台湾では、故宮などの名所は一切行かずに、カフェばかり周っていた。カフェといっても、猫好きな僕の行くのは、猫のいるカフェばかりで、ほとんどは「旅々台北」で紹介されていたところ。
どの店にいっても、やはり最後は親切な台湾の人々の思い出が残った。
台湾人はあまりセコくない。カフェへ行っても、お店の人が笑顔で「台北でお勧めの他のカフェ」のことを教えてくれる。
(このことは、台湾のベテラン、青木由香さんも話していた。)
「極簡」などは、台湾のお洒落なカフェオーナーたちが勧めるお店みたいだし。
以前日本で猫カフェに行ったら、「是非うちの店だけに来てくださいね」みたいな事を言われたことがあるが、えらい違いじゃないか。
さておき、僕自信が好きになった、台北のお店の事をメモしておく。
(1)ZABU居酒食堂
名前は食堂だが、お茶だけでもOK。
前から行きたかったお店だが、営業が夕方からで、遅い時間に行ってみると店は満席で入れず、といった感じだった。
営業開始直後は空いてるらしいので、夕方5時ごろ、師範大学すぐ横のこの店まで足を運んだ。
薄暗い店内。自分の他にお客は一組だけ。
店は家族経営なのか、仲の良さそうな若いおにいさんおねえさん、それにお母さんと思しき女性が店を切り盛りしている。
オーダーを取りに来た大学生くらいの女の子は、英語ができるみたい。僕が日本人とわかると、英語で話してくれた。
どことなく、前にちょっと人気が出た日本のバンド、スーパーカーの女の子に少し雰囲気が似ていた。
メニューには、お茶漬け、コロッケなど、日本人におなじみのものが書かれていた。
まだお腹は空いていなかったので、烏龍茶だけを注文すると、ポットで運ばれてきた。
店には、だるま、ワンカップ大関の空き瓶など、日本をモチーフにした小物が色々と飾られている。
他の客が居なくなり、おばさんの手の開いたところで、ジャスチャーを交えて、質問してみたところ、
「そうそう、日本に行ったことがあるのよ。その辺の家具は日本からのものよ」
と、笑顔で教えてくれた。
【写真】Zabu居酒食堂の店内は、どことなく学校の教室を思わせる雰囲気。
ポストカードなども販売されている。
アーティストの集うカフェ、といったところか。
店内に猫発見。よし、猫の写真を撮るぞ、と言いたいところだが、店の照明はかなり暗い上に、猫がすばしっこく動きまわるので、思う様にはいかない。
四つんばいになり、猫を追っかけていると、先程メニューを取りに来た子が僕に近寄ってきて、「これ、お店からあなたへの贈り物です。よかったら。」
と言って、小さな袋をくれた。
なんだろう、と思って出してみると、イラストの描かれた2枚のポストカードが入っていた。店のオリジナルらしい。そう言えば、この店では若手アーティストの作品なども売っているみたいだ。
通りすがりの旅行者に「贈りもの」なんか渡しても、店にいいことはないのに。日本からの旅行者にいい思い出をプレゼントしてくれたのだろう。
烏龍茶を飲み干し、店を出るとき、先程のおばさんと共に、ポストカードをくれた女の子が、少し恥ずかしそうに会釈をしてくれた。
次に台湾に来るときも必ず立ち寄りたいお店だ。
【写真】お店の人が「贈り物」といって僕にくれたポストカード。
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ZABU 居酒食堂
猫のいるお店。
住所:台北市浦城街9-4号
電話番号:(02)2369-6686
MRT古亭駅から徒歩7分ほど。師範大学のすぐ横。夕方5時くらいからの営業の模様。
どの店にいっても、やはり最後は親切な台湾の人々の思い出が残った。
台湾人はあまりセコくない。カフェへ行っても、お店の人が笑顔で「台北でお勧めの他のカフェ」のことを教えてくれる。
(このことは、台湾のベテラン、青木由香さんも話していた。)
「極簡」などは、台湾のお洒落なカフェオーナーたちが勧めるお店みたいだし。
以前日本で猫カフェに行ったら、「是非うちの店だけに来てくださいね」みたいな事を言われたことがあるが、えらい違いじゃないか。
さておき、僕自信が好きになった、台北のお店の事をメモしておく。
(1)ZABU居酒食堂
名前は食堂だが、お茶だけでもOK。
前から行きたかったお店だが、営業が夕方からで、遅い時間に行ってみると店は満席で入れず、といった感じだった。
営業開始直後は空いてるらしいので、夕方5時ごろ、師範大学すぐ横のこの店まで足を運んだ。
薄暗い店内。自分の他にお客は一組だけ。
店は家族経営なのか、仲の良さそうな若いおにいさんおねえさん、それにお母さんと思しき女性が店を切り盛りしている。
オーダーを取りに来た大学生くらいの女の子は、英語ができるみたい。僕が日本人とわかると、英語で話してくれた。
どことなく、前にちょっと人気が出た日本のバンド、スーパーカーの女の子に少し雰囲気が似ていた。
メニューには、お茶漬け、コロッケなど、日本人におなじみのものが書かれていた。
まだお腹は空いていなかったので、烏龍茶だけを注文すると、ポットで運ばれてきた。
店には、だるま、ワンカップ大関の空き瓶など、日本をモチーフにした小物が色々と飾られている。
他の客が居なくなり、おばさんの手の開いたところで、ジャスチャーを交えて、質問してみたところ、
「そうそう、日本に行ったことがあるのよ。その辺の家具は日本からのものよ」
と、笑顔で教えてくれた。
【写真】Zabu居酒食堂の店内は、どことなく学校の教室を思わせる雰囲気。
ポストカードなども販売されている。
アーティストの集うカフェ、といったところか。
店内に猫発見。よし、猫の写真を撮るぞ、と言いたいところだが、店の照明はかなり暗い上に、猫がすばしっこく動きまわるので、思う様にはいかない。
四つんばいになり、猫を追っかけていると、先程メニューを取りに来た子が僕に近寄ってきて、「これ、お店からあなたへの贈り物です。よかったら。」
と言って、小さな袋をくれた。
なんだろう、と思って出してみると、イラストの描かれた2枚のポストカードが入っていた。店のオリジナルらしい。そう言えば、この店では若手アーティストの作品なども売っているみたいだ。
通りすがりの旅行者に「贈りもの」なんか渡しても、店にいいことはないのに。日本からの旅行者にいい思い出をプレゼントしてくれたのだろう。
烏龍茶を飲み干し、店を出るとき、先程のおばさんと共に、ポストカードをくれた女の子が、少し恥ずかしそうに会釈をしてくれた。
次に台湾に来るときも必ず立ち寄りたいお店だ。
【写真】お店の人が「贈り物」といって僕にくれたポストカード。
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ZABU 居酒食堂
猫のいるお店。
住所:台北市浦城街9-4号
電話番号:(02)2369-6686
MRT古亭駅から徒歩7分ほど。師範大学のすぐ横。夕方5時くらいからの営業の模様。