@IT自分戦略研究所の「一歩上いく英文履歴書の書き方、使い方」の連載が無事終了。
もとの原稿は、joshさん主宰のメルマガ「B-zine」のために書いた全10回の連載もの。それにマイナー修正したうえ、毎回、後半部分に@IT用のオリジナルのコラムを加筆し、全11回になった。
10回が11回になってしまったのは、もとのメルマガ用原稿の第10回目が英語面接時の注意という、履歴書そのものとは関係ないものだったためだ。そこで、「10回目の連載をカバーレターに差し替えたい」といったところ、カバーレターの回(「第10回 『添え状』と侮るなかれ、カバーレター」)が完全に書き下ろしになり、もともと10回だった面接時の注意が「第11回 英文履歴書の選考をパスしたら」にそのまま残ることになった。
さて、メルマガ掲載時の原稿のタイトルは「英文履歴書の行間」。英文履歴書の書き方そのものを書くものではなく、「異文化コミュニケーションの視点からみた、日本の転職市場における英文履歴書にまつわる諸事情」を書いていたつもりだった。「英文履歴書の書き方」ならすでにさまざまな本が出ているし、ネット上でも色々な情報が探せるからだ。
だから、「履歴書はこう書けば絶対に成功する!」的なものではなく、「このように書いた場合、あるグループからはすばらしいと履歴書と良い評価を受けるが、別のグループからは正反対の評価を受けることがある。その理由は…」という書き方が主になった。
このようにあいまいなアプローチゆえ、joshさんを通じて@ITの編集担当者から掲載のお話をいただいたときは、「英文履歴書を初めて書く人も読むかもしれないのに、こんなものを読んだらかえって読者が混乱してしまうのは?」と悩んだ。しかし担当者が激賞(というか、爆笑)したのが、履歴書の紙の質やサイズについてオタッキーに書いた「第9回 紙の力のなせる業」(この回のタイトルはもちろん「神の力のなせる業」をもじっている)の前半部分だったために、「ええぃ、ままよ!」とばかりに連載に同意してしまった。
まぁ、大きな迷惑をかけずに終わってほっとしている。最終回のコラムはビデオレジュメのトレンドの話にしようか、サンキューレターの話にしようか迷ったが、実用的見地から後者を選択しておいた。ホンネを言えば、ビデオレジュメについて書きたかった。米国のITエキスパートの求職用ビデオレジュメといえば、思いっきり凝ったものがあり、日本人の感覚では「やりすぎ」のものがあって、なかなか楽しいからだ。最終回については、ここが少々心残り。
最初の担当者で連載の話を持ちかけてくれた@ITの大内さんと、大内さんを引き継いで最終回まで導いてくれた長谷川さんには、この場を借りてお礼を申し上げます。(…って、ご本人たちは、ここを読んではおるまいよ。だからドサクサにまぎれてコソッと書いておくと、もし原稿料がもっと…だったら…(以下略))
さて、最終回も終わったので、ビールを飲もう。プハーッ!
[追記 2005.12.29]
ちなみに「一歩上いく英文履歴書の書き方、使い方」は、2005年12月よりJOB@ITの同名の記事に、ひっそりと転載を開始した。
もとの原稿は、joshさん主宰のメルマガ「B-zine」のために書いた全10回の連載もの。それにマイナー修正したうえ、毎回、後半部分に@IT用のオリジナルのコラムを加筆し、全11回になった。
10回が11回になってしまったのは、もとのメルマガ用原稿の第10回目が英語面接時の注意という、履歴書そのものとは関係ないものだったためだ。そこで、「10回目の連載をカバーレターに差し替えたい」といったところ、カバーレターの回(「第10回 『添え状』と侮るなかれ、カバーレター」)が完全に書き下ろしになり、もともと10回だった面接時の注意が「第11回 英文履歴書の選考をパスしたら」にそのまま残ることになった。
さて、メルマガ掲載時の原稿のタイトルは「英文履歴書の行間」。英文履歴書の書き方そのものを書くものではなく、「異文化コミュニケーションの視点からみた、日本の転職市場における英文履歴書にまつわる諸事情」を書いていたつもりだった。「英文履歴書の書き方」ならすでにさまざまな本が出ているし、ネット上でも色々な情報が探せるからだ。
だから、「履歴書はこう書けば絶対に成功する!」的なものではなく、「このように書いた場合、あるグループからはすばらしいと履歴書と良い評価を受けるが、別のグループからは正反対の評価を受けることがある。その理由は…」という書き方が主になった。
このようにあいまいなアプローチゆえ、joshさんを通じて@ITの編集担当者から掲載のお話をいただいたときは、「英文履歴書を初めて書く人も読むかもしれないのに、こんなものを読んだらかえって読者が混乱してしまうのは?」と悩んだ。しかし担当者が激賞(というか、爆笑)したのが、履歴書の紙の質やサイズについてオタッキーに書いた「第9回 紙の力のなせる業」(この回のタイトルはもちろん「神の力のなせる業」をもじっている)の前半部分だったために、「ええぃ、ままよ!」とばかりに連載に同意してしまった。
まぁ、大きな迷惑をかけずに終わってほっとしている。最終回のコラムはビデオレジュメのトレンドの話にしようか、サンキューレターの話にしようか迷ったが、実用的見地から後者を選択しておいた。ホンネを言えば、ビデオレジュメについて書きたかった。米国のITエキスパートの求職用ビデオレジュメといえば、思いっきり凝ったものがあり、日本人の感覚では「やりすぎ」のものがあって、なかなか楽しいからだ。最終回については、ここが少々心残り。
最初の担当者で連載の話を持ちかけてくれた@ITの大内さんと、大内さんを引き継いで最終回まで導いてくれた長谷川さんには、この場を借りてお礼を申し上げます。(…って、ご本人たちは、ここを読んではおるまいよ。だからドサクサにまぎれてコソッと書いておくと、もし原稿料がもっと…だったら…(以下略))
さて、最終回も終わったので、ビールを飲もう。プハーッ!
[追記 2005.12.29]
ちなみに「一歩上いく英文履歴書の書き方、使い方」は、2005年12月よりJOB@ITの同名の記事に、ひっそりと転載を開始した。