BI障子に目あり

障子を開ければひらめきが

文楽再開:2020年文楽錦秋公演  久しぶりの大阪

2020-11-09 15:00:17 | アイディア
        ずいぶん長い間ブログを出せていない。

     県を超えて大阪方面に出かけることも3月以来無くなった。
       大阪方面に向かう高速バスを見かけると思わず
          「あれに乗れば行けるな、、、」
       と懐かしく目で追ってしまう昨今になっている。

   文楽が錦秋公演から再開すると知ってワクワク、そして行ってきました。
                 

                                                          


     久しぶりの国立劇場前は何だか寂しげ、、、、公演中なのに、、、
        

         人がいない??

    入り口では厳重なコロナ感染対策で体温検査、手の消毒、マスク確認
        


    劇場rロビーに入ると大きな人形頭もマスクをして歓迎!!
        

  
        熱があって入場できない人達に向けて
        画面を通して丁寧にご挨拶される
        



    2階の劇場入場口で、いつもは係の人が切って誘導してくれるが
    切符モギリは入場各自の手で設置箱へ、、、

      


                そして座席へ、、、

           
     
       座席は密を避けるため一つか2つ置き、前5列は全席空席
                
        
 

        空席には美しい着物帯柄の紙が貼り付けてあるので賑やか     
        
              



   いつものような休憩中の飲食は禁止。係の人達からマスク確認や禁止事項
   を守るように見張られながらの観劇と席での休憩
   
       休憩中の2階ロビーもお弁当などの売店は閉まり、
        食事は1階の前茶寮のあった場所のみOK
        

        

   椅子は全て窓向きに間を開けてあり、机は撤去されて密を避けている
        

   コロナ対策が色々なされ、観劇後の退出も係の指導の元、決められた列
   から順次退席、いつもは出演の技芸員さんやご家族が並んでのお見送り
   もなくみんな静かにゾロゾロ階段から出口へ。
           

    長い自粛期間は技芸員の人達にとっても大変な時期であった
    でしょう。そして再開したとはいえいつもとは違う国立劇場です。
 
     しかし、文楽そのものの公演は若かった技芸員が中堅になり、
     また最近の若手の熱い演技にも触れ、こんな時期を早く乗り越えて
     益々前進されることを切に願い期待を寄せるものである。


              〜〜〜〜〜〜
              文楽公演内容
              〜〜〜〜〜〜

 
  公演内容: 2020年錦秋公演 10月31日(土)〜11月23(月・祝) 
      
     1部 10時半開演 源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)
              矢橋の段・竹生島遊覧の段・九郎助住家の段

      2部  2時開演   新版歌祭文     /  釣女
               野崎村の段   

      3部  6時開演     本朝二十四孝
              道行似合の女夫丸・景勝上使の段
              鉄砲渡しの段・十種香の段・奥庭狐火の段

        一つ一つの演目については説明も難しいが、
        10数年前、劇場付応援団の一員だった頃、
       まだまだ若手であった技芸員達が今や中堅になって
        太夫さんはひときわ声も出るようになり、語りも良くなり
      集団で三味線を引いていた人達が立派に太夫さんの相方を勤め
        黒づくめで頭巾を被って人形の足や左手遣いだった人達は
             立派に主遣いで顔を出した演技を見て
             感激の涙が出た

   往年の人間国宝級の尊敬する大御所達は次々引退、天国行きで寂しい限り
   箕助さんまで今回病気休演でした

   しかしさすが現在の大御所達は健在で文楽を背負って頑張っておられる
   後輩指導で後押ししながらこれからも突き進んでいかれることだろう

                                      次の公演が待ち遠しい




             *************
             文楽鑑賞を終えて 大阪の夜
             *************
             
    
     2部の公演は50年来付き合いの友人2人と共に観た。
         感激ひとしおの後、3人は
      Go to Eat で難波パークスへ食事に繰り出した。

     丁度 なんばパークスは「光の祭典」がスタートして美しい 

       

       

        
         
          

         

       光の祭典はビルの10階から下までの庭園で
         もっと美しい場面が沢山あるのだが
        生憎の雨で足下も危ないので年相応に全てを見るのを
         あきらめてエレベーターで下へ。でも満足

    文楽と大阪の夜、光の祭典、そして中華バイキング、友達との交流
          久々に最高の1日でした   

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