Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

ストローク経済

2006-08-27 10:30:31 | TA(交流分析)
本当は、際限なく与えられるはずのストロークを、敢えて不足気味にすることで、親は子供をコントロールしようとしている・・・・

言われてみればココロあたりが・・・・。

子供は、不足気味のストロークを獲得するために、親のお気に入りの振る舞いでストロークを獲得しようとする。「親好み」の振る舞いかぁ~、そうさえしてれば、誉められたり、怒られなかったり、うんうんあったもんな。振り返れば、子供ながらに、「親ごのみ」な振る舞いを「顔色」見ながら決めちゃったりしてて・・・。

その振る舞いを身につけていくにあたり、大きく影響する法則は5つ。
これが「ストローク経済」なるもの。日本交流分析協会のテキストを参考に書きますと・・・

□第1の法則 与えるストロークを持っていてもストロークを与えてはいけない
□第2の法則 ストロークが必要なときでも、ストロークを求めてはいけない
□第3の法則 もしそのストロークが欲しくても、それを受け取ってはいけない
□第4の法則 欲しくないストロークであっても、それを拒否してはいけない
□第5の法則 自分に与えたくても、ストロークを与えてはいけない

いやー、改めてみると、なかなか手厳しいものでありますな・・・(苦笑)

なのに、悲しいかな、ほとんどすべて、程度の差はあれ、無意識にしたがってるし、こわっ(怖)

子供がこの先生きていくために必要と身につけ、染み付いてきた振る舞いの中には、大人となった今となっては、何だか自分を生きづらくしてしまうものもありますよね。

今でこそ、脱皮しているけど、私は、かなり長い間、「私はOKではない」って思ってました。今も、うっかりしてると、そういうポジションに戻りそうになるけど、「私はOKよー」って思うためには、上述の第1~5の法則を拒否する必要がアリ。

自分もOKになるために先の法則を書き換えるなら・・・

◎第1の法則 ストロークはいくら与えてもなくならない
◎第2の法則 ストロークが必要なときは自由に求めてもよい
◎第3の法則 与えられた時はいつでも受け取ってもよい
◎第4の法則 もしもらったストロークが気に入らなければ率直に拒否してもよい
◎第5の法則 自分にはポジティブなストロークをどんどん与えてよい

最近は意識してるけど、私が弱いのは、第2・第3の法則のストロークかと・・・。第4も最近は、ぼちぼちかあ~、無言で拒否しがちだけど(苦笑)

交流分析を学び始めた頃、初めて教わったは「私はストロークの分野が一番好き」って言ってた意味があまりよくわかりませんでした。私もここまであまり「ストローク」についてはココロに響かなかったんだけど、今は何だかちょっと好きかも。

皆さんはどうでしたか?

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2 コメント

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ストローク  って? (空海望)
2006-08-28 15:44:35
いつも大変、勉強になっています。

先ず、文章量がすごい。

「ストローク」 ほかの言葉では表せないのでしょうが ほかの言葉で言ったら何なのでしょうか?

何となく 解るようで 判らない

お願いしてみたら すーごく分かり易く

返って来たりして…

もしかして これも ストローク
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おひさしぶりです! (はる)
2006-08-30 01:36:46
空海望さん

こんばんわーー。ご無沙汰してました。

いつも読んでいてくださったなんて!うれしいです。

ストロークの件、明日お休みなので、読者の皆さんのためにも、自分のためにも、もうちょいわかりやすく記事にしてみたいと思います。

頑張ってみますぅ~
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