花まつりです。

今日の千葉駅前は花御堂を持ち込んでの花まつり。正しくは4月8日のお釈迦様のお誕生日で、赤ちゃんのお釈迦様像に甘茶をかけてお祝いします。

どうして甘茶をかけるのかといいますと、生まれてすぐ七歩あるき「天上天下唯我独尊、三界皆苦我当度之」と宣言されたお釈迦様を、天上の神々が甘露を注いで祝福した、というエピソードに由来します。

嘘っぽいですねぇ(^_^)。でもコレ、私が一番好きな仏教のお話なんです。「天上天下…」を現代語訳すると、

「天の上にも天の下にも私は独りだけであり、同じく誰もが尊い存在。それなのに世界に満ちた悲みを、助けるために私は生きよう」という事。各個人の尊厳を基礎にして普遍的な命の尊さを説かれた「世界最初の人権宣言」と思っています。

国家や宗教の枠を超えて、誰もが幸せでありますように…シリアで化学兵器や空爆の犠牲になった人びとや難民の人びと、支援を打ち切られた福島の自主避難者の人びとも、どうか、どうか。