒 | 台湾

少し前に台北駅のすぐ近くにとても素敵なお店をみつけた。
浪浪別哭という名前で、犬や猫が好きな人たちが集う癒しの場所。

人通りの少ない目立たない場所にあり、近くまで行かないとカフェである事が判らない様なこじんまりしたお店だけども、店の名前と犬のイラストの描かれた白いネオンがあがっている。





僕が訪問したとき、お昼時という事もあり満席。席が開くのを待って並んでいる人たちも数名いる。
日本の雑誌や観光向けのウェブではまだ紹介されていない様だけれども、台北の動物を愛する人々の間では人気のお店の様だ。



15分程並び、キッチン前のカウンター席に案内される。僕はカプチーノを注文。価格は110TWDだったかな?お洒落なカフェでカプチーノを飲めば160-200TWDかかるのがあたりまえになってきた中で、かなり良心的。味も美味い。



店内は山小屋風と女の子が喜びそうな可愛い雑貨屋さんが混ざり合った様な雰囲気かな。
大きな猫のオブジェがカウンター横に並んでいる。お客さんの年齢層は若め。犬を連れてやってきたカップルもいれば、友達同士の女の子や、寡黙に本を読む学生風など色々。







■キッチンの棚で昼寝するワンコ。最初おもちゃかと思ったが、しばらく後に棚から出て店内を走り始めた。


3匹の犬がフロアを走り回っていた。1階は犬のフロアで猫は2階に居る様だ。
僕は犬の種類などはよく知らないが、堪らないほど可愛い。1匹に近付いてて頭を撫でていたら、近くに居た二人連れの台湾の女の子から声を掛けられた。「見て見てっ」という感じの仕草で女の子が差し出した彼女のiphoneの画面には夢中で犬と戯れている僕が写る写真があった。どう反応して良いかわからないので、彼女に「ありがとう」と伝えて自分のカウンター席に戻った。もしかしたら、僕の写真は彼女のインスタグラムかFBに載るのだろうか。



動物好きという共通点があるためか、小さいお店の中、お店のスタッフやお客さん同士、どこか親密でフレンドリーな雰囲気を感じる。
こんな場所に未知の楽園が隠れているとは。台湾カフェの奥深さを改めて教えられた。

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浪浪別哭

營業時間:
週三 公休
週一、二、四、五 12:00-21:00
週六、週日 11:00-21:00

104
台北市中山區華陰街24巷3弄7號
Tel 02-2523-0533

台湾の美味しいお土産 ー 幸せな気分になれる日月潭紅茶の優しい甘み

2016年05月15日 10時10分30秒 | 台湾
おすすめの台湾のお土産の続き。

台湾好きの人以外にあまり知られていないが、実は台湾には素晴らしい珈琲、紅茶がある。
珈琲の事はまた今度にして、今日は紅茶の話。

台湾最大の湖で、またその美しさで国内外に人気の日月潭は非常のクオリティの高い紅茶の産地。
数年前、ケーキを食べにFlugelに遊びに行った時、日本からのお土産を持っていったら、老闆娘のYitzuさんがお返しに紅茶を1箱くれた。それがこの「日月老茶廠」の紅茶。



http://www.assamfarm.com.tw/products.htm

日本に帰って飲んでみたら、あまりの美味しさにびっくり。
ミルクも砂糖も入れない状態でも、ほんのり甘く、上品な味。色んな方法を僕なりに試してみたところ、何も入れないで飲むのが一番おいしいかった。あまり時間を掛けて蒸らさない方がクセの無い、優しい味になる。
ネットで調べてみたら、台北でも「SoFr3sh太平洋鮮活」で販売している事が分かったので、次の台湾旅行では太平洋鮮まで出かけて買いだめしてしまった。


日月潭の紅茶は、もちろんこの他にも色々なお店、ブランドのものがある。今年のGW、またもや台北に遊びに行ってしまったが、滞在中、「仕事で近くを通りかかったから」と言って台湾好朋友のYYが僕のホテルのロビーまで会いにきてくれた。僕と彼女は写真好き同士という事もあって、日本で買ったFujiのフィルムを数種類プレゼントしたところ、「お土産よ」と彼女がくれたのが、永康街にお店のある「沁園」の紅茶。



紅茶には紅茶に美味しい入れ方が書かれた説明書きの紙がついていて、それには、初めのお湯を入れたらすぐに捨てるとか、15秒でお茶を入れる等のインストラクションが書かれている。YYによれば、一番大事なのは、お湯の温度。紅茶なら70度にする事だそうだ。

帰国後、前回ブログで書いた香帥蛋糕のケーキと一緒に、両親にこの紅茶を淹れたところ、この紅茶の特徴である自然な甘みを大絶賛。インストラクションに従い、70度くらいのお湯で淹れる。上手にできたら、高級な蜂蜜の様な味わいを舌で感じる事が出来る。上の日月老茶廠のお茶と甲乙付け難いが、甘みだけなら、こちらに軍配が上がりそうだ。お茶のパッケージもオサレだし、贈りものにも良さそう!だが、ネットで見てみたところ、結構なお値段であった(YYありがとう。涙)ので、お土産としては量は買えないかも。

http://xinyuan.shop-pro.jp/

http://allabout.co.jp/gm/gc/435259/



台湾の美味しいお土産 ー 香帥蛋糕の芋香卷心

2016年05月10日 20時27分01秒 | 台湾
最近はちょっとした台湾ブームで雑誌などでもよく台湾特集をやっている。
初めて台湾を旅行される方は、定番のお土産であるパイナップルケーキやドライフルーツ、烏龍茶などを買って日本に帰られるかもしれないが、僕として是非ともおすすめしたいお土産がいくつかあるので少しずつ紹介したい。

その1つ目がめっちゃ美味しいタロイモのロールケーキだ。「香帥蛋糕」というお店のもので、芋香卷心というずっしり重いケーキがほっぺた落ちる美味しさ。しつこくない甘さで洋菓子好きにも和菓子好きにもきっと満足してもらえると思う。

僕はこのケーキを数年前に台湾の女友達にお土産にもらったのだけど、すごく美味しいので台湾に来る度に買って帰ってる。家族もいつも大喜びだ。







場所や商品の詳細はお店のURLをご参照のこと。
http://www.scake.taipei/index.php?route=information/information&information_id=7
http://www.scake.taipei/index.php





この香帥蛋糕は台北や新北にいくつか店舗がある。僕はよく古亭のお店を利用する。注意点は、一番人気の芋香卷心はよく売れるので午後遅く行くとに売り切れている可能性がある事と、買った後1時間以内にホテルの冷蔵庫に入れておく必要がある事。3日くらいしか持たないので、帰国前日くらいに買うのがベターだ。あとケーキとしてはちょっと重いかもしれない。