伊丹市は阪神間でもあまり有名ではないかもしれない。
私は小中高を過ごしたホームタウンで、母が97歳まで住んでいた。
家から徒歩で30分のところに昆陽池があり、よく白鳥に会いに行ってた。
母が3年過ごした老人施設も近くにあり、懐かしい。
施設入口には親子象の像
車椅子で川沿いの散歩に出ると ウァー空が広い!と喜んでた
昆陽池公園へ
伊丹市には大小沢山の池があった。灌漑用の人工池である。
中でも昆陽池はとても大きな池であった。
その昔、行基と言う坊さんが灌漑用に掘らせたという。
小学校の試験で「昆陽池は誰が掘りましたか?」の問題に
「伊丹と言うえらい坊さんが、、」と回答して笑われた思い出
そのシンプルでただただ広く四角く大きかった池も、その後、
半分は埋め立てられ、池も分割され、中に日本列島の島なんかできて、、
白鳥や種々の鳥がやってくる餌場もあり、今や大群のカラスの居場所に
なってる緑の列島、昆虫館、桜の季節に賑わうイベント広場やら何やらに
整備され「昆陽池公園」となって市民やカラスの憩いの場所になった。
伊丹飛行場を飛び立つとまず見える日本列島の島のある池で知られる。
あまり広いので私の写真に全貌が入らない。分割もされている
白鳥や鳥たちの居場所、餌もやれる
鳥ウィルスが流行った期間は過去何度か閉園になった
子供も安心して遊べる芝生の広場もある
この鉄棒はどうやって遊ぶのか?
ただの大きな池の時代も懐かしい。のんびりして良い時代であった。
周りには沢山の畑と大小あった池たちも今はどこにあったかも判らない。
家々や工場やマンションやが立ち並び阪神間の住宅地にすっかりなっている。
最近は大型店舗なども近くにできて大交通量の道路が行き交い賑やかだ。
伊丹市は飛行場があること、自衛隊の中部総監部と駐屯地があること、
北の方は造園業が沢山あったことなど特徴ある市である。
昆陽池も象徴の一つかな?
まだ朝鮮戦争でB29がヒュンヒュン飛んでた頃伊丹に来て、自衛隊総監部の
隣の高校を卒業。時代と共に変わり行く市への想い、、、歳とったなぁ!